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精神的に負担の少ない仕事10選!未経験からの正社員転職でノルマなく自分のペースで働きたい人必見

公開 2024/10/16

更新 2024/11/13

Zキャリア編集部

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目次

未経験からの正社員転職でノルマがない職種10選を紹介!精神的に負担が少なく、自分のペースで働ける職場を見つけたい方必見です。

精神的に負担の少ない仕事10選!未経験からの正社員転職でノルマなく自分のペースで働きたい人必見

正社員として働くことを考えると、売上目標や成約数といった「ノルマ」がある職場に対する不安を感じることがあるかもしれません。特に、営業職や販売職などでは、一定の成果を求められることが多く、そのプレッシャーが精神的に負担になることがあります。しかし、ノルマがない職種も多く存在し、自分のペースで働くことができる環境も選べます。この記事では、未経験からの正社員転職を実現する転職サービス「Zキャリア」が、未経験からの正社員転職から目指せるノルマがない職種を紹介します。各職種のメリット/デメリットや、給与相場も合わせて紹介します。

ノルマがない職種を選ぶ注意点

まずは「ノルマがない職種」を紹介していきましょう。ノルマがない分、精神的に負担がかかることは軽減されます。営業職などを経験して、ノルマを追う経験をしたことがある方は、ノルマがないという求人条件に魅力を感じるかと思います。ただし、ノルマがないという求人を選ぶ際にも、注意点が大きく3つあります。「ノルマがない」という条件だけを見て、職種を選んでしまい、あとから「向いていない」と後悔することがないようにしましょう!

注意点①納期や目標はある

ノルマがない職種でも、納期や目標が設定されていることが多いです。たとえば事務職や工場作業員の場合、一定の作業を期限内に完了する必要があります。他にもコールセンターでの架電業務の場合は、一定時間内にかけるべき電話の本数も目標として定められていることが多いです。インセンティブ報酬がメインの「ノルマがある職種」のように、目標が達成できなかったらといって報酬が減額になるといったことはありません。とはいえ目標未達が続いた場合は、ノルマが無い職種だとしても社内評価が低くなってしまいます。

注意点②給与が低くなる傾向がある

ノルマがない職種では、成果に応じたインセンティブ報酬が用意されているケースが少ないです。よって仮に売上が大きな月であっても、自分の給与に売上の大きさが直接的に反映されることは少ないです。積極的に売上目標や成約数を追いかけ、自分自身の収入も増やしたい方には「ノルマが無い職種」はあまり向かないかもしれません。

注意点③自己学習が必要な場合がある

ノルマがない職種でも、業務内容を理解し、スキルを磨くための自己学習が必要になることがあります。例えば、事務職ではパソコンの操作やビジネスマナー、また簿記などの知識が求められるケースも多いです。他にも介護職やタクシー運転手などの専門職では、資格や免許の取得を求められます。企業によっては、補助手当が支給される場合もありますが、実際の勉強は、業務時間外に進める必要があり、自己学習が負担と感じる人もいるかもしれません。

未経験から目指せるノルマがない職種10選

では早速、未経験からの正社員転職で「ノルマがない職種」を10個紹介します。なお、この記事におけるノルマとは「売上目標」「成約数」といった主に個人営業や法人営業が追う指標のことを指します。

①事務職

事務職は、企業のバックオフィス業務を担当する職種です。具体的には、データ入力、書類作成、電話対応、スケジュール管理などの業務が含まれます。事務職はノルマがないため、自分のペースで働くことができ、未経験からでも始めやすい職種です。ただし、パソコンの基本操作やビジネスマナーの知識が求められるため、事前に学習しておくと良いでしょう。

メリット・デメリット

事務職は主に「サポート業務」が多く、業務はデスクワークが中心です。データ入力や電話対応、管理、経理など幅広い事務作業を担当するため、業務量は少なくありません。しかし、他の職種と比較した場合、体力的な負担は小さく、ワークライフバランスも安定している傾向にあります。

