公開 2025/06/20
更新 2025/08/07
Zキャリア編集部
Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。
目次
「長時間労働を辞めたい…」と感じているZ世代ノンデスクワーカーの皆さんへ。この記事では、長時間労働のデメリット、辞めるメリット、後悔しないための判断基準、そして具体的な転職ステップを分かりやすく解説。Zキャリアで新しい働き方を見つけましょう。
「もう、こんな長時間労働は辞めたい…」そう感じているなら、まずはその気持ちとしっかり向き合うことが大切です。なぜそう思うのか、具体的な理由を掘り下げてみましょう。長時間労働に関する悩みとして、具体的には以下の項目について解説します。 各項目について、詳しく見ていきましょう。
毎日のサービス残業や長時間の拘束が続くと、体力的に限界を感じるのは当然です。例えば、定時で帰れる日がほとんどなく、毎日終電近くまで働くような生活では、疲れが取れず、朝起きるのも辛くなってしまいます。若いから大丈夫と思っていても、無理を続ければ心身ともに疲弊してしまいます。自分の体が発しているSOSサインを見逃さないようにしましょう。
やっと迎えた休日なのに、仕事のことが頭から離れず、ゆっくり休めないという人もいるかもしれません。休日も仕事の連絡が来るのではないか、週明けの仕事のことを考えると気が重くなるなど、精神的なプレッシャーを感じ続けると、心からリフレッシュできません。休日はしっかりと心と体を休ませて、好きなことを楽しむための大切な時間です。それができない状況は問題と言えるでしょう。
仕事が終わって家に帰っても、食事と睡眠時間以外はほとんど自分の時間がない、という状況も長時間労働の典型的な悩みです。趣味の時間を楽しんだり、友人と会ったり、新しいことを学んだりする自分のための時間が持てないと、生活のハリが失われてしまいます。仕事も大切ですが、プライベートの充実も人生を豊かにするためには欠かせない要素です。
今の職場で長時間労働を続けていても、スキルアップやキャリアアップにつながるのだろうか、と将来に不安を感じる人もいるでしょう。毎日同じような作業の繰り返しで、成長実感が得られないまま時間だけが過ぎていくと、このままで良いのかと焦りを感じてしまうかもしれません。自分の将来を見据えたときに、今の働き方が本当にプラスになっているのか、一度立ち止まって考えてみることも重要です。
自分が本当に長時間労働なのか、客観的に判断するのは難しいかもしれません。ここでは、長時間労働かどうかを見極めるための具体的なポイントについて、以下の項目で解説します。 各項目について、詳しく見ていきましょう。
まず、月の残業時間がどれくらいかを正確に把握しましょう。法律で定められている残業時間の上限は、原則として月45時間、年360時間です。これを超える残業が続いている場合は、明らかに長時間労働と言えます。タイムカードや勤務記録などで、自分が実際にどれくらい残業しているのかを確認してみてください。もし記録がない場合でも、日々の労働時間をメモしておくと良いでしょう。
次に、休日出勤がどれくらいの頻度であるかも重要なポイントです。月に1回程度の休日出勤ならまだしも、毎週のように休日出勤があったり、休日出勤が当たり前のような雰囲気になっていたりする場合は注意が必要です。十分な休日が取れていないと、疲れが抜けず、仕事のパフォーマンスも低下してしまいます。代休がきちんと取れているかも合わせて確認しましょう。
労働時間だけでなく、休憩時間が適切に取れているかも確認しましょう。法律では、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えることが義務付けられています。忙しくて休憩時間が取れない、名ばかりの休憩時間になっている、といった状況は問題です。休憩は、集中力を維持し、安全に仕事をするために不可欠な時間です。
最近よく眠れない、食欲がない、集中力が続かない、イライラしやすくなった、朝起きるのが非常につらいなど、心身に不調のサインが出ていないかも確認しましょう。これらは、長時間労働によるストレスや疲労が原因である可能性があります。自分では気づきにくい変化もあるので、家族や友人から「疲れているみたいだね」と指摘されたら、一度立ち止まって自分の状態を見つめ直すことが大切です。
長時間労働を続けることには、様々なデメリットが伴います。自分自身の将来のためにも、どのようなリスクがあるのかを理解しておくことが重要です。具体的には以下の項目について解説します。 各項目について、詳しく見ていきましょう。
