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職種・仕事内容

実務未経験から飲食店キッチンスタッフに転職する際のチェックポイントと自己PRの例文

公開 2024/09/09

Zキャリア編集部

Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

目次

実務未経験者向けの飲食店キッチンスタッフへの転職する際のチェックポイントや自己PR例を紹介します。キャリアアップの可能性や多様なキャリアパスも解説しており、これから初めて正社員に就職を考えていて、飲食業界に興味がある方にピッタリの内容となっています。

実務未経験から飲食店キッチンスタッフに転職する際のチェックポイントと自己PRの例文

実務未経験から飲食店キッチンスタッフに転職を考えている方へ、自己PRの仕方やチェックポイントをご紹介します。飲食店キッチンスタッフは、特別な資格も不要で未経験からチャレンジしやすい職種です。その上、調理師免許やふぐ調理師免許などキャリアアップにつながる資格もあり、飲食業界でのキャリアパスも多様です。実務未経験から飲食店キッチンスタッフに転職する際のチェックポイントを紹介いたします。

飲食店キッチンスタッフの仕事内容とは?

まず、飲食店キッチンスタッフの仕事内容をおさらいしましょう。

飲食店キッチンスタッフの主な仕事には料理の下ごしらえから調理、盛り付け、洗い物などが挙げられます。店舗によっては配膳とキッチンの役割が分かれておらず、配膳もキッチンスタッフが行う場合もあります。

また、お客様に効率的に料理をお出しするための、現場のマネジメントなどもキッチンスタッフの役割です。たとえばお客様への料理の提供が遅れてしまいそうな場合、原因を早急に特定し、サポートに入る柔軟な対応も求められます。そうした問題解決力や周囲とのコミュニケーション能力、マニュアルから正確に調理できるスキルが求められます。

飲食店キッチンスタッフには資格が必要?

キッチンスタッフとして働き始める段階で「特定の資格が必要」ということはありません。「実務未経験からキッチンスタッフとして就業可能な飲食店の募集」は多いです。

一方で、資格があると、キャリアアップで有利になることがあります。代表的な資格には「調理師免許」が挙げられます。調理の基本的な知識や技術を証明する国家資格で、飲食店でのキャリアアップに役立ちます。

また「ふぐ調理師免許」を持っていると、ふぐを調理して他人に提供することが認められます。ふぐ調理師免許を取得することで、将来的に高級割烹などのお店で働いたり、開業するといったキャリアパスが見えてくるでしょう。

キャリアアップの道筋はさまざま

キッチンスタッフを「目指す段階」では資格などは重要ではありません。一方で飲食店に入った後のキャリアアップの道筋は様々です。たとえば優れた調理技術に加え、新人シェフの育成を含むマネジメント能力を身につけることで、将来的に「料理長」を目指せる道が開けてくるでしょう。

「キッチンとホールの両方の経験を積む」という道もあります。店長への昇進にも有利なほか、将来的な開業を目指す場合、ホールとキッチンを一人で兼ねやすいというメリットもあります。

また、「商品企画」「エリアマネージャー」「スーパーバイザー」「広報」など、飲食業界には多様なキャリアパスがあります。「何を目指すのか」という視点を持ちながらキッチンスタッフとしての業務を行うとキャリアアップがしやすいでしょう。

実務未経験から飲食店のキッチンスタッフの仕事に応募する際の自己PR例文

実務未経験からキッチンスタッフに転職したい場合、応募時の自己PRでは「これまでの社会人経験を生かしたうえで、店舗にどのように貢献できるか」を具体的に述べることが大切です。ここではパターンごとの例文をご紹介します。

正社員経験があり異業種からの転職する場合

異業種からの転職では、これまでの職歴で培ったスキルや経験をどのように飲食業界で活かせるかを強調し、未経験でも価値ある候補者であることをアピールしましょう。

たとえば、スーパーマーケットなどで食品の販売経験がある場合は「これまでの販売業務で培った顧客対応力を、キッチンスタッフとしても生かしたいと考えています。たとえば私はスーパーマーケットの試食コーナーの担当者として、多いときには1時間当たり〇人のお客様へのお声掛けと実際の試食品の調理、提供を行っていました。忙しい時間帯でも冷静に対応し、顧客満足度を高めるサービスを提供できる自信があります。料理によってお客様の満足度を高めるというやりがいをつきつめたいと考え、飲食業への強い興味と情熱を持つようになりました。新しい環境で挑戦をしたいと思い、応募させていただきました。」と述べることができます。

正社員経験がなくアルバイトから転職する場合

アルバイト経験がある場合は、その経験を通じて得た成功体験をアピールするのが良いでしょう。

「私は、学生時代に飲食店でアルバイトをしており、ピークタイムでも効率的に業務をこなす力を身につけました。チームで協力し、迅速かつ丁寧なサービスを提供することで、店舗の売上向上に貢献してきました。この経験を生かし、貴社のキッチンスタッフとしても、品質の高い料理をスピーディーに提供し、お客様に満足いただけるよう努めたいと考えています。」などがよいでしょう。

業務から得た成功体験を明確に言葉にすることで、アルバイトの経験を魅力的な自己PRとすることができるでしょう。

まとめ

実務未経験でも、これまでの経験やスキルを上手にアピールすることで、飲食店のキッチンスタッフとしての転職は十分に可能です。自己PRは自分の強みや飲食業界への熱意を伝える重要なチャンスですので、しっかりと自己分析して臨みましょう。


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