公開 2024/11/13
更新 2025/02/25
Zキャリア編集部
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目次
日本では、学歴によって収入やキャリアは大きく変わります。しかし、学歴が低くても収入を上げる方法があります。この記事では、学歴と収入の関係、年収を上げるコツ、学歴に関係なく稼げる仕事について解説しています。
この記事でわかること
学歴がコンプレックスである人は少なくありません。特に日本社会では、学歴が収入やキャリアの成否に大きく影響を与えると感じる人が多いです。しかし、学歴が低いからといって稼ぐことを諦める必要はありません。実際には学歴を気にせずに、高収入を得ている人たちも多く存在しています。この記事では、学歴と収入の関係、年収を上げるためのコツ、学歴に関わらず稼げる仕事の選び方などについて詳しく解説します。
まず、最終学歴と収入の関係について考えてみましょう。一般的に言われているのは、「高学歴であればあるほど高収入を得やすい」ということです。大学卒業者や大学院修了者のほうが、平均的な年収が高いという統計データが多く存在します(※1)。背景の一つとして、高学歴者が就くことのできる職業が、より高度な専門知識を必要とする職種であり、それに応じた報酬が支払われるからです。
一方で、最終学歴が高校卒業や専門学校卒業の場合、平均年収は大学卒業者に比べて低い傾向があります。ただし、これはあくまで「平均値」の話です。実際には、学歴にかかわらず、努力次第で高収入を得ることができる仕事や、学歴にこだわらない業界も多数存在します。
一般的に学歴によって年収が変わるのと言われています。「令和5年賃金構造基本統計調査」によれば、25歳~29歳の月収を見ると、「高校」「専門学校」「高専・短大」卒の月収が約24万円で代わりがないのに対し、「大学」「大学院」は、それぞれ27万円、29万円と差があります。年収に直すとそれぞれ36万円、60万円の差になります。
さらに、月収の差は年齢が上がるにつれて、大きくなります。たとえば、55歳~59歳の月収を見てみましょう。高卒の月収が約32万円であるのに対し、大学卒は約49万円と17万円の差があります。年収に直すと、204万円の差です。大学院卒になるとさらに差があり、月収で32万円となり、高卒の2倍の月収です。
このように「高校」「専門学校」「高専・短大」卒の間には、大きな年収の開きはありませんが、「大学」「大学院」卒と比較すると、年収に差があり、年齢が上がるにつれて、その差が広がっていくと分かります。
学歴別月収 | 高校 | 専門学校 | 高専・短大 | 大学 | 大学院 |
年齢計 | 約28万円 | 約30万円 | 約29万円 | 約36万円 | 約47万円 |
~19歳 | 約19万円 | - | - | - | - |
20~24歳 | 約21万円 | 約22万円 | 約22万円 | 約23万円 | 約27万円 |
25~29歳 | 約24万円 | 約24万円 | 約24万円 | 約27万円 | 約29万円 |
30~34歳 | 約25万円 | 約26万円 | 約25万円 | 約30万円 | 約36万円 |
35~39歳 | 約27万円 | 約28万円 | 約28万円 | 約35万円 | 約43万円 |
40~44歳 | 約29万円 | 約30万円 | 約30万円 | 約39万円 | 約49万円 |
45~49歳 | 約31万円 | 約33万円 | 約31万円 | 約43万円 | 約55万円 |
50~54歳 | 約31万円 | 約34万円 | 約33万円 | 約47万円 | 約60万円 |
55~59歳 | 約32万円 | 約34万円 | 約34万円 | 約49万円 | 約64万円 |
60~64歳 | 約26万円 | 約28万円 | 約29万円 | 約38万円 | 約64万円 |
65~69歳 | 約23万円 | 約27万円 | 約26万円 | 約36万円 | 約60万円 |
※1 参照元:「令和5年賃金構造基本統計調査/厚生労働省(2024年10月08日)」
学歴関係なく年収を上げるコツまとめ
学歴がコンプレックスになっている場合でも、年収を上げるための方法はあります。以下では、その具体的なコツについて解説します。
