トウテック株式会社について

- 社名:トウテック株式会社
- 設立:1948年 5月27日
- 前身:東京音響株式会社(録音盤製作)
- 事業内容:電気設備の設計・施工(大手スーパー、コンビニ、事務所、物流センター、学校、鉄道関係など)
- 募集職種:電気工事士、施工管理(ともに未経験歓迎)
- 年間休日:110日
- 特徴:営業と工事の分業体制、設計から施工まで一貫対応のワンストップスタイル、未経験者向けの自社研修センター、第二種電気工事士の資格取得を手厚くサポート
今回は、トウテック株式会社の人事担当者にインタビューを実施しました。未経験から電気工事のプロフェッショナルになるまでの道筋と、長年にわたって大手企業から信頼を得てきた理由について語っていただきました。
録音盤製作から電気工事へ——78年の歴史を持つものづくり企業の変遷
Zキャリアガイド編集部────トウテック株式会社の沿革を教えてください。
レコードの録音盤製作から家電販売・設置工事を経て、電気設備の設計・施工会社へと進化した
人事担当者様────1948年に東京音響株式会社として設立され、録音盤の製作からスタートしました。時代の変化とともにレコードの需要が変わっていく中で、家電販売に事業を転換。当時はテレビやエアコンを持っている家庭が少なかったため、販売だけでなく設置工事も一緒に行うようになりました。その設置工事の技術が発展して、現在の電気工事会社としての形になっています。
現在は大手スーパーやコンビニチェーン、事務所、物流センター、学校、鉄道関係など、幅広い施設の電気設備に関する設計と施工を行っています。誰もが日常的に利用する身近な施設の電気インフラを支えている会社です。
業界競争が激しい中で大手指定工事店に選ばれ続ける理由
Zキャリアガイド編集部────大手企業との長年の取引関係はどのように築かれてきたのですか。
営業部門と工事部門が分業体制になっている
人事担当者様────弊社の強みのひとつは、営業と工事を分業していることです。この規模の電気工事会社で営業部門を独立して持っているところは、業界でもほとんど見たことがありません。
営業担当が心がけているのは、すぐに受注につながるか分からない初期段階からでも、親身に寄り添うということです。発注するか決まっていなくても、「ちょっと来てほしい」と言われれば現場調査に行く。今回は仕事にならなくても、次の機会に声をかけてもらえる関係をつくる。こうした小さな信頼の積み重ねが、大手スーパーやコンビニチェーンの指定工事店として長年選ばれ続けている背景にあります。
打ち合わせからアフターメンテナンスまで一貫して自社で対応できる

また、打ち合わせからアフターメンテナンスまでを一貫して自社で対応するワンストップスタイルも、弊社の大きな特徴です。設計は別の会社、工事はまた別の会社という分業だと、お客様にとっては工数もコストもかかります。弊社であれば、営業が持ってきた情報をもとに社内で設計図面を書き起こし、施工管理も施工も自社で行える。スピーディかつコストを抑えた対応ができることが、お客様にとっての大きな価値です。この規模でワンストップを実現しているのは、長年蓄積してきたノウハウがあってこそです。
未経験から「手に職」をつけられる2つの職種
Zキャリアガイド編集部────募集されている職種の仕事内容を教えてください。
電気工事士
人事担当者様────電気工事士は、設計図に基づいて自分の手で直接電気工事を行う仕事です。照明器具やコンセント・スイッチの取り付け、冷凍冷蔵設備の温度を適切に保つための制御回路の配線など、業務は幅広くあります。何もないところから電気の道筋をつくっていく仕事で、手に職がつけられるポジションです。電気設備の需要は太陽光発電や次世代エネルギーの普及で年々増加しており、市場価値の高い仕事です。
施工管理
施工管理は、工事全体の進行を管理するポジションです。営業や各関係者と打ち合わせて工事内容を把握し、関係者との調整を行い、工事が完了するまでを見届けます。最初は金額の小さい現場から担当し、経験と資格を積みながら徐々に規模の大きい現場を任されていきます。
自分が携わった店舗や施設が街のあちこちにでき、そこで地域の方々が買い物をしたり利用したりしている姿を見られるのは、この仕事ならではのやりがいです。有名な建物の工事を手がけることもあり、ニュースで取り上げられることもあります。
充実した研修制度について
Zキャリアガイド編集部────研修制度について教えてください。
「見て覚える」が残る業界で、実物演習ができる研修環境を自社で用意した

