公開 2025/02/14
Zキャリア編集部
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目次
ニートから就職活動をする際に、自分のアピールポイントが見つからないと頭を抱えたことはありませんか?
そんな時に、資格取得は自分を輝かせる一つの手段になるのではないかと考える方も多いでしょう。この記事では、ニートからの就職における資格取得の是非をお伝えします。
この記事でわかること
いざ、就職活動を始めようとしたとき、就職への不安や課題を解決する手段として、資格取得は魅力に映ります。
しかし、ニートから就職活動をする場合、資格取得が就職活動のアドバンテージになる場合と、ならない場合があります。
本章では、資格取得のメリットとデメリットをお伝えします。資格取得以外に大事なこともみていきましょう。
求人要項に「資格保有者優遇」と記載されている場合があります。この場合、特定の資格があると採用の可能性が高まるでしょう。
また、実務経験がない場合も資格取得が有利に働きます。実務経験がない場合、企業側はどの程度の知識を持ち合わせているのか、知るすべがありません。資格を取得することで、知識レベルを企業側に示すことができます。
そして、資格取得は学びに対する積極性をアピールする材料にもなります。ニートの空白期間を説明するためにも、資格取得は十分に有効活用できるでしょう。
まず、時間のかかる難易度の高い資格取得を目指すのは、デメリットが大きいです。資格取得に時間をかけすぎてしまうと、若さのアドバンテージが失われてしまいます。
また、就職活動の際、資格をたくさん持っていれば、有利になるわけではありません。たくさん資格を取るために時間をかけすぎないようにしましょう。
さらに、職種によっては、資格よりも実務経験を重視されるケースがあります。そのような職種を目指す場合は、資格取得に時間をかけても、資格保有がアピールポイントにならず、時間とお金を無駄にしてしまいます。
取得しやすそうという理由で勉強を開始するのではなく、しっかりと自身の目指す方向が決まってから資格に向けて勉強を開始することが大切です。
資格取得を目指す場合は、
資格保有は魅力的にうつりますが、ニートからの就職活動において、時間はとても価値あるものです。なぜなら、若さは就職活動において1つのアドバンテージになるからです。
また、資格は無料で取ることはできません。その大切なお金を有効に使うためにできることは、資格取得以外にもいくつかあります。
例えば、アルバイトで実務経験を積むことで、即戦力としての実績を示すことができます。また、ボランティア活動を通して、自身の成長にどのように繋がったのか、どのような気付きを得たのかを上手く伝えられるようにもなります。
そして、一番大切なことは、面接対策や自己PRの強化です。たとえ資格を取得しても、自身の強みをしっかりと分析できていなかったり、企業側にうまく伝えられなかったりする場合、採用への道のりは遠くなってしまいます。
資格取得だけにとらわれずに、アピールできる材料がないか探すことが重要です。
ニートから就職を目指す際に大切なのは、短期間で取得できて就職活動に直結する資格を選ぶことです。
各分野におけるおすすめ資格を見ていきましょう。
就活で有利な資格まとめ
・MOS(Microsoft Office Specialist)
この資格の特徴はWordやExcelなどのOfficeソフトのスキルを証明する資格です。初心者でも独学かつ短期間で習得しやすい資格になります。しかし、この資格は取得により有利になる訳ではなく、パソコンスキルのレベルを証明することに役立つ資格です。
学習期間の目安は、1日1〜2時間の勉強で1〜2ヶ月です。
参考:独学でのMOS資格取得は可能?|取得までの期間や学習方法まで解説|生涯学習のユーキャン
・日商簿記(3級または2級)
この資格は会計の基礎知識を学べる資格です。日商簿記は省庁が認めている公的資格の一つになります。経理職だけでなく、事務全般で就職に有利になり、企業の財務情報を理解できる能力をアピールする時に役立ちます。
学習期間の目安は、3級で100時間程度、1日2〜3時間の学習で3か月程度かかります。また3級を飛び越えて2級取得を目指す場合は、350〜500時間の学習が必要となります。期間にして4〜6ヶ月です。2級は難易度が格段に上がるため、まずは3級の取得を目指しましょう。
参考:日商簿記検定の合格率・難易度・勉強時間を徹底解説|生涯学習のユーキャン
・ITパスポート
