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30代で正社員未経験からマネージャーになるまで!キャリアアップの本質を解説します

30代で正社員未経験からマネージャーになるまで!キャリアアップの本質を解説します
公開 2026/10/02

中学卒業後、15歳から一人暮らしをしながら海外でのダンス修業とアルバイトの日々を送り、33歳で正社員のキャリアをスタートした上田舞さん。現在は営業事務部門の管理職としてチームを率いています。学歴や年齢の壁にぶつかりながらも独自のキャリアを築いてきた上田さんに、就職活動のコツ、昇進の秘訣、そして「自分の強みの見つけ方」を聞きました。

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上田さんのプロフィール

  • 所属:株式会社ROXX 営業事務(マネージャー)
  • 担当業務:顧客対応の統括、選考プロセスのモニタリング、チームマネジメント
  • 経歴:中学卒業後、ダンス留学のためにアルバイトを掛け持ちしながらニューヨークと日本を行き来する生活を約20年間続ける。33歳で正社員として就職し、営業職を経験。2021年にROXX入社、現在5年目。

今回は、株式会社ROXXで営業事務のマネージャーを務める上田さんにインタビューを実施しました。中卒という学歴で正社員就職に挑んだ経験や、急速にキャリアアップできた理由、そして「自分の強みが分からない」という方へのヒントについて、率直に語っていただきました。

中学卒業と同時に社会へ。ダンスに懸けた10代の決断

――上田さんのこれまでの経歴を教えてください。

中学を卒業して、15歳から一人暮らしをしながら複数のアルバイトを掛け持ちしていました。ダンスの修業のために海外と日本を行き来する生活を10代から20代にかけて続けて、33歳で初めて正社員のキャリアをスタートさせています。今の会社には2021年に入社して、現在5年目ですね。

――ダンスを始めたきっかけは何だったのですか?

母がダンスのインストラクターだったので、3歳くらいから半ば強制的に踊らされていたんです。正直、そのころはダンスが好きではありませんでした。でも中学生のとき、テレビでダンスのパフォーマンスを見て「かっこいい」と初めて自分の意志で思えたんです。そこからヒップホップを始めたのがきっかけですね。

――中学2年生で「ダンスで生きていく」と決めたそうですね。進路指導などは大変でしたか?

担任の先生はすごく応援してくれていたのですが、別の先生からは「その道はやめなさい」と真剣に説得されたりもしました。ただ、母はとても理解のある人で「いいじゃない」と後押ししてくれましたね。兄からは「高校に行かずに社会に出るということがどういうことか、わかっているのか」と一度しっかり問いかけられました。15歳からもう言い訳ができない環境になるんだよ、と。その覚悟を確認してくれたのは、今振り返っても大きかったです。

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20代の模索。「夢に固執しなくてもいい」という気づき

――20代はどのような生活を送られていたのですか?

アルバイトを複数掛け持ちしながら生計を立てて、お金を貯めては海外へダンスの修業に行くという生活を繰り返していました。数年かけてお金を貯めて2〜3か月修業して、また帰ってきて働いて。正直、とても非効率でしたね。ダンスで食べていけていたかというと、20代のあいだはほぼ食べていけていませんでした。自分がダンスの世界で何をしたいのか模索しつつ、スキルを磨いていた時期です。

――20代後半になって、将来への不安は感じましたか?

28〜29歳のころは特によく考えていましたね。いつまでこの生活を続けるんだろうと。ただ、30歳前後で一つの気づきがありました。「夢に対する固執」から自分を解放してもいいんじゃないか、と。日本では「夢がある人が素晴らしい」という空気があって、目標がない自分を責めてしまっていたんです。でも、人生のどこかでダンスに恩返しできればいい、くらいの距離感でいてもいいじゃないかと思えるようになった。そこから、ダンスだけに固執しない生き方を肯定できるようになりました。

33歳で正社員へ。学歴の壁と書類選考のコツ

――正社員就職を目指したとき、大変だったことは何ですか?

学歴で書類が通らないという壁にはしっかりぶつかりましたね。10社ほど不採用が続いた記憶があります。アルバイトの面接では落ちたことがなかったので、正社員の選考でここまで苦戦するとは思っていませんでした。当時はエージェントの存在も知らず、すべて自分で応募していたんです。学歴で判断されるという現実を、このタイミングで一番強く感じましたね。

――書類選考を通過するコツがあれば教えてください。

自分の経験や強みを、ポジティブな内容で自己PR文に盛り込むことですね。「ただ年齢を重ねただけではない」ということを伝える。面接官は職種に関係なく、どういうキャリアを歩んできて、どういう考え方を持っている人なのかを知りたがっています。そこから逆算して、相手の企業がどんな人物を求めているかを分析し、自分が貢献できるポイントはどこかを俯瞰して捉える。自分が言いたいことを一方的に書くのではなく、相手のニーズに合わせてアピールの方向性を決めるのがコツだと感じています。

――最初の正社員としての就職先は、どのように見つけたのですか?

