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「警備員の仕事を辞めたい!」と感じている方へ。「きつい」と感じてしまう理由を解説します

「警備員の仕事を辞めたい!」と感じている方へ。「きつい」と感じてしまう理由を解説します

公開 2025/02/28

Zキャリア編集部

Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

目次

警備員は施設やイベントの安全を守る大切な仕事です。ただ、警備員には体力的にきつい仕事も多く、「もうやってられない」と辞めたくなってしまうことがあるかもしれません。辞めたくなる前に手続きや転職のビジョンについて考えておくことで、理想の仕事に出会うチャンスが広がります。この記事では、警備員の仕事がきついと言われてしまう理由や、辞めたくなった時に必要な準備について解説します。

この記事でわかること

  • 警備員の仕事がきつい理由
  • 警備員の給料
  • 警備員のメリット
  • 警備員からの転職のポイント

今すぐ辞めたほうがいい?警備員の仕事がきつい理由

警備員は社会の役に立つ仕事ですが、仕事によっては「きつい」と感じられることもあるようです。

その理由としては主に以下の項目が挙げられます。

  • 体力が必要
  • 時間が不規則になる
  • 危険にさらされるリスクがある
  • 人間関係がうまくいかない
  • ルーティンワークが多い
  • 給与が低い

それぞれ詳しく見ていきましょう。

体力が必要

警備員は肉体労働であり、どのような現場でもある程度の体力が求められます。警備は基本的に立ち仕事であり、長時間にわたって同じ場所に立ちつづける根気が必要です。

また、屋外での警備の場合、暑さ寒さなど、極端な天候でも勤務しなくてはなりません。特に真夏の場合は暑さは非常に厳しいものがあり、厳密な体調管理が求められます。

警備員は体力が重要なので、年齢を重ねるほど大変と感じられる傾向にあります。

時間が不規則になる

警備員には日勤と夜勤があり、1日のリズムが不規則になりやすい仕事と言えるでしょう。

ほとんどの職場ではシフト制でスケジュールをある程度は自由に決められますが、人手不足が深刻な職場の場合、シフトを一方的に決められる場合も少なくありません。

日勤と夜勤を短いスパンで繰り返すシフトでは、どうしてもリズムが不規則になってしまいます。神経質な人は、体調にも影響が出てしまうかもしれません。

このように、「毎日決まったリズムで働きたい」という人にはきついと感じられる仕事でもあります。

危険にさらされるリスクがある

警備員にとって、「現場の安全確保」は重要な仕事です。安全確保にはもちろん、不審者の発見および通報も含まれます。

不審者を通報する過程でケガを負うこともあるでしょう。また、交通誘導の現場では車やバイク、自転車との接触リスクも考えられます。

一見すると立っているだけに思える警備員も、意外と危険が多い仕事です。そのため、「できるだけケガをせず、安全に働きたい」人にとってはきついと感じられるかもしれません。

人間関係がうまくいかない

警備員も、人間関係の悩みが多い仕事です。

警備の業務そのものは単独で行っても、同じエリアを複数のスタッフで受け持つパターンも少なくありません。同じメンバーと長時間顔を合わせることになるため、気が合わないスタッフも出てくるかもしれません。

もちろん、気の合うスタッフと打ち解けるパターンもありますが、チームでの勤務に抵抗がある人にはきついと感じられるでしょう。

ルーティンワークが多い

警備の仕事の8割はルーティンワークといっても大げさではありません。

どの業務でも手順がしっかりと決められており、イレギュラーな対応が発生しない限り、ルーティンワークによって1日が終わります。

また、人通りの少ない時間帯の交通誘導では「ただ立っているだけ」の時間が長く、退屈だと感じてしまうかもしれません。

ルーティンワークには楽な面もありますが、「仕事でもある程度は変化がほしい」人にとってはきついと感じられるかもしれません。

給与が低い

警備員の給与が低い水準にあるのは事実です。

未経験から採用されやすい施設警備員、雑踏・交通誘導警備員の年収(全国平均)を見てみましょう。

施設警備員:376万1,000円(19万6,000円)

雑踏・交通誘導警備員:350万2,000円(21万2,000円)

※カッコ内は月収換算

参照:「令和5年度賃金構造基本統計調査(14ページ)/厚生労働省

上のグラフは、正社員と正社員以外の平均月収を年代別に比較したものです。

グラフと照らし合わせると、月収20万円前後は19〜24歳の水準にあたります。

25歳以降、正社員全体では安定的に昇給を続け、60歳の時点で月収が約2倍になる一方、警備員では同じ期間で最大1.5倍程度の昇給です。

つまり、警備員は年代が上がるほど正社員全体の平均年収と差が開いてしまいます。

「安定した昇給が期待できる仕事がしたい」人にとっては、経済的にきついと感じるかもしれません。

参照:「厚生労働省職業情報提供サイトjobtag/厚生労働省

警備員を辞める際の注意点

警備員を辞める際はいくつかの手順があります。手続きに不備があるとトラブルにつながりかねないため、注意が必要です。

警備員を辞める際の主な注意点としては以下のポイントが挙げられます。

  • 研修中や即日の退職について
  • トラブルで辞める際は労働基準監督署に相談
  • 「次にやりたい仕事」を見つけておく

それぞれ詳しく見ていきましょう。

研修中や即日の退職について

研修中(試用期間含む)の退職は可能です。また、当日に突然退職の意志を伝えても、雇用する側の同意があれば特に問題はありません。

民法627条及び628条では、「退職希望日の14日前に雇用者に退職の意志を伝えなくてはならない」と定められています。ただ、「やむを得ない事由」がある場合は14日未満であっても退職が認められると定めているため、即日の退職が可能です。

