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【例文つき】上司への退職の伝え方|失敗しない円満退職のコツ

【例文つき】上司への退職の伝え方|失敗しない円満退職のコツ
公開 2026/04/22
Zキャリア編集部
Zキャリア編集部
Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

円満退職を目指す方必見。上司への切り出し方から、そのまま使える退職理由の例文、引き止められた際の対処法まで徹底解説します。法律上のルールや、退職までの具体的な流れ、どうしても言い出せない時のマインドセットも紹介。立つ鳥跡を濁さず、次のキャリアへスムーズに進むための準備を始めましょう。

監修

キャリアコンサルタント

瀧本博史

キャリコンリンク合同会社代表。就職課の責任者を務めた後、自治体の職業相談員を経て、キャリアコンサルティングを専門とした活動を30年以上行っている。現在は年間約2000件の職業相談を行なっており、これまでの相談実績は60,000件超。キャリアコンサルタントの独立開業支援にも取り組んでいる。厚生労働大臣認定講習「キャリアコンサルタント養成講座」講師。元国立大学特任講師(キャリア教育分野)。お笑い芸人「ラランド」や実業家の「西村博之」氏ともメディア上で共演実績があり、大手企業へのメディア監修も多数務める。著作に「オンライン就活は面接が9割(青春出版社)」「本気で内定!面接対策シリーズ(新星出版社)」など著作も多数出版している。

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【基本】円満退職するために押さえておきたいポイント

円満退職には、事前の準備と配慮が不可欠です。感情任せに辞めると、その後の手続きや業界内の評判に悪影響を及ぼす可能性があります。スムーズに受理してもらうためには、「いつ」「誰に」「どのように」伝えるかが重要です。ここでは、トラブルを避け、会社と自分自身の双方が納得して雇用関係を終了させるために、最低限押さえておくべき基本ルールを解説します。

円満退職の重要ポイント

退職理由と退職したい時期を明確にしておく

まず、なぜ辞めるのかという「退職理由」と、いつ辞めるのかという「退職時期」を自分の中で明確にしましょう。曖昧な理由では引き止めに遭いやすく、交渉が難航する原因になります。「キャリアアップのため」「別の業界に挑戦したい」など、前向きかつ納得感のある理由を用意することが大切です。

また、退職時期は就業規則を確認した上で、業務の引き継ぎ期間(通常1〜2ヶ月程度)を見込んで設定します。自分の希望だけでなく、会社の繁忙期を避けるなどの配慮を見せることで、円満退職へのハードルが下がります。

いきなり「退職願」を出さずに、まずは直属の上司に退職の意思を口頭で伝える

退職を決意しても、いきなり退職願(届)を提出するのはマナー違反です。まずは直属の上司に「お話があります」と時間を取ってもらい、口頭で退職の意思を伝えるのが社会人のルールです。メールやチャットだけで済ませるのも避けましょう。

書面としての「退職願」は、上司と合意が取れ、退職日が確定した後に提出するのが一般的な流れです。直属の上司を飛び越えて、さらに上の役職者や人事部に直接伝えると、上司の管理能力を問うことになり、心証を害する恐れがあるため注意が必要です。

法律上は2週間前でOKだが、就業規則を確認し、早めに退職の意思を伝える

民法第627条では、期間の定めのない雇用契約の場合、退職の申し入れから2週間が経過すれば契約が終了すると定められています。しかし、円満退職を目指すなら、会社の「就業規則」を優先して確認すべきです。多くの企業では「退職の1ヶ月前までに申し出る」といった規定が設けられています。

法的に2週間で辞められるとしても、急な退職は業務の引き継ぎや後任探しに支障をきたし、トラブルの元になります。可能な限り就業規則に従い、余裕を持って1.5〜2ヶ月前には意思表示を行うのが理想的です。

監修
瀧本博史
退職交渉は「交渉」ではなく「報告」という意識を持つことが大切です。法律上、職業選択の自由は保障されており、会社側に拒否権はありません。しかし、円満に辞めるためには、会社側の事情(後任手配など)への配慮も必要です。お互いの妥協点を探る姿勢を見せつつ、退職の意思自体は揺るがないことを示すのが、トラブルを避けるコツです。

