公開 2025/03/17
Zキャリア編集部
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介護事務は介護現場職員や利用者を支える大切な仕事です。ただ、「介護事務の仕事が大変」という声もあります。介護事務のつらさや将来のキャリアパスを把握しておくことで、理想の転職の実現につながります。
この記事では、介護事務が大変と言われる理由や医療事務との違い、転職のポイントを解説しています。
介護事務は介護現場全体を支える大切な仕事ですが、一方で、「仕事が大変できつい」と言われてしまうのも事実です。その主な根拠としては、以下のような理由が挙げられます。
介護事務は、専門性の高い知識が求められる職種です。介護事務では、毎月の介護給付費請求書を作成します。そのため、介護保険に関する深い知識が必要です。さらに実際の業務では、介護保険と医療保険を区別する必要があり、医療分野についても深く知っておかなくてはなりません。
また、業務のほとんどをPC上で行うため、基本的なPC操作の知識も必要です。未経験からの採用され、保険分野の知識について詳しくなかったとしても、PC操作についてはある程度できることが望ましいです。
介護事務の有効求人倍率は令和5年の時点で1.92倍であり、数字だけを見ると「人手がやや不足している」と言えるでしょう。
一方で、介護職全体の人材不足を見ると、さらに深刻です。特に、介護士など「利用者を直接介護する職員」は不足の一途をたどっており、どの事業所も人材確保に追われているのが現実です。統計によると、人口の多い東京都では介護職員が最大で約3万人不足すると予測されており、2040年度には7万2,000人もの需給ギャップが生じると見られています。
需給ギャップを少しでも解消するため、介護事務のスタッフを介護職員として育成している事業所も少なくありません。介護事務と介護職員の兼務は今後も拡大すると見られており、その意味では介護事務もまた人材不足の状態にあると言えるでしょう。
参照:「職業情報提供サイト/厚生労働省」
参照:「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数(都道府県別)/厚生労働省」
介護事務は基本的に細かい請求作業の積み重ねであり、数字が1つでも間違えればすべての書類に影響が出てしまいます。介護事務のミスによっては、利用者が必要なケアサービスを受けられなくなる可能性もあり、責任は重大です。
特に、月末にかけては請求作業が集中するため、負担がよりいっそう重くなります。介護事務はあまり表に出ず、現場を陰で支える仕事ですが、だからこそ責任の重い仕事です。
介護事務は基本的に、デスクワークがメインになります。9:00〜18:00までの8時間勤務だったとすると、1時間の休憩を挟んだとしても長時間座りっぱなしとなり、腰痛や肩こりの原因になるでしょう。
また、最近の介護事業所では介護事務のスタッフに介護の一部を任せているケースもあります。「体力に自信がないから介護事務を選んだ」という人でも、体力仕事を大変だと感じるパターンが少なくありません。
介護事務と医療事務はよく似ていますが、作成する書類や求められる知識・スキルに違いがあります。
介護事務は主に老人ホームやデイサービスなどの介護施設に在籍し、「介護保険に基づいた請求業務」を担当します。
請求に関わる明細書や事務文書の作成だけでなく、電話対応や職員の勤怠管理、来客への案内なども介護事務スタッフの仕事です。
介護事務は基本的に介護保険制度に基づいた事務作業が専門ですが、利用者によっては医療保険を併用しているケースが多く、医療保険についての専門知識も求められます。
また、事業所によっては介護職との一部兼任を担当することもあり、仕事の幅が広がりつつあるのが現状です。
医療事務は主に病院や診療所などの医療機関に在籍し、「医療保険に基づいた請求業務」を担当します。
介護事務と同じく、請求に関わる明細書の作成が主な業務ですが、電話や来客の対応、窓口での案内も仕事の一部です。
介護事務とは異なり、カルテの作成も担当するため、医療事務のほうがより専門的な業務を担っていると言えます。
介護事務に向いている人の共通点は、「単独作業を一定時間、集中して続けられること」です。デスクワークが9割以上を占める介護事務では、「単純作業をミスなくコツコツ続けられる力」が求められます。
また、PC操作に慣れておいたほうが日々の業務をスムーズに進められるでしょう。
介護事務は細かい数字のミスが利用者の暮らしに影響してしまうため、几帳面で数字に強く、責任感の強い人が向いています。
介護事務に向いていない人の主な特徴は以下の通りです。
介護事務の仕事の多くはデスクワークです。特に、書類の作成や確認作業が重なる月末から月初めにかけては座りっぱなしの業務となり、肉体的にも精神的にも負担が重くなります。「事務職=座り仕事」というイメージがあるかもしれませんが、実際には意外と体力勝負であり、ある程度体が強くなければきついかもしれません。
事務作業に限ってみれば、介護事務は基本的に単独作業の繰り返しです。もちろん、書類の受け渡しや確認作業ではある程度のチームワークが求められます。ただ、たとえば営業職やコンサルティングのように、「チームでアイディアを出し合ってコミュニケーションを取る」場面はあまりありません。グループで切磋琢磨しつつ、コミュニケーションを楽しみながらプロジェクトを進めたい人には少々物足りない職種と言えるでしょう。
介護事務は専門性が高く、知識のアップデートが絶えず求められる職種です。特に、介護保険制度は数年おきに見直される可能性があり、改正の度に新たな制度に対応しなくてはなりません。ケアマネジャーのような資格更新制度はないものの、「最新の知識を覚えるのが大変!」と感じてしまう人には辛い仕事と言えるでしょう。
介護事務を辞めたいと思ったら、まず、事前準備が必要です。大変だからといって感情に任せて辞めてしまうと職場に大きな負担がかかります。
辞めるにあたって、必要な準備は主に以下の通りです。
介護事務がきついと感じたら、まずは落ち着いて「辞めたい理由」を整理しましょう。介護事務ならではの「辞めたい理由」としては、以下のようなものが挙げられます。
介護保険制度は定期的に見直されるため、知識のアップデートによって負担が生じるのも事実です。また、医療保険の知識も問われるため、ベテランになるほど膨大な知識量が求められます。特に、新しいことを覚えたり身につけたりすることが苦手な人にとってはストレスに感じ、辞めたい理由になるかもしれません。
介護事務が特に残業の多い職種とは言えませんが、月末や年度末などの繁忙期にはどうしても業務が集中してしまい、定時には帰りにくくなるでしょう。
介護事務は現場を裏方として支える大切な職種ですが、1つ1つの仕事を見ればデスクワークの繰り返しです。お客さんと直接コミュニケーションを取ることが得意な人にとっては多少退屈に感じるかもしれません。
このように、辞めたい理由がネガティブなものであっても、事業所と相談したり、職場を変えたりすることで改善に向かう可能性があります。
介護事務を辞めると決めたら、早い段階で上司に伝えましょう。民法では、「労働者は退職希望日の14日前に退職の予告をしなければならない」と定めています。ただ、実際には2週間前は急な報告であり、辞めてしまうと人員的に大きな負担がかかるでしょう。介護事務を辞めたいなら、できれば1カ月前には伝えたほうが親切です。
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