長時間労働を続けると、睡眠不足や疲労の蓄積により、健康を損なうリスクが高まります。肩こりや腰痛といった体の不調だけでなく、生活習慣病のリスクも上昇します。例えば、毎日夜遅くまで仕事をして、食事も不規則になりがちだと、体重が増えたり、体調を崩しやすくなったりすることがあります。健康は何よりも大切な財産です。それを失ってしまっては元も子もありません。
終わりの見えない仕事や過度なプレッシャーは、精神的なストレスを増大させます。最初は「頑張ろう」と思っていても、次第に無気力になったり、イライラしやすくなったり、気分が落ち込んだりすることがあります。最悪の場合、うつ病などの精神疾患につながる可能性も否定できません。心の健康も体の健康と同じくらい大切です。SOSサインを見逃さず、早めに対処することが求められます。
仕事に追われる毎日では、大切な人たちと過ごす時間がどうしても少なくなってしまいます。家族との会話が減ったり、友人と会う機会が作れなかったりすると、人間関係が希薄になってしまうかもしれません。また、恋人がいる場合は、デートの時間も取れず、関係が悪化してしまうことも考えられます。仕事だけでなく、プライベートな人間関係も人生を豊かにする上で非常に重要です。
日々の業務に追われていると、新しいことを学んだり、自分のスキルを磨いたりする自己成長の時間が確保できません。目の前の仕事をこなすだけで精一杯で、将来のための勉強や資格取得などに目を向ける余裕がなくなってしまいます。変化の早い現代社会においては、常に新しい知識やスキルを身につけていくことが求められます。長時間労働は、そうした自己投資の機会を奪ってしまう可能性があるのです。
長時間労働の環境から抜け出すことには、多くのメリットがあります。新しい働き方を手に入れることで、より充実した毎日を送れるようになるかもしれません。具体的には以下の項目について解説します。 各項目について、詳しく見ていきましょう。
長時間労働から解放されると、まず心身の健康状態が改善されることが期待できます。十分な睡眠時間を確保できるようになり、疲れが取れやすくなります。また、ストレスが軽減されることで、精神的にも安定し、穏やかな気持ちで日々を過ごせるようになるでしょう。健康的な生活リズムを取り戻すことは、何よりも大きなメリットです。
仕事以外の自由な時間が増えるのも大きなメリットです。これまで時間がなくて諦めていた趣味に打ち込んだり、新しい習い事を始めたり、友人と旅行に出かけたりと、プライベートな時間を存分に楽しめるようになります。自分の好きなことに時間を使えるようになると、生活にハリが生まれ、毎日がより一層楽しく感じられるはずです。
新しい職場に移ることで、新たな出会いが広がる可能性があります。社内の同僚や上司だけでなく、取引先の人など、これまでとは異なるタイプの人たちと関わることで、新しい価値観に触れたり、刺激を受けたりすることができるでしょう。また、プライベートな時間が増えることで、地域の活動に参加したり、趣味のサークルに入ったりして、仕事以外での人間関係を築くこともできます。
労働時間が適切になり、心身ともに健康な状態になると、仕事へのモチベーションが自然と高まります。時間に追われるのではなく、集中して業務に取り組めるようになるため、仕事の質も向上するでしょう。また、新しい職場で自分の能力を発揮できたり、やりがいを感じられたりすれば、仕事に対する前向きな気持ちが生まれ、キャリアアップへの意欲も湧いてくるはずです。
「もう辞めたい!」という気持ちが高まっていても、勢いだけで行動するのは禁物です。後悔しないためには、辞める前にいくつか検討しておくべきことがあります。具体的には以下の項目について解説します。 各項目について、詳しく見ていきましょう。
まずは、今の職場で状況を改善できないか考えてみましょう。例えば、上司に相談して業務量の調整をお願いしたり、業務効率化のための提案をしたりすることで、状況が好転する可能性もゼロではありません。すぐに諦めるのではなく、できる限りのアクションを起こしてみることも大切です。それでも改善が見られない場合は、転職を本格的に考えるステップに進むと良いでしょう。
転職するとなると、収入や支出がどう変わるかを事前に試算しておくことが重要です。特に未経験の職種にチャレンジする場合など、一時的に収入が下がる可能性も考慮に入れておきましょう。毎月の生活費や貯蓄額などを具体的に把握し、転職後の生活設計を立てておくことで、経済的な不安を軽減できます。
次に、新しい仕事に何を求めるのか、希望条件を明確にしておきましょう。「とにかく残業が少ない会社」「土日祝日が休める会社」といった労働条件だけでなく、仕事内容、職場の雰囲気、キャリアパスなど、自分が何を重視するのかをリストアップしてみると良いでしょう。希望条件が具体的であるほど、転職活動の軸が定まり、自分に合った求人が見つかりやすくなります。
