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高卒から大学へ進学!仕事を辞める前に知っておきたいメリット・デメリット

高卒から大学へ進学!仕事を辞める前に知っておきたいメリット・デメリット

公開 2025/05/07

Zキャリア編集部

Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

目次

高卒で就職したけど「大学に行き直したい…」と悩んでいませんか?仕事を辞めて大学に進学するメリット・デメリット、費用や就職のこと、後悔しないための判断ポイントをわかりやすく解説。あなたのキャリアを考えるヒントに!

高卒から大学へ進学!仕事を辞める前に知っておきたいメリット・デメリット

「高校を卒業して働き始めたけど、やっぱり大学に行けばよかったかな…」

「今の仕事も悪くないけど、もっと勉強したいことがあるんだよな…」

そんな風に、仕事を辞めて大学に進学することを考えた経験はありませんか?

学歴や将来のキャリア、新しい環境への憧れ…。大学進学を考える理由は人それぞれだと思います。

仕事を辞めて大学に行くというのは、人生の中でもかなり大きな決断です。勢いで決めてしまって、「こんなはずじゃなかった…」と後悔するのは避けたいですよね。

この記事では、高卒で就職したあなたが仕事を辞めて大学に進学することについて、

  • どんなメリットがあるのか?
  • 知っておくべきデメリット注意点は?
  • 決断する前に考えるべきポイントは?
  • 大学以外の選択肢は?

といった点を、わかりやすく解説していきます。あなたの未来を考えるヒントがきっと見つかるはずです。

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知っておきたい!仕事を辞めて大学に行くメリット

まずは、仕事を辞めて大学に進学することで、どんな良いことがあるのか見ていきましょう。もちろん、必ずそうなるとは限りませんが、一般的に考えられるメリットを3つ紹介します。

大学進学で得られるメリット3選

将来選べる仕事の幅が広がる可能性がある

世の中には、「大卒以上」を応募条件としている求人もまだまだあります。大学を卒業することで、これまで応募できなかった企業や職種にもチャレンジできるようになるかもしれません。

例えば、特定の分野の研究職や、資格取得に大卒資格が必要な専門職などを目指せるようになる可能性があります。将来のキャリアの選択肢が増えることは、大きなメリットと言えるでしょう。

専門的な知識や幅広い教養が身につく

大学では、あなたが本当に興味のある分野をとことん深く学ぶことができます。高校までの授業とは違い、専門的な知識を体系的に学べるのは大学ならではの魅力です。

また、専門分野以外にも、様々な学問に触れる機会がたくさんあります。一般教養と呼ばれる授業を通して、これまで知らなかった世界を知ったり、物事を多角的に見る力が養われたりするでしょう。これは、社会に出てからもきっと役に立つはずです。

新しい人との出会いや貴重な経験ができる

大学には、日本全国、あるいは海外から、様々なバックグラウンドを持つ同世代の仲間が集まります。高校までの友人関係とはまた違った、多様な価値観を持つ人たちとの出会いは、あなたを大きく成長させてくれるでしょう。

サークル活動やゼミ、ボランティア、アルバイトなど、大学生活を通して得られる経験もたくさんあります。目標に向かって仲間と協力したり、新しいことに挑戦したりする経験は、きっと一生の財産になります。

大学で得られる知識や経験は、将来の仕事選びだけでなく、人生そのものを豊かにしてくれる可能性がありますね。

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知っておくべきデメリットや注意点

大学進学には魅力的な面がたくさんありますが、もちろん良いことばかりではありません。決断する前に、デメリットや注意点もしっかり理解しておくことが大切です。

大学進学の前に考えるべき注意点4選

学費や生活費など、お金がたくさんかかる

大学進学には、かなりのお金がかかります。これは避けて通れない現実です。

  • 入学金: 数十万円程度かかることが多いです。
  • 授業料: 国立大学でも年間約50万円以上、私立大学だと文系で年間100万円前後、理系や医療系だともっと高くなるのが一般的です。
  • その他: 教科書代、施設利用料、一人暮らしをするなら家賃や生活費も必要になります。

