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職種・仕事内容

未経験からコールセンタースタッフの面接を受ける際によくある質問、逆質問の例

公開 2024/09/10

Zキャリア編集部

Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

目次

コールセンターの正社員へ転職を考えている方に向けて、転職の面接でよく聞かれる質問やその質問に対する回答を具体例とあわせて解説しています。現在、フリーターで正社員として働いていきたいと考えている方や、飲食業界への転職を考えている方にとってぴったりの記事です。

未経験からコールセンタースタッフの面接を受ける際によくある質問、逆質問の例 

コールセンターの仕事は未経験の方に向けた募集が多い職種です。厚生労働省の資料(職業紹介状況/厚生労働省)によると、2023年の営業職業従事者の有効求人倍率は2.42倍であり、コールセンターの受信・発信業務を広義の営業職と位置付けた場合、1名の求職者に対して2.42件の求人があることを意味します。そこでこの記事では、コールセンターの面接に臨む未経験者に向け、よくある質問や、すぐに使える逆質問の例を詳しく紹介します。

コールセンタースタッフの面接でよくある質問の例

コールセンタースタッフの面接では、どんな質問がよく出されるのでしょうか。よく質問される内容とアピールポイントを紹介します。

これまでの経歴

面接では、これまでの経歴についての簡単な説明が求められます。人と話すのが好きといった経験や何かを効率的にこなすことができたという経験は、コールセンター業務に直結するため、できる限り強調するといいでしょう。
たとえば「私は商業高校を卒業後、歯科助手やアパレル店での勤務を経験しました。アパレル店では副店長のポジションとして、店頭での接客だけでなく、電話問い合わせへの対応や新入荷アイテムの予約受付なども行っていました。そのため電話でのコミュニケーションを通じ御社に貢献していきたいと思います。」などと答えられると良いでしょう。

志望動機

志望動機を聞かれた際には、コールセンター業務への関心度の高さや熱意を伝えることが大切です。自分がこの仕事にどれだけ適しているかをアピールするチャンスです。また採用後に担当すると思われるサービスや製品についての理解を示すことで、より具体的な動機が伝わります。

たとえば「アパレル店に勤務をしていた時には受電をすることしかありませんでしたが、電話のコミュニケーションが好きなので受信と発信が両方できる御社に興味を持ちました」という説明などが望ましいでしょう。

コールセンタースタッフに関する実務経験の有無

実務経験がない場合でも、コールセンター業務に役立つ基本的なスキルや知識について学んでいることをアピールするといいでしょう。また、顧客対応のシミュレーション経験があれば、それを話題にするのも一つの方法です。

たとえば「私はアルバイトで飲食店に勤務していました。飲食店でありながら、電話注文対応をこなすことが多かったです。お客様の注文を間違いの無いようにすることに加え、来店時間やお支払金額など、お客様の不明点がないように気をつけました。コールセンターの実務経験はございませんが、電話対応による経験があります。この経験を御社でも活かしていきたいです。」といった説明が望ましいでしょう。

コールセンタースタッフに関する資格を保有しているか、もしくは取得予定があるか

コールセンタースタッフの仕事には資格は必須ではありません。しかし、たとえば「コンタクトセンター検定」「MOS検定」などの資格をあらかじめ取得しておけば、仕事への前向きな姿勢をアピールできます。ほかにも敬語の使い方、正しい言葉遣いや冷静・的確な電話対応を体系的に学習できる「テレコミュニケーター検定」などの資格取得の意欲を見せることもプラスに働くでしょう。

また、いまは資格を持っていなくても、将来的に取得予定があると伝えることでやる気を見せることができます。

コールセンタースタッフの面接に使える逆質問の例

逆質問とは求職者側が採用面接官に対して行う質問です。面接を成功させるためには、積極的な姿勢で臨むことが大切です。逆質問は面接官に、仕事への意欲を示す絶好の機会となります。

入社前や入社直後にやるべきことについて

コールセンターでの業務に必要な基本的なビジネスマナーやコミュニケーションスキルを身につけることは、入社前に行うべき重要な準備の一つです。その点に関連して、以下のような逆質問がおすすめです。

「アルバイト先の店舗での電話対応の経験はありますが、コールセンターでの業務は初めてです。仮に入社させていただく場合、入社までにしておくべき準備はありますか?」

こういった質問で、未経験であることを前提にしつつ、少しでも早く現場に貢献しようとする意欲を伝えることができます。また「入社までに学んでおくべき内容がある場合、それらを学べるおすすめのウェブサイトや動画、書籍などがあれば教えてください」といった質問も良いでしょう。業務に必要な能力を積極的に吸収しようとしていることをアピールできます。

長所を生かせる逆質問も効果的

自分の長所を生かせる逆質問をすることで、面接官に自己PRの機会を作ることができます。

たとえば「私は以前、アパレル店で接客応対を多く行っており、応対についてお客様からお褒め頂くこともございました。そのため、コールセンター業務は未経験ですが、受信の業務であれば前職の経験を活かせるのではないかと考えております。私の前職での経験を御社でいち早く活かしたいと考えておりますが、私の経験を活かせる業務はどういったものがあるでしょうか。」といった逆質問を行うと、自分の長所をアピールしつつ、面接官に対して積極性も伝わるでしょう。

まとめ

未経験からコールセンターの面接を受ける際には、自分の経験やスキルを上手くアピールし、逆質問を通じて積極的な姿勢を見せることが大切です。面接官に熱意を伝え、高い評価を獲得していきましょう。


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