繁忙期は避け、現職に迷惑をかけない形の退職を目指す

立つ鳥跡を濁さずの精神で、現職に迷惑をかけないタイミングを選ぶことも重要です。決算期やプロジェクトの佳境など、部署が最も忙しい「繁忙期」に退職を切り出すと、強い引き止めにあったり、周囲との関係が悪化したりするリスクが高まります。

逆に、繁忙期が終わった直後や、人事異動のタイミングに合わせると、会社側も人員調整がしやすく、スムーズに受け入れられる傾向があります。自分の都合だけでなく、職場への配慮を示す姿勢が、結果として自分自身の退職活動を楽にします。

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退職の意思を伝える具体的な流れ(日程調整から面談まで)

退職を伝えるまでの流れ

ここからは、実際に上司に退職を伝える際の具体的なアクションプランを紹介します。アポイントの取り方から場所の選び方、当日の話し方まで、ステップごとに解説します。緊張する場面ですが、手順を踏めば落ち着いて対応できます。しっかりと準備をして、自信を持って面談に臨みましょう。

直属の上司にアポイントを取る(忙しくない時間帯を狙う)

突然デスクで「辞めます」と言うのは避け、まずは上司に面談のアポイントを取りましょう。「ご相談したいことがあるのですが、15分ほどお時間をいただけないでしょうか」と声をかけます。切り出すタイミングは、週明けの月曜日や週末の金曜日の夕方など、比較的業務が落ち着いている時間帯が狙い目です。

上司が忙しそうな時や、大きなトラブル対応中などは避けるのが賢明です。メールやチャットでアポイントを取る際は、「今後のキャリアについて相談があります」と件名を工夫すると、上司も察しやすくスムーズです。

会議室など、他の人に話の内容が聞こえない場所を確保する

退職の話は非常にデリケートな内容です。周囲の同僚に聞かれないよう、会議室や個室など、プライバシーが守られる静かな場所を確保してもらいましょう。オープンスペースや居酒屋などの騒がしい場所は、話が漏れたり、真剣さが伝わらなかったりするため不適切です。

もし社内に適当な場所がない場合は、社外の静かなカフェなどを提案するのも一つの手です。二人きりで落ち着いて話せる環境を作ることで、お互いに感情的にならず、建設的な話し合いができるようになります。

退職理由とスケジュールの調整を相談する

個室に入ったら、退職の意思をはっきりと伝えます。「退職させていただきたいと考えております」と結論から述べましょう。その上で、退職理由と希望する退職時期を伝えます。理由は個人的な事情(キャリアプランや家庭の事情など)を中心にし、会社への不平不満は避けます。スケジュールについては、「◯月末での退職を希望しています」と伝えつつ、「引き継ぎもしっかり行いますので、相談させてください」と柔軟な姿勢を見せると、上司も交渉に応じやすくなります。一方的な通告ではなく、あくまで「相談」のスタンスを崩さないことが大切です。

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失敗しない退職の伝え方の基本的な流れ

いざ面談となると、緊張して言葉に詰まってしまうこともあるでしょう。ここでは、会話の構成を3つのステップに分けて解説します。感謝の気持ちを忘れずに、かつ意思が固いことを伝えるバランスが重要です。この流れに沿って話を進めることで、感情的な対立を防ぎやすくなります。

まずは時間をとってもらったことへの感謝をし、本題を切り出す

面談の冒頭は、忙しい中で時間を割いてくれたことへの感謝から始めます。「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます」と丁寧に挨拶しましょう。これまでの指導や経験に対する感謝の気持ちを先に述べることで、場の空気が和らぎ、上司も話を聞く姿勢になりやすくなります。

いきなり「辞めます」と切り出すよりも、「実は、今後のキャリアについて真剣に考えまして…」といった前置きを入れることで、相手に心の準備をさせるクッション言葉を活用するのが効果的です。

本題を簡潔に伝える

ここが最も重要なパートです。曖昧な表現は避け、「◯月末で退職させていただきたいと考えております」と明確に伝えます。「相談がある」と言いつつも、心の中では「決定事項」として伝える意思の強さが必要です。「できれば辞めたいと思っているのですが…」といった迷いを見せると、引き止めの余地を与えてしまいます。

退職理由は簡潔に、「新しい分野に挑戦したい」「他社で自分の力を試したい」など、未来志向の理由を添えましょう。詳細な不満を述べると議論になりやすいため、あくまで「自分の決断」であることに焦点を当ててください。

