公開 2025/02/25
Zキャリア編集部
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一般的には「夢追い人=フリーター」というイメージがあるかもしれませんが、正社員しながら夢を追うのも1つの方法です。
正社員で夢を追いつづけるのは仕事との両立や気力面で大変なこともありますが、収入の安定性や社会保障など、フリーターと比べた場合のメリットも少なくありません。この記事では、年収や社会保障をフリーターと比較しつつ、正社員しながら夢を追うメリットや無理なく続ける方法を解説します。
ドラマや小説のイメージから、「夢を追うならフリーターのほうがやりやすい」というイメージがあるかもしれません。ただ、働き方次第では正社員として働きながら夢を追うことは可能です。むしろ、収入が安定している分、正社員のほうが夢をかなえやすい面もあります。
ここでは、「正社員として働きながら夢を追える理由」を見ていきましょう。
夢を追いつづけるためには、生活の土台が必要です。一般的には正社員のほうがフリーターよりも収入が右肩上がりになるので、安定します。正社員と正社員以外の賃金推移を見てみましょう。
参照:「令和5年度賃金構造基本統計調査(14ページ)/厚生労働省」
このグラフが示すとおり、正社員以外の賃金は、常に横ばいです。一方、正社員の賃金は、右肩上がりに増加しています。この安定した昇給も、正社員の魅力の1つです。
正社員ならば正当な理由がない限り減給や解雇がないため、一度採用されれば長期間にわたって安定的な収入が保障されます。正社員なら、ケガや病気で数日会社を休んだとしても月給は変わりません。
フリーターでは働いた分だけの収入となるため、どうしても「お金か、夢か」という二者択一になりがちです。生活の土台がしっかりしていると気持ちにもゆとりが出るため、無理をせずに夢を追いやすくなります。
「まとまった休暇が取りやすい」点も、正社員として夢を追うメリットの1つです。一般的には、会社の規模が大きくなるほど休暇日数が多い傾向にあります。
このグラフが示すとおり、休暇だけで見れば大企業のほうが夢を追いやすいと言えるかもしれません。
もちろん、フリーターの場合、休暇そのものは自分の裁量次第で自由に取得できます。一方、正社員の場合は、規模が大きくなればなるほど、自分の裁量以上に休みを多く取得できる傾向があります。また、フリーターは正社員と異なり、「休んだ分だけ収入が減ってしまう」傾向があるため、暮らしを維持するためにはある程度無理してでも働かなくてはなりません。
お笑い芸人やミュージシャンの世界はスケジュールが不安定で、オーディションや仕事が突然入ることも珍しくありません。フリーターで頻繁に休むと収入が減るだけでなく、そもそも採用されにくくなる、などの問題が出てきます。「バイトとの両立が大変で夢を諦めてしまう」人が多いのも現実です。心身ともに無理をせず、長いスパンで夢を追いつづけたいなら正社員のほうがおすすめです。
正社員はフリーターよりも1日の時間管理がしやすいため、夢を長期的に追いやすい環境です。フリーターの場合、急なシフト変更などでタイムスケジュールが乱れやすく、暮らしのリズムがどうしても不規則になってしまいます。
また、収入を少しでも上げようとしていくつかのバイトを掛け持ちした結果、夢の実現のために努力する時間が削られてしまうかもしれません。正社員であれば、1日の労働時間が8時間と決められており、休日も定期的に設けられるため、時間的なメリハリをつけながら夢を追いつづけられるでしょう。
国内外の著名人にも、正社員として働きながら夢を叶えた人は少なくありません。正社員時代の努力は苦労したエピソードとして伝えられています。ここでは、正社員を続けながら実際に夢を叶えた著名人の例を見ていきましょう。
「スタンドバイミー」などの世界的名作で知られる作家、スティーブン・キングは小学校教諭の傍ら小説を書きつづけ、作家になる夢を叶えました。
スティーブン・キングは1947年9月、アメリカのポートランドで生まれます。大学卒業後、小学校教師の職を得ますが、幼い頃から創作が好きだった彼は仕事の傍らこつこつと小説を書きつづけます。1973年、出版社に持ち込んだホラー小説「キャリー」が認められ、スティーブン・キングは教師を辞めて小説家デビューを果たしました。「キャリー」は1976年に映画化され、現在でもホラーの金字塔として語り継がれています。
その後、スティーブン・キングは「シャイニング」、「ショーシャンクの空に」、「グリーンマイル」などの代表作を次々と発表。世界的なホラー作家として現在も多くの人々を魅了しています。
「ガリレオ」シリーズなど、数々のベストセラーを残してきた小説家・東野圭吾も、正社員から夢を叶えた1人です。
東野圭吾は1958年2月、大阪で生まれました。大学で情報技術を学んだ東野圭吾は卒業後、今のデンソーである「日本電装株式会社」に就職。エンジニアとして働きながらこつこつと小説を書きつづけます。そして1985年、ミステリー小説「放課後」で「第31回江戸川乱歩賞」を受賞。受賞作として出版されたことをきっかけにエンジニアを退職し、小説家に専念します。その後も「白夜行」、「流星の絆」、「クスノキの番人」などの人気作を次々と発表。名実ともに日本を代表するベストセラー作家の1人です。
フリーターとして夢を追うスタイルにはロマンがありますが、反面、収入が安定しないなどのデメリットがあります。ここでは、フリーターとして夢を追う場合の主なメリット・デメリットを見ていきましょう。
