未経験からの正社員転職を支援する「Zキャリア」
Zキャリアは、非正規雇用やアルバイトから正社員を目指す方の転職をサポートするサービスです。今回は、Zキャリアを利用して大手アパレルチェーンの準社員から、老舗メーカーのルート営業(受発注・配送・営業)への転職を成功させたIさんの事例をご紹介します。将来への不安から転職を決意し、未経験の分野へ挑戦。働き方や収入が安定し、プライベートも充実したというIさんのリアルな声をお届けします。
浪人中のアルバイトが、7年間の接客キャリアの始まりだった
――アパレルで働き始めたきっかけを教えてください。
高校は進学校だったので、周りと同じように大学を目指していました。ただ、現役のときは結果が振るわなくて、浪人することになったんです。入試が小論文と面接だったので、高校の先生に月2回ほど面接練習をしてもらいつつ、空いた時間でアルバイトを始めました。
学費を自分で稼ぎたいという思いがありましたし、面接のときにエピソードとして話せるかなという狙いもあって。知り合いに紹介してもらった大手アパレルチェーンで働き始めたのがきっかけです。
――接客の仕事は最初からご自身に合っていましたか。
覚えることが多くて最初は大変でした。商品の配置を覚えるのに苦労しましたし、入ってすぐの繁忙期は面食らいましたね。ただ、接客そのものは自分に向いているかもしれないと早い段階で感じていました。笑顔を作ったり、はきはきと話したりすることが苦ではなくて。お客様に提案した商品を喜んでもらえたときのやりがいが、長く続けられた理由だったと思います。
準社員として正社員登用を目指す日々
――アルバイトから準社員に切り替えた経緯はなんですか。
大学4年のとき、新卒の就職活動も少し見てはいたんです。ただ、オンラインの合同説明会に参加しても、そこで働いている自分がはっきり想像できなくて。ちょうどそのタイミングで、当時の店長から「準社員に切り替えて、正社員登用を目指してみないか」と声をかけていただきました。
アプリを活用した接客にやりがいを持って取り組んでいた時期で、リーダーシップを取ってほしいとも言っていただいて。この話を受けたいと思い、雇用形態を切り替えてそのまま働き続けることにしました。
――正社員登用の道は険しかったのですか。
かなりハードルは高かったです。「1回目で受かるとは思わないほうがいい。まずは試験の雰囲気をつかむつもりで」と言われるほどでした。5回ほど不合格になっている方が他の店舗にいるという話も聞いていましたし、店長との相性やタイミングによって登用の機会が左右される面もあって。
店舗の最前線で正社員と変わらない責任感を持って働いていたからこそ、将来の安定やキャリアアップを考えたときに、雇用形態の壁を感じるようになりました。
「他も見てみてほしい」——店長の助言が転機に
――転職を考え始めたきっかけはどのようなものでしたか。
正社員登用に向けて店長と話を重ねていたとき、「向いてると思うし頑張ってほしいけど、一度他も見てみてほしい」と言われたんです。何も知らずに上を目指すのと、外の世界を知った上で目指すのでは全然違う。もしこの会社がダメになったとき、次の選択肢がすぐに浮かぶ状態にしておいたほうがいい、と。
その言葉で少し視野が広がったタイミングで、繁忙期の疲労やスタッフ間の連携がうまくいかないことが重なりました。将来このペースで働き続けられるだろうかと考えたとき、今が動くタイミングかもしれないと思ったんです。
――転職活動はどのように始めましたか。
最初はテレビCMで見るような大手の転職サイトをいくつか見ていたのですが、情報が多すぎて何から手をつけていいか分かりませんでした。
そんなときにSNSでZキャリアの広告を見て、カジュアルに始められそうだなと思い登録しました。すぐに転職するぞという気持ちではなく、まずは求人を見られたらいいなぐらいの感覚でした。
「何をしていいか分からない」からの一歩
――Zキャリアとはどのように出会いましたか。
