公開 2024/10/09
更新 2025/03/05
Zキャリア編集部
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目次
現在、アルバイトや派遣で働いている方の中には、「正社員」になろうか迷っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、非正規で働いた場合と正規雇用で働いた場合のメリットとデメリットをわかりやすく比較しています。記事の最後には、正社員への具体的な転職方法も載せていますので、正社員として働くか迷っている方にぴったりの記事になっています。
現在、フリーターで、これから正社員になるか悩んでいる方にむけて、正社員・フリーターのメリットとデメリットを具体例や信頼できるデータを交えて解説していきます。
こういった方にぴったりの内容になっています。
フリーターの最大のメリットは、自由な時間が多いことです。フリーターはシフト制の仕事が多く、自分の都合に合わせて働く時間を選ぶことができます。これにより、趣味や友人との時間を大切にすることができます。
正社員であれば、仕事が生活の中心になりますし、仕事の評価を考えて、就業時間以外にも仕事をしたりスキルアップのために勉強をしたりすることがあります。
それに対して、フリーターは仕事とプライベートを調整しやすいです。夜間に働いて日中は自由に過ごすことといったことができ、映画を見たり、旅行に行ったりすることも可能です。
フリーターは、自分の住んでいる地域から遠くに通勤する必要がない場合が多いです。これにより、通勤時間を短縮でき、日常生活のストレスを軽減することができます。近所のカフェやコンビニで働くことで、地元の人々と交流しやすくなり、地域コミュニティへの参加も容易になります。
正社員であれば、会社にあわせて、オフィスや支店に通勤する必要があります。正社員として働く場合、通勤時間は60〜90分程度を想定することが一般的です。都市部にオフィスが集中していることや仕事を簡単に辞められないといった事情があるため、通勤時間も長く想定する必要があります。
フリーターの仕事は、正社員に比べて役職を与えられることが少なく、責任の負担も少ないことが多いです。例えば、売り上げ目標を達成しなければならないプレッシャーや、部下の教育・管理といった業務から解放されます。これにより、精神的な負担が軽減され、仕事に対するストレスが少なくなります。非正規雇用の仕事は、短時間で習得ができたり、複雑ではない作業を担当するので、決められた時間内にこなしやすく、仕事上の責任が少ないと言えます。
正規雇用の仕事は、習得に時間がかかったり、他の人との協力や長期的なビジネス戦略についても考えなければならなかったりするので、仕事の責任が重くなります。
フリーターは雇用契約が短期であることが多く、辞めたい時には比較的ほかとの調整など負担なく離職することができます。新しい仕事を探す際も、特に長い期間の履歴書の空白を気にする必要はありません。これにより、自分に合った仕事を見つけるために、様々な業界や職種を試すことができます。最近では、単発アルバイトのサービスが充実しています。従来のアルバイトよりも、さらに手軽にスポットで働きやすいです。
正社員であれば、一度就職した場合、数年単位で仕事に取り組むことが望ましいです。正社員という形で短期間で就職と離職を繰り返してしまうと履歴書・職務経歴書の評価が低くなってしまうためです。その点で、非正規雇用の離職のしやすさはメリットと言えるでしょう。
フリーターは正社員と比べて、仕事に対するストレスが少ないと言われています。これは、業務内容がシンプルであることや、責任等が少ないためです。例えば、接客業や工場での軽作業は、一定のルーティンワークが多く、精神的な負担も少ないです。
正社員の仕事は、ノルマの達成や新しい事業の企画立案・実行といったものも含まれます。正解がない仕事に取り組むやりがいや楽しさがある一方で、仕事の難易度も高くなり、ストレスがかかる可能性も高くなります。
フリーターの給与は一般的に低いです。時給制のため、働いた時間分だけしか収入が得られないことが多いです。2024年度の最新のデータでは、アルバイト・パート募集時の平均時給は3大都市圏で1190円となっています(※1 参照:ジョブズリサーチセンター<平均賃金レポート> 株式会社リクルート (2024.10.07))。
時給1,000円と考えた場合、週に40時間働いたとしても、月収は約16万円程度となります。生活費や将来の貯蓄に大きな影響が出る可能性があります。定年後に働けなくなったことを考えると、長期的にフリーターで生計を立てることにはリスクがあると言えるかもしれません。
