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SESに向いている人の特徴とは?客先常駐が自分に合うか見極めるためのポイント

SESに向いている人の特徴とは?客先常駐が自分に合うか見極めるためのポイント

公開 2024/10/01

更新 2025/07/24

Zキャリア編集部

Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

目次

SESの正社員として働いてみたいと考えている人に向けて、知っておくべき仕事内容や役立つ資格について解説します。現在フリーターで、今後正社員として働いていきたいと考えている方や、IT業界への転職を考えている方にぴったりの記事です。

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IT業界に興味があるけれど、どんな働き方があるのか、自分に何が向いているのか、まだよく分からない方も多いのではないでしょうか。特に「SES(エス・イー・エス)」という言葉を聞いたことがあるけれど、具体的にどんな仕事で、どんな人が活躍しているのか気になっているかもしれません。

この記事では、SESという働き方に焦点を当て、どんな特徴を持つ人が向いているのか、具体的な仕事内容や働く上でのメリット・注意点などを分かりやすく解説します。この記事を読めば、自分がSESに向いているかどうかを考えるヒントが見つかるはずです。IT業界への第一歩を踏み出すための参考にしてください。

この記事でわかること

  • SESに向いている人の具体的な特徴
  • SESの働き方と仕事内容の基本
  • SESで働くメリットと注意点
  • SES経験から広がるキャリアパス

キャリアアドバイザー
SESは未経験からITエンジニアを目指す有力な選択肢の一つです。自分に合うかどうか、一緒に見ていきましょう!

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SESに向いている人の特徴は?6つのセルフチェック項目

まず、SESという働き方で特に活躍しやすい人の特徴を見ていきましょう。以下の項目に自分が当てはまるか、チェックしてみてください。

SES適性セルフチェック

  • 新しい環境や人間関係を楽しめる
  • 技術スキルを主体的に学び続けられる
  • コミュニケーションを取るのが苦ではない
  • 課題解決や目標達成に意欲的である
  • 変化への対応力と柔軟性がある
  • 自己管理能力に自信がある

新しい環境や人間関係を楽しめる

SESではプロジェクトごとに働く場所(客先)や一緒に仕事をするメンバーが変わることがよくあります。そのため、新しい環境に飛び込むことを楽しめる、変化をポジティブに捉えられる方は、SESの働き方に馴染みやすいでしょう。毎回新しい出会いや発見があり、それを刺激的だと感じられるかもしれません。

例えば、数ヶ月ごとに違う会社のプロジェクトに参加することで、様々な企業の雰囲気や仕事の進め方を体験できます。これを「たくさんの経験が積めるチャンス」と前向きに考えられるなら、きっと充実感を得られるはずです。

技術スキルを主体的に学び続けられる

ITの世界は日々進化しており、新しい技術やツールが次々と登場します。SESエンジニアとして様々なプロジェクトに対応するためには、常に新しいことを学び続ける意欲がとても大切になります。会社が研修を用意してくれることもありますが、それだけでなく、自分から進んで情報収集したり、スキルアップに取り組んだりする姿勢が求められます。

例えば、「この前のプロジェクトでは使わなかったけれど、次の現場で役立ちそうだから新しいプログラミング言語を勉強してみよう」といったように、好奇心を持って主体的に学べる方は、どんどん成長していけるでしょう。

前向きな学習意欲が成長のカギ!

