- ドラッグストアの基本的な業務内容
- 正社員とアルバイトの役割の違い
- 仕事の大変な点とやりがい
- ドラッグストアに向いている人の特徴
- 転職を成功させるためのポイント
ドラッグストアの業務内容はきつい?仕事の基本を解説
ドラッグストアの仕事は多岐にわたりますが、基本となる業務はいくつかあります。以下の4つの業務について解説します。
- 接客やレジでの会計業務を行う
- 商品の品出しや陳列を管理する
- 在庫の確認や商品の発注を行う
- お客様からの相談に対応する
各項目について、詳しく見ていきましょう。
接客やレジでの会計業務を行う
ドラッグストアの仕事で最も基本となるのがレジ業務です。お客様が選んだ商品のバーコードをスキャンし、正確にお会計をします。現金だけでなく、クレジットカードや電子マネーなど、さまざまな支払い方法に対応する必要があります。
また、ただ会計をするだけでなく、お客様への挨拶やポイントカードの案内など、明るい接客も大切な仕事の一部です。お店の顔として、気持ちの良い対応を心がけることが求められます。
商品の品出しや陳列を管理する
バックヤードに届いた商品を、売り場の棚に並べていく「品出し」も重要な業務です。お菓子や飲み物のような軽いものから、洗剤やペットボトルのケースといった重いものまで、さまざまな商品を運びます。
商品をただ並べるだけでなく、お客様が手に取りやすいようにきれいに整頓したり、季節やセールに合わせて目立つように並べ方を工夫する「陳列」も行います。魅力的な売り場を作ることで、お店の売上に直接貢献できる、やりがいのある仕事です。
在庫の確認や商品の発注を行う
お客様が欲しい商品がいつでも買えるように、商品の在庫を管理するのも大切な仕事です。定期的に売り場や倉庫の在庫数をチェックし、少なくなった商品をメーカーや卸売業者に発注します。
どの商品がどれくらい売れているのかを把握し、欠品させない一方で、過剰在庫を抱えないよう、適切な量を発注する判断力が求められます。はじめは先輩や社員の指示に従って行いますが、慣れてくると任せてもらえるようになります。
お客様からの相談に対応する
ドラッグストアでは、お客様から商品の場所を尋ねられたり、簡単な質問を受けたりすることがよくあります。「〇〇はどこにありますか?」といった質問にスムーズに答えられるよう、店内の商品配置を覚えておく必要があります。
また、商品の効果や使い方について聞かれることもありますが、専門的な知識が必要な医薬品の相談については、薬剤師や登録販売者といった資格を持つスタッフに対応を引き継ぎます。困っているお客様を助ける、やりがいのある仕事です。

【立場別】任される業務内容の違い
ドラッグストアでは、正社員、アルバイト、登録販売者など、立場によって任される仕事内容が変わってきます。ここでは、それぞれの役割の違いについて解説します。
- 正社員は店舗運営や管理業務を担う
- アルバイトやパートは接客や売り場作りが中心
- 登録販売者は専門的な医薬品を販売する
詳しく解説していきます。
正社員は店舗運営や管理業務を担う
正社員は、レジや品出しといった基本的な業務に加えて、店舗全体の運営に関わる責任ある仕事を任されます。具体的には、売上の管理、商品の発注計画の作成、アルバイトやパートスタッフのシフト管理や指導・育成などです。
将来的には、店長として一つの店舗を任されたり、エリアマネージャーとして複数の店舗を統括したりと、キャリアアップの道も開かれています。お店の売上やスタッフの成長に直接関わることができる、非常にやりがいのある立場です。
アルバイトやパートは接客や売り場作りが中心
アルバイトやパートのスタッフは、お客様と直接関わる接客や売り場での業務が中心になります。レジでの会計、商品の品出しや陳列、店内の清掃などが主な仕事です。
未経験からでも始めやすく、シフトの融通も利きやすいことが多いので、学業やプライベートと両立しながら働きたい人にもぴったりです。仕事に慣れてくると、商品の発注業務の一部を任せてもらえることもあります。
登録販売者は専門的な医薬品を販売する
登録販売者は、一般用医薬品のうち第二類・第三類医薬品を販売できる専門資格です。この資格を持つスタッフは、風邪薬や鎮痛剤などについて、お客様から症状を聞き取り、適切な商品を提案する重要な役割を担います。
資格がないとできない専門的な仕事なので、お店にとって欠かせない存在です。資格手当がつくことも多く、キャリアアップにも繋がります。働きながら資格取得を目指せる企業もたくさんあります。
ドラッグストアの業務で大変なこと
やりがいのあるドラッグストアの仕事ですが、もちろん大変なこともあります。入社してから「思っていたのと違った」とならないよう、事前に確認しておきましょう。
- 体力が必要な作業が多い
- 幅広い商品知識を覚える必要がある
- クレーム対応を求められることがある
- 繁忙期は非常に忙しくなる
各項目について、詳しく見ていきましょう。
体力が必要な作業が多い
ドラッグストアの仕事は、基本的に立ち仕事です。レジや品出し、お客様の案内などで一日中店内を動き回ることが多く、体力的にきついと感じる場面もあります。
特に、飲料のケースやトイレットペーパーといった重くてかさばる商品の品出しは、力仕事になります。体力に自信がない場合は、少しずつ慣れていく必要がありますが、体を動かすことが好きな人にとっては、適度な運動にもなるかもしれません。
幅広い商品知識を覚える必要がある
ドラッグストアで扱う商品は、医薬品から化粧品、日用品、食品まで非常に多岐にわたります。お客様から商品の場所や特徴について質問されることも多いため、幅広い商品知識を身につける必要があります。
