公開 2025/08/12
Zキャリア編集部
Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。
目次
履歴書の月を間違えて書いてしまった…。「選考に落ちる?」「どう直せばいい?」と不安なあなたへ。提出状況別の正しい対処法から、今後ミスを防ぐための予防策まで、分かりやすく解説します。焦らず、この記事を読んで対応しましょう。
履歴書の月を間違えてしまうと、選考にどう影響するのか不安になりますよね。具体的な影響は、以下の通りです。
正直に間違いを申告すれば、それだけで不採用になることはほとんどありません。誰にでもうっかりミスはあります。大切なのは、間違いに気づいたときに誠実に対応することです。
採用担当者は、応募者の人柄や正直さも見ています。ミスを隠さず、きちんと報告・訂正する姿勢は、かえって好印象を与える可能性もあります。焦らず、落ち着いて正しい対応を心がけましょう。
正直に伝えれば基本的には大丈夫ですが、間違いの箇所によっては経歴詐称を疑われるリスクもゼロではありません。特に、職歴の期間にかかわる年月を間違えると、「職歴を長く見せようとしているのでは?」と誤解されてしまう可能性があります。
例えば、実際の退職月よりも後の月を記載してしまうと、ブランク期間を短く見せるための意図的な操作だと判断されかねません。悪意がない場合でも、信頼を損なうことにつながるため、学歴や職歴に関する年月は特に慎重に確認することが重要です。
最も避けるべきなのは、間違いに気づきながら放置することです。もし選考中に発覚すれば、「ミスを報告できない人」「不誠実な人」という印象を与えてしまいます。
また、運良く選考を通過して入社できたとしても、後から年金や保険の手続きで間違いが発覚するケースもあります。その場合、会社からの信頼を大きく損なうことになり、働きにくくなってしまうかもしれません。気づいた時点で正直に報告することが、自分のためにもなるのです。
履歴書には日付を記入する箇所がいくつかあります。特に間違えやすい項目は以下の通りです。
意外と多いのが、提出日の日付の間違いです。例えば、数日前に作成した履歴書をそのまま提出してしまい、作成日と提出日がずれてしまうケースです。
郵送の場合は投函日、持参する場合は面接日を記入するのが基本です。事前に準備しておくのは良いことですが、提出する直前に必ず日付を確認し、必要であれば修正する習慣をつけましょう。
学歴や職歴の年月は、履歴書の中でも特に重要な情報であり、間違えると経歴詐称を疑われかねない部分です。記憶に頼って書くと、意外と間違えていることがあります。
特に、高校の卒業年月や、短期間で辞めたアルバイトの在籍期間などは、勘違いしやすいポイントです。必ず卒業証明書や源泉徴収票、雇用保険被保険者証などの書類で正確な年月日を確認してから記入するようにしましょう。
免許や資格の取得年月も、うっかり間違えやすい項目の一つです。特に、取得してから時間が経っている資格や、複数の資格を持っている場合は記憶が曖昧になりがちです。
運転免許証や資格の合格証、認定証などには必ず取得年月日が記載されています。履歴書に書く前に、必ず原本を確認しましょう。正確な情報を書くことで、資格のアピール度も高まります。
もし履歴書の月を間違えてしまったら、どうすれば良いのでしょうか。提出状況によって対処法は異なります。具体的な対処法は、以下の通りです。
企業に提出する前に間違いに気づいた場合は、二重線と訂正印で修正するのが正式な方法です。修正テープや修正液は、手軽ですがビジネス文書ではマナー違反とされることが多いため、避けましょう。
間違えた箇所に定規を使って二重線を引き、その上か近くに訂正印(シャチハタでない印鑑)を押します。そして、二重線の上や横の空いているスペースに正しい内容を記入します。ただし、修正箇所が多いと見栄えが悪くなるため、可能であれば新しい用紙に書き直すのが最も丁寧な対応です。
提出後に間違いに気づいた場合は、気づいた時点ですぐに電話かメールで連絡を入れましょう。どちらの方法で連絡するかは、企業の緊急度や文化にもよりますが、基本的にはまず電話で謝罪と訂正の旨を伝え、その後改めてメールで訂正内容を送ると丁寧です。
電話の場合は、採用担当者の名前と部署名を事前に確認し、営業時間内に連絡します。メールの場合は、件名で「履歴書の訂正に関するお詫び」と分かるようにし、本文でどの部分をどう間違えたのか、正しい情報は何かを簡潔に伝えましょう。