コミュニケーションを取るのが苦ではない

SESの仕事は、客先の担当者やプロジェクトチームのメンバーなど、多くの人と関わりながら進めていきます。そのため、円滑なコミュニケーション能力は欠かせません。自分の考えを分かりやすく伝えたり、相手の話をきちんと聞いたり、報告・連絡・相談をこまめに行ったりすることが重要になります。

特に、お客様がどんなことに困っていて、どんなシステムを求めているのかを正確に理解するためには、丁寧なヒアリング能力が求められます。人と話すこと自体が好きな方や、チームで協力して何かを成し遂げることに喜びを感じる方は、力を発揮しやすいでしょう。

課題解決や目標達成に意欲的である

システム開発や運用の現場では、予期せぬ問題が発生したり、難しい課題に直面したりすることがあります。そんな時でも、諦めずに解決策を探し、目標達成に向けて粘り強く取り組める姿勢が大切です。問題の原因を分析し、どうすれば解決できるかを考え、試行錯誤しながら前に進める力が求められます。

例えば、システムにエラーが発生した際に、「どうしてエラーが出たんだろう?」と原因を突き止め、「こうすれば直るかもしれない」と仮説を立てて試してみる、といった地道な作業を楽しめる方は、エンジニアとしてのやりがいを感じやすいかもしれません。

変化への対応力と柔軟性がある

プロジェクトの内容や期間、使用する技術、チームメンバー、働く場所など、SESは変化が多い働き方です。そのため、状況の変化に柔軟に対応できることが重要になります。予期せぬ仕様変更やスケジュールの変更などがあっても、慌てずに状況を受け入れ、最善策を考えて行動できる力が求められます。

例えば、急に「明日から別の作業をお願いしたい」と言われたとしても、「分かりました。新しい作業内容について教えてください」と冷静に対応し、気持ちを切り替えて取り組めるような柔軟性があると、ストレスなく働きやすいでしょう。

自己管理能力に自信がある

客先で働くことが多いSESでは、自分の会社の目が直接届きにくい環境で仕事をすることもあります。そのため、自分でスケジュールやタスクを管理し、責任を持って仕事を進める自己管理能力が求められます。与えられた仕事の納期を守ることはもちろん、日々の進捗状況を把握し、必要であれば自ら報告や相談を行う主体性も大切です。

例えば、任された作業について、「このペースで進めれば納期に間に合うか」「もし遅れそうなら早めに相談しよう」といったように、自分で考えて行動できる方は、客先からも信頼され、安心して仕事を任せてもらえるでしょう。

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SES(客先常駐)に向いていないかもしれない人の特徴

一方で、SESの働き方が少し合わないかもしれない方の特徴もあります。もちろん、これが全てではありませんし、努力次第で克服できることもありますが、正直に自分自身を見つめることも大切です。

SES非適性のサイン

  • 環境の変化が大きなストレスになる
  • 特定の技術や業務にだけ集中したい
  • 指示待ちで自ら動くのが苦手
  • ルーティンワークを好む

環境の変化が大きなストレスになる

働く場所や人間関係が頻繁に変わることに、大きなストレスを感じてしまう方は、SESの働き方に慣れるまで時間がかかるかもしれません。毎回新しい環境に適応することや、人間関係を新たに構築することに精神的な負担を感じやすい場合は、少し慎重に検討した方が良いでしょう。

もちろん、最初は誰でも緊張するものですが、環境の変化そのものが非常に苦手だと感じるのであれば、自社内で開発を行う企業など、比較的環境の変化が少ない働き方を探すのも一つの方法です。

環境変化が苦手だと感じる…

特定の技術や業務にだけ集中したい

SESでは、プロジェクトの状況に応じて、様々な技術や業務を担当する可能性があります。「このプログラミング言語だけを極めたい」「設計の仕事だけをやりたい」といったように、特定の分野に強いこだわりがある場合、希望通りのプロジェクトに常に関われるとは限りません。

幅広い経験を積めるのがSESのメリットですが、裏を返せば、必ずしも自分の専門性を深められる業務ばかりではないということです。もし、専門性を追求したい気持ちが非常に強いのであれば、専門職としての採用がある企業や研究機関なども視野に入れると良いかもしれません。

指示待ちで自ら動くのが苦手

客先での業務が中心となるため、常に上司や先輩が隣にいて細かく指示を出してくれるわけではありません。自分から質問したり、次に何をすべきか考えたりするのが苦手で、指示がないと動けないタイプの方は、少し苦労する場面があるかもしれません。