4年間トータルで考えると、数百万円単位の出費になることも珍しくありません。奨学金を利用する方法もありますが、奨学金はあくまで「借金」です。卒業後に返済していく必要があることを忘れてはいけません。アルバイトだけで学費や生活費のすべてを賄うのは、かなり大変だと考えておきましょう。

卒業までに時間もかかる(最低でも4年)

大学は基本的に4年間通う必要があります(短大なら2年)。その4年間、あなたは学生として勉強に時間を使うことになります。

その間、高校卒業後すぐに就職した同年代の友人たちは、社会人として経験を積み、キャリアアップしているかもしれません。4年間という時間は、あっという間のようで、意外と長いものです。大学の勉強についていくためには、相応の努力と時間が必要になります。

卒業しても希望通りの就職ができるとは限らない

「大学さえ卒業すれば、良い会社に入れる」というのは、残念ながら幻想です。今の時代、大卒というだけでは就職が保証されるわけではありません

就職活動は、多くの学生にとって厳しいものです。企業は学歴だけでなく、「大学で何を学び、どんな経験をしてきたのか」「どんなスキルを持っているのか」といった、あなた自身の中身を見ています。

また、一度社会に出てから大学に進学した場合、卒業後の就職活動で「社会人経験のブランク」をどう説明するか、といった点も考える必要があるかもしれません。

周囲と年齢が離れていて、なじめない可能性も

大学には、高校を卒業したばかりの18歳の学生がたくさんいます。もしあなたが20歳を過ぎてから入学した場合、周りの学生との年齢差を感じることがあるかもしれません。

話題が合わなかったり、価値観の違いを感じたりして、最初は少し寂しい思いをする可能性もあります。もちろん、年齢に関係なく仲良くなれる人もたくさんいますが、自分から積極的に関わっていこうとする姿勢が必要になる場面もあるでしょう。

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「大学行きたい!」は本心?決める前に考えたいこと

メリットとデメリットを知った上で、「それでもやっぱり大学に行きたい!」と思うかもしれません。その気持ちはとても大切ですが、大きな決断をする前にもう一度、自分の心に問いかけてみましょう。

大学進学、決める前に考えたい4つのギモン

なんで大学に行きたいの?目的をはっきりさせよう

「なんとなく周りが大学に行っているから」「高卒だと将来が不安だから」といった漠然とした理由だけで大学を目指すのは、少し危険かもしれません。

「大学で何を学びたいのか?」「どんな知識やスキルを身につけたいのか?」「大学卒業後、どんな自分になっていたいのか?」

このように、大学進学の目的を具体的に考えてみましょう。明確な目標があれば、大変な受験勉強や大学生活もきっと乗り越えられます。もし目的が曖昧なら、もう一度じっくり考える時間が必要かもしれません。

大学に行くためのお金、どうする?具体的な計画はある?

先ほども触れましたが、大学には大きなお金がかかります。その費用をどうやって準備するのか、現実的な資金計画を立てていますか?

  • 親からの援助は期待できる?
  • 自分で貯めたお金はいくらある?
  • アルバイトでいくら稼げそう?
  • 奨学金はいくら借りる必要がある? 返済計画は?

具体的な金額を計算し、無理のない計画を立てることが重要です。「なんとかなるだろう」という甘い考えは禁物です。

今の仕事や職場への不満から逃げたいだけじゃない?

「今の仕事がきついから」「人間関係がうまくいかないから」といった、現状への不満が、大学進学を考える大きな理由になっていませんか?

もちろん、より良い環境を求めるのは自然なことです。しかし、もし大学進学が今の状況から「逃げる」ための手段になっているとしたら、注意が必要です。大学に行っても、また別の壁にぶつかる可能性はあります。

今の仕事の悩みが原因なら、大学進学以外の解決策、例えば部署異動や転職なども検討してみる価値はあるかもしれません。

大学を卒業した後のこと、具体的にイメージできてる?

