公開 2025/02/25
更新 2025/08/12
Zキャリア編集部
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目次
一般的には「夢追い人=フリーター」というイメージがあるかもしれませんが、正社員しながら夢を追うのも1つの方法です。 正社員で夢を追いつづけるのは仕事との両立や気力面で大変なこともありますが、収入の安定性や社会保障など、フリーターと比べた場合のメリットも少なくありません。この記事では、年収や社会保障をフリーターと比較しつつ、正社員しながら夢を追うメリットや無理なく続ける方法を解説します。
ドラマや小説のイメージから、「夢を追うならフリーターのほうがやりやすい」というイメージがあるかもしれません。ただ、働き方次第では正社員として働きながら夢を追うことは可能です。むしろ、収入が安定している分、正社員のほうが夢をかなえやすい面もあります。
ここでは、「正社員として働きながら夢を追える理由」を見ていきましょう。
夢を追いつづけるためには、生活の土台が必要です。一般的には正社員のほうがフリーターよりも収入が右肩上がりになるので、安定します。正社員と正社員以外の賃金推移を見てみましょう。
参照:「令和5年度賃金構造基本統計調査(14ページ)/厚生労働省」
このグラフが示すとおり、正社員以外の賃金は、常に横ばいです。一方、正社員の賃金は、右肩上がりに増加しています。この安定した昇給も、正社員の魅力の1つです。
正社員ならば正当な理由がない限り減給や解雇がないため、一度採用されれば長期間にわたって安定的な収入が保障されます。正社員なら、ケガや病気で数日会社を休んだとしても月給は変わりません。
フリーターでは働いた分だけの収入となるため、どうしても「お金か、夢か」という二者択一になりがちです。生活の土台がしっかりしていると気持ちにもゆとりが出るため、無理をせずに夢を追いやすくなります。
「まとまった休暇が取りやすい」点も、正社員として夢を追うメリットの1つです。一般的には、会社の規模が大きくなるほど休暇日数が多い傾向にあります。
このグラフが示すとおり、休暇だけで見れば大企業のほうが夢を追いやすいと言えるかもしれません。
もちろん、フリーターの場合、休暇そのものは自分の裁量次第で自由に取得できます。一方、正社員の場合は、規模が大きくなればなるほど、自分の裁量以上に休みを多く取得できる傾向があります。また、フリーターは正社員と異なり、「休んだ分だけ収入が減ってしまう」傾向があるため、暮らしを維持するためにはある程度無理してでも働かなくてはなりません。
お笑い芸人やミュージシャンの世界はスケジュールが不安定で、オーディションや仕事が突然入ることも珍しくありません。フリーターで頻繁に休むと収入が減るだけでなく、そもそも採用されにくくなる、などの問題が出てきます。「バイトとの両立が大変で夢を諦めてしまう」人が多いのも現実です。心身ともに無理をせず、長いスパンで夢を追いつづけたいなら正社員のほうがおすすめです。
正社員はフリーターよりも1日の時間管理がしやすいため、夢を長期的に追いやすい環境です。フリーターの場合、急なシフト変更などでタイムスケジュールが乱れやすく、暮らしのリズムがどうしても不規則になってしまいます。
また、収入を少しでも上げようとしていくつかのバイトを掛け持ちした結果、夢の実現のために努力する時間が削られてしまうかもしれません。正社員であれば、1日の労働時間が8時間と決められており、休日も定期的に設けられるため、時間的なメリハリをつけながら夢を追いつづけられるでしょう。
国内外の著名人にも、正社員として働きながら夢を叶えた人は少なくありません。正社員時代の努力は苦労したエピソードとして伝えられています。ここでは、正社員を続けながら実際に夢を叶えた著名人の例を見ていきましょう。
「スタンドバイミー」などの世界的名作で知られる作家、スティーブン・キングは小学校教諭の傍ら小説を書きつづけ、作家になる夢を叶えました。