学歴にかかわらず高収入を狙いたいのであれば、まずは自分の努力が直接収入に反映される仕事を選ぶことが重要です。例えば、営業職や歩合制の仕事では、学歴に関係なく成果を上げることで高収入を得ることができます。営業職では、売り上げや契約件数に応じてボーナスやインセンティブが付与されるため、自分の成果次第で年収が大きく変わります。
インセンティブとは、営業職の基本給に上乗せされる成果報酬のことです。基本給に上乗せされるこの成果報酬は、「報奨金」「成果報酬」「出来高給」「歩合給」「業績手当」など、会社によってさまざまな呼び方がされています。
インセンティブは、主に「契約件数・売上金額」と「目標達成率」の2つの基準で支給額が決まります。
営業職のインセンティブの割合として、ノルマを超えた分の10%~20%が一般的です。例えば、ノルマが50万円で100万円の売上を達成した場合、超過した50万円の10%~20%、つまり、5万円から10万円がインセンティブとなります。中にはインセンティブを40%に設定している企業もあります。
インセンティブ制度がある場合、自分の成果が収入にダイレクトに反映されるため、モチベーション向上に繋がり、スキルアップにも意欲的に取り組むことができます。
企業側にとっても、インセンティブ制度は、従業員のモチベーション向上と売上増加に効果的です。明確な評価基準を設けることで、公平な人事評価を実現し、従業員の自主的な行動を促進できます。しかし、収入の変動性も考慮し、自身の価値観やライフプランに合わせて検討することが大切です。
長期的に高収入を目指すためには、キャリアの幅が広い職種を選ぶことも重要です。例えば、ITエンジニアや建築業界の施工管理職などは、経験を積むことでキャリアアップがしやすい業種です。これらの職種では、実務経験やスキルが評価されるため、学歴がなくても高いポジションに昇進することが可能です。
また、資格取得が推奨される職種では、資格を持っていることで収入が上がるケースもあります。資格やスキルアップの機会が多い業界では、学歴にかかわらず収入を上げることができるため、自己成長に向けた努力が年収に直結するでしょう。
ITエンジニアの年収は、「経験年数」「スキル」「職種」「勤務地」「企業規模」などによって大きく異なります。
システムエンジニアの具体的な年収例(※2)
経験年数 | 男性 | 女性 |
0年 | 257,500円 | 240,000円 |
1~4年 | 278,100円 | 261,900円 |
5~9年 | 322,600円 | 300,100円 |
10~14年 | 354,800円 | 331,200円 |
15年以上 | 411,400円 | 357,500円 |
※2 参照元:「e-Stat 政府統計の総合窓口(賃金構造基本統計調査令和元年以前 職種第3表DB)(参照日2024年11月12日)」
建築業界の施工管理職の年収も、経験年数、スキル、資格、勤務地、企業規模などによって異なります。
施工管理職の具体的な年収例(※3)
年代 | 平均年収 |
20代 | 約482.6万円 |
30代 | 約598.4万円 |
40代 | 約661.8万円 |
50代 | 約717.3万円 |
60代以上 | 約602.4万円 |
※3参照元:「2022年版 施工管理の年収を徹底分析(セコカンプラス+、2022年6月7日)(参照日:2024年11月12日)」
転職や就職活動をする際には、まずどの仕事に応募できるかを見極めることが重要です。特に学歴が求められる仕事もあれば、学歴不問の仕事も多く存在します。自分に合った仕事を選ぶために、以下のポイントに注意しましょう。
一部の職種や企業では、学歴が応募資格に含まれている場合があります。例えば、大企業の管理職や官公庁の職員、研究職などでは、一定の学歴や専門知識が求められることが多く、学歴が不十分な場合、選考の対象外となることがあります。
また、専門的な知識を必要とする医師や弁護士、研究者などの職種は、大学や大学院での学位が求められるため、学歴がない場合には難しい職業でもあります。自分の学歴が応募資格に満たない場合、他の職種や業界でキャリアを積むことを検討することが必要です。
一方で、学歴不問で募集されている仕事も多数存在します。学歴不問の仕事は、特に営業職、ITエンジニア、接客業、製造業などの分野で多く見られます。これらの仕事では、学歴ではなく実際の業務経験やスキルが重視されるため、学歴がコンプレックスになりがちな人でも安心して応募できます。
