株式会社シンクスマイルについて

- 社名:株式会社シンクスマイル
- 創業:2006年
- 経営理念:したことない。をへらす
- 事業内容:HRテックSaaS「RECOG(レコグ)」の開発・運営
- プロダクト概要:サンクスカード、ピアボーナス、社内掲示板、クレドブック、チャットを内包した社内SNS型コミュニケーションツール
- 継続率:99%(※株式会社シンクスマイルの社内データによる)
- 募集職種:法人営業、カスタマーサクセス
- 働き方:フルリモート可(居住地の制限なし)
- 特徴:自社プロダクト「RECOG」を社内でも活用し、フルリモートでも称賛が飛び交う組織を実践。 創業20年で培った事業基盤と、AI×HR新サービスを立ち上げる会社。
今回は、事業部長の白井様にインタビューを実施しました。SaaS業界未経験で入社し、インサイドセールスから営業マネージャー、事業部長へとキャリアアップしてきた方です。
社内向けにつくったモチベーション管理アプリが原点——組織拡大で直面した課題が、今の事業を創るキッカケに
Zキャリアガイド編集部────シンクスマイルの沿革と事業の全体像を教えてください。
今年中にはAI×HRの新サービスをリリース予定——AIが自律的にユーザーをフォローするモデルへの転換を目指している
白井様────弊社は2006年に創業しました。ただ、当初から今のHRテック事業をやっていたわけではありません。創業期は「季節で売上が左右されない」「原価率3割」「在庫を持たない」という3つの基準で事業を選び、様々な領域の事業を展開していました。おかげさまで15年間一度も赤字を出さずに経営を続けられましたが、事業が広がるにつれて社員数も増えていったタイミングで直面したのが組織の課題です。人数が少ないうちは何も言わなくても伝わっていたことが、伝わらなくなる。一人ひとりのモチベーションや、理念をどう浸透させるかが、事業そのものと同じくらい重要だと痛感しました。
そこで自社の課題を解決するために、社内向けにつくったのがモチベーション管理アプリ「CIMOS(シーモス)」です。あくまで自分たちが使うためのものだったのですが、メディアで取り上げていただいたことで「うちでも使いたい」というお問い合わせを多数いただきまして。それならばと、2012年から外部への提供を始めました。そこから名称変更を重ねながら進化させていき、2018年にRECOGのベータ版をリリース。現在はHRテック領域のSaaSであるRECOGに事業を集約しています。
今後もHRテックサービスを主軸としつつ、AIを掛け合わせた新サービスをリリースする予定です。従来の「ユーザーが積極的に使う」スタイルから、AIが自律的にユーザーをフォローするモデルへの転換を目指しています。
サンクスカードを軸に社内インフラを提供する
Zキャリアガイド編集部────RECOGのサービスについて教えてください。
継続率99%を支えるのは、10代から70代まで使えるUI/UXと2012年から蓄積してきたCSの知見
白井様────端的に言うと、オンライン上でコミュニケーションができるサービスです。メインはサンクスカード機能で、感謝の文化を定着させるオンラインのツールとして提供しています。ただ、サンクスカードだけでなく、社内掲示板、マニュアル、トップメッセージの配信、クレドブック、チャットツールなど、自社に合わせた機能の活用ができる社内SNSのようなサービスになっています。ピアボーナス機能もあり、バリューに沿ったメッセージを送り合うことができます。
継続率99%※を支えているのは2つの要因です。1つ目は、ユーザーフレンドリーなUI/UXです。RECOGは10代の大学生のサークルから70代の方が多い工場まで、幅広い年齢層の方に使っていただいています。2つ目は、14年分の"うまくいかなかった事例"まで含めたカスタマーサクセスの知見です。導入がうまくいかなかった場合にどのように立て直すか、どんな機能を作るべきか、その試行錯誤の蓄積が、現在の高い継続率を支えています。
※株式会社シンクスマイルの社内データによる
※導入事例 - 導入10年目 ー 長期利用による形骸化を超えて、再活性化に成功した秘訣
法人営業とカスタマーサクセスの仕事内容
Zキャリアガイド編集部────募集されている2つの職種と仕事内容を教えてください。
営業はIS・FS分離なしでリードから受注まで一貫担当、CSは導入後のサポートを行う
白井様────法人営業は、マーケティングが獲得したリードに対して架電し、相談の機会をセッティングして、受注まで伴走するのが仕事です。弊社ではインサイドセールスとフィールドセールスを分けておらず、営業が一貫して担当します。そのため、営業としてキャリアをスタートする時に両方の視点を経験できます。アウトバウンドで、いわゆる新規開拓のテレアポをすることはなく、インバウンドのリードまたは外部パートナー経由のリードが対象です。
カスタマーサクセスは、営業が受注した案件を引き継ぎ、オンボーディング(導入支援)から更新支援までを担当します。ただ決められた業務をこなすだけでなく、本人の興味やキャリアプランに合わせて挑戦の幅を広げられるのが特徴です。例えば、データ分析に関心があればエンジニアからSQLを学んでお客様の利用状況を分析することもできますし、プロダクトづくりに興味があれば開発部門と連携しながらサービス改善に関わることもできます。非エンジニアながら、Google Apps Scriptで業務自動化に取り組むメンバーもおり、一人ひとりの志向に応じた成長の機会が用意されています。
どちらの職種も、提案する相手は経営者や役員、人事責任者といったレイヤーの高い方が多いのが特徴です。経営者目線での提案力が自然と身につく環境です。
「組織文化を変える」という抽象的な価値を届ける難しさ
Zキャリアガイド編集部────大変やりがいがあり、スキルもつく業務ですね。一方で、仕事の大変なところを教えてください。
業務効率化ツールとは違い、「なぜこのツールを使うのか」を全従業員に納得してもらう必要がある
白井様────営業においては、単なるプロダクトの提案ではなく「組織文化を変える」提案をしなければいけないことが最大の難しさです。時には、評価制度の運用そのものを見直しませんか、という話になることもあります。私自身、前職で有形商材も無形商材も扱ってきましたが、これまでで一番、価値が目に見えにくい商材だと感じています。組織文化とエンゲージメントの間にどんな因果関係・相関関係があるのかを一つひとつ言葉にして説明していく必要があります。
カスタマーサクセスも同様に、全従業員に「なぜこのツールを使うのか」を納得していただかなければなりません。業務効率化ツールとは違い、一部の担当者だけが使えばよいものではないので、組織全体の意識を変えていくという点で大変なポジションです。
「沖縄に住んでみたい」という気持ちだけで1年間移住した——仕事が人生の足かせにならないフルリモートの働き方

