接客販売職への転職で「自分らしい働き方」を見つけたKさんのストーリー
Zキャリアは、学歴や職歴を問わず、未経験から正社員就職を目指す方をサポートする転職エージェントサービスです。専任のキャリアアドバイザーが、履歴書の作成から面接対策まで一人ひとりの状況に丁寧に寄り添いながら、希望に合った求人をご紹介しています。
今回ご紹介するKさんは、専門学校でキャラクターデザインを学ばれた後、フリーランスのイラストレーターとしての活動やITエンジニア職を経験されてきた方です。「人と接する仕事が自分に合っている」という気づきからZキャリアのサポートを受け、現在は家電量販店で携帯電話の接客販売職として、いきいきと働かれています。
野球に打ち込んだ高校時代と、イラストへの情熱
――本日はよろしくお願いいたします。まず、Kさんのこれまでのご経歴を教えてください。
地元の商業高校に通っていました。中学時代から野球をやっていて、当時の監督が推薦してくれたおかげで入学できたんです。高校でも野球部に入り、3年生の夏まで野球漬けの毎日でしたね。チーム自体は強豪ではなかったのですが、練習は厳しかったです。
商業科だったので簿記の勉強もしていて、日商簿記の試験も受けました。ただ、正直なところ内容はもう覚えていないですね(笑)。
――高校は就職される方が多い環境だったのでしょうか?
もともと商業高校だったこともあり、卒業後すぐに就職する人が多い環境でした。ただ僕は進学を選んで、東京にある専門学校の漫画アニメーション科に進みました。
中学の終わりごろからイラストを見るのが好きで、「自分も描きたい」という気持ちが強くなったんです。野球を始めたのもアニメの影響だったくらいなので、もともとそういうものが好きだったんですよね。
キャラクターデザインを学んだ専門学校時代
――専門学校ではどのようなことを学ばれていたのですか?
漫画アニメーション科の中にもいくつかコースがあって、僕はキャラクターデザインコースを選びました。スマートフォンゲームのキャラクターデザインのような、1枚絵を描く方向に興味があったんです。液晶タブレットを使って、専用のソフトで制作していました。課題だけでなく自主制作にも取り組んでいたので、かなりの枚数を描いたと思います。
――卒業後のキャリアはどのように考えていましたか?
本当はフリーランスのイラストレーターになりたかったんです。ただ、先生と相談する中で、フリーランスは名乗ること自体は簡単でも、知名度がなければ仕事は来ないという現実がありました。そこで先生から、専門学校で教育補助員として働きながら実力をつけてはどうかと声をかけてもらい、卒業後はその道を選びました。
フリーランスへの挑戦と、厳しい現実
――教育補助員のお仕事を経て、フリーランスに挑戦されたそうですね。
教育補助員の契約期間が基本2年間だったので、その区切りのタイミングで独立に挑戦してみました。イラストのポートフォリオを登録サイトに掲載して、企業から声がかかるのを待ったり、クラウドソーシングサービスで受注を試みたりしていました。
ただ、正直なところ仕事はほとんど来なかったですね。高校時代から続けていたコンビニエンスストアでのアルバイトに戻らせてもらい、ほぼそちらで生計を立てている状態でした。
――イラストの仕事を得るのは難しい世界なのでしょうか。
今の時代、かわいいイラストやかっこいいイラストが描ける人は本当に多いんです。そこからさらに、キャラクターを動かす技術や動画制作、3Dモデリングなど、プラスアルファのスキルがないと厳しい。
僕の頃からすでにそうでしたし、今はもっとそうだと思います。1年間やってみて難しいと判断し、もう一度専門学校の教育補助員として戻らせてもらいました。
ITエンジニアへの転職と、環境のミスマッチ
――その後、IT企業に転職されたと伺いました。
学校内で開催された企業説明会をきっかけに、インフラエンジニアの職に就きました。実はそのとき、別の会社のルート営業職からも内定をいただいていたんです。ただ、営業職は毎日車を使う仕事で、妻や親から「事故が心配だから」と反対されまして。それでIT企業のほうを選びました。
派遣型の働き方で別の企業に常駐する形態だったのですが、結果的に自分には合わなかったですね。約1年で転職を考えるようになりました。
――どのような点が合わないと感じたのですか?