例外として、有期雇用の場合、契約期間内の退職は原則として認められません。ただ、有期雇用であっても契約初日から1年以上が経過していれば契約期間であっても退職できます。

このように、退職のルールは柔軟に定められていますが、現実としては突然辞めると負担がかかるため、「辞めたい」と感じたらできるだけ早めに上司に伝えましょう。

トラブルで辞める際は労働基準監督署に相談

退職時にトラブルが発生した場合、労働基準監督署に相談しましょう。

労働基準監督署は厚生労働省の出先機関で、管轄の企業が労働基準法に沿っているかをチェックするための公的機関です。

なかなか辞めさせてもらえない場合でも、労働基準監督署に相談することでトラブルを早期に解決できる場合があります。

「次にやりたい仕事」を見つけておく

転職後のビジョンを具体的にイメージしておくことが警備員を辞める際のポイントです。

「仕事が何となく嫌になった」といった理由でいきなり辞めてしまうと転職活動がうまくいかず、無収入の期間が続いてしまうかもしれません。

警備員を辞めたいと感じたら感情的にならず、ひと呼吸置いて将来的なビジョンを思い描くことで理想の仕事が見つかりやすくなります。

警備員のメリット

きついと感じる面がある一方で、警備員の仕事にはメリットもあります。

主なメリットは以下の通りです。

  • 出戻りでも採用されやすい
  • 疲れにくい
  • 拘束時間がわかりやすい
  • シフト次第で収入を増やせる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

出戻りしても採用されやすい

「一度辞めた職場でも比較的採用されやすい」点が警備員の大きな特徴です。

警備業界では慢性的な人材不足が続いているため、たとえ出戻りだったとしてもやる気さえあれば採用される傾向にあります。

疲れにくい

警備の仕事はルーティンワークが多く、よほどのアクシデントがなければ疲れにくい点がメリットです。

大規模イベントの警備などでは体力が求められますが、日中の交通誘導警備ならば比較的交通量が少ないため、あまり疲れないかもしれません。

体力やスキルを見きわめたうえで、疲れずに無理なく働けるエリアに配属してもらうのもポイントです。

拘束時間がわかりやすい

警備の仕事は基本的にシフト制になっています。勤務時間が明確に決まっているため、拘束時間がわかりやすく、定時に帰れる点が大きなメリットです。

シフト次第で収入を増やせる

警備の仕事はシフト制のため、シフトを増やすことで収入を増やせるメリットがあります。

また、危険物運搬や貴重品警備など、より専門性の高い業務を目指すことで年収のベースアップが可能です。スキルアップが年収に反映されやすいのも警備員の大きな魅力と言えるでしょう。

警備員の将来性について!いなくなる?

やりがいが大きい一方で、警備員の将来性についてはネガティブな予測もあります。

その主な根拠は以下の通りです。

  • 人手不足が深刻
  • 機械化・AI化がさらに進む可能性がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

人手不足が深刻

警備員の将来性を不安視する材料の1つに、人材不足があります。

令和6年6月時点の警備員(保安業)の有効求人倍率は、正社員の常用雇用に限ると6.40倍です。

有効求人倍率の高さは一般的に採用されやすさを表すため、一見すると就職のチャンスに思えるかもしれません。ただ、人材不足を事業所の縮小によって解決するところも多く、長期的には人材の需要が減っていく傾向にあると言われています。

参照:「一般職業紹介状況(P9)/厚生労働省

機械化・AI化がさらに進む可能性がある

警備業界では、すでに機械化が進行しています。人感センサーや空間センサーなどの機械を導入することで精度向上と人件費削減を目指しています。さらに警備ロボットなどのAI化が本格的に導入されれば、警備員の人材需要はさらに少なくなっていくでしょう。

警備員を「もうやってられない」と思ったら何をすべき?

警備の仕事をどうしても辞めたいと感じたら、焦らず、準備を整えましょう。

警備員を辞める前にやっておくべき準備は以下の通りです。

  • 「辞めたい理由」を掘り下げる
  • 転職したいなら「Zキャリア」に相談する

「辞めたい理由」を掘り下げる

警備の仕事を辞めたいと感じたら、まず、「なぜ辞めたいのか」を掘り下げてみましょう。

給与の低さや人間関係への不満など、ネガティブな理由ばかりが並ぶ状態で転職しても、結局はないものねだりになってしまい、「辞めグセ」がついてしまうかもしれません。

  • 「専門性の高いスキルを身につけたい」
  • 「上位職へのエントリーで人材価値を高めたい」

など、ポジティブな理由が自然と思い浮かぶなら、転職先でも長続きする可能性が高いでしょう。今の職場に対して漠然とした不満を抱えているなら、キャリアアドバイザーに相談してみるのも1つの方法です。

転職したいなら「Zキャリア」に相談する

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