登録したあと、キャリアアドバイザーから「電話でいいのでちょっとお話聞かせてください」と連絡をいただいたんです。最初はほとんど悩み相談のような内容を話していたと思います。それでも「合いそうなところを探してみました」「職務経歴書はこんな感じで作れると思います」と、どんどん前に進む方向を示してくれて。どこへ行き、何をしたらいいか分からないという状態から、最初の一歩を踏み出すきっかけをもらえたのが大きかったです。
――キャリアアドバイザーのサポートはいかがでしたか。
面接の練習をしっかりやっていただけたのはもちろんですが、何より転職活動の期間を通じてモチベーションを維持し続けてくれたことがありがたかったです。
メンタルの波があって、落ち込んでいるときは何もできないと感じることもありました。そんな状態も含めて相談に乗ってもらいながら、動ける状態のときに素早く進められたのが良かったと思います。
入社前の倉庫見学で感じた「誠実さ」
――今の会社を選んだ決め手は何でしたか。
正社員として雇用してもらえること、土日祝が休みであること、安定した経営基盤があること。この3つが転職の軸でした。今の会社は老舗のメーカーで年間休日も120日あり、条件面は申し分なかったです。
ただ一番の決め手は、面接のあとにカジュアルな面談と倉庫の見学を設けてくれたこと。「入った後にこんなはずじゃなかったと思われたくないから、先に見てほしい」と言ってくれたんです。それで離れる人もいるかもしれないのに、ミスマッチを防ごうとする姿勢が誠実だなと感じました。
――実際に働いてみて、ギャップはありましたか。
求人票に書いてあった内容とほぼそのままでした。午前中は入荷した商品の仕分けや注文対応、午後は梱包・発送の準備、配達がある日は車で営業先を回る。事務作業と外回りがバランスよく混ざっているので、メリハリがあって自分に合っています。
営業所は10名程度の少人数で、入社してすぐに打ち解けることができました。アパレル時代は常にお客様の視線や店舗全体の動きに気を配る緊張感があったので、現在の自分のペースでメリハリをつけて働ける環境には、いい意味でのギャップを感じています。朝、仕事に行くのが億劫に感じる日がないのは、自分でも驚いています。
土日休みで取り戻した「自分の時間」と今後の目標
――転職後、生活はどう変わりましたか。
一番大きいのは、土日祝が休みになったことです。前の職場ではゴールデンウィークや年末年始が最も忙しい時期だったので、友人や家族と予定を合わせることがほとんどできませんでした。転職してからはお盆に親戚のところへ顔を出せたり、久しぶりに友人と遊びに行けたり。
もともと音楽やお笑いのライブが好きなのですが、土日開催のイベントにも行けるようになって、趣味の時間が戻ってきました。収入の波もなくなったので、生活全体が安定した実感があります。
――今後の目標を教えてください。
仕事の面では、まだ入社して間もないので今は知識をつける時期だと思っています。30代に入るまでに、しっかりと役職を任せてもらえるような存在に成長していきたいですね。
プライベートでは、休みや収入が安定したことで将来のことを考えやすくなりました。周りも少しずつ結婚していく年齢なので、自分もそういった部分を意識していきたいなと。仕事もプライベートも、今の環境だからこそ前向きに考えられている気がします。
――充実した日々を過ごされているようで、とても嬉しく思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。
まとめ
大手アパレルチェーンで7年間接客に打ち込んできたIさん。信頼する店長の「外も見てみてほしい」という言葉をきっかけに視野を広げ、メーカーのルート営業という新しいキャリアを歩み始めています。
Zキャリアでは、一人ひとりの状況や想いに寄り添い、専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしています。現職で雇用形態の壁に悩んでいる方や、新しい環境に一歩を踏み出したい方も、まずはお気軽にご相談ください。あなたのペースに合わせて、一緒に次の一歩を踏み出していきましょう。

取材日:2025年11月22日
執筆者:株式会社ROXX Zキャリアマーケティング事業部 平井祐樹