もちろん、最初は分からないことばかりで当然ですが、「何かできることはありますか?」「この部分について教えていただけますか?」といったように、自分から積極的に関わっていく姿勢が大切になります。受け身の姿勢でいると、なかなか仕事に慣れなかったり、成長の機会を逃してしまったりする可能性があります。

ルーティンワークを好む

SESの仕事はプロジェクトごとに内容が変わるため、毎日決まった作業を繰り返すというよりは、変化に富んだ業務が多い傾向があります。決まった手順でコツコツと作業を進めるのが好きで、変化の少ない安定した業務を好む方にとっては、SESの働き方は少し落ち着かないと感じるかもしれません。

新しいことへの挑戦よりも、安定した環境で着実に業務をこなしたいという希望がある場合は、事務職や、特定の工程を担当する製造職など、比較的ルーティン化された業務が多い職種も検討してみると良いでしょう。

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SES(客先常駐)で働くメリット:多様な経験と成長機会

SESには、特に若い世代や未経験の方にとって魅力的なメリットがたくさんあります。ここでは、代表的なメリットをいくつか紹介します。

SESのメリット

  • 幅広い業界・企業のプロジェクトを経験できる
  • 様々な技術や開発手法に触れられる
  • 未経験からでもIT業界に挑戦しやすい
  • ポータブルスキルが身につきやすい

幅広い業界・企業のプロジェクトを経験できる

SESで働く最大のメリットの一つは、様々な業界のシステム開発に関われることです。例えば、金融機関のシステム、メーカーの生産管理システム、ECサイトの開発、官公庁のシステムなど、短期間で多種多様なプロジェクトを経験できる可能性があります。

普通の会社員であれば、一つの会社で一つの業界のシステムにしか関われないことが多いですが、SESなら色々な世界の仕事を覗き見ることができます。これは、自分の興味や適性を見つける上で、とても貴重な経験になるでしょう。

様々な技術や開発手法に触れられる

プロジェクトごとに使用するプログラミング言語やツール、開発の進め方などが異なるため、自然と幅広い技術や知識を吸収できる機会が多いのもSESの魅力です。最新の技術トレンドに触れたり、大規模な開発プロジェクトの進め方を学んだりすることも可能です。

一つの会社にいるだけではなかなか経験できないような、多様な技術スタックに触れることで、エンジニアとしての引き出しが増え、スキルアップにつながります。色々な技術を学びたい、という知的好奇心旺盛な方にはぴったりの環境かもしれません。

未経験からでもIT業界に挑戦しやすい

IT業界は専門的な知識が必要とされるイメージがあるかもしれませんが、SES企業の中には、未経験者向けの研修制度を充実させているところが多くあります。入社後に基礎からしっかりとITスキルを学ぶ機会を提供し、簡単な業務からスタートできるプロジェクトに配属してくれるなど、未経験者がキャリアをスタートしやすい環境が整っている場合があります。

「IT業界に興味はあるけど、経験がないから不安…」と感じている方にとって、SESはITエンジニアへの扉を開くための一つの有効な選択肢となり得ます。まずはSESで経験を積み、そこから自分のキャリアを築いていくという道も考えられます。

ポータブルスキルが身につきやすい

様々な環境で多様な人々と仕事をする中で、技術スキルだけでなく、どこへ行っても通用するポータブルスキルが自然と身につきやすいのもメリットです。コミュニケーション能力、問題解決能力、適応力、自己管理能力などは、どんな仕事においても役立つ重要なスキルです。

プロジェクトが変わるたびに新しい環境に適応し、様々な立場の人と協力して目標を達成していく経験は、皆さんの社会人としての基礎力を大きく高めてくれるでしょう。これらのスキルは、将来的に転職する際や、別の職種に挑戦する際にも必ず役に立ちます。