大学はゴールではありません。あくまで、その先のキャリアや人生のためのステップです。

「大学で学んだことを、将来どんな仕事に活かしたいのか?」「どんな働き方をしたいのか?」

卒業後の自分の姿を、ある程度具体的にイメージしてみましょう。将来のビジョンを持つことで、大学で何を学ぶべきか、どんな経験を積むべきかが見えてくるはずです。

これらのポイントを自問自答することで、大学進学が本当に自分にとってベストな選択なのか、冷静に判断する手助けになりますよ。

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社会人が大学を目指す主な方法

もし、「やっぱり大学に行こう!」と決めた場合、社会人が大学を目指すには、主に2つの方法があります。

大学を目指す主な2つのルート

一般入試(高校生と同じ学力試験が中心)

これは、高校生が大学を受験するのと同じ方法で、主に学力試験(共通テストや大学独自の試験)の点数で合否が決まります。高校で習った幅広い科目を、もう一度基礎から勉強し直す必要があります。

仕事をしながら受験勉強の時間を確保するのは、想像以上に大変です。強い意志と計画性が求められます。

社会人入試(面接や小論文などが中心の場合も)

大学によっては、社会人経験者を対象とした特別な入試制度(社会人入試)を設けている場合があります。この場合、学力試験だけでなく、面接や小論文、これまでの職務経験などが評価されることが多いようです。

ただし、すべての大学や学部で社会人入試が実施されているわけではありません。また、出願資格(社会人経験の年数など)が定められている場合もあります。興味のある大学の入試情報を、個別にしっかり調べる必要があります。

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大学進学だけが進む道じゃないかも?

ここまで大学進学について詳しく見てきましたが、あなたのキャリアをより良くするための方法は、大学進学だけではありません。

キャリアを変える3つの選択肢

今の仕事でスキルアップを目指す道

もし今の会社自体に大きな不満がないのであれば、社内で成長する道を探るのも一つの手です。

  • 会社に資格取得支援制度や研修制度はないか調べてみる
  • 上司に相談して、新しい仕事にチャレンジさせてもらえないか聞いてみる
  • 希望する部署への異動を願い出てみる

今の環境の中でできることを探してみるのも大切です。

資格を取って専門性を高める道

今の仕事に関連する資格や、これから需要が高まりそうな分野の資格を取ることで、自分の市場価値を高めることができます。

資格によっては、転職に有利になったり、資格手当がついたりすることもあります。大学に通うよりも費用や時間を抑えながら、キャリアアップを目指せる可能性があります。

自分に合う環境を求めて転職する道

「今の仕事内容が合わない」「給料や待遇に不満がある」「人間関係がつらい」といった悩みが大きい場合は、思い切って転職するという選択肢も非常に有効です。

世の中にはたくさんの会社があり、あなたに合う職場がきっとあるはずです。大学進学にかかる費用や時間を、新しい環境でスキルアップするために使うという考え方もあります。

転職も選択肢の一つ!

  • 今の仕事や環境に不満がある
  • もっとやりがいのある仕事がしたい
  • 給料や待遇を改善したい
  • 大学進学以外でキャリアを変えたい

もしこんな風に考えているなら、「転職」について具体的に調べてみるのもおすすめです。

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まとめ:後悔しない選択をするために

今回は、高卒から仕事を辞めて大学に進学することについて、メリット・デメリット、考えるべきポイントなどを解説してきました。

この記事のポイントまとめ

  • 大学進学にはメリットもデメリットもある
  • 目的意識と現実的な計画が超重要!
  • 今の仕事への不満が理由なら他の道も
  • 大学進学だけが選択肢じゃない
  • 後悔しないためにじっくり考えよう

大学進学は、あなたの可能性を広げるとても魅力的な選択肢です。しかし、それは同時に、時間もお金もかかる、人生の大きな決断でもあります。

勢いで決めてしまって後で後悔しないためには、

  • なぜ大学に行きたいのか?(目的)
  • 大学で何を学びたいのか?(目標)
  • 費用や時間は大丈夫か?(計画)
  • 卒業後のイメージは?(将来設計)

といったことを、じっくりと自分自身に問いかけ、納得できる答えを見つけることが何よりも大切です。

もし、この記事を読んで「やっぱり進学についてもっと考えたい」「でも、転職っていう選択肢も気になるな…」「自分にはどっちが合ってるんだろう?」と、さらに悩んでしまったかもしれません。

そんな時は、一人で抱え込まずに、キャリアのプロに相談してみませんか?

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