年齢層 | 正社員 | 正社員以外 | 雇用形態間賃金差 |
~19歳 | 約19万円 | 約17万円 | 88.50 |
20~24歳 | 約22万円 | 約19万円 | 85.20 |
25~29歳 | 約26万円 | 約21万円 | 82.10 |
30~34歳 | 約29万円 | 約22万円 | 75.30 |
35~39歳 | 約32万円 | 約22万円 | 67.40 |
40~44歳 | 約35万円 | 約22万円 | 62.20 |
45~49歳 | 約37万円 | 約21万円 | 58.10 |
50~54歳 | 約39万円 | 約22万円 | 56.40 |
55~59歳 | 約40万円 | 約22万円 | 54.80 |
60~64歳 | 約34万円 | 約25万円 | 73.50 |
65~69歳 | 約31万円 | 約23万円 | 74.10 |
※2 参照元:「賃金構想基本統計調査(厚生労働省)」(2024.10.07)
こちらの表(※2)は、正規雇用と非正規雇用で月額平均給与を年齢ごとに整理したデータです。正社員は、年齢を重ねるごとに給与が高くなっていることがわかりますが非正規雇用では、給与がほとんど変化がないことがわかります。このデータからも給与が低いことがフリーターのデメリットであることが分かります。
フリーターの雇用は非常に不安定です。また常に仕事が見つかるとは限りません。例えば、飲食店が閉店したり、経済状況が悪化した場合、解雇されるリスクが高まります。
一般的に正規雇用は、「期間の定めがない雇用」である一方で、非正規雇用(契約社員など)は「期間の定めがある雇用」と言われています。非正規雇用として同じ職場で長期間働くこともできますが、期間の定めのある契約を更新し続けての状態になります。景気不況や業績不振になった際に、契約終了とされるリスクは、非正規雇用の方が高いです。
フリーターは正社員に比べて、キャリアアップの機会が少ないです。多くの企業では、正社員としての経験やスキルが重視されるため、フリーターの経験が評価されにくいです。正社員採用の仕方は、主に「ポテンシャル採用」「経験採用」の二種類があります。ポテンシャル採用は、業界や職種の経験がなくても、性格や考え方で採用されます。しかし、ポテンシャル採用は主に、20代から30代前半に用いられる方法です。年齢を重ねるごとに、仕事での経験を軸に採用されるようになります。
要素 | 割合 (%) |
年齢 | 約12% |
学歴 | 約1% |
前職の賃金 | 約7% |
前職の役職 | 約1% |
これまでの経験・能力・知識 | 約54% |
免許・資格 | 約11% |
その他 | 約12% |
※3 (参照元:「転職者実態調査(構成労働省)」(2024.10.07))
こちらは(※3)、転職者を採用する際に何を重視するかというアンケート結果です。多くの企業が「これまでの経験・能力・知識」を重視すると回答しています。新卒から5〜10年単位で仕事の専門性を深め、キャリアアップが可能である正社員と比べると、非正規の仕事だとキャリアアップは難しい部分がデメリットと言えるでしょう。
フリーターは社会的な信用が得づらいという傾向にあります。例えば、住宅ローンを組む際や、クレジットカードを作る際に、フリーターであることが理由で審査に通らないことがあります。これにより、将来的な生活設計に支障をきたす可能性があります。正社員では、賃貸審査の通過率が90%である一方、アルバイト・パートのみに従事する場合は、30%程度というデータもあります((※4)参照元:「賃貸審査の通過率を調査 アリバイ会社CSA (2024.10.07))」)。
フリーターは正社員に比べて、福利厚生が充実していないことが多いです。例えば、健康保険や年金、ボーナス、有給休暇などが正社員ほど充実していない場合が多いです。このため、将来的な病気や老後の生活に対する不安が大きくなります。
といった福利厚生が用意されている企業に入社すると、実際にもらえる給与に加え、生活が豊かになります。こういった福利厚生が得づらいことは、非正規雇用のデメリットと言えるかもしれません。
20代の間は、フリーターと正社員の間で大きな差が生じることは少ないです。若いうちは体力があり、様々な仕事に挑戦することができるため、フリーターとしての生活も十分に楽しむことができます。
年齢層 | 正社員 | 正社員以外 | 雇用形態間賃金差 |
~19歳 | 約19万円 | 約17万円 | 88.50 |
20~24歳 | 約22万円 | 約19万円 | 85.20 |