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注意点も理解しよう:SES(客先常駐)のデメリットとストレス要因

多くのメリットがある一方で、SESの働き方には注意しておきたい点や、人によってはデメリットと感じる可能性のある側面もあります。事前に理解しておくことで、入社後のギャップを減らすことができます。

SESのデメリットと注意点

  • 働く環境が変わりやすいことによる負担
  • 自社への帰属意識を持ちにくい場合がある
  • プロジェクトによっては希望する業務ができないことも
  • 評価やキャリアパスが見えにくいケースも

働く環境が変わりやすいことによる負担

メリットの裏返しになりますが、働く場所や人間関係が頻繁に変わることは、人によっては負担になる可能性があります。新しい環境に慣れるのに時間がかかったり、その都度人間関係を構築するのが大変だと感じたりすることもあるでしょう。通勤時間や勤務時間もプロジェクトによって変動する可能性があります。

毎回環境が変わることにストレスを感じやすい方は、働く環境がある程度固定されている働き方の方が合っているかもしれません。自分が変化に対してどれくらい柔軟に対応できるかを考えてみることが大切です。

自社への帰属意識を持ちにくい場合がある

普段は客先で仕事をしているため、自分が所属している会社との接点が少なくなりがちです。自社の同僚と顔を合わせる機会が少なかったり、会社のイベントに参加しにくかったりすることで、会社の一員であるという実感、つまり帰属意識を持ちにくいと感じる人もいます。

会社によっては、定期的な帰社日を設けたり、社内SNSなどでコミュニケーションを取ったりする工夫をしている場合もありますが、それでも「会社の仲間」という感覚が薄いと感じる可能性はあります。チームで一体感を持ちたい、という気持ちが強い方は、この点を少し物足りなく感じるかもしれません。

SESで感じるかもしれない悩み

プロジェクトによっては希望する業務ができないことも

SESでは、必ずしも自分がやりたいと思っていた業務や、身につけたいと考えていたスキルを扱えるプロジェクトに配属されるとは限りません。会社の状況や、その時点で動いているプロジェクトの種類によっては、希望とは異なる業務を担当することもあります。

例えば、本当は最新のWebアプリ開発がしたいのに、古いシステムの保守運用プロジェクトに配属される、といったケースも考えられます。もちろん、どんな経験も無駄にはなりませんが、自分のやりたいことと、実際に担当する業務との間にギャップが生じる可能性は理解しておく必要があります。

評価やキャリアパスが見えにくいケースも

客先で働いていると、自社の上司が普段の仕事ぶりを直接見ているわけではないため、どのように評価されているのか分かりにくいと感じることがあります。また、会社として明確なキャリアパス制度が整っていない場合、将来自分がどのように成長していけるのか、どんな役職を目指せるのかが見えにくい、という不安を感じる可能性もあります。

もちろん、しっかりと評価制度やキャリア支援制度を設けているSES企業もたくさんあります。企業を選ぶ際には、評価制度や研修制度、キャリア面談の機会などがどのようになっているか、事前に確認しておくことが大切です。

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SESとは?主な仕事内容と働き方の基本

ここで改めて、SESという働き方の基本的な仕組みと、具体的な仕事内容について確認しておきましょう。

SESの基本情報

  • SES(システムエンジニアリングサービス)の仕組み
  • SESエンジニアの具体的な仕事内容の例
  • SESの働き方:プロジェクト単位での客先常駐

SES(システムエンジニアリングサービス)の仕組み

SES(システムエンジニアリングサービス)とは、エンジニアの技術力をサービスとして提供する契約形態の一つです。SES企業(エンジニアが所属する会社)は、人手や特定の技術を必要としている企業(客先)に対して、自社のエンジニアを派遣し、客先のオフィスなどで働いてもらいます。

エンジニアはお客様の指示に従って業務を行いますが、雇用契約はあくまで所属するSES企業との間にあります。給料や福利厚生などは、所属するSES企業から提供されます。

