未経験からの正社員転職を支援する「Zキャリア」
Zキャリアは、これまでの経験を強みにキャリアアップを支援するサービスです。専任のキャリアアドバイザーが一人ひとりの状況に合わせ、中長期的な視点でキャリア形成を伴走します。
今回ご紹介するHさんも、10年間の接客経験を武器に、未経験の業界へ転職し、新たな目標を見つけました。
地元貢献を軸に選んだ新卒の就職先
――大学時代、将来の方向性は決まっていましたか?
正直なところ、高校時代は何も見えていませんでした。進学コースだったので、そのまま大学に進んだという感じです。大学では経済や経営を学ぶ文系の学科に所属していました。
就職活動を始めたのは4年生のときで、そのときに考えていたのは「地元に貢献できる仕事がしたい」ということ。地元を離れるつもりはなかったので、地域密着の企業を中心に探していました。
――スーパーへの入社を決めた経緯を教えてください。
学校の案内で合同説明会に参加して、いくつかの業種を受けました。当時は視野が狭くて、転職支援サイトなどをうまく活用できていなかったんです。合同説明会で出会った人事の方に「一緒に働こう」と声をかけていただいて、その熱意に引かれたのが大きかったですね。
今振り返ると、もっといろいろな職種を見ておけば良かったなと思いますが、当時はそこが自分にとってのベストな選択でした。
レジから食品部門へ——10年間で経験した現場の仕事
――入社後はどのような業務を担当されましたか?
最初は商品の陳列業務からスタートしました。大学時代に飲食店で接客のアルバイトをしていたので、レジや接客の仕事を同時並行するものだと思っていたんです。ところが2週間ほどで、人手不足のためレジ担当に異動してから1年半ほど、ずっとレジの業務を担当していました。
その後、別の店舗の食品部門に異動になったのですが、異動先では「1年半やっているから大丈夫だろう」と思われていて。実際にはレジの業務がほとんどだったので、食品部門の仕事は一から覚え直す必要がありました。そこは苦労しましたね。
――10年間を振り返って、どんな経験でしたか?
会社自体は悪くなかったと思います。これまでは会社の配属に身を委ねる形でしたが、転職を通じて、自分の意思でキャリアを選び取りたいという気持ちが芽生えました。
パートの方が多い職場で年齢層も高めだったので、若手として学ぶ機会は多かったです。辞めると伝えたときには「若いんだから今のうちよ」と背中を押してくれる方もいて、ありがたかったですね。
幼なじみの一言がきっかけで転職を決意
――転職を考え始めたきっかけは?
幼なじみとの飲みの席でした。その友人は何度か職場を変えていて、当時は製造業で働いていたんです。「今の職場は収入がいい」という話を聞いたとき、自分との差に驚きました。
自分はずっと同じ場所で頑張ってきたのに、収入面では大きく差がついていた。それがきっかけで「自分ももっと選択肢を広げるべきだ」と思うようになりました。
――転職活動はどのように始めましたか?
最初は大手の転職支援サービスに登録しました。スーパーで働きながらの活動だったので、まずは情報収集から始めた形です。明確に「この職種がやりたい」というものはなく、とにかく収入を上げたいという思いが軸でした。手取りで20万円以上を最低ラインとして考えていましたね。
Zキャリアとの出会いと、接客経験を活かす仕事選び
――Zキャリアを知ったきっかけは?
別の企業の面接で履歴書が必要になり、履歴書作成サービスを利用したんです。そこを経由してZキャリアから連絡をいただきました。すでに別のサービスも使っていたのですが、1社よりも2社のほうが幅広く求人を見られるだろうと思い、並行して利用することにしました。
※ROXXは、株式会社Yagishと業務提携しており、履歴書作成サービスのご利用後に転職支援を希望された方に対して、転職支援を行なっています。
――キャリアアドバイザーとのやりとりはいかがでしたか?
ビデオ通話で顔を見ながら話せたのが良かったです。別のサービスではほぼ電話だけのやりとりだったので、表情が見えるぶん信頼感がありました。キャリアアドバイザーの青木さんからは、接客経験を活かせて収入アップも見込める職種として、営業や販売の仕事を提案してもらいました。

――どのような基準で応募先を決めていきましたか?
まず前提として、小売業界と同じような業態は避けたいと考えていました。収入面での不安が転職のきっかけだったので、業界を変えることで環境を変えたかったんです。
青木さんから「接客経験があるHさんなら、営業や販売の分野でしっかり収入を上げていける」とアドバイスをもらい、その方向性で応募を進めました。合計5社ほど応募しています。
面接を通じて気づいた「意外と話せる自分」
――久しぶりの就職活動はいかがでしたか?
不採用の連絡を受けたときは、やはり心にきましたね。大学時代の就活を思い出しました。ただ、意外だったのは「自分は思ったよりも話せる」と気づけたこと。新卒のときはガチガチに緊張して、年上の面接官を前にするだけで固まっていました。今回は10年間の接客経験があるぶん、初対面の方とも自然に会話できるようになっていて。面接に対する苦手意識が薄れていたのは、自分でも驚きでした。
両親に旅行をプレゼントしたい——転職で広がった未来
――新しい職場への期待を教えてください。
接客の経験を活かしつつ、新しい業界でスキルを広げていきたいです。今までの職場では、配属先が会社都合で決まることが多かったのですが、今度は自分の意思でキャリアを選んだという実感があります。
地元の岡山で働き続けるという軸はそのままに、収入面でもプライベートでも、少しずつ生活を充実させていきたいですね。
――今後の目標はありますか?
両親に旅行をプレゼントしたいんです。これまでの収入では、大きな親孝行をする余裕がなくて。あと2、3年で父が定年退職を迎えるので、そのタイミングで温泉旅行にでも連れて行けたらいいなと考えています。社会人になってから、なかなかそういうことができていなかったので。転職を通じて収入が上がれば、それが実現できるんじゃないかなと思っています。
――すてきな目標ですね。本日は貴重なお話をありがとうございました。
ありがとうございました。最後に一つだけ。もし今、転職を迷っている人がいたら、「視野を広く持つこと」が大切だと伝えたいです。新卒のときも、もっといろんな職種を見ていれば違った選択ができたかもしれない。転職活動を経験して、改めてそう感じました。
まとめ
地元のスーパーで10年間働いたHさんが、転職を決意したきっかけは幼なじみとの何気ない会話でした。「視野を広げること」の大切さに気づき、接客経験を武器に新しい一歩を踏み出しています。
Zキャリアでは、一人ひとりの状況や想いに寄り添い、専任のキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしています。今の仕事に不満はないけれど、収入やキャリアに漠然とした不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。あなたの経験を活かせる新しい選択肢を、一緒に探していきましょう。

取材日:2025年11月21日
執筆者:株式会社ROXX Zキャリアマーケティング事業部 平井祐樹