人事担当者様────建設業界にはまだ「見て覚える」という文化が根強く残っています。しかも現場では練習はできませんし、失敗も許されません。未経験の方にとっては、いきなり現場に出るのはハードルが高いのが実情です。
弊社では、2階建ての自社研修センターを設立し、実物を使った演習ができる環境を整えました。ここは、時間をかけて練習でき、ある程度の失敗も許される空間です。現場に出る前に電気工事の基礎的な技術を身につけられるため、未経験の方の安心感はもちろん、お客様に対しても「練習してから送り出しています」と言えることが信頼につながっています。
入社2ヶ月のジョブローテーション研修で全部署を回り、全体像をつかんでから配属される
人事担当者様────入社後最初の2ヶ月間は、ジョブローテーション研修として全部署を回ります。営業がどのように仕事を取ってきて、設計でどう図面を起こし、工事はどう行われるのか。電気工事の仕事の全体像を最初につかめるのがこの研修の大きなメリットです。
各部署で工具の使い方や電気回路の基礎も教わりますし、全部署の人と顔見知りになるため、配属後に分からないことを聞きやすい環境が自然にできあがります。業務理解と社内の人間関係構築という二重のメリットがある仕組みです。
資格取得のために週2回の講習を社内で実施し、材料費も会社が負担する
人事担当者様────電気工事士として働く上で、第2種電気工事士の資格取得は重要なステップです。弊社では試験日が近づくと週2回の講習を社内で実施しています。技能試験の練習に必要な材料費も会社が負担しています。資格を取得すると仕事の幅が広がり、自信にもつながります。
実は人事担当の私自身も、文系出身で電気のことは何も分からない状態から第2種電気工事士の資格を取得しました。最初は全然できなかったのですが、やればやるほどできるようになって楽しくなっていきました。採用の場で「取得してください」とお伝えする立場だからこそ、自分が持っておきたいと思って挑戦しました。成長実感がとても分かりやすいお仕事だと思います。
社員の声を取り入れて福利厚生を充実化!
Zキャリアガイド編集部────働く環境について教えてください。
休日に挟まれた平日にみんなで有給を取る「オセロ休暇」を社員の声をもとに制度化した
人事担当者様────年間休日は110日です。最近導入された「オセロ休暇」は、休日と休日に挟まれた平日に全社で有給取得を奨励する制度です。お客様の都合でどうしても出勤が必要な場合は対応しますが、それ以外の方は基本的に休みにするという仕組みで、社員の声を取り入れて制度化されました。
また、特定の現場担当者しか対応できない状況を解消するため、サブの担当者を配置してメインの担当者に負荷がかからないように工夫しています。
今後の事業展開
Zキャリアガイド編集部────今後の事業展開について教えてください。
消防設備工事の内製化が進行中
人事担当者様────現在は協力会社に委託している防災関係(消防設備)の工事を、自社で対応できるように内製化を進めています。消防設備士の資格取得を社員に推進しており、外注先が対応できなくなるリスクをなくすためのより堅牢な事業体制を目指しています。
採用で見ているのは「誠実さ」と「素直さ」

Zキャリアガイド編集部────採用で重視しているポイントを教えてください。
配線1つの間違いが大きな事故につながる仕事だからこそ、嘘をつかない誠実さが大前提
人事担当者様────面接で見ているのは、誠実さと素直さです。電気工事では、配線1つの間違いやいい加減な施工が大きな事故につながる可能性があります。分からないことを「分からない」と正直に言える方、ミスを隠さずに報告できる方を大前提として求めています。
その上で、好奇心を持っていろいろなことに挑戦できる姿勢があるかどうかも見ています。知識やスキルは入社後に身につけられますが、人柄は短期間では変わりません。だからこそ、面接の段階では人間性の部分を特に大切にしています。
これから応募を考える方へ伝えたいメッセージ
Zキャリアガイド編集部────最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。
未経験から、やる気次第で成長できる環境がある
人事担当者様────電気工事というとハードルが高いイメージを持たれがちですが、入社者の8割以上が未経験です。文系出身の方も多く活躍しています。「手に職をつけたい」「自分だけの技術的な強みを作りたい」そういう姿勢があれば、周りの先輩も教えてくれますし、研修制度も環境も充実しています。勇気を持って飛び込んでいただきたいと思います。電気設備の需要が高まる今、手に職をつけたい方にとって魅力的な環境が整ったトウテック株式会社に興味を持った方は、ぜひ公式サイトよりお問い合わせください。
取材日:2026年07月03日
取材/執筆担当者 株式会社ROXX Zキャリアマーケティング事業部 平井祐樹