25~29歳 | 約26万円 | 約21万円 | 82.10 |
30~34歳 | 約29万円 | 約22万円 | 75.30 |
35~39歳 | 約32万円 | 約22万円 | 67.40 |
40~44歳 | 約35万円 | 約22万円 | 62.20 |
45~49歳 | 約37万円 | 約21万円 | 58.10 |
50~54歳 | 約39万円 | 約22万円 | 56.40 |
55~59歳 | 約40万円 | 約22万円 | 54.80 |
60~64歳 | 約34万円 | 約25万円 | 73.50 |
65~69歳 | 約31万円 | 約23万円 | 74.10 |
※5 参照元:「賃金構想基本統計調査(厚生労働省)」(2024.10.07)
こちらのデータ(※5)を見てみましょう。正社員として働く場合、20代前半までは収入にそこまで差が生まれていないことがわかります。しかし、25歳以降、定年までの収入には差が広がっていることがわかります。収入のデータからも、若いうちはフリーターとして生活をすることができても、年齢を重ねるごとに同じような生活を続けることがプレッシャーになるかもしれません。
30代以降になると、正社員としての転職が難しくなる場合があります。企業は若い人材を求める傾向があり、30代以降のフリーターからの正社員転職は競争が激しくなります
要素 | 割合 (%) |
年齢 | 約12% |
学歴 | 約1% |
前職の賃金 | 約7% |
前職の役職 | 約1% |
これまでの経験・能力・知識 | 約54% |
免許・資格 | 約11% |
その他 | 約12% |
※3 (参照元:「転職者実態調査(構成労働省)」)(2024.10.07)
先ほども示したデータ(※3)ですが、これまでの経歴を重視することが一般的な転職になります。30代以降で初めて正社員にチャレンジする場合は、未経験歓迎の求人を中心に見ていくとよいでしょう。
といった職種は、ポテンシャル採用の募集が多く、キャリアをつくる第一歩となるでしょう。
フリーターから正社員に転職する際に重視されることは、まずは「仕事への前向きな姿勢」です。企業は、やる気や意欲のある人材を求めています。例えば、自己啓発やスキルアップのために資格を取得するなど、自分自身を積極的に成長させる姿勢が評価されます。
正社員としての転職を成功させるためには、前向きな姿勢が重要です。
フリーターを正社員として採用する際に重視した事項 | 学歴・経歴 | 職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 | 柔軟な発想 | マナー・社会常識 | 組織への適応性 | 業務に役立つ専門知識や技能(資格・免許・語学) | コミュニケーション能力 | 従順さ・誠心 | 体力・ストレス耐性 | その他 |
15~34歳 | 約8% | 約69% | 約6% | 約60% | 約33% | 約20% | 約53% | 約8% | 約11% | 約1% |
35~44歳 | 約8% | 約64% | 約5% | 約53% | 約35% | 約26% | 約46% | 約8% | 約13% | 約1% |
前回(平成25年) (15~34歳) | 約10% | 約71% | 約5% | 約59% | 約36% | 約26% | 約42% | 約8% | 約10% | 約2% |
※4 参照元:「平成 30 年若年者雇用実態調査の概況(厚生労働省)」(2024.10.07)
こちらのデータ(※4)は、「フリーターを正社員として採用する際に重視したこと」を事業所に聞いた結果です。学歴やスキル以上に、「仕事への前向きな姿勢」が採用理由になっていることがわかります。今までアルバイトをしたことしかなくても、仕事で感じたやりがいやポジティブな気持ちをベースに面接に挑みましょう。
こういったシンプルで純粋な気持ちを伝えることが大切です。
フリーターから正社員に転職する際、必ずしも高度なスキルや実績が求められるわけではありません。企業は、ポテンシャルや将来性を重視することが多いです。例えば、営業職や事務職など、未経験でも挑戦できる職種は多くあります。
スキルを証明するために資格取得を目指す方も多いですが、正社員で必要なスキルは資格に代表されるようなハードスキルよりも、論理的思考力やコミュニケーション力、仕事への向き合い方といったソフトスキルや精神的な側面です。資格取得で身につく知識や技術は、実務をする中で身につくもので、実務に前向きに取り組む姿勢の方が重要性が高いと言えます。
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