新商品も次々と発売されるので、常に新しい情報を学び続ける姿勢が大切です。最初は覚えることが多くて大変かもしれませんが、知識が増えるほどお客様への対応に自信がつき、仕事が楽しくなるでしょう。
クレーム対応を求められることがある
接客業である以上、お客様からのクレームに対応する場面も時にはあります。商品の在庫がない、レジの待ち時間が長いなど、さまざまな理由で厳しい言葉を向けられることもあるかもしれません。
しかし、どんな時でも冷静に、丁寧にお客様の話を聞き、誠実に対応することが求められます。クレーム対応は精神的に負担が大きいですが、うまく乗り越えることで、対応スキルが向上し、大きな自信に繋がります。
繁忙期は非常に忙しくなる
ドラッグストアには、お客様が集中して来店される時間帯や時期があります。平日の夕方や土日、祝日、また特売セールを行っている期間などは、レジに行列ができ、品出しが追いつかなくなるほど忙しくなります。
このような繁忙期は、休憩を取るのも難しいほど目まぐるしく時間が過ぎていきます。スタッフ全員で協力し、効率よく作業を進めるチームワークが不可欠です。

ドラッグストアで働くメリット
大変なこともありますが、ドラッグストアで働くことには、それを上回るたくさんのメリットがあります。ここでは、主なメリットを4つ紹介します。
- 医薬品や健康に関する知識が身につく
- コミュニケーション能力が向上する
- 新商品や人気商品をいち早く知れる
- 従業員割引で商品をお得に購入できる
詳しく解説していきます。
医薬品や健康に関する知識が身につく
仕事を通して、市販薬や健康食品に関する知識が自然と身に付きます。例えば、「こういう症状の時はこの薬が合う」といった知識は、自分自身や家族の健康管理にも直接役立てることができます。
日々の業務の中で学んだことが、プライベートでも活かせるのは大きなメリットです。働きながら、生活に役立つ知識を増やせるのは、ドラッグストアならではの魅力と言えるでしょう。
コミュニケーション能力が向上する
ドラッグストアには、子どもからお年寄りまで、毎日さまざまなお客様が来店します。多様な人と接する機会が多いため、自然とコミュニケーション能力が磨かれていきます。
お客様の求めていることを正確に理解し、分かりやすく説明するスキルは、どんな仕事にも役立つ重要な能力です。人との会話に苦手意識があったとしても、日々の接客を通じて克服できる可能性があります。
新商品や人気商品をいち早く知れる
化粧品や日用品の新商品を誰よりも早くチェックできるのも、ドラッグストアで働く楽しさの一つです。話題の商品やこれから流行りそうなアイテムをいち早く知ることができます。
美容やコスメ、新しいものが好きな人にとっては、毎日が発見の連続で、ワクワクしながら働ける環境です。得た情報を友人との会話のネタにすることもできるかもしれません。
社員割引で商品をお得に購入できる
多くのドラッグストアでは、従業員向けの割引制度が用意されています。普段使っている日用品や化粧品、医薬品などを通常価格よりも安く購入できるため、生活費の節約に繋がります。
これは、ドラッグストアで働くスタッフならではの特権です。気になる新商品を気軽に試したり、少し高価な商品に挑戦したりすることもできるでしょう。

ドラッグストアの業務に向いている人の特徴
ここまでドラッグストアの仕事内容や魅力について解説してきましたが、どのような人がこの仕事に向いているのでしょうか。ここでは、4つの特徴を紹介します。
- 人とコミュニケーションを取るのが好きな人
- チームで協力して仕事を進められる人
- コツコツとした作業が苦にならない人
- 美容や健康への関心が高い人
各項目について、詳しく見ていきましょう。
人とコミュニケーションを取るのが好きな人
ドラッグストアの仕事は、お客様との関わりが中心です。商品の場所を案内したり、レジで会話をしたりと、人と話す機会が非常に多いです。そのため、人と接することに喜びを感じる人に向いています。
「ありがとう」と感謝されることにやりがいを感じられる人であれば、日々の仕事も楽しく感じられるでしょう。お客様の役に立ちたいという気持ちが、仕事のモチベーションに繋がります。
チームで協力して仕事を進められる人
店舗の運営は、スタッフ全員のチームワークによって成り立っています。レジが混雑している時に他のスタッフが品出しの手を止めて応援に入るなど、お互いに協力し合う場面が多くあります。
一人で黙々と作業するよりも、周りの状況を見て仲間と連携しながら仕事を進めるのが得意な人に向いています。チームの一員として貢献することに喜びを感じられる人なら、活躍できるでしょう。
コツコツとした作業が苦にならない人
接客業務だけでなく、地道な作業も多いのがドラッグストアの仕事です。商品の前出し(棚の奥にある商品を前に出す作業)や、店内の清掃、バックヤードの整理整頓など、コツコツと続ける作業がたくさんあります。
派手さはありませんが、こうした地道な作業が、お客様にとって快適で買い物をしやすいお店作りに繋がります。細かい作業を丁寧に、根気強く続けられる人に向いている仕事です。
美容や健康への関心が高い人
医薬品やサプリメント、化粧品など、美容や健康に関する商品を多く扱うため、もともとこれらの分野に興味がある人にはぴったりの職場です。
好きなことや興味のあることなら、新しい商品知識を覚えるのも苦にならないでしょう。その知識を活かして、お客様にぴったりの商品を提案できた時には、大きなやりがいを感じられます。
ドラッグストアへの転職を成功させるには?