SESエンジニアの具体的な仕事内容の例

SESエンジニアが担当する仕事は、プロジェクトによって本当に様々です。システム開発の上流工程から下流工程、運用保守まで幅広い業務に関わる可能性があります。

例えば、以下のような仕事があります。

  • お客様の要望を聞いてシステムの設計図を作成する(要件定義・設計)
  • 設計図に基づいてプログラムを作成する(プログラミング・コーディング)
  • 作成したプログラムが正しく動くか確認する(テスト・デバッグ)
  • 完成したシステムが安定して動き続けるように見守る(運用・保守)
  • システムの使い方についてお客様に説明したり、問い合わせに対応したりする(ヘルプデスク)

未経験の場合は、比較的簡単なテスト業務や、マニュアルに沿った運用業務などからスタートすることが多いです。

SESの働き方:プロジェクト単位での客先常駐

SESの最も大きな特徴は、プロジェクトが終わるまでの期間、お客様の会社(客先)に常駐して働く点です。プロジェクトの期間は数ヶ月程度のものから、1年以上に及ぶものまで様々です。

一つのプロジェクトが完了すると、基本的にはまた別の新しいプロジェクトに参加し、次の客先で働くことになります。このように、働く場所や関わるプロジェクトが定期的に変わるのが、SESの一般的な働き方です。自社のオフィスに戻って仕事をする期間がある場合もありますが、多くの期間を客先で過ごすことになります。

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SESで活躍するために求められるスキル

SESエンジニアとして活躍し、成長していくためには、どのようなスキルが必要とされるのでしょうか。技術的なスキルはもちろんですが、それ以外の能力も重要になります。

SESに必要なスキル

  • 基盤となるIT技術スキル(プログラミング、インフラ等)
  • 円滑な業務遂行に不可欠なコミュニケーション能力
  • 環境変化に対応する柔軟性と学習意欲
  • 自律的に業務を進める自己管理能力

基盤となるIT技術スキル(プログラミング、インフラ等)

当然ながら、エンジニアとして働く上で基礎的なIT技術スキルは必須です。プログラミング言語の知識(Java、Python、C#など)、データベースの知識(SQLなど)、ネットワークやサーバーといったインフラに関する知識などが求められます。

最初から全てを知っている必要はありません。未経験者向けの研修で基礎を学んだり、OJT(現場での実務を通じた教育)で少しずつ身につけたりすることができます。大切なのは、これらの技術に対する興味を持ち、積極的に学ぼうとする姿勢です。

円滑な業務遂行に不可欠なコミュニケーション能力

繰り返しになりますが、周囲の人と協力して仕事を進めるためのコミュニケーション能力は非常に重要です。自分の考えを分かりやすく説明する力、相手の話を正確に理解する力、そして「報告・連絡・相談」を適切に行う力は、プロジェクトを円滑に進めるために欠かせません。

客先の担当者やチームメンバーと良好な関係を築くことが、仕事のしやすさにも繋がります。技術力だけでなく、人との関わりを大切にできることが、SESエンジニアとして成功する秘訣の一つです。

環境変化に対応する柔軟性と学習意欲

SESの働き方の特徴である環境の変化にスムーズに対応できる柔軟性と、新しいことを吸収し続ける学習意欲は、成長のために不可欠な要素です。プロジェクトが変われば、求められる技術や仕事の進め方も変わることがあります。そうした変化を前向きに受け止め、必要な知識やスキルを素早く身につけようとする姿勢が大切です。

IT業界は常に進化しています。「昨日まで知らなかった技術を今日から使ってみよう」といった前向きなチャレンジ精神が、自身の市場価値を高めることにも繋がります。

自律的に業務を進める自己管理能力

客先で働くことが多い環境では、自分で考えて行動する自律性と、責任感を持って仕事に取り組む自己管理能力が求められます。指示されたことをこなすだけでなく、自分のタスクの進捗状況を把握し、納期を意識して計画的に作業を進める必要があります。