この資格はITの基礎知識を証明できる国家資格です。この資格を取得することで、IT業界だけではなく、一般企業でも役立つ知識が身に付きます。また、国家資格の中では、初心者や未経験者でも比較的取得しやすい資格です。
学習期間の目安は、ITの基礎知識によって異なります。ITの知識が全くない方は、約180時間です。ITの基礎知識がある方は、約100時間と言われています。
平均すると、約150時間なので、1日1.5時間の学習が3ヵ月必要です。
参考:ITパスポート試験とは?難易度・合格率や必要な勉強時間・試験日まで解説|生涯学習のユーキャン
・基本情報技術者(FE)
ITエンジニア向けの国家資格です。ITパスポートよりも難易度が上がります。プログラミングやシステム設計の基礎を学ぶ資格です。ITエンジニアを目指す場合、ステップアップに最適な資格になります。就職後のキャリアアップに向けて就職活動と平行しながら学習を進めるのもおすすめです。
学習期間の目安は、情報処理の基礎知識がない場合500時間ほどの学習時間を要するため、3〜6ヶ月ほど必要とされています。少し学習量の多い資格になるため、始める前に熟考しましょう。
参考:基本情報技術者試験に合格しよう!勉強時間はどのくらい必要?|情報処理|資格の学校TAC[タック]
・サービス接遇検定
サービス業に就く際に必要な心構えや知識、技術を学ぶことができる文部科学省後援の公的資格です。この資格を保持していると、接客業や販売職での面接時にアピールポイントになります。
また、一般的な社会常識や時事問題等の出題や正しい敬語、言葉遣いなども学べる資格です。そのため、この分野に関わらず就職活動に活かせる資格になります。
初めての方は、3級から準1級の取得を目指しましょう。4ヵ月で3つの階級に合格できるカリキュラムが一般企業から提供されています。
参考:サービス接遇検定(3級・2級・準1級)|生涯学習のユーキャン
・食品衛生責任者
飲食店で必要な衛生管理の知識を学ぶ資格です。飲食業界で働くことを希望している場合にアピールできる資格です。
学習期間は1日です。講義を1日受けるだけで取得可能な資格であるため、簡単に所得が可能です。そのため、アピールポイントとしては少し弱めになります。
・介護職員初任者研修
この資格は、介護業務の基礎知識を学べる資格です。福祉分野で働く場合は必須級の資格になります。この業界を目指したい場合、すぐに資格の勉強をはじめることをおすすめします。この職種は、高齢化社会の今、需要が高く、安定した職に繋がります。
学習期間の目安は、1〜4ヶ月です。資格取得には、130時間は講座受講が必要です。130時間のうち40.5時間は自宅で学ぶことができますが、残りの89.5時間は通学する必要があります。
参考:介護職員初任者研修は通信学習だけで取れる?取得方法を解説 | カイゴジョブアカデミー
・医療事務資格
医療機関での事務作業に必要な知識を学ぶ資格です。医療事務資格は民間資格で、資格が複数あります。就職先は、病院やクリニックになります。この資格は未経験からはじめやすいので、医療業界に興味があるけれど経験がない方におすすめです。
学習期間の目安は、基礎知識がない状態でも2〜6ヶ月ほどで取得可能です。
参考:医療事務資格の勉強方法!合格に必要な時間はどれくらい?|生涯学習のユーキャン
・運転免許(普通自動車第一種免許)
この資格は就職だけでなく、日常生活にも役に立つ資格です。営業職などの外回りや配送業、介護職など、多岐にわたる職種で必要とされます。
また、勤務地によってはこの資格が必須になることもあるため、目指す業界の募集要項をしっかりと確認しましょう。
取得期間の目安は、教習所通学の場合1〜3ヶ月です。
・宅地建物取引士(宅建)
不動産業界において必須の資格になります。不動産関連の職種を目指す場合、すぐに学習をスタートさせることをおすすめします。この資格は国家資格の為、信頼性が高いです。
しかし、試験は基本的に1年に1回になるため資格取得後から就職活動を始めるのは、時期によっては難しくなります。
学習期間の目安は、3〜5ヶ月です。独学の場合、独学の場合で600時間以上、資格予備校に通う場合は400時間必要と言われています。
参考:宅建の勉強時間 | 宅建士(宅地建物取引士)|資格の学校TAC[タック]
ニートからの就職活動をする場合、同じような境遇の仲間が少ないため、情報を得るのに苦労することがあります。就職活動中は、孤独を感じる場合もあるでしょう。
しかし、どんな時でも、適正な判断と就職活動における基本が大切です。本章では、ニートからの就職活動を成功させるために必要なことをお伝えします。