ドラッグストアで働きたいという気持ちが固まったら、次はいよいよ転職活動です。未経験からでも挑戦しやすい業界ですが、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- 職務経歴書で接客経験をアピールする
- 面接では企業理念への共感を伝える
- なぜその店舗で働きたいのかを明確にする
詳しく解説していきます。
職務経歴書で接客経験をアピールする
もし過去にアルバイトなどで接客の経験があれば、積極的にアピールしましょう。ドラッグストア以外の業種、例えば飲食店やコンビニエンスストアでの経験でも構いません。
お客様とどのように関わってきたのか、どんなことを心がけていたのかを具体的に書くことで、採用担当者に入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。経験がない場合でも、コミュニケーション能力に自信があることを伝えましょう。
面接では企業理念への共感を伝える
ドラッグストアを運営する企業はたくさんあり、それぞれに大切にしている考え方や目標(企業理念)があります。事前に応募する企業のホームページなどを確認し、どの部分に共感したのかを自分の言葉で伝えられるように準備しておきましょう。
ただ「働きたい」と伝えるだけでなく、「貴社の〇〇という考え方に共感し、自分もその一員として貢献したい」と伝えることで、熱意がより伝わります。
なぜその店舗で働きたいのかを明確にする
「家から近いから」という理由も大切ですが、それだけでは志望動機として少し弱いかもしれません。「なぜ他のドラッグストアではなく、この企業(店舗)で働きたいのか」を具体的に話せることが重要です。
例えば、「地域密着型で、お客様一人ひとりと丁寧に関われる点に魅力を感じた」「PB(プライベートブランド)商品が充実しており、お客様の生活に寄り添う姿勢に共感した」など、その企業ならではの魅力を挙げて、自分の想いと結びつけて話すと良いでしょう。
ドラッグストアの仕事探しで悩んだら
ドラッグストアの仕事に魅力を感じても、いざ仕事を探すとなると、「どの企業が自分に合っているんだろう」「本当にやっていけるかな」と不安になることもあるでしょう。そんな時は、一度立ち止まって考えてみることが大切です。
- 自分の強みが活かせるか考える
- どんな働き方をしたいか整理する
- Zキャリアのエージェントに相談してみよう
詳しく解説していきます。
自分の強みが活かせるか考える
まずは、自分の得意なことや好きなこと(強み)を改めて考えてみましょう。「人と話すのが好き」「コツコツ作業するのが得意」「美容の情報収集が好き」など、どんなことでも構いません。
その強みを、ドラッグストアのどの業務で活かせそうか考えてみることで、働くイメージがより具体的になります。自分の強みを理解することは、面接での自己PRにも繋がります。
どんな働き方をしたいか整理する
次に、将来的にどんな働き方をしたいかを整理してみましょう。例えば、「専門的な知識を身につけたい」「キャリアアップして店長を目指したい」「プライベートと両立しながら働きたい」など、自分の希望を明確にすることが大切です。
希望する働き方によって、選ぶべき企業や働き方も変わってきます。自分が仕事に何を求めているのかをはっきりさせることで、企業選びの軸が定まります。
Zキャリアのエージェントに相談してみよう
自分一人で考えても答えが出ない時や、客観的なアドバイスが欲しい時は、転職のプロに相談するのも一つの方法です。何から始めればいいか分からない、自分に合う求人が見つからないといった悩みを抱えているなら、Zキャリアのエージェントに相談してみませんか。
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