スティーブン・キングは1947年9月、アメリカのポートランドで生まれます。大学卒業後、小学校教師の職を得ますが、幼い頃から創作が好きだった彼は仕事の傍らこつこつと小説を書きつづけます。1973年、出版社に持ち込んだホラー小説「キャリー」が認められ、スティーブン・キングは教師を辞めて小説家デビューを果たしました。「キャリー」は1976年に映画化され、現在でもホラーの金字塔として語り継がれています。
その後、スティーブン・キングは「シャイニング」、「ショーシャンクの空に」、「グリーンマイル」などの代表作を次々と発表。世界的なホラー作家として現在も多くの人々を魅了しています。
「ガリレオ」シリーズなど、数々のベストセラーを残してきた小説家・東野圭吾も、正社員から夢を叶えた1人です。
東野圭吾は1958年2月、大阪で生まれました。大学で情報技術を学んだ東野圭吾は卒業後、今のデンソーである「日本電装株式会社」に就職。エンジニアとして働きながらこつこつと小説を書きつづけます。そして1985年、ミステリー小説「放課後」で「第31回江戸川乱歩賞」を受賞。受賞作として出版されたことをきっかけにエンジニアを退職し、小説家に専念します。その後も「白夜行」、「流星の絆」、「クスノキの番人」などの人気作を次々と発表。名実ともに日本を代表するベストセラー作家の1人です。
夢のために期間限定でフリーターを選ぶのは一つの選択肢です。ただし、目標達成までの期間を「25歳まで」のように具体的に設定することが重要です。計画なくフリーターを続けると、キャリア形成が難しくなり、将来的に正社員として復帰する際の選択肢が狭まるリスクがあります。期間を決めて集中することで、夢への挑戦と将来の安定を両立させやすくなるでしょう。
将来の安定を考えるなら、25歳が一つの目安です。20代のうちに正社員としての経験を積んでおけば、万が一夢を諦めた場合でもキャリアを再構築しやすくなります。若いうちの挑戦は貴重ですが、現実的なリミットも意識しましょう。
30代前半は、未経験から正社員としてキャリアを築く最後のチャンスと言われることが多いです。企業側もポテンシャル採用を重視する傾向が30代になると薄れ、即戦力となるスキルや経験を求めるようになります。夢を追い続けることは尊いですが、30歳を過ぎてからのキャリアチェンジは難易度が上がることを理解し、将来設計を慎重に考える必要があります。
フリーターを続けると、生涯賃金で正社員と大きな差が生まれます。この差が、将来の資産形成や生活の質に直接影響し、結果として生涯にわたる収入面で厳しい状況に置かれる可能性が高くなります。
フリーターは収入が不安定と見なされるため、社会的な信用が低くなりがちです。具体的には、クレジットカードの作成や自動車ローン、住宅ローンなどの審査に通りにくくなります。また、賃貸住宅の入居審査でも、安定した収入のある正社員が有利になるケースが少なくありません。生活の基盤となる部分で制約が多くなることは、大きなデメリットと言えるでしょう。
フリーターは、病気や怪我で働けなくなると収入が途絶えてしまうリスクがあります。正社員であれば有給休暇や傷病手当金などのセーフティーネットがありますが、フリーターはそうした保障が不十分なことが多いです。また、親の介護などで急にまとまった時間や費用が必要になった場合も、収入の不安定さから対応が困難になる可能性があり、不測の事態に非常に弱い立場となります。
安定しない生活は、本人だけでなく家族にも心配をかけ、関係悪化の原因となることがあります。「いつまで夢を追い続けるのか」というプレッシャーがストレスとなり、夢への情熱を維持することさえ難しくなる可能性も考えられます。
フリーターの最大のメリットは、シフト制の勤務が多いため、自分の都合に合わせて働きやすい点です。オーディションやライブ、創作活動など、夢を追うために必要な時間を確保しやすいでしょう。急な予定にも対応しやすく、プライベートと活動のバランスを取りながら、夢に集中するためのスケジュールを柔軟に組むことが可能です。仕事に縛られず、自由な時間を手に入れたい人には適しています。
正社員に比べ、フリーターは業務における責任範囲が限定的であることが多く、精神的なプレッシャーは少ない傾向にあります。売上目標や重要なプロジェクトを任されることは少なく、時間内に与えられた仕事をこなせば良い場合がほとんどです。仕事のストレスを最小限に抑え、夢を追うためのエネルギーを温存したい人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
