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【例文つき】志望動機を200字でまとめる方法を解説

【例文つき】志望動機を200字でまとめる方法を解説

公開 2025/09/18

Zキャリア編集部

Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。

目次

企業の選考に応募すると必ず登場する志望動機。最近は200字など短い文字数制限が設けられていることもあり「せっかくの第一志望なのに200文字じゃ熱意を伝えきれない」と悩む人も少なくありません。そこでこの記事では、短い志望動機で見られている能力や、あなたの熱意の盛り込み方まで詳しく解説します。あなたの熱意を削らず盛り込みながら、読みやすい志望動機を一緒に作っていきましょう。

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なぜ企業は200字で志望動機の提出を求めるのか?

まずは、企業がなぜ200文字という短い文字数で志望動機の提出を求めるのか、企業側の視点から考えてみましょう。企業側の意図を知ることで、ES(エントリーシート)の書き方のポイントを押さえることができます。

そして企業の求めるポイントを押さえることができれば、採用担当者の印象に残りやすい志望動機を書きやすくなります。

企業が短い文字数で志望動機の提出を求める理由

  • 選考の手間を省くため
  • 短く、わかりやすく伝える能力を見ている
  • 企業への理解度と志望度の高さを測るため

何を求められているかあらかじめ知っておくと、この先どんな文字数で志望動機を書くことになっても、応用が効くようになります。まずはしっかり企業の意図を把握していきましょう。

選考の手間を省くため

まずは選考を効率的に行うため、という理由が挙げられます。企業ごとに紙で応募書類を提出していた時代と比べて、現在はWebでの応募が主流となりました。その結果、一人の候補者が多数の企業に応募できるようになり、それに付随する形で採用担当者が見なければいけない書類の数は激増しました。

企業の担当者は選考の受付期間中にランダムに提出されるESを全て確認しているわけですから、次の選考が始まる前に長い志望動機をすべて読み切ることはかなりの労力が必要となるでしょう。そのため、採用担当者は効率よく全てのESに目を通すために、短い文字数で志望動機の提出を求めていることがあります。

短く、わかりやすく伝える能力を見るため

次に、200字という短い文字数の中で文章を論理的にまとめる能力を見ている可能性があります。企業では、限られた時間の中で取引先との商談をまとめたり、他の部署と連携するために、どの部署でも理解できる専門用語の少ない企画書を作ったりする必要があります。

企業はESを通して、こうしたビジネスの素養があるかを見極めています。そのため文字数制限があっても、自分の伝えたいことをまとめることができるかどうか、が印象に残るポイントになってきます。

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「PREP法」を用いて200字の中で書きたいことを網羅する方法

ここからは、企業の志望動機を短くまとめる方法を説明していきます。ただ短くまとめるだけでなく、採用担当者が一度読むだけで内容を理解できるクオリティに仕上げるために、何をどの順番で伝えるかは非常に重要です。

最もオーソドックスな文章の構成としてPREP法と呼ばれるものがあります。

PREP法とは結論(Point)→その根拠(Reason)→根拠を支える具体例(Example)→最後に結論を別の表現で提示(Point)するフレームワークです。

ビジネスシーンでも使用される一般的な方法ですので、志望動機を書くときに活用できると、採用担当者に「ビジネスで通用する話し方・書き方ができる人物だ」という印象を与えることもできるでしょう。

では早速、短い志望動機をPREPのフレームワークで書く方法を、詳しく解説していきます。

志望動機の読みやすい書き方

  • (Point)なぜ志望したのかを最初に書く
  • (Reason, Example)志望したきっかけを具体例を用いて説明する
  • (Point)入社後に活躍する姿を表明する

(Point)なぜ志望したのかを最初に書く

「なぜ弊社を志望したのですか。志望した理由をお聞かせください」という質問なので、まずはその問いへの答えを出しましょう。これをするだけで採用担当者は内容を素早く理解することができます。「私が貴社を志望する理由は、〇〇だからです」とまずはあなたが最も魅力を感じる点について一文で書き始めましょう。「一文で表現するのが難しい」と感じる場合は、「貴社の〇〇という理念に××という魅力を感じたからです」のように企業のHPから企業理念や事業の説明の言葉を借りてくるのもいいかもしれません。企業研究をしたことも同時にアピールできます。

