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「接客の仕事がつらい」と感じた時にすべきこと〜おすすめの転職の流れを解説〜

「接客の仕事がつらい」と感じた時にすべきこと〜おすすめの転職の流れを解説〜

公開 2024/10/09

更新 2025/03/05

Zキャリア編集部

Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

目次

現在、接客の仕事をしていて、「接客の仕事がつらい」と感じている方に向けて、転職の方法を解説しています。おすすめの職種やキャリアアップまで知ることができ、現在、接客の仕事にモチベーションがわかないという方に有益な記事となっています。

「接客の仕事がつらい」と感じた時にすべきこと〜おすすめの転職の流れを解説〜

「接客の仕事を続けるのがつらい」と感じている、20代の若手の方は多いのではないでしょうか。接客の仕事はお客様から感謝の言葉を直接頂ける機会が多く、やりがいのある仕事です。一方で、クレームを受けてしまったり、休日が多くとれない場合もあり大変と感じている人が多い仕事でもあります。

今回は実務未経験の若手の方に向けた転職サービス「Zキャリア」が、接客業をつらいと感じている方にむけて、キャリアアップの方法や転職の際のコツなどを解説します。

接客の仕事をつらいと感じている?

接客業に従事していると、時にその仕事が非常に辛く感じることがあります。冒頭でも述べた通り、クレームを受ける機会が少なくない仕事である上、休みがとりづらく、体力のいる仕事でもあることなどが大きな理由です。

特に若い世代である10代、20代歳から25歳の方々にとっては、初めての社会経験として多くの壁にぶつかることも少なくありません。ここでは、接客業が辛くなる主な理由と、その対策について詳しく見ていきます。

接客の仕事がつらくなる主な理由

接客の仕事を「つらい」と感じやすい、主な理由を見ていきましょう。

土日に休みが取りづらい

接客業の多くは世間がお休みである土日や祝日に出勤を求められることが多いです。土日や祝日といった休日は、一般的な店舗や飲食店、宿泊業などにとってはお客様の数が増えやすいタイミングであるためです。

そのため土日や祝日には休みを取りづらいことが多く、平日などにずらして休みを取るケースが多いです。美術館や映画館など休日には混雑しがちな施設を平日に楽しみやすいメリットがある。その分、友人や家族と「同じタイミングで休みを取りたい」と感じることもあるでしょう。

体力仕事である

接客業は立ち仕事が多く、長時間の勤務が続くこともあります。たとえば厚生労働省が実施した「令和5年就労条件総合調査」※1 によると、週所定労働時間が長い業種を産業別に見ると「宿泊業、飲食サービス業」及び「生活関連サービス業、娯楽業」が39時間35分と最も長いとされています。

企業規模・産業・年

1日所定労働時間_企業平均

1日所定労働時間_労働者1人平均

週所定労働時間_企業平均

週所定労働時間_労働者1人平均

令和5年調査計

7:48

7:47

39:20:00

39:04:00

1,000人以上

7:46

7:46

39:02:00

38:51:00

300〜999人

7:47

7:47

39:05:00

39:06:00

100〜299人

7:47

7:48

39:09:00

39:09:00

30〜99人

7:49

7:50

39:20:00

39:10:00

鉱業、採石業、砂利採取業

7:41

7:48

39:13:00

39:06:00

建設業

7:47

7:50

39:04:00

39:04:00

電気・ガス・熱供給・水道業

7:50

7:50

39:34:00

38:37:00

情報通信業

7:45

7:45

39:04:00

39:48:00

運輸業、郵便業

7:50

7:48

39:31:00

39:10:00

卸売業、小売業

7:45

7:45

38:59:00

38:55:00

金融業、保険業

7:32

7:02

38:02:00

37:44:00

不動産業、物品賃貸業

7:49

7:48

39:30:00

39:10:00

学術研究、専門・技術サービス業

7:42

7:52

38:52:00

38:31:00

宿泊業、飲食サービス業

7:52

7:52

39:35:00

39:37:00

生活関連サービス業、娯楽業

7:47

7:47

39:35:00

39:37:00

教育、学習支援業

7:40

7:40

39:18:00

38:56:00

医療、福祉

7:44

7:44

39:17:00

38:54:00

複合サービス事業

7:49

7:48

38:50:00

39:19:00

サービス業(他に分類されないもの)

7:50

7:50

39:22:00

39:25:00

※1 参照元:「令和5年就労条件総合調査(厚生労働省)」(2024.10,07)

週の労働時間が長い分、身体的な疲労が蓄積しやすく、健康面での負担が大きくなります。特に若い年齢層でも、体力的な限界を感じることがあるでしょう。体力に自信が無い方の場合、週労働時間が短い他の職種に惹かれてしまう側面はあるかもしれません。