Zキャリアガイド編集部────フルリモートワークについて教えてください。
従業員の選択肢の幅を広げる環境
白井様────フルリモートについては、かなり好評です。在職中に4回も都道府県をまたいで引っ越ししているメンバーもいるぐらい、フルリモートを満喫しています。
私自身も「沖縄に住んでみたい」という気持ちだけで、1年ほど沖縄に住んでいたことがあります。家庭の事情でリモートにせざるを得ないからではなく、ライフプランとして住んでみたいからという理由でも認めてもらえる環境です。
海外に長期滞在しながら働くメンバーもいますし、仕事が個人の人生の足かせにならないという点で、従業員はすごく満足しているかなと思います。
RECOGを自社でも活用——サンクスカードのポイントが1ポイント3円で還元される社内制度
Zキャリアガイド編集部────社内でのコミュニケーションについて教えてください。
日報投稿、社長のトップメッセージ、おすすめランチの共有まで——日常的にRECOGが使われている

白井様────弊社ではRECOGを自社内でも活用しています。日報の投稿や、社長からの週次のトップメッセージ、オフィス周辺のおすすめランチの共有など、日常的なコミュニケーションが行われています。
サンクスカード機能では、貢献に対する感謝やバリューに沿った行動へのバッジ付与がほぼ毎日誰かしらから投稿されています。受け取ったサンクスには1ポイントにつき3円が付与され、インセンティブとして還元される仕組みです。私の場合は毎月3,000円ほどになっています。さらに四半期に1回、バリューバッジを最も獲得した方への特別表彰「シンクスマイルアワード」も実施しています。
採用で見ているのは「オーナーシップ」と「好奇心」

Zキャリアガイド編集部────採用で重視しているポイントを教えてください。
自由があるからこそ、責任を持って自ら動ける人を求めている
白井様────2点あります。1つ目はオーナーシップです。フルリモートができる自由な環境だからこそ、各自が責任を持って自律的に成果を出す姿勢を求めています。正直なところ、「リモートで働けるから志望しました」という方は、お見送りになるケースがほとんどです。リモート勤務を前提として、その上で何をしたいのかというオーナーシップがあるかどうかが重要です。
2つ目は好奇心です。経営理念に「したことない。をへらす」を掲げているので、やったことがないことを、面白がって手を出せるか、を大切にしています。たとえば今ならAIを自分の仕事にどう取り入れているのか。指示されたからではなく、自分で試してみたかどうかを見ています。
未経験から事業部長へ——評価制度を自分で変えた白井様のキャリアアップストーリー
Zキャリアガイド編集部────早い段階でキャリアアップする方に共通する特徴を教えてください。
荒削りでもいいから意見や提案を持ってくる人が昇格していく
白井様────やはりオーナーシップを発揮している人が早期にキャリアアップしています。私自身も2021年に未経験で入社し、最初はインサイドセールスだけを担当していました。そこから「もっと業務の幅を広げたい」「マネジメントに挑戦したい」と言い続けた結果、2024年に事業部長になっています。
私がマネージャー時代に最初にやったのは、評価制度を変えることでした。自分の職務範囲外ではありましたが、評価をする立場になった時に「成果と成長が混ざっていて分かりにくい」と感じ、勉強しながら自分で新しい評価制度を提案しました。今もその時の制度がベースになっています。荒削りでもいいから意見や提案を持ってくる方を歓迎する風土があります。
これから応募を考える方へ伝えたいメッセージ

Zキャリアガイド編集部────最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。
未経験でも第二新卒でも、新しい挑戦を大切にする方なら活躍できる
白井様────未経験でも第二新卒でも、新しい挑戦を大切にする方であれば必ず力を発揮していただけます。プロダクトも新しいことが始まっていきますし、組織としても今大きく転換している過渡期です。変化が大きい環境の中で一緒に挑戦を楽しんでいける方と働きたいなと思っています。
まとめ
「組織文化を変える」というHRテックの最前線で、AI×HRの新領域にも挑戦する株式会社シンクスマイル。興味を持った方は、ぜひ公式採用ページからご確認ください。
取材日:2026年07月27日
取材/執筆担当者 株式会社ROXX Zキャリアマーケティング事業部 平井祐樹