フリーターは正社員と比べるとシフトを柔軟に組みやすく、よほどの繁忙期でなければ、プライベートの用事に合わせて休むのもそれほど難しくありません。また、フリーターなら正社員のように退職手続きが煩雑ではないため、夢のほうで成果が出てきた時点でスムーズに辞められる傾向にあります。
フリーターとして夢を追う場合、大きなデメリットは、収入が安定しないことです。フリーターは正社員と比べて平均年収が低いうえ、休んだ分だけ収入が減ってしまいます。そのため、長く夢を追いつづけるほど収入面で余裕がなくなってしまうのが現実です。また、年齢が上がるほどバイトの選択肢が狭まる傾向にあり、収入を得ることそのものが難しくなってしまいます。
正社員の場合、フリーターと比較して収入は安定しますが、自由な時間が減ってしまう点が大きなデメリットです。
ここでは、正社員をしながら夢を追いつづける主なメリット・デメリットを見ていきましょう。
正社員で夢を追う第一のメリットは、収入の安定性です。正社員であれば毎月固定の給与が支給されるため、収入面での悩みはありません。そのうえ、無条件の解雇が法律で禁じられているため、将来的な暮らしの不安も不要です。退職しない限り生活の土台が崩れる心配がないため、万が一夢を諦めることになったとしても心のゆとりにつながります。
正社員として夢を追ううえで大きなハードルとなるのが拘束時間です。正社員の場合、一般的には1日8時間労働が義務づけられます。通勤時間を含めると1日10時間以上拘束されることも珍しくありません。必然的に夢の実現に費やせる時間が減り、夢を叶えるモチベーションが下がってしまうパターンもあります。また、正社員では長期的に安定した暮らしが保障されるため、「絶対に夢を叶えていい暮らしをしたい!」などモチベーションを抱きにくいのも現実です。
仕事と夢の両立には、人並み以上の気力と体力が求められる傾向にあります。挫折するパターンも少なくありませんが、自分の中でバランスを取ることで無理のない両立が可能です。ここでは、仕事と夢を無理なく両立させる方法を紹介します。
夢と仕事を長いスパンで両立させるには、時間的なメリハリが必要です。たとえば、本業の傍ら小説家を目指しているなら、「仕事終わりでも毎日30分は原稿を書く!」、「休みの日は朝から3時間原稿を書く!」などのように、タイムスケジュールを具体的に区切ることでモチベーションアップにつながります。タイムスケジュールを組む際は「無理なくつづけられること」が大切です。「週末だけ5時間まとめて書く」よりも「平日夜に1時間ずつ書く」のほうが気力面・体力面で負担が少なく、長続きする傾向にあります。仕事量やライフスタイルに合わせ、長くつづけられるタイムスケジュールを組み立てましょう。
夢を実現しやすい仕事を選ぶことも大切です。最近では、リモートワークや時短勤務など、働き方の選択肢が広がりつつあります。時短勤務にして夢に集中する時間を作ったり、有休が取得しやすい職場を選んだりすることも可能です。夢の実現を優先するなら仕事選びから慎重に行い、夢に集中しやすい環境を整えましょう。
正社員である以上それ相応の責任があり、全力で夢を追いかけていても疲労や挫折によって「夢を追うのは大変だな」と感じてしまうかもしれません。ただ、夢を追うのが大変に感じたとしても、できるだけポジティブに気持ちを切り替えることでより良い選択肢が見えてきます。
ここでは、正社員のまま夢を追うことに疲れた時の対処法を見ていきましょう。
夢を追うことがどうしても大変なら、いったん諦めることも必要です。ただ諦めるのでは、ネガティブな気持ちが残ってしまいます。
長く夢を追っているなら、自分なりに区切りをつけてみましょう。「30歳までに小説が1次選考を突破しなかったら夢を諦めて、本業に専念する」などのように、年齢を具体的なリミットにすることで出口が見え、集中するモチベーションにつながります。
他の選択肢を考えるのも1つの方法です。たとえば、コミックが好きで漫画家を目指しているなら、編集者や漫画専門の書店スタッフなど、周辺の職種にまで視野を広げてみることで気持ちがポジティブになります。夢に本気で打ち込んできた人ほど、リミットを過ぎたからといってあっさり諦めるのは難しいかもしれません。ただ、「諦める」という選択肢をどこかで用意しておくことで心のゆとりにつながります。
本業のせいで夢へのモチベーションが下がっていると感じたら、思いきって職場環境を変えてみるのも1つの方法です。たとえば、拘束時間の短い職場に異動することで自由な時間が増え、適度に休息を取りつつ夢を追うことができます。副業があまり良く思われていないような職場なら、上司を含めて副業をポジティブにとらえている職場に変えることで周囲に気を遣わず、副業の時間を確保可能です。
正社員として夢を追う主なメリットは以下の通りです。
一方、デメリットとしては以下の点が挙げられます。
正社員のまま長いスパンで夢を追いつづけるのはプレッシャーも大きく、体力面・気力面での負担が大きいのも事実です。
夢を追うのが大変なら、職場環境や働き方を変えることで両立しやすくなる可能性があります。それでもなお負担が大きければ、自分なりにリミットを決め、諦めることも必要です。著名人のモデルケースを参考にしつつ、あなたなりの夢の追い方を見つけましょう。
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