フリーターは、短期間で様々な仕事を経験できる機会があります。飲食店、販売、イベントスタッフなど、多様な業界や職種を体験することで、自分の新たな適性や興味を発見できるかもしれません。また、これらの経験で得た知識や人脈が、思いがけない形で夢の実現に繋がる可能性も秘めています。幅広い経験を積むことは、視野を広げる上で有益です。
雇用契約の観点から、フリーターは比較的簡単に仕事を辞めることができます。人間関係のトラブルや仕事内容が合わないと感じた場合でも、次の仕事を見つけやすく、精神的な負担を抱え続ける必要がありません。自分に合わない環境からすぐに離れられるフットワークの軽さは、ストレスを溜めずに夢を追い続けるための重要な要素となるでしょう。
フリーターの最大のデメリットは収入面です。フリーターは、時給制のため働いた分しか収入にならず、病気やシフト削減で収入が激減するリスクも常に伴います。生活を維持するだけで精一杯になり、夢にかけるお金や時間がなくなる可能性もあります。
収入の不安定さから、フリーターは社会的信用が低いと見なされがちです。クレジットカードの発行や、自動車・住宅といった高額なローンの審査に通りにくいのが現実です。また、アパートやマンションを借りる際の入居審査でも、保証人が必要になるなど不利な条件を提示されることがあります。生活の様々な場面で不便を感じることが多くなるでしょう。
フリーターの仕事は、専門的なスキルが身につきにくい単純作業が多い傾向にあります。そのため、長期的に見てもキャリアアップや昇給が望めず、年齢を重ねるほど正社員とのスキルの差が開いてしまいます。転職活動において特に対策を行っていない人は、66.1%と過半数となっていますが、無対策のままでは、万が一夢を諦めても正社員としての就職が困難になるリスクが高まります。
正社員に比べて、フリーターは福利厚生の面で大きく劣ります。社会保険(健康保険や厚生年金)に加入できない職場も多く、その場合は国民健康保険や国民年金に全額自己負担で加入しなければなりません。また、交通費や住宅手当、賞与(ボーナス)、退職金といった制度もほとんどなく、長期的な生活の安定という面では非常に不利と言えます。
正社員の最大のメリットは、毎月決まった給与が保証される経済的な安定です。正規雇用と非正規雇用では貯蓄額にも差が出やすく、安定した収入は将来設計を立てる上での大きな安心材料となります。昇給や賞与(ボーナス)も見込めるため、夢のための活動資金を計画的に貯めることも可能です。生活の心配をせず、安心して夢に打ち込める環境が手に入ります。
正社員は、法律で定められた社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)への加入が義務付けられています。これにより、病気やケガで働けなくなった際の傷病手当金や、失業した際の失業手当など、万が一の事態に備えるセーフティネットが確保されます。フリーターに比べて生活リスクが低く、安心して挑戦を続けられる基盤があると言えるでしょう。
正社員は、給与以外にも様々な福利厚生を受けられるのが魅力です。住宅手当や家族手当、退職金制度などが整備されている企業も多く、生活を多方面からサポートしてくれます。企業の福利厚生への満足度は従業員規模が大きいほど高い傾向があり、充実した制度は可処分所得を増やし、結果的に夢への投資を後押しすることにも繋がります。
正社員として働くことで得られる専門的なスキルや知識、そして社内外で築かれる人脈は、あなたの夢にとって貴重な財産となり得ます。例えば、営業職で培ったコミュニケーション能力が俳優業に活きたり、エンジニアとして得たITスキルが創作活動の幅を広げたりすることもあります。本業と夢が相乗効果を生み、キャリアと自己実現の両方を豊かにする可能性があるのです。