「つらいから今すぐ辞めたい」という感情だけで行動してしまうと、後で後悔することになりかねません。冷静に状況を分析し、計画的に転職活動を進めることが大切です。今の仕事の不満点だけでなく、良かった点や得られた経験なども振り返り、次のステップにどう活かせるかを考えましょう。焦らず、じっくりと情報収集を行い、納得のいく判断をすることが重要です。
長時間労働から抜け出し、自分に合った新しい職場を見つけるためには、計画的な転職活動が不可欠です。ここでは、転職を成功させるための具体的なステップについて、以下の項目で解説します。 各項目について、詳しく見ていきましょう。
まず、自分自身の適性や強みをしっかりと把握することから始めましょう。これまでの仕事でどんなことにやりがいを感じたか、どんな作業が得意だったか、どんなスキルが身についたかを振り返ります。また、自分がどんな働き方をしたいのか、どんなことに興味があるのかを改めて考えてみることも大切です。自己分析を深めることで、自分に合った仕事を見つけるための指針になります。
次に、労働条件の良い業界や企業について情報収集を行います。残業時間が少ない業界や、年間休日が多い企業、福利厚生が充実している企業など、自分の希望に合う求人を探しましょう。企業のホームページや求人情報サイトだけでなく、実際に働いている人の口コミなども参考にすると、よりリアルな情報を得られます。ただし、情報は鵜呑みにせず、多角的に見ることが重要です。
応募する企業が決まったら、熱意が伝わる応募書類を作成しましょう。履歴書や職務経歴書は、採用担当者に自分をアピールするための大切なツールです。誤字脱字がないかはもちろん、これまでの経験やスキル、そして何よりも「この会社で働きたい」という熱意が伝わるように、丁寧に作成することがポイントです。特にノンデスクワーカーとしての経験で培った体力や継続力などもアピール材料になります。
書類選考を通過したら、いよいよ面接です。面接では、これまでの経験や仕事への意欲を自分の言葉でしっかりと伝えましょう。なぜ今の会社を辞めたいのか、そしてなぜこの会社で働きたいのか、ポジティブな理由を伝えることが大切です。緊張するかもしれませんが、ハキハキとした受け答えと笑顔を心がけ、自分らしさをアピールしてください。事前に想定される質問への回答を準備しておくことも有効です。
内定を得て転職が決まったら、現在の職場への配慮を忘れずに円満退職を心がけましょう。法律では退職の意思表示は2週間前までとされていますが、会社の就業規則を確認し、できる限り早めに直属の上司に伝えるのがマナーです。後任への引き継ぎをしっかりと行い、最後まで責任を持って業務に取り組みましょう。立つ鳥跡を濁さず、感謝の気持ちを持って退職することが、社会人としての良いあり方です。
残業が多くて転職活動の時間が取れない、心身ともに疲弊していて一人で進める気力がない、という方にこそ、キャリアアドバイザーの利用は有効な選択肢です。実際に、転職活動において特に対策を行っていない人は66.1%と過半数を占めており、多忙な中で十分な準備ができていない人が多いのが実情です。キャリアアドバイザーは、あなたの代理人として求人を探し、面接の日程調整や条件交渉まで行ってくれます。在職中で忙しいあなたの負担を大幅に軽減し、効率的に転職活動を進めるための心強いパートナーとなるでしょう。まずは相談だけでもしてみることで、自分では気づかなかったキャリアの可能性が見つかるかもしれません。
転職活動では、企業への応募ごとに履歴書や職務経歴書を準備し、面接の日程を調整し、内定が出れば条件交渉を行うなど、多くの事務的な作業が発生します。キャリアアドバイザーは、こうした煩雑な作業の多くを代行してくれます。特に、応募書類は転職の第一関門であり、客観的な視点での添削は非常に重要です。プロの目であなたの強みを引き出し、採用担当者に響く書類作りをサポートしてくれます。また、言いにくい給与や待遇の交渉も代行してくれるため、あなたは面接対策など、本来最も注力すべきことに集中できます。これにより、精神的な負担も軽くなり、より良いコンディションで選考に臨むことができるのです。
世の中には無数の求人がありますが、その中から自分に合った企業、特に労働環境の良い企業を見つけ出すのは容易ではありません。キャリアアドバイザーは、公開されている求人だけでなく、企業の事情で一般には公開されていない「非公開求人」も多数保有しています。これらの求人には、人気が高く応募が殺到するのを避けたい優良企業の案件も含まれます。あなたのスキルや経験、価値観を丁寧にヒアリングした上で、プロの視点から最適な求人を厳選して紹介してくれます。自分一人で探すよりも視野が広がり、これまで知らなかった業界や企業との思わぬ出会いが生まれる可能性も高まるでしょう。