求人を見たときに、素直にワクワクしたんです。「ここだったらチャレンジしたい」と思えた。人と関わる仕事がしたいという軸と、年収を上げていきたいという現実的な希望。その二つを掛け合わせて探していたなかで出会った求人でした。自分がウィークポイントだと思っていた学歴や年齢を「面白いね」と肯定してくれる会社はきっとある。そういう相性の良い企業に出会うためにも、自分を客観的に分析する姿勢は大切ですね。

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面接は「人生の棚卸し」。自分の言葉で堂々と語る

――面接で心がけるべきポイントは何ですか?

自分の今まで歩んできた道や積み上げてきた経験を、自信を持って堂々と話すこと。これに尽きます。面接官をしていてよく感じるのは、カンペを読んでいる方が多いということ。緊張するのは当然ですし、メモがあること自体は問題ありません。ただ、一度自分のなかで消化して、自分の言葉で思いを伝えようとする姿勢があるかどうか。多少の言い間違いよりも、「何を伝えたいのか」が伝わるかの方がはるかに大事です。

――短所や失敗について聞かれた場合はどう答えるのがよいでしょうか?

短所を伝える際も、「こういう課題があるけれど、こう改善している」とポジティブに変換して話すのが基本です。大事なのは、物怖じしないこと。あとは独りよがりにならないことですね。「自分はこういう人間です」と一方的に話すのではなく、「自分のこういう面が、御社のこの部分に貢献できる」という対話の形で進める。相手が求めている戦力像に、自分がどうフィットしていけるかを一緒に探っていく姿勢が、通過率を大きく左右します。

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入社10か月でリーダーに。昇進の理由は「素直でいること」

――入社後、10か月でリーダー、その後マネージャーへと昇格されています。振り返って、何が評価されたと感じますか?

「素直でいること」を、ずっと大事にしてきたからだと思います。カラカラのスポンジのように、どこに行っても吸収する姿勢を忘れない。年齢に関係なく「わからないことはわからない」と言えること。教えてくださいと素直に頼れること。学ぶ姿勢とリスペクトの気持ちは、10代のアルバイト時代からぶらさずに持ち続けてきました。あとは、主語を常に「お客様」や「チームのメンバー」に置いて考えていたことですね。自分のためではなく、組織のために動いているという信頼を得られたのかもしれません。

――マネジメントで大切にしていることはありますか?

チームのメンバーには、ビジネスパーソンとして「ありがとう」と「ごめんなさい」をちゃんと言える関係でいたいと、常に伝えています。尊敬と誠実さを大事にしようと。それを口で言うだけでなく、自分自身が背中で見せることと、一人ひとりに役割を任せて主体性を育てること。この二つを意識してきました。すると、チーム全体の雰囲気が自然と変わっていくんですよね。素直な姿勢は伝播するんだなという学びがありました。

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自分の強みを見つける、二つのヒント

――学歴や年齢に不安を感じている方へ、メッセージをお願いします。

すべては「自分の強みを知ること」から始まると思っています。学歴や年齢でジャッジされる場面があるのは事実です。でも、それを凌駕するアピールポイントは必ず作れます。そのためにまず、自分の強みを正しく認識して、正しく相手に伝えられるようになること。そうすれば、学歴や年齢のハードルは思っているほど高くないと感じてもらえるはずです。

――自分の強みがわからないという方も多いと思います。見つけ方のヒントはありますか?

二つあります。一つ目は「没頭する力」に注目すること。時間を忘れるほど没頭してしまうものがあれば、それは自分が本当に好きなものです。私の場合は資料のデザインやレイアウトを整えている時間がまさにそうで、そこから自分の得意分野に気づくことができました。二つ目は、周囲から3回以上同じポイントで褒められた経験を思い出すこと。「こういうところがいいよね」「助かってるよ」と複数の人から言われるものは、自分では気づいていない強みである可能性が高いです。自分に対しては意外と鈍感なので、周囲からの声をヒントにするのはとても有効だと思いますね。

――上田さんの経験に裏打ちされた、実践的なアドバイスでした。本日は貴重なお話をありがとうございました。

ありがとうございました。

まとめ

上田さんのように、学歴や年齢に不安を抱えながらキャリアの第一歩を踏み出したいと考えている方は少なくないでしょう。Zキャリアでは、一人ひとりの経験や状況に寄り添いながら、専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしています。自分の強みがわからない、どこから始めればいいかわからないという方も、まずはお気軽にご相談ください。あなたらしいキャリアを一緒に探していきませんか。

取材日:2026年02月17日

執筆者:株式会社ROXX Zキャリアマーケティング事業部 近藤研吾

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