さらに、起業やフリーランスとして働く場合も学歴は関係ありません。自分の能力や努力次第で収入を上げられる職業に挑戦することで、学歴に関係なく成功を収めることが可能です。
学歴がなくても高収入を目指せる仕事は数多く存在します。ここでは、特に学歴不問でも稼げるおすすめの職種をいくつか紹介します。
営業職は、学歴に関係なく成果を上げれば高収入が得られる職種です。特に不動産営業や保険営業、IT系の営業職などは、契約を取ることでインセンティブがつくため、トップ営業マンになれば年収1,000万円を超えることもあります。自分の努力と成果次第で収入が増えるため、学歴に関係なく成功できる職種です。
ITエンジニアは、学歴よりもスキルや実務経験が重視される業界です。プログラミングやシステム構築の知識があれば、未経験でもチャレンジできるポジションが多く、高収入を狙うことができます。特に、フリーランスのエンジニアや専門スキルを持つエンジニアは、プロジェクトごとの報酬が高いため、年収を大きく伸ばすことが可能です。
IT業界は需要が高く、今後も成長が期待されるため、学歴に関係なくキャリアアップできる可能性が大いにあります。
製造業では、実務経験や資格が重要視されるため、学歴がなくてもキャリアを積むことができます。特に、自動車や電気機器などの製造エンジニアは、高度な技術を身につけることで、高収入を得ることができます。また、現場でのリーダーシップやマネジメント経験を積むことで、さらに高いポジションに昇進することも可能です。
建設業界の施工管理職も、学歴に関係なく高収入を得やすい職種の一つです。現場での経験が重視され、資格取得が進むにつれて収入も増加します。特に、国家資格である「一級建築施工管理技士」などの資格を取得すれば、年収が大幅に上がる可能性があります。
また、建設業界は人手不足が続いており、今後も安定した需要が見込まれているため、長期的に安定した収入を得ることが期待できます。
タクシー運転手は、特別な学歴が必要なく、営業収入に応じて報酬が変動する職業です。特に都市部では、深夜帯や需要が高い時間帯に多くの乗客を得ることで、年収が高くなることもあります。未経験から始められ、学歴に関係なく稼げる職業の一つです。
キャリアアップを目指す際、どの仕事を選ぶかは非常に重要です。特に成長が期待される職種や、スキルを活かせる職種に挑戦することで、将来的な収入やポジションが大きく変わります。ここでは、キャリアアップに最適なおすすめの職種をいくつか紹介します。
マーケティング職は、現代のビジネスにおいて非常に重要な役割を果たす職種の一つです。企業の売上や成長を直接支える部門であり、デジタルマーケティングや広告、ブランディング戦略など、多岐にわたるスキルを習得できます。また、マーケティング職は業界を問わず需要が高く、特にデジタルマーケティングの分野では専門知識を持つ人材が不足しているため、高い評価を得ることができるでしょう。
さらに、マーケティング職で経験を積むことで、将来的にはマーケティング部門のリーダーや、CMO(最高マーケティング責任者)といった経営層へのキャリアアップも見込めます。マーケティング職は分析力や戦略思考が求められるため、数字に強い人やクリエイティブな発想ができる人にとっては非常に魅力的な職種です。
経営企画職は、企業の成長戦略を立案し、実行に移す役割を担います。トップマネジメントと密接に関わりながら、会社の方向性や事業戦略を考えるため、非常にやりがいのある職種です。特に大企業では、経営企画部門での経験がその後のキャリア形成に大きく寄与し、将来的には役員クラスのポジションに昇進する可能性もあります。
経営企画職は、ビジネス全体の流れを理解し、数字を基にした意思決定ができる能力が求められるため、分析力やプレゼンテーション能力、リーダーシップが求められます。新規事業の立ち上げや企業の成長に直接貢献できるため、キャリアアップを目指す人にとって非常に魅力的な仕事です。
プロダクトマネージャー(PM)は、製品の開発からマーケティング、販売戦略まで、製品に関する全てのプロセスを管理する役割を担います。特にIT業界やテクノロジー企業では、プロダクトマネージャーの需要が急速に高まっており、優秀なPMには高い年収が提示されることも多いです。