売上目標が設定されている

接客業では売上目標や、売上に関連する各種のKPIが設定されている場合があります。仮に、アパレル関連の小売店の場合、以下のような目標数値が、売上目標を達成するための副次的な項目としてよく利用されます。

  • 来店客数
  • 来店客数に対する購買率
  • 平均客単価
  • 試着率

たとえば、来店客数に対する購買率や、平均客単価は接客を担当するスタッフによっても大きく変わり得る項目です。「他のスタッフに比べて自分は購買率や客単価が低い」などと目標を達成できないストレスを感じるケースはあります。また、上司からのプレッシャーが精神的な負担となり、接客業を続けることがつらいと感じてしまう場合もあるでしょう。

顧客からクレームを受けることがある

接客業では、顧客からのクレームを受けることがあります避けられません。理不尽なクレームや厳しい言葉を受けることが続くと、精神的に負担がかかります。これが仕事のモチベーションを低下させる一因にもなります。

業務量に対して給与が安く感じられる

接客業の月額給与は、業務量や責任に対して低く感じられることが多いです。たとえば、平均給与は「電気・ガス・熱供給・水道業」(410,200円)が最も高く、次に高いのは「学術研究/専門・技術サービス業」(396,600円)です。一方で、接客業と関りが深い「宿泊業/飲食サービス業」は、(259,500円)となっています(※2)。給与の低さにより転職を考えるという人が多くいると考えられます。

※2 参照元「令和5年労働実態調査(厚生労働省)(2024.10.07)」

接客業から転職したいと思った時にチェックすべきこと

接客業から転職したいと感じた場合、衝動的に現職を辞めてしまうことはおすすめしません。現在勤務中の職場でも配置換えによって、理想に近い仕事が出来る可能性もあるためです。

そのため「転職したい」と感じたら、2つの点についてまず考えましょう。

現在の職場でジョブチェンジができないか

転職を考える前に、まずは現在の職場でジョブチェンジが可能かどうかを確認してみましょう。例えば、接客業からバックオフィスの業務に移動できる場合もあります。内部での異動は、転職に比べてリスクが少なく、スムーズに新しいポジションに移行できる可能性があります。

ジョブチェンジしたい希望の仕事があるか

転職を決意する前に、自分が本当にやりたい仕事が何かを明確にすることが大切です。自分の興味やスキルを活かせる職種を見つけ、その職種について詳しく調べる時間を取りましょう。このステップを飛ばすと、転職後に再び不満を感じる可能性が高くなります。たとえば、転職後「後悔・失敗したと思ったことがある」人の割合は59.7%です(※3)。半数以上が転職を後悔したことがあることを意味しており、転職は衝動的にするべきものではなく、自分のキャリアを慎重に考えて行うべきものであることが分かります。

※3 参照元:「【転職による幸福度の実態を調査】(株式会社識学)」(2024.10.07)

接客業からジョブチェンジする際におすすめの職種

①営業職

営業職は、接客業で培ったコミュニケーションスキルを活かすことができる職種です。顧客との関係構築や商品・サービスの提案を行うため、接客経験が大いに役立ちます。

営業職は、求人の幅が広い点も特徴です。個人営業から法人営業、人材紹介の営業まで様々な「営業職」が存在するため、自分の関心がある製品・サービスを扱う企業に営業職として入社することで「興味のある製品についてさらに学びながら、営業職として顧客と接する」という貴重な経験を得られます。

また、営業職ではインセンティブ報酬が設けられている場合も多いです。インセンティブ報酬の制度を設けている企業では、基本給をやや低めに抑える一方で、獲得した契約数や販売数に応じた成果報酬を支給しています。自分の努力次第で平均的な営業職よりも多額の給与を得られる可能性があります。

②技術職

技術職の代表例には「ITエンジニア」「製造エンジニア」などが挙げられます。専門的なスキルを必要とする職種であり、システム開発や製品開発などにおける技術的な工程を担当します。

専門技術を身につけるためには一定の学習期間が必要ですが、その分安定した収入とキャリアパスが期待できます。

加えて、接客業で培ったコミュニケーション力を活かす機会も意外と多い職種です。技術職が開発した製品やシステムを利用するのは、多くの場合、非技術職の方々です。つまり、システム開発や製品開発に当たっては非技術職の方々とのコミュニケーションや打ち合わせ、ヒアリングなどが求められます。

なお、技術職には「ITエンジニア」「製造エンジニア」など様々な専門職があるため、どのような技術を中長期的に身につけていくべきか、キャリア設計の重要性は極めて高いです。

