公開 2025/02/14
更新 2025/02/25
Zキャリア編集部
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目次
フリーターからの就職先を探すときに、「もしもブラック企業に当たったらどうしよう」と不安になったことはありませんか?
また、フリーターからホワイト企業への就職は可能なのか気になるところです。ブラック企業やホワイト企業を判断する上で重要なのは、やはりその定義です。
まずは、ブラック企業の定義を理解し、ぜひ、今後の就職活動にお役立てください。
この記事でわかること
ブラック企業と呼ばれる劣悪な労働環境。企業に対して、国が労働者を守るためにさまざまな対策を行っています。その結果、以前に比べ企業の勤務形態は改善されてきています。
しかし全ての企業をホワイト企業にすることは難しく、一定数ブラック企業と呼ばれる労働環境は存在します。本章ではブラック企業の定義について見ていきましょう。
単に労働時間が長いもしくは休日出勤があるだけでは、ブラック企業とは言い切れません。日本には、労働者を守るために労働基準法が定められています。
労働基準法において、労働時間・休憩・休日は下記のように定められています。
同意もなく、これらを超える労働環境にある場合は、ブラック企業である可能性があります。
給与の未払いや、パワハラ・セクハラなどのハラスメント行為が横行している企業は、ブラック企業である可能性があります。企業には、ハラスメント行為を防止するための責務が法律で与えられています。
ハラスメントを防止するための法律として、労働政策総合推進法、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法などがあります。
労働政策総合推進法は、職場におけるパワーハラスメントを防止するための法律です。セクシュアルハラスメントの防止、対応策としては、男女雇用機会均等法が定められています。
また、妊娠や出産における休業、介護による休業の際に、不当な扱いを受けた場合、育児・介護休業法によって、自分の身を守ることができます。
仕事によって、さまざまな勤務体系があります。労働基準法では、労働時間や休日に関する制度はありますが、例外もでてきます。そのため企業は雇用規約書や労働条件通知書において、労働条件を明示しなければなりません。
このどちらかの書類にて勤務形態を事前に知ることが出来ます。しかし、ブラック企業では労働条件を書類にて明示しない場合もあります。
もしも、企業側が労働条件を書類にて明示しなかった場合は法律違反です。採用時に、どのような取り決めがあるのか、しっかりと確認すると、ブラック企業への就職回避に繋がります。
劣悪な労働環境であるブラック企業の場合、退職を希望しても、辞めさせてもらえない場合もあります。
しかし、退職を希望している労働者を企業側が、不当に引き止める事は、労働基準法違反に当たる可能性があります。本来、退職を希望する場合、日本の法律において、労働者は退職の自由が認められています。
会社側にも退職に関する就業規則がありますが、労働基準法は就業規則よりも優先されます。就業規則を理由に止めさせてもらえない場合があっても、企業側は退職を受け入れなければなりません。特に、劣悪な労働環境に対しては、たとえ有期労働契約であっても、労働者は直ちに契約の解除を行えることになっています。
ブラック企業を避けるためには、転職をするもしくは、仕事を辞めるという選択肢があります。次の仕事をすぐに決めるためには、転職がベストな方法です。では、フリーターになった場合、どのような懸念点があるか見ていきましょう。
フリーターからの就職活動は、空白期間の説明からする必要があります。空白期間の説明は、マイナスイメージを0にする作業です。限られた面接時間の中では自己PRに時間をかけ、ポジティブな印象を残すのが就職活動では大切です。
また、たとえ空白期間の理由が劣悪な労働環境であった場合でも、就職活動の際、企業側にどう捉えられるかは把握できません。
劣悪な労働環境に身を置きながらの転職活動は、厳しいものがあります。しかし、フリーターからの就職活動は時間と労力を要するため、すぐに働きたいという気持ちがある場合は、フリーターにならず転職活動をするのをおすすめします。
一度フリーターになると、就職活動を始めるまでに時間がかかる場合があります。フリーター期間は生活リズムが崩れやすく、一度崩れてしまった生活リズムを元に戻すのも容易ではありません。
また、フリーター期間には期限がありません。そのため次の就職活動を始めるためには強い意志が必要です。空白期間が短いほど、就職は有利に進められる可能性が高まります。前職の経験も、記憶が鮮明なうちであれば、自己PRに活かしやすく、面接でも自信を持って話せるでしょう。
転職とフリーターからの就職では、採用枠が異なります。一般的な転職活動の場合、採用の幅が広がりますが、ニートからの就職活動では、就職枠が減る可能性があります。
転職先の候補が多いと、自分の理想に近い職場環境を見つけられる可能性が高まります。
もちろん、劣悪な環境により心身に不調をきたしている場合は、休息が必要になります。自分の状況を考えて判断するのが大切です。
フリーターから就職活動をする場合、ブラック企業に就職してしまう可能性があります。しかし、理由を知り就職活動を行えば、ブラック企業への就職を回避できます。本章ではその理由を見ていきましょう。
劣悪な労働環境では、退職者が多いため、採用活動を頻繁に行なっています。そのため、フリーターからの就職活動でも受かりやすく、ブラック企業と知らずに入社してしまうことがあります。
就職先を決めて早く働き始めたいという気持ちはとても大切になります。しかし、その焦る気持ちで、就職先のことをよく知らずに入社するのは危険です。
全てのブラック企業を把握することは難しいですが、内定先の企業について、内定承諾前にしっかりと調べることが大切です。その少しの手間で、ブラック企業への就職リスクを下げられます。