プロダクトマネージャーは、プロジェクト全体を見渡し、チームをリードする役割を担うため、コミュニケーション能力やリーダーシップ、そして技術的な知識が必要です。さらに、ユーザーのニーズを的確に捉え、製品の価値を最大化する能力が求められるため、マーケティングやエンジニアリング、デザインなど、幅広い分野に精通していることが重要です。
キャリアアップの観点からも、プロダクトマネージャーの経験を積むことで、事業開発や上級管理職への道が開けるため、将来的に高収入を狙いたい人にとって魅力的な職種です。
カスタマーサクセスは、特にSaaS(Software as a Service)業界で急成長している職種です。顧客が製品やサービスを最大限に活用できるようサポートし、顧客満足度を高める役割を果たします。顧客との長期的な関係を築き、契約の更新や追加購入を促進するため、企業の収益に直接貢献する職種です。
カスタマーサクセスは、顧客とのコミュニケーション能力や問題解決能力が求められ、さらに製品知識や市場動向を把握していることが重要です。キャリアアップの機会も多く、特に顧客関係の構築に成功することで、管理職や事業開発のポジションに昇進するチャンスがあります。
転職活動を成功させるためには、計画的かつ戦略的に進めることが大切です。特に高収入を目指す場合、転職活動において重要なポイントを押さえておく必要があります。ここでは、転職活動を円滑に進め、高収入を狙うための具体的なコツを紹介します。
高収入を狙うための転職活動のコツ
履歴書と職務経歴書は、転職活動における最初のアピールポイントです。特に高収入を狙う場合、自分のスキルや経験を最大限にアピールできるよう、これらの書類を入念に作成することが重要です。自分の強みや実績を具体的に記載し、採用担当者にインパクトを与える内容にしましょう。
面接は、採用担当者との直接のやり取りであり、自分の魅力を最大限に伝える場です。特に高収入を狙う場合、面接での印象が非常に重要になります。面接練習をしっかりと行い、質問に対して自信を持って答えられるように準備しましょう。
高収入を得るためには、採用担当者に対して「強い覚悟」を見せることが重要です。転職活動において、ただ「高収入が欲しい」と伝えるのではなく、自分のスキルや経験に基づいた根拠を示すことで、説得力を持たせることができます。
また、強い意欲や覚悟が伝わることで、採用担当者からの評価も高まります。自分の成長意欲や挑戦する姿勢をしっかりとアピールすることが、高収入を実現するための一歩となります。
転職活動に自信が持てない、もしくは不安を感じている場合も少なくありません。特に、キャリアチェンジや未経験の職種への挑戦を考えている場合、どのように進めるべきか悩むことも多いでしょう。そんな時は、周囲や専門家の力を借りることも効果的です。
リファラル(紹介)は、信頼できる知人や元同僚を通じて転職を進める方法です。リファラルでの転職は、通常の求人応募よりも選考プロセスがスムーズに進む場合が多く、また信頼関係があることで採用側も安心して選考を進めることができます。
周囲に自分の転職希望を伝え、リファラルの機会がないかを探してみることも、転職活動を円滑に進める方法の一つです。特に、以前一緒に働いていた同僚や取引先など、信頼できる人からの紹介であれば、新しい職場でも良好な関係を築きやすくなります。
転職エージェントに相談することも、自信が持てない場合には有効な手段です。エージェントは、求職者に合った求人情報の紹介だけでなく、履歴書や職務経歴書のアドバイス、面接対策、企業との交渉など、転職活動全般をサポートしてくれます。
特に、高収入を目指す場合は、エージェントを通じて非公開求人に応募できることが多く、通常の転職活動では見つからない優良な求人にアクセスできる可能性が高まります。また、エージェントは業界の最新情報にも精通しているため、より的確なアドバイスを受けられるでしょう。
キャリアアップや高収入を目指す転職には、戦略的な準備と計画が重要です。また、履歴書や面接対策を入念に行い、自分の強みや実績を最大限にアピールすることが、高収入を実現するための鍵となります。
そういったお悩みをお持ちの方は、ぜひZキャリアにご相談ください。
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