一方で、給与相場は営業職などと比較して低めです。社内の事務職を正社員として雇用するのではなく、業務委託や派遣契約といった形で委託する企業も多く、それに伴い、正社員の事務職の給与も低くなる傾向があります。す。

給与相場

事務職の平均年収は313万円です。月給にすると26万円前後で、未経験からの正社員転職の初任給では月給20万円~のスタートが目安となります。(参照元:一般事務の仕事の年収・時給・給料/求人ボックス 2024年9月29日)

②工場作業員

工場作業員は、製造業において製品の組み立てや加工、検品などを行う職種です。工場作業員は、一定の作業を繰り返し行うため、ノルマがない場合が多いです。また、未経験からでも始めやすく、体力に自信がある方に向いています。ただし、立ち仕事が多いため、体力が必要となることがあるので、その点を考慮して選びましょう。

メリット・デメリット

工場作業員として働くメリットは、まず「24時間稼働の工場が多い」ことです。工場勤務はシフト制が多く、夜勤に積極的に入ることで基本給に加えて特別手当が支給されます。

また工場は広大な土地が必要なため、地方にあることが多いです。よって勤務先では工場作業員向けの寮を用意しているケースが多く、寮に入ることで生活費をかなり低く抑えられます。よって貯金がしやすい仕事と言えるでしょう。

一方で、非常に体力が求められる仕事です。また夜勤に中心的に入る場合は生活リズムが崩れやすいです。

給与相場

工場作業員の平均年収は348万円です。月給にすると約29万円ほどです。ただし工場作業員の月収は勤務地や工場での作業内容によってもかなり変わります。中には月収35万円~40万円弱といった求人も存在します。

(参照元:工場作業員の平均/インディード 2024年9月29日)

③受付員

受付員は、企業や施設のフロントで来客対応や電話応対を行う職種です。受付業務は、来客者の案内や応対が主な業務となるため、ノルマがありません。コミュニケーションスキルや丁寧な対応が求められますが、未経験からでも始めやすい職種です。受付員としての経験を積むことで、将来的に秘書業務や総務職などへのキャリアパスも開けます。

メリット・デメリット

受付員として企業や施設で応対を行うことで、マナーや所作、正しい言葉使いなどが自然と身に付きます。また受付員を設ける企業や施設は大企業である場合が多いです。なおスタッフの人数が少ない企業や施設のフロントの場合は、来客が少ない時間帯には事務作業を兼ねる場合があります。この場合はマナーや所作に加えて、事務スキルも身に付きます。

一方で「丁寧な来客対応」や「電話応対」などは、直接的に売上を作る仕事ではないゆえに、給与が他職種に比べ低くなってしまいます。その後のキャリアパスが描きづらいこともあり、同職種で年齢を重ねた後の働き方のイメージができない場合があるかもしれません。

給与相場

受付員の平均年収は377万円ほど。月給では約31万円で、実務未経験からの初任給は21万円ほどが相場です。

(参照元:受付の仕事の年収・時給・給料/求人ボックス 2024年9月30日)

④警備員

警備員は、建物や施設の安全を守る職種です。巡回や監視、出入管理などが主な業務となります。警備員はノルマがなく、自分のペースで働ける職種の一つです。未経験からでも研修を受けて始められるため、安心してチャレンジできます。体力や注意力が求められるため、健康状態に注意して選ぶことが大切です。

メリット・デメリット

警備員は巡回や監視を主な業務とする関係上、警備対象にもよりますが「24時間監視」を行う場合があります。つまり、勤務がシフト制となり、夜勤に入ることで基本給に加えて特別手当が発生します。

また、警備会社に就職して正社員として勤務する場合、オフィスビルや商業施設、イベント会場などの「常駐警備」を担当することも多いです。この場合、警備する対象が頻繁に変わることもないため安定して働くことができます。

一方で、立ち仕事が多く、屋外警備の場合には厳しい暑さや寒さに耐える必要があります。夜勤業務がある場合は、生活サイクルが乱れてしまう場合もあります。

給与相場

警備員の平均年収は約352万円。月給に換算すると29万円で、実務未経験からの初任給は20万円ほどが相場です。

(参照元:警備員の仕事の年収・時給・給料/求人ボックス 2024年9月29日)