収入アップを望んでいる場合、提示されている給料が他社に比べて高いと、就職候補にあがります。
しかし、ブラック企業の場合、その給料は残業代がすでに含まれていたり、そもそもその給料が嘘の場合もあります。
どのような環境からの就職活動でも、悪質な企業が存在すると、念頭において就職活動することが自分の身を守ることになります。
給料が高い会社が全てブラック企業というわけではありませんが、同じ業界の中で他社と比べて給料が高い場合は、今一度その企業について調べる必要があります。
劣悪な労働環境に身を置かないために、就職活動の段階である程度リスクのある企業を避けることは可能です。本章では、ブラック企業の見分け方について見ていきましょう。
就職四季報とはさまざまな企業の採用実績、有給取得状況、残業時間、3年後離職率などの情報がまとめられている情報誌です。本屋で誰でも購入することができます。
この情報誌のメリットは、記載内容が調査に基づいた、忖度のない客観的な内容であることです。
就職四季報は企業から広告料を得ていないため、企業にとってはマイナスイメージになるような内容も就職活動の際に知ることが出来ます。そのため、この情報誌に掲載されている企業であれば、収入、離職率、残業時間などから、労働環境をある程度推測することが可能になります。
厚生労働省のホームページに「労働基準関係法令違反に係る公表事案」があります。これは過去に労働基準法に違反した企業名とその違反内容を確認できます。
この一覧に記載されている企業は、国の指導が入っているので労働環境が改善されていることも望めますが、コンプライアンス違反が横行しているなどの場合、すぐに改善していくことは難しい場合もあります。
1番リアルな声を聞けるのは、現社員、元社員の口コミです。今は、ネットで口コミを調べるのも可能です。希望する企業や内定先について一度調べてみると内情を把握できるかもしれません。
しかし、口コミはリアルな声を聞ける反面、個人の感情で実際あったこと以上に酷く書かれている場合もあります。。全てを鵜呑みにせず、いくつかの媒体を使って精査するのをおすすめします。
就職活動を頑張り、働き始めた企業を辞めるのは、勇気のいる決断になります。しかし、劣悪な労働環境で働き続けるとさまざまな危険性が出てきます。
本章では、その危険性について見ていきましょう。
入社当時は、これから始まる仕事に意欲が満ち溢れていたでしょう。しかし、劣悪な労働環境では未来も見えなくなり、モチベーションを保つのが難しくなってきます。
働く意欲の低下は、やる気や目標を達成するために努力する力をも奪うことになります。その結果、働く上で得られる、成長の機会を逃すことに繋がるのです。
仕事はお金を稼ぐのはもちろん、自分の成長を実感し、喜びを感じられるものでもあります。その喜びを感じられずに働き続けるのは、とても辛いことでしょう。
また、働くことにネガティブな感情が常態化していくと、次の仕事に就こうという気持ちが湧いてこなくなる場合があります。
今そして未来の自分を守るためにも、ブラック企業に居続けるのは避けるべきです。
ブラック企業に居続ける1番の懸念点は心身への影響です。心身への影響の原因は2つ考えられます。
1つ目は、労働時間が長く、休みももらえない状況による身体への負担です。劣悪な勤務形態により、睡眠時間や休息時間がなくなり心身に不調をきたします。
2つ目は、コンプライアンス意識の低い労働環境により精神面にかかる負担です。ストレスは万病の元と言われる通り、精神面の不調から体調を崩していくこともあります。
これらの不調は、その環境に長く身を置くほど重症化していく傾向があります。自分の精神面や身体の不調に気づいたらなるべく早く、環境を変えることが必要です。
ブラック企業では、どんなに一生懸命に働いても、給料が思うように増えていかないのが現状です。それだけではなく、残業代や休日出勤手当などが出ない場合も多くあります。
働く上で収入は、生活を築いたり、働く意欲を保ったりする大切な要素です。給与の部分でも労働条件通知書などと違いはないか、労働基準法に則った手当が出ているかを今一度確認してみましょう。
ホワイト企業に就職するのは、生活の安定に繋がります。本章では下記について見ていきましょう。
ホワイト企業の明確な定義はありませんが、社員の働きやすさを考え、実行している会社がホワイト企業と呼ばれています。その内容はさまざまありますが、下記の条件を満たす企業はホワイト企業と呼ばれる傾向にあります。
また、厚生労働省は安全衛生優良企業認定を行っています。この認定を受けている企業も一般的に言われる、ホワイト企業に含まれるでしょう。
ブラック企業での勤務を続けることは、今だけでなく未来にも大きな悪影響を与えます。精神面や身体的に限界を迎える前に、転職を決意するのが大切です。
ブラック企業からホワイト企業に就職することで、安定した給料がもらえるのはもちろん、長時間労働もなくなるため、充実した生活を送れるようになります。
ホワイト企業に転職するためにはまず、希望する企業について、自分でしっかりと調べることが大切です。
しかし、働きながらの就職活動は大変な日々になります。そこで、転職を行う際に活用していただきたいのが、就職エージェントです。
Zキャリアを使うと、自己分析や自己PRへのアドバイスを受けられます。面接の練習などを行ってくれるため、ぜひ有効活用してみてください。
ブラック企業で働いている場合、すべきことは以下の4点です。
国もブラック企業を減らすために、法律を定めていますが、劣悪な労働環境は一定数存在します。入社後にブラック企業だと気づいた場合、自分の身体や生活のために、早く辞める決断をするのが大切です。
そして、転職の際にはホワイト企業で働くために、企業の下調べを入念に行いましょう。ブラック企業からホワイト企業へ転職できれば、さまざまなことがポジティブに動き始めます。健全な日常を取り戻すためにできることから始めましょう。
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