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株式会社Meevo代表 吉田久幹氏に聞く——高品質な転職支援を実現する仕組みづくり

株式会社Meevo代表 吉田久幹氏に聞く——高品質な転職支援を実現する仕組みづくり
公開 2026/06/09

20代未経験者の転職支援を行う株式会社Meevo代表・吉田久幹氏にインタビューを実施しました。キャリアアドバイザー1人あたりの担当人数を制限することで実現する丁寧な面談スタイルや、3〜5年後を見据えたキャリア提案へのこだわりについて伺いました。

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株式会社Meevoについて

  • 社名:株式会社Meevo
  • 事業内容:求人広告代理店事業、人材紹介事業、人材シェアリング領域の事業
  • 従業員数:12名(代表取締役を含む)
  • 特徴:キャリアアドバイザー1人あたりの担当人数を制限し、求職者一人ひとりと深く向き合う丁寧な転職支援に強みを持つ

今回は、株式会社Meevoの代表取締役・吉田久幹様(以下、吉田さん)にインタビューを実施しました。創業の背景から、長期的な視点を重視する転職支援の考え方まで、率直に語っていただきました。

教員志望から人材業界、その後独立開業に至った背景

Zキャリアガイド編集部────はじめに、吉田さんのご経歴と、株式会社Meevoを立ち上げられた経緯について教えてください。

顧客に深く向き合うため、求人広告代理店から独立を決断

吉田さん────富山県富山市の出身で、地元の大学を卒業しました。中学校理科と高校物理の教員免許を取得しています。新卒では民間の学習塾に入社し、その後、求人広告代理店で6年ほど営業として勤務しました。

5年前に独立し、株式会社Meevoを創業しました。コロナ禍をきっかけに、求人広告を出稿して終わりというスタイルでは採用が難しくなっていきました。「より顧客に深く向き合い、無駄な工程を取り払ってサービスの本質に集中したい」、そんな想いから、人材関連のビジネスでの独立を決断しました。

Zキャリアガイド編集部────そうなんですね。求人広告事業から人材紹介事業へと領域を広げられた背景についても、お聞かせください。

クライアント企業が採用したいと考える層を的確に紹介するために人材紹介事業を開始

吉田さん────求人広告は媒体によって費用対効果が大きく変わるので、広告事業だけでは選択肢が広がりにくいと感じていました。成功報酬型のビジネスにも挑戦したいと考え、2期目で人材紹介の免許を取得しました。

求人広告のクライアントが採用したいと考えている層を見据えて、20代未経験者の支援に注力する形でスタートしています。現在は求人広告事業、人材紹介事業、人材シェアリング領域の3軸で事業を展開しているところです。

CA1人あたりの担当人数を制限することで質の高い支援を実現

Zキャリアガイド編集部────転職支援の対象となるのはどのような方ですか。また、面談の進め方に特徴はありますか。

求職者の本音に向き合える環境を仕組みとして整備していった

吉田さん────対象は20代未経験者が中心で、学歴は問いません。学歴が中卒の方の支援も行っています。特徴的なのは、キャリアアドバイザー1人あたりの担当人数を25名前後に制限している点です。多くても30名は超えません。一般的な人材紹介会社では50〜60名を担当するケースも見られますが、そうなると物理的にCA側の負担が大きくなるか、求職者への対応が手薄になるかのどちらかに陥りがちだと考えています。

担当人数を絞ることで、1人の求職者にかけられる時間が確保できます。これが弊社の支援スタイルを支える基盤になっています。平均的な支援期間は1ヶ月程度、面談回数は初回ヒアリング、求人提案、面接対策などを合わせて5〜6回以上が目安です。

Zキャリアガイド編集部────1人1人の支援にこだわれる環境は素晴らしいですね。求職者様との面談で特に意識されているポイントを教えてください。

表面的な希望条件の奥にある「本当にやりたいこと」を引き出す

吉田さん────「マーケティングをやりたい」「企画職に就きたい」という希望を伺うことが多いのですが、深掘りしてみると具体的な業務内容まではイメージできていないケースが少なくありません。時間に追われる支援だと、こうした希望を「未経験では難しい」と一蹴してしまいがちです。私たちは時間をかけられるので、「マーケティングで具体的に何をやりたいのか」を一緒に言語化していきます。すると、本人が本当にやりたいことは別の職種でも実現できるとわかってくる場面が多いのです。希望の言葉そのものよりも、その奥にある動機や価値観に向き合う。ここに各キャリアアドバイザーが力を注いでいます。

