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実務未経験から施工管理(工事管理)になることは可能?応募する際の自己PR例文も紹介

公開 2024/03/21

施工管理

Zキャリア編集部

Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

目次

この記事では、施工管理(工事管理)に未経験から挑戦する方法について解説します。施工管理は建築や土木の工事現場で重要な役割を担い、業界では高い求人ニーズがあります。記事では施工管理の仕事内容や必要な資格、転職の流れを紹介し、未経験者が応募する際の自己PR例文も提供します。施工管理への興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

実務未経験から施工管理(工事管理)になることは可能?応募する際の自己PR例文も紹介


施工管理(工事管理)は、建築や土木などの工事現場で、工事の進捗や品質、安全、予算などを管理する仕事です。工事を安全かつスケジュール通りにこなすために「施工管理」は欠かせないポジションであり、極めて求人ニーズが高い職種です。

実際に厚労省の発表によると、建築・土木・測量技術者の有効求人倍率は2023年度時点で7.29倍で、全産業平均が1.23倍と比較すると、施工管理の求人倍率が高いことが分かります。

では、実務未経験からこの仕事に就くことは可能なのでしょうか。この記事では、施工管理の仕事内容や必要な資格、未経験から施工管理へ転職するための主な流れ、応募時の自己PRの例文などを紹介します。

施工管理(工事管理)の仕事内容とは?

施工管理は「工事現場を統括」することが主な仕事です。具体的には建築計画の策定や、施工計画の作成、 工程管理、品質管理、 安全管理、 原価管理、書類管理などが仕事内容です。なお、詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてください。

施工管理になるには資格が必要?

施工管理になるだけであれば、法律上必ずしも資格が必要というわけではありません。しかし、実際には一定規模以上の現場の主任者、監理技術者として携わるには国家資格である「建築施工管理技士」が必要です。そのため、施工管理への転職時に「資格が必要」というわけではありません。

未経験から施工管理へ転職するための主な流れ

主な流れとしては、求人サイトや転職エージェントを通じ、建築会社やゼネコンなどが募集している施工管理の仕事に応募することからスタートします。その後、選考を通過することができれば、転職することができます。

先述した通り、施工管理への転職時に必ずしも資格は必要ありませんが、実務経験以外のスキルはなるべく身に着けておくのがおすすめです。実際に現場で使うCAD(コンピュータ支援設計)などのスキルなどもあると良いでしょう。

実務未経験から施工管理(工事管理)の仕事に応募する際の自己PR例文

実務未経験から施工管理の仕事に応募する際には、自己PRが重要になります。ここでは、実際の例文を交えて解説します。

自己PRをする際には、以下のようなポイントに注意することが大切です。

❶応募した企業や工事に関する情報を事前に調べる
❷自分の強みや魅力を具体的に伝える
❸施工管理の仕事に対する意欲や適性を具体的に伝える                
❹自分の弱みや課題を認め、改善する方法を伝える
❺資格や経験などの証拠を用意する

自己PRの例文は、以下のようになります。

異業種からの転職の場合

「私は学生時代に工事現場でのアルバイトを経験した後、社会に出てからこれまで飲食店で店長として働いてきました。飲食店では、お客様の満足度や売上、コストなどを管理することが求められます。そのため、数字に対する注意力や分析力、コミュニケーションや交渉のスキル、リーダーシップやマネジメントの能力などを身につけることができました。これらのスキルや能力は、施工管理の仕事にも必要だと考えています。

建築や土木に関する知識はまだまだ浅く、実務未経験ですが、施工管理の仕事に興味があります。将来的には施工管理技士の資格取得も見据えたうえで工事現場でのアルバイト経験と、社会人としての店長の経験をどちらを生かして、現場で経験を積み、短期間で戦力となれるように励みたいと考えています」

アルバイト経験などをアピールする場合

「私は大学在学中に、建設会社でアルバイトとして働いていました。担当していたのは工事現場での作業や書類作成などです。その経験から、工事に関する基本的な知識や技術を一定程度身につけることができ、アルバイトを通じて施工管理の仕事に魅力を感じるようになりました。施工管理の仕事は、工事の計画や管理、安全や品質の確保など、さまざまな業務をこなす必要があります。これまでのアルバイト経験を生かしつつ、足りない部分はキャッチアップしながら、頑張っていきたいと考えています。」

まとめ

この記事では、施工管理の仕事について紹介しました。施工管理は、工事現場で工事の進捗や品質、安全、予算などを管理する仕事です。未経験からの転職では必ずしも資格が必要というわけではありませんが、より本格的に施工管理としてのキャリアを築くには「施工管理技士」の資格取得が必要です。

未経験から施工管理へ転職するには、自分の適性や目標を明確にし、応募時の自己PRでは自分の強みや魅力、施工管理の仕事に対する意欲や適性などを具体的に伝えることが大切です。ぜひ、施工管理職に興味がある方は掲載求人から応募されてみてください。


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