困ったことや分からないことがあれば、自分から積極的に質問したり、相談したりすることも大切です。周りに頼りつつも、自分の仕事には責任を持つという意識が、信頼されるエンジニアになるための第一歩です。

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SES経験を活かしたその先のキャリアパス

SESで経験を積んだ後には、どのようなキャリアの道が開けているのでしょうか。SESはゴールではなく、その先のキャリアを築くためのステップと考えることもできます。ここでは、いくつかのキャリアパスの例を紹介します。

SESからのキャリア展開

  • スペシャリストとして技術を極める道
  • プロジェクトマネージャー(PM)へのステップアップ
  • 社内SEや事業会社のIT部門への転職
  • フリーランスエンジニアとしての独立

スペシャリストとして技術を極める道

様々なプロジェクトを経験する中で、特定の技術分野に強い興味を持ち、その道の専門家(スペシャリスト)を目指すキャリアパスです。例えば、ネットワーク技術、データベース技術、クラウド技術、セキュリティ技術など、自分の得意分野を見つけ、そのスキルを徹底的に磨き上げていきます。

SES企業の中には、スペシャリストとしてのキャリアパスを用意している会社もありますし、より専門性の高い企業に転職するという選択肢もあります。高い専門性を持つエンジニアは市場価値が高く、様々な場面で活躍できます。

プロジェクトマネージャー(PM)へのステップアップ

技術的な経験を積みながら、チームをまとめ、プロジェクト全体を管理する役割(プロジェクトマネージャー、PM)を目指す道です。SESでは多様なプロジェクトに関わるため、進捗管理やメンバーとの調整、お客様との交渉といった経験を積みやすい環境にあります。

リーダーシップを発揮したい、プロジェクト全体を成功に導きたい、という思いがある方は、PMを目指すことで大きなやりがいを感じられるでしょう。コミュニケーション能力や調整能力が特に重要になります。

社内SEや事業会社のIT部門への転職

SESで培った幅広い技術知識や様々な業界での経験を活かして、一般企業の情報システム部門(社内SE)や、自社サービスを開発・運営する事業会社のIT部門へ転職するという選択肢もあります。

特定の企業のシステムに深く関わりたい、自社サービスの成長に貢献したい、といった希望がある場合に適しています。SESでの経験は、多様な視点を持っていることや、様々な環境への適応力をアピールする上で強みになります。

フリーランスエンジニアとしての独立

SESで様々なスキルや経験、人脈を築いた後に、会社に所属せず、個人として仕事を受けるフリーランスエンジニアとして独立する道もあります。自分のスキルを活かして、働く時間や場所、関わるプロジェクトなどをより自由に選択できるようになります。

ただし、自分で仕事を探したり、契約交渉や税金の管理を行ったりする必要があるため、高い自己管理能力と営業力が求められます。SESでの経験は、フリーランスとして活躍するための土台となるでしょう。

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まとめ

この記事では、SESという働き方について、向いている人の特徴から仕事内容、メリット・注意点、そして将来のキャリアパスまで幅広く解説してきました。SESは変化が多く、主体性や学習意欲が求められる働き方ですが、未経験からIT業界に挑戦し、多様な経験を積んで成長できる大きな可能性があります。

自分がSESに向いているのかどうか、少しイメージが掴めたでしょうか。もし、「もっと詳しく話を聞いてみたい」「自分に合うSES企業を紹介してほしい」と感じたら、ぜひZキャリアにご相談ください。

Zキャリアは、未経験からのIT業界就職・転職をサポートすることに特化したサービスです。専任のアドバイザーが、皆さんの適性や希望に合った求人の紹介から、書類作成、面接対策まで、丁寧にサポートします。新しいキャリアへの一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか。

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