一番大きかったのは、職場でのコミュニケーションがほとんどなかったことです。ほぼ在宅勤務で、連絡もチャットツール中心でした。分からないことがあったとき、確認までにどうしても時間がかかることがあって。出社していれば、忙しいタイミングかどうかは見て分かるし、緊急の質問にもすぐ答えてもらえますよね。
自分は人と話しながら進めるのが好きなんだなと、この経験を通じて気づきました。
――在宅勤務が向いていなかったということでしょうか。
在宅勤務に憧れている面もありました。ただ、実際に働いてみると気持ちを切り替えられる人でないと、なかなか難しいと感じました。出社すると「仕事モード」にスイッチが入る感覚があるんですよね。僕にはそれが必要だったんだと思います。
Zキャリアとの出会いと、接客販売職への転職
――Zキャリアに登録されたきっかけを教えてください。
先に妻がZキャリアを利用していて、「ここいいよ」と勧めてくれたのがきっかけです。同じ履歴書作成アプリを使っていた流れで教えてもらいました。妻も担当のキャリアアドバイザーの方と仲良くされていたようで、「すごくいい」という話はよく聞いていました。
――担当の池田とのやり取りはいかがでしたか?
キャリアアドバイザーの池田さんは明るくて話しやすい方でした。前職でコミュニケーションが少ない環境にいたこともあり、自分は人としゃべる仕事が向いているんだろうなと感じていたので、販売職や営業職の方向で求人を紹介してもらいました。

――最終的に、現在の会社を選んだ決め手は何でしたか?
妻が先に同じ会社を選んでいたんです。夫婦で同じ会社っておもしろそうだなと思ったのが正直なところです(笑)。軽い理由に聞こえるかもしれませんが、自分にとっては大事な決め手でした。
入社半年、家電量販店での携帯販売の日々
――現在のお仕事の内容を教えてください。
今の会社に正社員として入社後、家電量販店に配属されて、携帯電話の契約業務を担当しています。はじめの方は覚えることがたくさんあって大変でした。実践の中で学ぶスタイルだったため、最初は先輩の契約に同席して横で見ながら覚えていく形です。1か月ほど経ってから少しずつ自分で対応するようになり、2か月目くらいで独り立ちしました。
――約半年働かれてみて、いかがですか?
覚えることの多さには本当に苦労しましたが、楽しいと感じています。職場には30人以上のスタッフがいて、僕と同じ会社から配属されたメンバーの他にさまざまな会社から来ているメンバーと一緒に働いています。仲良くさせてもらっていて、仕事終わりにご飯に行くこともありますね。前職で感じていた「コミュニケーション不足」が解消されて、毎日出社して人と接する環境は自分に合っていると実感しています。つらいこともありますが、やりがいを感じながら続けられています。
今後の目標と、変わらないイラストへの想い
――今後のキャリアについて、何か考えていることはありますか?
今は生活を安定させることを優先しています。社内での昇格についてはまだ具体的に考えられていないのが正直なところです。人の上に立ってまとめるのは自分には難しいほうだなと感じていて。ただ、給与面も含めて少しずつステップアップしていきたいですね。
そして、やっぱり絵を描くことは好きなので、いつかイラストに関わる仕事ができたらいいなという気持ちは今も変わっていません。今の仕事で安定した基盤をつくりながら、その先の可能性も考えていきたいと思っています。
――本日は貴重なお話をありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
まとめ
イラストレーターを目指しながらも、フリーランスの厳しい現実やIT企業での環境のミスマッチを経験したKさん。Zキャリアのキャリアアドバイザーとの対話を通じて、自身の強みである「人と接すること」を活かせる接客販売職に出会いました。
Zキャリアでは、一人ひとりのこれまでの経験や価値観に寄り添いながら、専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしています。「自分にどんな仕事が合うのか分からない」「未経験の業界に挑戦してみたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。あなたらしい働き方を一緒に見つけていきましょう。

取材日:2026年1月13日
執筆者:株式会社ROXX Zキャリアマーケティング事業部 近藤研吾