資格取得はメリットになる職種もありますが、その資格がどの程度、就職活動に有利に働くかは自身の情報だけで判断するのは難しいです。
また、ニートからの就職において、企業側は資格ではなく、「職業意識」「勤労意欲」「チャレンジ精神」などのソフトスキルを重視する傾向があります。
参考:「平成30年若年者雇用実態調査の概況(14ページ)/厚生労働省」
このように、資格取得すべきかどうかの判断は、自分自身では難しいため、エージェント会社に登録して、相談することをおすすめします。
企業側がニートから就職する人に対してどのような懸念点を抱いているのかを知ることは大切です。なぜなら、企業側の懸念点を知り、払拭するための対策を面接前に考え、対策できるからです。
まず、企業側が懸念しているのは、
企業は、空白期間の理由と行動によって、その懸念点を払拭できるかどうかの判断材料にします。空白期間にどのようなことをしていたのかを上手く伝わるよう考えておきましょう。
万が一、アピールできる活動をしていなかった場合、なぜ活動していなかったのかを明確に伝える必要があります。
空白期間に資格を取得した場合は、基礎知識のアピールと、働く意欲や学ぶ意欲を企業側に伝えることができます。
就職活動において、自己分析をしっかりと行い自分の強みを明確にすることはとても重要です。自分の強みを明確にすることができれば、その強みを仕事でどのように活かせるかを面接時にアピールできます。
自己分析を行う際は、自分の現状を確認することから始めるのがおすすめです。これまで働いていたアルバイト、ボランティア活動など、何をしてきたかを書き出してみましょう。そうすれば、自分の成長に気付けたり、自分の好きなことを洗い出せます。
そして、将来の目標設定を行い、どんな仕事に就きたいのか、どのような生活を送りたいのか考えてみましょう。
自分のことは意外と自分で気付けていない場合があります。紙に書き出して考えると思考が深まり、面接の際も、言葉に説得力のある回答ができるようになります。
自分の目指す業界や、やりたい職種が決まった後に、就職先のリサーチを始めます。
募集要項に「未経験歓迎」や、「社内研修制度」の記載がある企業を優先的に検討するのも良いでしょう。資格がない場合にも手厚く研修を受けることができます。
履歴書の作成時には、志望動機や自己PRの部分に注力します。これまでに行った自己分析を活用し、自分の強みを的確に表現することが重要です。
また、ニート期間については必ず深堀りされます。今までの期間をどのように過ごしたかを話すための準備を行い、あえてこちらから話すのも一つの手段です。その際、同時に今後の働く意欲をアピールするのが重要になります。
ニートからの就職活動を、自分一人で行うと、身体的にも精神的にも大変です。まずは、就職エージェント会社に登録すると、ニートからの就職活動で必要なノウハウを効率的に知ることができます。
また、自身だけでの企業リサーチは、とても時間がかかります。エージェント会社を利用すると、自身の望む業種で、より選考通過しやすい適正な企業の選定をしてもらえます。
自分にしかできない活動に時間を掛けるためにも、エージェント会社を活用し、大切な時間を有効活用すると良いでしょう。
就職活動は誰でもストレスを感じます。それを念頭において、適度に休憩を取りながら活動を続けていきましょう。
不採用通知を受け取っても、「次回への学び」と捉えて、前を向き、モチベーションが下がらないようにすることが重要です。履歴書を書き上げた、企業への応募を行った等、日々できた活動に目を向けると、自己肯定にも繋がります。
ニートからの就職活動に資格取得が有利に働くかどうかみてきました。資格を取得して、就職活動を成功させるポイントは以下の3点です。
自身のやりたいことや興味が仕事に繋がるのは働く上で、とても活力になります。やりたいことが見つかった場合は、すぐにエージェント会社を活用して就職を効率的に進めましょう。
ニートからの就職活動において、資格を持っていればすべてが上手くいく魔法の武器ではありません。資格取得に必要な時間とコストをしっかりと調べて取り組むことが大切です。また、試験は年に1度しかない資格もあるため試験日の確認も必要になります。
資格は就職後にキャリアアップを目指して取得していくことも可能です。時間がかかる資格や難易度の高い資格は就職したあとに取得することも一つの手段です。
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