締めの言葉で今までの感謝を伝える

退職の意思を伝えた後は、改めて感謝と最後まで責任を全うする姿勢を示して締めくくります。「これまで大変お世話になりました。ご迷惑をおかけすることになり申し訳ありませんが、退職日までしっかりと業務を引き継ぎ、最後まで責任を持って務めさせていただきます」と伝えます。

退職日が確定した後の流れ(退職願の提出や引き継ぎスケジュールの作成など)についても、「後ほどご相談させてください」と添えておくと、実務的な安心感を上司に与えることができます。

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【ケース別】そのまま使える退職理由の例文5選

退職理由は人それぞれですが、伝え方一つで上司の反応は大きく変わります。ここでは、よくある5つのケースに合わせて、そのまま使える例文を用意しました。自分の状況に近いものをアレンジして活用してください。どのケースでも「前向きな姿勢」と「感謝」を含めるのがポイントです。

【ケース1】キャリアアップ

「現在の業務で培ったスキルを活かし、より専門性の高い分野で挑戦したいと考え、退職を決意いたしました。今の環境には感謝しておりますが、自身の成長のために新しいステップへ進みたいという思いが強くなりました。」

キャリアアップは最も納得されやすい理由の一つです。より良い環境を求めることは自然なことですので、自信を持って伝えてください。

【ケース2】違う業種へのチャレンジ

「以前から関心のあった〇〇業界への思いが断ち切れず、20代のうちに挑戦したいと考えました。未経験からのスタートになりますが、一から学ぶ覚悟で退職を決意いたしました。」

異業種への転職は、今の会社では叶えられない目標であることが多いため、引き止めにくい理由となります。今の会社への不満ではなく、「夢や目標への挑戦」であることを強調しましょう。年齢的な節目や、以前からの夢だったという背景を伝えると、応援してもらえる可能性が高まります。

【ケース3】家庭の事情

「親の介護(またはパートナーの転勤など)により、現在の勤務体系で働き続けることが難しくなりました。家族と話し合った結果、退職して実家に戻る(ついていく)ことになりました。急なご報告となり申し訳ありません。」

家庭の事情は、会社側が介入できないプライベートな問題であるため、最も強力な退職理由の一つです。詳細を全て話す必要はありませんが、「やむを得ない事情」であることが伝われば、無理な引き止めに遭うことはほとんどありません。嘘をつくのは推奨されませんが、事情を考慮してもらうための伝え方として有効です。

【ケース4】体調不良

「体調不良が続いており、医師とも相談した結果、しばらく療養に専念する必要があると判断いたしました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、退職させていただきたく存じます。」

健康上の理由は、会社側としても安全配慮義務があるため、慎重に扱わざるを得ません。診断書がある場合は提出するとより説得力が増します。ただし、具体的な病名を言いたくない場合は「一身上の都合」としつつ、体調面での継続困難さを口頭で補足する程度でも構いません。まずは自身の回復を最優先に考えてください。

【ケース5】理由を詳しく言いたくない

「一身上の都合により、〇月末で退職させていただきたく存じます。詳細については個人的なことですので控えさせていただきたいのですが、今後の人生について熟慮した結果です。」

本来、退職理由を詳細に告げる義務はありません。理由を言うことでトラブルになりそうな場合や、本当の理由(人間関係など)を言いたくない場合は、「一身上の都合」で通しても法的に問題ありません。ただし、上司もしつこく聞いてくる可能性があるため、「個人的な事情で」「次の目標に向けて」など、角が立たないかわし方のフレーズを用意しておくと安心です。

次が決まっていなくても退職して大丈夫ですか?
キャリアアドバイザー
経済的な余裕があれば問題ありませんが、離職期間が長引くと転職活動で不利になることがあります。また、自己都合での退職でも、2025年4月からは失業保険の待機期間(制限)が1ヶ月に短縮されています。以前より早く給付を受けられるようになりますが、無収入の期間が完全になくなるわけではないので注意しましょう。
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退職を引き止められたときの対処法

退職を伝えると、上司から引き止められることは珍しくありません。優秀な人材や人手不足の職場ほど、あの手この手で引き止めようとしてきます。ここで揺らぐと、退職のタイミングを逃してしまいます。よくある引き止めのパターンと、その対処法を事前にシミュレーションしておきましょう。

