- 冬のボーナスが少なくなる主な理由
- 夏と冬のボーナスの多さの決まり方
- ボーナスの金額が多いか少ないかの判断基準
- ボーナスが少ないときに辞める前に考えたいこと
冬のボーナスが少ないと感じる主な理由
冬のボーナスの明細を見て、夏より少ないと「自分だけ評価が低いのかな」と心配になるものです。少なくなった理由がわかれば、必要以上に落ち込まずに済みます。冬のボーナスが少なくなる主な理由は、次の3つです。

査定期間の会社の業績が反映されている
冬のボーナスが少ない理由のひとつが、査定期間の業績です。ボーナスの金額は、決められた期間の会社の売上や利益をもとに決まることがあります。
たとえば、冬のボーナスの査定期間が4月〜9月の会社なら、その半年の業績が悪いと金額が下がります。本人の頑張りとは関係なく少なくなる場合もあるため、まずは会社全体の状況を見てみてください。
査定期間中の個人評価が影響している
ボーナスには、個人の評価が反映される会社もあります。査定期間中に遅刻や欠勤が多かったり、目標に届かなかったりすると、金額が下がる場合があります。
ただし、評価の付け方は会社によってさまざまです。同じ部署の人より少なかったとしても、気にしすぎなくて大丈夫です。どこが評価されて、どこが足りなかったのかを上司に聞いてみるといいかもしれません。
在籍期間が短く満額の対象外になっている
入社して間もない人は、査定期間の途中入社のため、冬のボーナスが少なくなることがあります。査定期間のうち働いた日数に応じて、金額を調整する仕組みの会社があるからです。
たとえば、夏に入社した人は、冬の査定期間の一部しか在籍していません。この場合、次のボーナスから満額の対象になる会社もあります。
ボーナスは夏と冬のどっちが多い?
理由がわかると、次に気になるのは「そもそも夏と冬はどちらが多いのか」という点かもしれません。仕組みを知っておくと、今回の金額が本当に少ないのかを冷静に判断できます。夏と冬の差が生まれる仕組みを、3つの視点で整理しました。
- 多い時期は会社の規定によって異なる
- 夏と冬の割合は給与規程で確認できる
会社員と公務員の違いも含めて、順番に確認していきましょう。
多い時期は会社の規定によって異なる
夏と冬のどちらが多いかは、会社ごとの決まりによって変わります。夏の方が多い会社もあれば、冬の方が多い会社もあり、どちらが正解ということはありません。
冬の方が多い会社は、冬の査定期間に繁忙期が含まれていたり、その期間の業績を重く見ていたりする場合があります。友人の会社と比べて落ち込む前に、自分の会社の決まりを確認してみてください。
夏と冬の割合は給与規程で確認できる
夏と冬のボーナスの割合は、給与規程や就業規則で確認できることがあります。支給の時期や計算方法、査定期間などが書かれている場合があるので、一度目を通しておくと安心です。
細かい数字が書かれていない会社もあります。その場合は、人事担当者に聞いてみてください。

冬のボーナスの金額が多いか少ないかの判断基準
夏と冬の差が会社の決まりで変わるとわかっても、「この金額って多いの?少ないの?」と金額そのものが気になる人もいるでしょう。判断の基準を持っておくと、周りの話に振り回されにくくなります。金額を判断するときの基準は、次の2つです。
- 基本給の何カ月分かで判断する
- 同じ業界や職種の求人と比べる
それぞれの基準の使い方を見ていきます。
基本給の何カ月分かで判断する
ボーナスが多いか少ないかは、基本給の何カ月分かで考えるとわかりやすくなります。たとえば、基本給20万円で冬のボーナスが40万円なら2カ月分です。基本給35万円で40万円なら、1カ月分を少し超える程度になります。
同じ40万円だとしても、月給によって手厚さは変わります。100万円のような大きな金額も、月給と比べてはじめて評価できるものです。まずは明細で、基本給と支給額を見比べてみてください。
同じ業界や職種の求人と比べる
もう一つの基準は、同じ業界や職種の求人と比べることです。求人票には「賞与年2回」「昨年度実績◯カ月分」のように書かれていることがあります。
いくつかの求人を見比べると、今の会社のボーナスが多いのか少ないのか、だいたいの相場がつかめます。業界が違うと差が大きく見えやすいため、なるべく近い仕事同士で比べてみてください。
ボーナスが少ないことを理由に辞める前に考えること
ボーナスが少なかったり出なかったりすると、「もう辞めたい」という気持ちが出てくるのは自然なことです。ですが、勢いで辞めると「前の会社の方がよかった」と後悔することもあります。辞める前に、次の2つを考えてみてください。
- 年収全体で待遇を見直す
- 評価を上げる方法を上司に確認する
年収全体で待遇を見直す
ボーナスだけで判断せず、年収全体で今の待遇を見てみるのがおすすめです。ボーナスが少なくても、月給や手当が多ければ、年収では他の会社より高い場合があります。
反対に、ボーナスが多く見える会社であっても、月給が低いと年収はあまり変わらないこともあります。給与明細を見返して、1年間でいくらもらっているかを計算してみてください。

評価を上げる方法を上司に確認する
個人評価が原因でボーナスが少ないなら、評価の基準を上司に聞いてみるのも一つの方法です。何ができれば評価が上がるのかがわかれば、次のボーナスに向けて目標を立てやすくなります。
聞き方に迷うときは、「次はもっと評価されたいので、足りない点を教えてください」と前向きに伝えると話しやすいでしょう。話を聞いても基準があいまいなままなら、転職を考えるきっかけにしてもいいかもしれません。
ボーナスに納得できない場合の転職の進め方
年収や評価を見直しても納得できないなら、転職を考えるのも前向きな選択です。進め方を知っておけば、ボーナスで損をせずに次の職場へ移れます。押さえておきたいポイントは次の3つです。
- 求人で賞与の支給実績を確認する
- 転職エージェントに相談する
求人で賞与の支給実績を確認する
転職先を選ぶときは、賞与の支給実績を求人票で確認しておくと安心です。「賞与あり」と書かれていても、実際にいくら出ているかは会社によって大きく違います。
「昨年度実績◯カ月分」のように具体的に書かれている求人なら、金額をイメージしやすくなります。書かれていない場合は、面接の最後にある質問の時間などで聞いてみてください。
転職エージェントに相談する
ボーナスや年収の条件をしっかり比べたいなら、転職エージェントに相談してみてください。求人票だけではわかりにくい賞与の実績や評価の仕組みを、担当者が企業に確認してくれることがあります。
入社日の調整についても相談できるため、ボーナスの支給時期を踏まえたスケジュールを立てやすくなります。一人で探すより、自分に合う会社を見つけやすくなる場合もあります。
まとめ
冬のボーナスが少ないと、がっかりしたり、今の会社に不安を感じたりするものです。ですが、理由や会社の決まりを知っておけば、次のボーナスに向けて頑張るのか、転職を考えるのかを落ち着いて選べます。Zキャリアでは、若手の転職を支えるキャリアアドバイザーが、賞与や年収の条件も含めて求人探しをサポートしています。ボーナスに納得できずに迷っているなら、まずはZキャリアのエージェントに相談してみてください。