正社員は、一般的に勤務時間や休日が固定されています。そのため、平日の日中に行われるオーディションやイベントなど、夢を追う上で重要な機会を逃してしまう可能性があります。フリーターのようにシフトを自由に調整することが難しく、活動時間を確保するためには、有給休暇を計画的に利用したり、周囲の理解を得たりといった工夫が必要になります。
正社員としての責任ある仕事と、夢への挑戦を両立させるのは簡単なことではありません。日中の仕事で疲労困憊し、帰宅後に活動する気力が湧かない日もあるでしょう。また、仕事のプレッシャーと「夢を叶えなければ」という焦りが重なり、精神的に追い詰められてしまうことも。自己管理能力と、適度に休息をとる意識が不可欠です。
夢を追う過程では、予期せぬチャンスが舞い込んでくることがあります。例えば、急なオーディションの誘いや、憧れの人からアシスタントを頼まれるといった機会です。しかし、正社員は仕事を簡単に休むことができないため、こうした千載一遇のチャンスを逃さざるを得ない場合があります。この点は、時間に融通の利くフリーターに比べて大きなデメリットと言えるでしょう。
仕事にも夢にも100%の力を注ぐことは、現実的に非常に困難です。どちらも頑張ろうとするあまり、結果的にエネルギーが分散してしまい、仕事では評価されず、夢も叶わないという「中途半端」な状態に陥るリスクがあります。限られた時間とエネルギーをどう配分するのか、優先順位を明確にし、時にはどちらかを割り切る決断も必要になるでしょう。
会社によっては、副業や業務外の活動に否定的な雰囲気がある場合も少なくありません。夢を追っていることを公言しづらかったり、活動のために休みを取ることに罪悪感を覚えたりすることもあるでしょう。周囲の理解や協力が得られない環境では、精神的なストレスが大きくなり、夢と仕事の両立がより困難になってしまう可能性があります。
仕事と夢の両立には、人並み以上の気力と体力が求められる傾向にあります。挫折するパターンも少なくありませんが、自分の中でバランスを取ることで無理のない両立が可能です。ここでは、仕事と夢を無理なく両立させる方法を紹介します。
夢と仕事を長いスパンで両立させるには、時間的なメリハリが必要です。たとえば、本業の傍ら小説家を目指しているなら、「仕事終わりでも毎日30分は原稿を書く!」、「休みの日は朝から3時間原稿を書く!」などのように、タイムスケジュールを具体的に区切ることでモチベーションアップにつながります。タイムスケジュールを組む際は「無理なくつづけられること」が大切です。「週末だけ5時間まとめて書く」よりも「平日夜に1時間ずつ書く」のほうが気力面・体力面で負担が少なく、長続きする傾向にあります。仕事量やライフスタイルに合わせ、長くつづけられるタイムスケジュールを組み立てましょう。
夢を実現しやすい仕事を選ぶことも大切です。最近では、リモートワークや時短勤務など、働き方の選択肢が広がりつつあります。時短勤務にして夢に集中する時間を作ったり、有休が取得しやすい職場を選んだりすることも可能です。夢の実現を優先するなら仕事選びから慎重に行い、夢に集中しやすい環境を整えましょう。
事務職は、定時で退社しやすく、土日祝日が休みのケースが多いため、プライベートの時間を確保しやすい代表的な職種です。仕事後の時間や休日を、夢のための練習や創作活動に安定して充てることができます。業務内容もルーティンワークが中心の場合が多く、精神的な負担を抑えながら働けるため、夢との両立に適していると言えるでしょう。
ITエンジニアは専門スキルが身につく上、リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業が多い職種です。通勤時間を削減し、その分を夢のための活動に充てられます。自分の裁量で働き方を調整しやすく、自由な時間を確保したい人におすすめです。
WebデザイナーやWebライターは、パソコン一台で仕事ができるため、場所や時間に縛られずに働きやすい職種です。正社員として企業の案件に携わりながら、個人の活動として自身の作品を発信することも可能です。本業で培ったスキルがそのまま夢の活動に直結しやすく、将来的にはフリーランスとして独立する道も開けるなど、キャリアの選択肢が広いのも魅力です。