求人広告代理店出身のCAだからこそ持つ「求人の目利き力」

Zキャリアガイド編集部────求人選びにおいて、特に意識されているポイントはありますか。

求人作成側の知見を活かし、応募すべき求人を見抜く

吉田さん────社員の約3分の1が求人広告代理店の出身で、求人を作る側のノウハウを持っています。「この書き方はリスクがある」「この数字の出し方なら安心できる」といった目線は、私たちの強みのひとつだと考えています。

求人内容を読み解く際は、応募を集めることだけを目的とした表現になっていないか、条件の記載が曖昧すぎないかといった視点でチェックします。自分たちが求人広告を作る側にいた経験があるからこそ、求職者の「絶対に譲れない条件」と「譲れる部分」を細分化したうえで確度の高いマッチングを進めることができています。

印象的な支援エピソードと「長期視点」のキャリア提案

Zキャリアガイド編集部────求職者様との向き合う心とともに、専門的な知見も活かし、支援されているのですね。これまでの支援の中で、特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

業界全体のイメージではなく、個別企業の実態を伝える

吉田さん────地方で居酒屋のアルバイトをされていた方の事例があります。他社では営業職や事務系の派遣を提案されていたようですが、愛嬌があり接客の素養を感じる方でした。

私たちが推薦したのは、ある飲食チェーンです。上京支援があり、実力主義で昇進の機会が明確で、業務は接客というより店内マネジメントが中心という点が、その方の経験と適性に合うと判断しました。夜勤や残業時間も定量的に公表されていて、業界全体に対する一般的なイメージとは異なる管理体制が整っている点も推薦の理由です。

ご縁があって入社され、2年目で全国の接客スペシャリストに選出されたと伺いました。業界全体のイメージで判断するのではなく、個別企業の実態をしっかり伝えることが大切だと感じた事例ですね。

Zキャリアガイド編集部────入社後のキャリアまで把握されているのは印象的です。会社として大切にされている考え方を、もう少し詳しく教えてください。

目先の利益より、3〜5年後のキャリアを見据えた提案を優先する

吉田さん────「長期的な目線を持つ」というのを行動指針に掲げています。たとえば弊社でサポートが難しいと判断した場合は、求人広告サイトを利用したほうが希望に合う仕事が見つかるとお伝えすることもあります。

転職が当たり前の時代になっているので、若手の方には一度の転職で完結するキャリアではなく、3〜5年後の市場価値を高める転職を意識して提案しています。

求職者の方の満足度が上がれば、リファラルやお声がけにつながる可能性もあります。目先の利益を強引に追わないこと。これを各キャリアアドバイザーが意識しています。

可能性を広げるキャリア支援を目指す

Zキャリアガイド編集部────最後に、転職を検討されている読者の方へメッセージをお願いします。

キャリアアドバイザーの役割は、本人が気づいていない強みを見つけること

吉田さん────キャリアアドバイザーの仕事は、求職者の方の可能性を広げることだと考えています。希望通りの求人を出すだけなら、検索サービスやAIでもできる時代です。

丁寧なヒアリングを通じて、ご本人が強みだと思っていなかった経験や特性を見つけ出し、適性に合った仕事を提案する。可能性を広げる支援こそが、私たちの役割だと考えています。

自分のキャリアに限界を感じている方には、ぜひ一度面談を受けていただきたいです。ただ、少数精鋭で対応していますので、支援可能な領域には限りがある点はご了承いただけますと幸いです。

まとめ

20代で転職を考えている方や、自分のキャリアに対する可能性を広げたいと感じている方は、「株式会社Meevoの公式サイト」から事業内容や支援体制の詳細を確認してみてはいかがでしょうか。一人ひとりに時間をかけて向き合う面談スタイルが、これまで気づかなかった選択肢に出会うきっかけになるかもしれません。

取材日:2026年05月12日

執筆者:株式会社ROXX Zキャリアマーケティング事業部 平井祐樹

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