面接で残業の多さを退職理由にすると「忍耐力がないのでは?」と懸念されるリスクは確かにあります。しかし、伝え方次第でその懸念は払拭できます。重要なのは、感情的に不満を述べるのではなく、客観的な事実を伝えることです。例えば「月45時間、年360時間」という法定時間外労働の上限を超えているなど、誰が聞いても過酷だとわかる状況を具体的に説明しましょう。その上で、その環境でどう工夫したか、そして今後はどう働きたいかというポジティブな意欲につなげることが大切です。実際に、**転職したい理由として「労働時間・休日・休暇の条件がよい会社にかわりたい」と考える若年正社員は50.0%**にのぼり、ワークライフバランスを求めるのは自然なことだと理解されています。
まずは、以下の3つの要素を盛り込んだ構成を意識すると、説得力のある伝え方ができます。
【事実+クッション言葉】 前職の状況を客観的に伝える(不満や愚痴にならないように)
【ポジティブな動機への転換】 その経験から何を考え、どうしたいと思うようになったかを話す
【志望企業への貢献意欲】 その動機が、応募企業で働くこととどう結びつくかを具体的に示す
長時間労働そのものではなく、「非効率な働き方」が問題であったと捉え、自身の生産性の高さをアピールするパターンです。
例文1 「前職では多くの経験を積むことができ、大変感謝しております。しかし、恒常的に月平均〇〇時間を超える残業があり、業務の進め方や時間配分を見直す機会が少ない環境でした。今後は、より一層業務の効率性を追求し、決められた時間内で最大限の成果を出す働き方を実現したいと考えております。貴社の〇〇という業務効率化への取り組みに大変共感しており、私も主体的に業務改善に関わることで貢献できると確信しております。」
例文2 「現職では、〇〇の業務に邁進してまいりました。ただ、日々の業務量が多く、長時間労働が常態化しておりました。その中で、いかに無駄をなくし、効率的にタスクを進めるかを常に意識して行動してまいりました。この経験で培ったタイムマネジメント能力を活かし、メリハリのある働き方を推奨されている貴社で、より高い生産性を発揮して貢献したいと考えております。」
ポイント
残業が多く、自己投資の時間が確保できなかったことを、今後の成長意欲につなげるパターンです。
例文3 「現職では、〇〇の業務に深く携わることができました。しかし、終電近くまでの残業が続くことも少なくなく、業務に関連する専門知識や新しい技術をインプットする時間を確保することが難しい状況でした。今後は、業務時間内で質の高い成果を出すことはもちろん、業務時間外でも自己研鑽に励み、より高度な専門性をもって貴社の〇〇事業の成長に貢献したいと考えております。」
例文4 「前職では、日々の業務に追われ、腰を据えて自身のキャリアと向き合う時間を十分に取ることができませんでした。このままでは、目先の業務をこなすだけで成長が止まってしまうという危機感を抱くようになりました。今後は、計画的にスキルアップを図り、中長期的な視点で貴社に貢献できる人材になりたいと考えております。貴社の充実した研修制度や資格取得支援制度にも大変魅力を感じております。」
ポイント
心身の健康を維持することが、結果的に仕事のパフォーマンス向上と長期的な貢献につながるというロジックで伝えるパターンです。
例文5 「前職では、〇〇というやりがいのある仕事に携わることができました。一方で、繁忙期には休日出勤も多く、体調管理に難しさを感じることがありました。この経験から、心身ともに万全の状態で仕事に臨むことが、質の高いパフォーマンスを継続的に発揮するために不可欠だと改めて認識いたしました。メリハリをつけて働くことを推奨されている貴社の環境で、長期的に安定して貢献していきたいと考えております。」
例文6 「現職では責任ある仕事を任せていただき、充実感を感じておりました。ただ、月の残業が〇〇時間を超えることが続き、家族と過ごす時間を十分に確保することが難しい状況でした。仕事に集中するためにも、プライベートの充実は非常に重要だと考えております。ワークライフバランスを重視されている貴社でなら、仕事と家庭を両立させながら、より一層業務に邁進できると考えております。」
ポイント
長時間労働で悩んでいるなら、まずは一歩踏み出す勇気を持つことが大切です。この記事で紹介したポイントを参考に、自分らしい働き方を見つけるための準備を始めてみませんか。もし、一人で転職活動を進めるのが不安だったり、何から始めれば良いか分からなかったりする場合は、転職のプロに相談するのも一つの方法です。Zキャリアのエージェントに相談してみよう。あなたの状況や希望を丁寧にヒアリングし、最適な求人の紹介から応募書類の添削、面接対策まで、転職活動をトータルでサポートします。新しい未来への扉を一緒に開きましょう。
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