⑤サービス職

サービス職は、接客や販売、飲食店での業務などが含まれます。具体的には、カフェスタッフやレストランのホールスタッフ、ホテルのフロントなどがあります。サービス職は、来客対応や顧客満足度向上が主な業務となるため、ノルマがない場合が多いです。コミュニケーションスキルや接客マナーが求められるため、対人スキルを磨くことが重要です。

メリット・デメリット

サービス業はお客様と直接接する立場の職種です。優れたサービスを提供した際には「ありがとう」などの言葉を最もダイレクトに受け取ることができるため、やりがいがある職種の1つです。また近年はインバウンド客を対象としたサービス業にも注目が集まっています。英語や中国語など外国語に精通している場合、サービス職ではそれらの専門スキルを発揮できるチャンスもあります。一方で立ち仕事が多く体力的に大変なことに加え、カフェやレストラン、ホテルなどは土日祝の出勤が求められることも多いです。またお客様から「ありがとう」のお言葉を頂くのと同様に、クレームを受ける機会も多いです。

給与相場

サービス業の概念は幅広く、宿泊業や小売業など「どのサービス」を提供するかで大きく給与相場は変わります。目安としては、ショップ店員であれば年収350万円ほどで、販売スタッフであれば年収431万円ほどとなります。(参照元:販売スタッフの仕事の年収・給料・時給/求人ボックス 2024年9月29日 ,  ショップ店員の仕事の年収・給料・時給/求人ボックス2024年9月29日)

⑥コールセンター職

コールセンタースタッフは、電話応対や問い合わせ対応を行う職種です。顧客からの問い合わせに対応するインバウンド業務や、商品やサービスの案内を行うアウトバウンド業務があります。ノルマがないインバウンド業務は、自分のペースで働けるため、未経験からでも始めやすいです。コミュニケーションスキルや問題解決能力が求められるため、スキルアップを目指しましょう。

メリット・デメリット

コールセンター職のメリットは、まず問い合わせ対応を深夜も行うケースが多いため「シフト制」で勤務できることが挙げられます。夜勤に入った場合、基本給に加えて特別手当が発生します。また顧客と対面で接する職種では無いため、髪型や服装の自由度が高く、座って仕事することができます。また問い合わせに対応するインバウンドだけでなく、こちらから架電するアウトバウンド業務を担当したい場合はテレマーケティング業務のスキルが身につきます。一方で、インバウンド業務、アウトバウンド業務の双方でトークスクリプトが大量に用意されているケースが多く特有の業務の難しさがあります。加えて職種上、クレーム対応を行うことがあります。

給与相場

コールセンター職の平均年収は約382万円。月給に換算すると32万円で、実務未経験からの初任給は約21万円が相場です。(参照元:コールセンターの仕事の年収・時給・給料/求人ボックス 2024年9月29日)

⑦タクシー運転手

タクシー運転手は、乗客を目的地まで安全に運ぶ職種です。タクシー運転手は、ノルマがない場合が多く、自分のペースで働けるため、未経験からでも始めやすいです。必要な運転免許を取得することで、すぐに働き始めることができます。運転技術や地理知識が求められるため、事前に学習しておくと良いでしょう。

メリット・デメリット

タクシー運転手として働くメリットは、基本給+歩合給という給与形態のためお客様を目的地まで安全に運んだ数に応じて収入が伸びやすいことです。また近年は個人タクシーの運転手の年齢上限を80歳まで引き上げる動きが進んでおり、長く働ける職種でもあります。一方でタクシー運転手は目標売上を達成できない場合でも、基本給は保証されますが「足切り」と呼ばれる目標ラインがあります。未達の場合は歩合給が発生しません。

給与相場

タクシー運転手の平均年収は約461万円で、月給に換算すると38万円、初任給が20万円程になっています。また、基本給に加え、歩合制での報酬体系の事業所も多くあります。(参照元:タクシー運転手の仕事の年収・時給・給料/求人ボックス 2024年9月29日)