公務員は、雇用の安定性が非常に高く、福利厚生も充実しているため、生活基盤を固めながら夢を追いたい人に最適な仕事です。残業が少なく、休暇も取得しやすいため、プライベートの時間を計画的に活用できます。特に地方公務員の事務職などは、地域に貢献しながら、安定した環境で長期的に夢への挑戦を続けたい場合に有力な選択肢となるでしょう。
工場勤務は、シフト制で勤務時間が明確に決まっており、残業が少ない職場が多いのが特徴です。仕事とプライベートの切り替えがしやすく、業務時間外は完全に自分の時間として使えます。黙々と作業に集中する仕事が多いため、仕事で過度な精神的ストレスを抱えにくく、夢を追うためのエネルギーを温存しやすい環境と言えます。
新規開拓ではなく、決まった顧客を回るルート営業は、比較的スケジュール管理がしやすい職種です。自分で訪問計画を立てられる場合が多く、直行直帰が認められていれば、移動時間を有効活用することも可能です。顧客との信頼関係を築くコミュニケーション能力は、どのような夢においても役立つスキルとなるでしょう。比較的自分のペースで仕事を進めやすい点が魅力です。
ビルメンテナンスや設備管理の仕事は、緊急対応時を除けば、定時で終わることが多く、夜勤シフトがある場合は平日の昼間を自由に使えるメリットがあります。待機時間が長い業務もあり、その間に資格の勉強や創作活動の構想を練ることも可能かもしれません。体力的な負担が少ない仕事を選べば、安定して働きながら夢の時間を確保しやすいでしょう。
正社員である以上それ相応の責任があり、全力で夢を追いかけていても疲労や挫折によって「夢を追うのは大変だな」と感じてしまうかもしれません。ただ、夢を追うのが大変に感じたとしても、できるだけポジティブに気持ちを切り替えることでより良い選択肢が見えてきます。
ここでは、正社員のまま夢を追うことに疲れた時の対処法を見ていきましょう。
夢を追うことがどうしても大変なら、いったん諦めることも必要です。ただ諦めるのでは、ネガティブな気持ちが残ってしまいます。
長く夢を追っているなら、自分なりに区切りをつけてみましょう。「30歳までに小説が1次選考を突破しなかったら夢を諦めて、本業に専念する」などのように、年齢を具体的なリミットにすることで出口が見え、集中するモチベーションにつながります。
他の選択肢を考えるのも1つの方法です。たとえば、コミックが好きで漫画家を目指しているなら、編集者や漫画専門の書店スタッフなど、周辺の職種にまで視野を広げてみることで気持ちがポジティブになります。夢に本気で打ち込んできた人ほど、リミットを過ぎたからといってあっさり諦めるのは難しいかもしれません。ただ、「諦める」という選択肢をどこかで用意しておくことで心のゆとりにつながります。
本業のせいで夢へのモチベーションが下がっていると感じたら、思いきって職場環境を変えてみるのも1つの方法です。たとえば、拘束時間の短い職場に異動することで自由な時間が増え、適度に休息を取りつつ夢を追うことができます。副業があまり良く思われていないような職場なら、上司を含めて副業をポジティブにとらえている職場に変えることで周囲に気を遣わず、副業の時間を確保可能です。
同じ職種でも、企業文化や方針によって働きやすさは大きく変わります。求人を選ぶ際は、以下の点を確認することが重要です。
これらの条件を満たす企業を選ぶことは、夢への時間を物理的に確保する上で不可欠です。夢との両立を目指すなら、こうした従業員に配慮した制度を積極的に導入している企業を転職エージェントなどを活用して見つけ出すことが成功の鍵となります。
正社員として夢を追う主なメリットは以下の通りです。
一方、デメリットとしては以下の点が挙げられます。
正社員のまま長いスパンで夢を追いつづけるのはプレッシャーも大きく、体力面・気力面での負担が大きいのも事実です。
夢を追うのが大変なら、職場環境や働き方を変えることで両立しやすくなる可能性があります。それでもなお負担が大きければ、自分なりにリミットを決め、諦めることも必要です。著名人のモデルケースを参考にしつつ、あなたなりの夢の追い方を見つけましょう。
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