よくある引き止めパターン

情や責任感に訴えて引き止められたとき

「君がいなくなると困る」「今まで育てた恩を忘れたのか」と情に訴えるパターンです。特に人手不足の現場ではよくあることです。しかし、ここで情に流されて残留しても、根本的な問題は解決しません。

「お気持ちは嬉しいですが、決意は変わりません」と、感謝を示しつつも毅然と断ることが重要です。

給与アップ・異動などの条件提示があったとき

「給料を上げる」「希望の部署に異動させる」といった条件改善を提示されることもあります。魅力的に聞こえるかもしれませんが、口約束で終わるリスクや、一度退職を申し出たことで社内での立場が微妙になるリスクがあります。そもそも、退職をちらつかせないと改善されない環境に未来があるか冷静に考えましょう。

「ご提案は大変ありがたいのですが、私のキャリアプランは他社でしか実現できません」と、条件面の問題ではないことを伝えて断りましょう。一時的な待遇改善で根本的な退職理由が解消されるケースは稀です。

後任不在を理由に退職時期の延期を求められたとき

「後任が見つかるまでいてくれ」と時期の延期を求められるケースです。責任感の強い人ほど悩みますが、後任を探すのは会社の責任であり、あなたの責任ではありません。無期限の延期を受け入れると、いつまでも辞められなくなります。

「引き継ぎ期間として〇月末までは精一杯務めますが、それ以上の延長は次の転職先の入社日があるため不可能です」と、期限を区切って断ることが大切です。就業規則に則った期間を提示していれば、それ以上の拘束に応じる義務はありません。

損害賠償の請求や懲戒解雇などで「脅し」を受けたとき

悪質な場合、「損害賠償を請求する」「業界にいられなくしてやる」といった脅し文句が使われることがあります。しかし、労働者には退職の自由があり、通常の退職で損害賠償が認められることはまずありません。

このような発言があった場合は、会話を録音したり、メール等の証拠を残したりしましょう。脅しに屈して退職を取り下げる必要は全くありません。話が通じない場合は、人事部や労働基準監督署、弁護士などの第三者機関に相談することを示唆するのも有効な対抗策です。

キャリアアドバイザー
「辞めさせてくれない」と悩む方は多いですが、会社に退職を拒否する権利はありません。あまりに強引な引き止めやハラスメントまがいの言動を受けた場合は、一人で抱え込まず専門家に相談してください。あなたの心身の健康を守ることが最優先です。
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どうしても退職が認められない・言い出せないときのマインドセット

優しい人や責任感の強い人ほど、「周りに迷惑をかける」「裏切り行為ではないか」と自責の念に駆られ、退職を言い出せないことがあります。しかし、退職は労働者の正当な権利であり、より良い人生を歩むためのステップです。ここでは、退職への心理的ハードルを下げるための考え方を紹介します。

仕事を選ぶ権利があるので、自分を責めすぎない

「自分だけ辞めるのは申し訳ない」と思う必要はありません。職業選択の自由は憲法で保障された権利です。会社と従業員は対等な契約関係にあります。

自分の人生やキャリアを犠牲にしてまで、会社に尽くす義務はありません。自分の幸せのために選択することは、決して悪いことではないのです。

退職を伝えた上司より上の立場の人や人事部に相談する

直属の上司が話を聞いてくれない、あるいは上司自身が退職の障壁になっている(ハラスメントなど)場合は、組織の指揮命令系統に固執する必要はありません。

上司のさらに上の役職の人や、人事部の担当者に直接相談しましょう。企業にはコンプライアンス窓口やハラスメント相談窓口が設置されていることも多いです。直属の上司を飛び越えることはマナー違反とされることもありますが、正当な理由で退職の意思表示が妨げられている場合は、自身の権利を守るための正当な防衛策となります。

最終手段として「退職代行」や内容証明郵便がある

どうしても自分では言い出せない場合、退職代行を使う手もあります。ただし、最近は一部の業者が摘発されるトラブルも起きているため、会社と交渉が必要な場合は弁護士が運営するサービスを選ぶことが安心です。

また、内容証明郵便で退職届を送付すれば、法的に退職の意思表示をした証拠となり、会社側は無視できなくなります。これらはあくまで最終手段ですが、「いざとなればこういう方法もある」と知っておくだけで、精神的な負担は大きく軽減されます。

退職代行を使うと転職に響きますか?
瀧本博史
基本的に転職先に知られることはありません。ただ最近、一部の代行業者が法律違反で捜査を受けるトラブルも起きています。有給消化などの交渉も任せたいなら、弁護士が運営する安心できるサービスを選んでください。
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退職までにやるべきこと