③事務職

「接客業がつらい」と感じる理由が、体力的な負担の大きさや勤務時間の不安定さにある場合は「事務職への転職」も検討の余地があります。

事務職は、オフィスワークが中心のため、立ち仕事に比べると体力的な負担が少なく、勤務時間も安定しています。データ入力や書類作成、電話応対など、オフィスワークが中心となるため、プライベートの時間を確保しやすいです。

また、書類作成などに当たっては、社内の複数部署とのコミュニケーションが必要なケースも多いです。よって、接客業で培ったコミュニケーション力やビジネスマナーなどが役に立つ場面もあります。

転職する場合の注意点

実際に営業職や事務職など異業種に転職を目指す場合、業界や職種に関する入念なリサーチなどは欠かせません。異業種への転職を目指して、転職活動を始める前に知っておきたいいくつかの注意点をご紹介します。

現職を続けたまま転職活動を行う

転職活動を始める際には、現在の仕事を辞めずに続けることをおすすめします。

たとえば、転職志望者が転職活動を実際に始めてから、離職するまでの期間としては「1か月以上3か月未満」(※4)というケースが一般的に多いです。

しかし、実務未経験から異業種への転職を目指す場合、残念ながら3か月以上、転職活動に時間がかかる場合もあるでしょう。転職先が決まる前に離職すると収入が途絶える可能性があります。

よって、現職を続けながら転職活動を行いましょう。転職先が決まってから退職することで、生活の安定を保つことができます。

転職者計

離職期間

なし

1か月

未満

1か月以上

2か月

未満

2か月以上

4か月

未満

4か月以上

6か月

未満

6か月以上

8か月

未満

8か月以上

10か月

未満

10か月

以上

不明

100%

26%

28%

13%

13%

5%

4%

2%

6%

5%

※4 参照元:「転職者実態調査(厚生労働省)」(2024.10.07)

業界・職種・志望企業のリサーチを行う

転職を成功させるためには、十分なリサーチが必要です。興味のある業界や職種、志望企業について詳しく調べ、求められるスキルや働き方を理解することが重要です。リサーチを怠ると、入社後にミスマッチを感じる可能性が高くなります。

面接対策を行う

転職活動の一環として、面接対策は欠かせません。自己PRや志望動機を明確にし、面接官に対して自分の強みをアピールできるよう準備しましょう。また、過去の経験を具体的に話すことで、実績をアピールすることも大切です。

たとえば、事業所(企業)側が転職者の処遇を決定する際に重視する要素として「これまでの経験・能力・知識」を挙げる企業が大半(53.7%)を占めています(※5)。

要素

割合 (%)

年齢

約12%

学歴

約1%

前職の賃金

約7%

前職の役職

約0%

これまでの経験・能力・知識

約54%

免許・資格

約11%

その他

約12%

※5 参照元:「令和2年度転職者の実態調査(厚生労働省)」(2024.10.07)より

「これまでの経験・能力・知識」は企業側にとっては、履歴書や職務経歴書だけでは判断しづらい要素です。だからこそ面接官と直接対話できる面接の機会は重要であり、事前にしっかり準備する必要があります。

転職が目的となっていないか

転職活動を進める中で、転職そのものが目的となってしまうことがあります。しかし、重要なのは新しい環境で長期的に働くことです。転職の理由や目的を明確にし、自分が本当にやりたい仕事を見つけることを忘れないようにしましょう。

転職サービスを利用してみましょう

キャリアに関する悩みや転職についての不安を感じている場合、専門家に相談することをおすすめします。専門のキャリアコンサルタントがあなたの状況を理解し、最適な転職先を提案してくれます。近年では、ハローワークよりも民間サービスの転職サイトが多く利用されています(※6)。

ハローワーク等の公的機関

民間の職業紹介機関

求人サイト・求人情報専門誌・新聞・チラシ等

企業のホームページ

縁故(知人、友人等)

企業訪問

出向・前の会社の斡旋

その他

不明

2020年

34.3%

14.8%

39.4%

12.9%

26.8%

2.5%

7.0%

8.5%

0.6%

2015年

41.3%

19.0%

24.2%

13.9%

27.7%

2.1%

6.2%

11.1%

1.4%

2006年

42.5%

19.2%

27.8%

12.9%

29.8%

2.1%

7.7%

8.0%

0.6%

※6 参照元:「転職者実態調査結果の概要/転職活動の方法の割合 全年齢男女総合(厚生労働省)」(2024.10,07)

まとめ

接客業が辛いと感じる理由はさまざまですが、その解決策として転職を考えることは一つの選択肢です。この記事を通じて、転職の際にチェックすべきポイントやおすすめの職種について理解を深め、キャリアプランを見直すきっかけにしていただければ幸いです。

  • 接客の仕事をやっているが辛いので転職をしたい
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