電話やメールで連絡するタイミングを逃してしまった場合は、面接の場で直接伝えるのが最後のチャンスです。面接が始まったら、自己紹介の前に「恐れ入ります、提出いたしました履歴書の記載内容に一部誤りがございましたので、訂正させていただいてもよろしいでしょうか」と切り出しましょう。
正直にミスを認め、誠実に対応する姿勢を見せることが大切です。あらかじめ、どの部分が間違っているのか、正しい情報は何なのかをまとめたメモを用意しておくと、スムーズに伝えられます。
一度ミスをすると、次も不安になってしまうかもしれません。ですが、いくつかポイントを押さえれば、うっかりミスは防げます。履歴書の間違いを防ぐためのポイントは、以下の通りです。
履歴書内で西暦(2024年など)と元号(令和6年など)が混在していると、計算ミスや記入ミスが起こりやすくなります。必ずどちらかに表記を統一しましょう。
どちらを使っても評価に影響はありませんが、一般的には、生年月日は元号、学歴や職歴は西暦で書くと分かりやすいと言われることもあります。指定がない限り、自分が書きやすい方で統一すれば問題ありません。
書き上げた履歴書は、すぐに封筒に入れず、提出前に一度コピーを取って見直す時間を作りましょう。コピーして少し時間を置くことで、客観的な視点で見直すことができ、自分では気づかなかったミスを発見しやすくなります。
特に、誤字脱字や日付の間違いは、落ち着いて見直すことで防げるものがほとんどです。焦って提出せず、最終確認を徹底する癖をつけましょう。
自分一人での確認には限界があります。可能であれば、友人や家族に一度読んでもらい、おかしな点がないかチェックしてもらうと非常に効果的です。自分では完璧だと思っていても、他人から見ると分かりにくい表現や、単純なミスが見つかることはよくあります。
もし周りに頼める人がいなければ、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談するのも一つの手です。プロの視点から、より良い履歴書にするためのアドバイスをもらえます。
手書きに自信がない、または何度も書き直すのが大変だと感じる場合は、PCで履歴書を作成するのがおすすめです。PCなら、間違えてもすぐに修正できますし、誤字脱字のチェック機能も使えます。
一度フォーマットを作ってしまえば、応募する企業ごとに志望動機などを修正するだけで使い回せるため、効率も上がります。企業からの指定がなければ、PC作成の履歴書でも全く問題ありません。
これまで紹介したミス防止のポイントに加えて、履歴書作成ツールを活用することで、さらにミスを減らし、効率的に準備を進めることができます。
特に「Zキャリア履歴書」は、履歴書作成時の「うっかりミス」を防ぐための機能が充実しており、忙しい転職・就職活動の強い味方になります。
手書きの履歴書では、西暦と元号の混在や、月の記入ミスなどが起こりがちです。Zキャリア履歴書なら、ステップに沿って入力していくだけで、整ったフォーマットの履歴書が完成します。
提出日の日付は自動で入力されるため、古い日付のまま提出してしまうといった凡ミスを防げます。また、学歴や職歴も項目に従って入力するだけなので、抜け漏れや表記の揺れも起こりにくく、正確な情報を効率的に記載できます。
一度作成した履歴書は、いつでもクラウドに保存・呼び出しが可能です。学歴や職歴、資格の取得年月など、一度正確な情報を入力して保存しておけば、都度書類を確認する手間が省け、記憶違いによるミスを根本から防ぎます。
スマートフォンやPCからいつでもデータを確認・修正できるため、「あの情報、正しく書いたかな?」と不安になった時もすぐに確認でき安心です。データが消える心配もありません。
複数の企業に応募する場合、どの履歴書がどの企業向けか分からなくなってしまうことがあります。Zキャリア履歴書なら、作成した履歴書を簡単に複製して、応募先ごとに管理できます。
A社用に作成した履歴書を元に、B社用の志望動機に書き換える、といった作業も簡単です。各社の選考状況に合わせて提出日を正確に更新できるため、日付の間違いといったケアレスミスを防ぎ、自信を持って選考に臨めます。
関連記事
圧迫面接は願い下げでOK!ムカつく面接の上手な断り方と対処法
2025/08/12
圧迫面接でも内定は出る?企業の意図と冷静な対処法を解説
2025/08/12
圧迫面接で受けた内定は辞退してOK!円満に断る方法を解説
2025/08/12
学歴・経歴別キャリア (291)
職種紹介 (29)
Zキャリアとは (1)
転職ガイド (517)