退職の了承が得られたら、終わりではありません。最終出社日まで気を抜かず、やるべきことをこなしましょう。ここでの振る舞いが、退職後の評判や、将来的なビジネスでの関わりに影響します。スムーズに会社を去るために必要な、残り期間でのタスクを整理しました。

引き継ぎの準備をする(マニュアル作成など)

立つ鳥跡を濁さずの基本は、完璧な引き継ぎです。後任者が困らないよう、業務フローや担当顧客の情報をまとめたマニュアルを作成しましょう。口頭での説明だけでなく、文書として残すことが重要です。

PC内のデータ整理や、共有フォルダの整理も忘れずに行いましょう。引き継ぎが不十分だと、退職後に問い合わせの連絡が来ることになり、お互いにストレスになります。最後までプロとして仕事をやり遂げる姿勢が、将来の評価を最後まで高めてくれます。

社内・取引先への挨拶回りをする

お世話になった社内の人々や、取引先への挨拶回りも大切です。社内では最終出社日にメールで一斉送信するのが一般的ですが、特にお世話になった人には直接挨拶に行きましょう。

社外の取引先には、上司と相談の上、後任者を連れて挨拶に行くのがマナーです。直接会えない場合は、電話やメールで退職の旨と後任者の連絡先を伝えます。人脈は財産です。退職後もどこで繋がるかわからないため、礼儀正しく関係を閉じる(あるいは維持する)ことが、将来の自分を助けることになります。

退職後に受け取る書類の確認をする

退職時には会社から受け取るべき重要書類がいくつかあります。年金手帳(または基礎年金番号通知書)など、退職後に受け取るべき書類をリストアップしておきましょう。2022年以降に社会人になった方は、手帳ではなくA4サイズの通知書が手元にあるはずです。特に離職票は退職後に郵送されることが多いので、送付先住所の確認や、いつ頃届くかを確認しておきましょう。

また、会社に返却するもの(保険証、社員証、PC、スマホ、制服など)もリストアップし、漏れがないように準備します。手続きの不備は退職後の生活に影響するため、最終日にしっかりと確認しましょう。

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参照:「令和2年度転職者実態調査の概況/厚生労働省

キャリアアドバイザー
Zキャリアの利用方法については、はじめての方へ! Zキャリアご利用ガイドで詳しく解説しています。

Q
退職の意思は何ヶ月前に伝えるのが理想ですか?
A
法律上は2週間前でも退職可能ですが、円満退職を目指すなら就業規則を確認しましょう。一般的には退職希望日の1〜2ヶ月前に伝えるのがマナーです。業務の引き継ぎや後任の採用にかかる期間を考慮し、余裕を持って申し出ることで、トラブルを避けスムーズに退職しやすくなります。
Q
退職の意思をメールやLINEで伝えてもいいですか?
A
基本的にメールやLINEだけで退職を伝えるのはマナー違反です。重要な話ですので、必ず直属の上司にアポイントを取り、対面またはオンライン面談で直接伝えましょう。文章だけでは一方的に見え、心証を悪くする可能性があります。書面やメールは、合意後の手続きとして使用します。
Q
退職理由を正直に伝えても大丈夫ですか?
A
人間関係や給与への不満など、ネガティブな理由は避けるのが無難です。「キャリアアップ」「新しい分野への挑戦」など、前向きな理由に変換して伝えましょう。正直すぎる不満は「改善するから残ってほしい」という引き止めの材料になりやすく、円満退職の妨げになることがあります。
Q
強い引き止めにあって辞めさせてもらえない時は?
A
会社側に退職を拒否する法的権利はありません。「相談」ではなく「決定事項」として、揺るがない意思を伝え続けることが大切です。脅しやハラスメントを受けた場合は、人事部や労働基準監督署などの第三者機関への相談を検討してください。最終手段として退職代行サービスもあります。
Q
有給休暇をすべて消化してから退職できますか?
A
有給休暇の取得は労働者の権利ですので、退職時にすべて消化することは可能です。ただし、業務の引き継ぎをおろそかにすると職場に迷惑がかかります。最終出社日と有給消化期間を調整し、計画的に引き継ぎを完了させた上で、気持ちよく有給休暇に入れるようスケジュールを組みましょう。

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