⑧配達員

配達員は、荷物や商品を指定された場所まで届ける職種です。配達員は所定のノルマがない場合が多く、自分のペースで働ける(※時間指定配達や再配達への対応などは求められます)ため、未経験からでも始めやすいです。運転技術や地理知識が求められるため、事前に学ぶことも大切です。また体力が必要となるため、健康状態にも注意が必要です。

メリット・デメリット

配達先が個人の家はもちろん、企業オフィスや商業施設など多岐に渡り、配達の需要が極めて安定しているため求人が豊富です。また「依頼先に荷物を届ける」という仕事のため、運転時間が長いです。そして運転中は一人の時間となるため比較的自由度が高いです。自由度が高い職種の1つであり、学歴も問われません。一方で体力的にハードな仕事であるほか、配達業務が早朝や深夜に偏るケースも多く、生活リズムが狂いやすい傾向があります。

給与相場

配達員の平均年収は約389万円。月収に換算すると32万円で、実務未経験からの初任給は20万円程度が相場です。(参照元:配送の仕事の年収・時給・給料/求人ボックス 2024年9月29日)

⑨介護職

介護職は、高齢者や障がい者の生活支援や介護を行う職種です。具体的には、食事や入浴、排泄の介助、日常生活のサポートなどが含まれます。介護職は所定のノルマがない職種の一つです。未経験からでも研修を受けて始められるため、安心してチャレンジできます(※介護無資格者の場合「認知症基礎研修」の受講は必須です)。介護技術や介護保険制度に関する知識が求められるため、研修の受講や国家資格「介護福祉士」の取得を目指した学習などが求められます。

メリット・デメリット

介護職は年齢や学歴を不問とした求人が多く、一般的に転職が難しい年齢層の方でも採用ニーズが高いことが大きなメリットの1つです。また研修受講は必須ですが、介護関連の資格を未保有の方でも実務を行うことができます。

また介護施設では深夜の介護業務が発生することも多いため、シフト制を採用していることがあります。この場合、夜勤に入ることで基本給に加えて特別手当も発生します。一方で体力的にハードな仕事である上、「おむつ交換」「入浴介助」などの業務も求められます。

給与相場

介護士の仕事の平均年収は約324万円。月収に換算すると27万円で、実務未経験からの初任給の相場は約20万円です。(参照元:介護士の仕事の年収・時給・給料/求人ボックス 2024年9月29日)

⑩技術職

技術職は、製造・建設・ITなどの分野で専門的な技術を用いて作業を行う職種です。例えば、製造エンジニアやITエンジニアなどがあります。技術職は、ノルマがない場合が多く、自分のペースで働けるため、未経験からでも始めやすいです。専門的な知識や技術が求められるため、自己学習や研修を通じてスキルを磨くことが重要です。

メリット・デメリット

技術職の最大のメリットは「手に職がつく」ということです。身についた技術はプライベートでも使えるほか、転職活動をする際には専門性として高く評価されます。その技術に関連する国家資格や民間資格の取得をすることで、技術を客観的指標で評価することもでき、企業によっては手厚い資格手当の支給を行っている場合もあります。

高度な技術職の人材に対する採用ニーズは高く、仮に一身上の事情でキャリアにブランクが生まれたとしても現場復帰しやすい傾向もあります。

一方で製造や開発の業務には「納期」が定められているケースが多いです。度重なる仕様変更への対応と納期を巡視した製造・開発スケジュールをこなすために、技術職の人材にはハードな働き方が求められることも多いです。連日の残業や泊まり込みでの作業といった厳しい働き方が必要になる場合があるでしょう。

給与相場

技術職の給与相場は、どの分野の技術職であるかによって大きく違います。たとえば生産技術エンジニアの場合は平均年収は約616万円。企業によっては平均年収が800万円を超えるケースもあります。(参照元:生産技術の年収情報/Openwork 2024年9月29日)

ITエンジニアの場合は、平均年収は約456万円。月給で換算すると38万円で、実務未経験からの初任給では22万円程度が相場です。(参照元:ITエンジニアの仕事の年収・時給・給料/求人ボックス 2024年9月29日)

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