(Reason, Example)志望したきっかけを具体例を用いて説明する

志望した理由を書いたら、次は「企業に興味を持ったきっかけ」をあなたの経験を交えて具体的に書きましょう。今までの経験と結びつけて説明することで、あなたの価値観や人柄も自然に伝わります。たとえば食品メーカーなら「誰からも愛される味を作る技術に惹かれた」と書く人もいれば、「海外でもふるさとの味として親しまれている点に魅力を感じた」と書く人もいるでしょう。こうしたきっかけの違いから、候補者一人一人の適性が採用担当者に伝わりやすくなります。

(Point)入社後に活躍する姿を表明する

最後に、企業へ入社した後に活躍する姿を具体的に示しましょう。企業で活躍するイメージを伝えることは「企業の目指す方向や事業内容を把握している」ことや「その上で、これから自分が何ができそうか」を伝える絶好のチャンスです。

背伸びした姿を語る必要はありませんが、企業への理解を示し、企業の未来を想像して、さらにその中で働くことを通じ、現在の自分からどのように成長した姿になりたいかを書くといいでしょう。

現在の自分から変化した姿は「強み・弱み」とリンクさせるとより効果的です。どう強み・弱みをその企業で成長させていきたいのか、担当者があなたに仕事を任せるイメージがつきやすくなるでしょう。

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どうしても文字数オーバーしてしまう場合に使えるテクニック

そうはいっても「第一志望だから、どうしても思いを余すことなく伝えたい!でも文字数が足りなさすぎる!」というもどかしさを抱えることもあるでしょう。そんなとき、極力伝えたい言葉を削らずに、200字にすっきり収めるために使えるテクニックを3つ紹介します。以下の通りです。

志望動機を短くまとめる書き方

企業を志望した理由は一つに絞る

まず企業の志望理由を最も伝えたい一つに絞りましょう。「熱意を伝えるためには、理由を多く伝えた方がいいのではないか」と考えるかもしれませんが、前述の通り、採用担当者には「内容が豊富で熱意が伝わる志望理由」ではなく「一度読んだだけで内容が理解できる志望理由」が好まれていると考えられます。

また多くの候補者は自分の熱意を伝えるために内容が豊富な志望動機を書くでしょう。その中で、一つの志望理由の読みやすさを追求したESは、「相手に読んでもらうことを意識した文章」となり、それだけで印象に残るはずです。そのため、企業の何に一番魅力を感じたか自分の中で究極の一つに志望理由を絞っていきましょう。

具体例は短くするかなくす

企業を志望したきっかけ、社会に対する自分の疑問・挑戦心などを含む具体例はなるべく簡潔に1~2文で書くようにしましょう。志望した理由と自分の思いがリンクしていることをある程度伝えることは重要ですが、企業との相性を伝えたいがあまり、具体例が中心となってしまうと志望理由というお題から外れてしまい、「質問をしっかり読んでいるのかな」と担当者に疑問を抱かせてしまうかもしれません。志望度の高い企業であるほど熱意が先行しがちなので、客観的な視点で文章を見直すことが大切です。

また、Webで志望動機を提出する際には、その他に「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」や「強み・弱み」なども記入する欄が付随していることが大半です。つまり、そこで志望動機につながる自らの経験や思いに基づいた行動を書くことができれば、書類全体に一貫性が生まれます。これにより担当者に書類を最後まで読んでもらえる確率が高まり、「質問への答えが明確で、書類全体の一貫性もある」と好印象を与えることもできるでしょう。

「ですます」調を「である」調に直す

細かいかもしれませんが、「〜です」「〜ます」という文章は「〜である」「〜だ」という口調に直すと少しずつ文字数を削ることができます。「どうしてもこの要素は削れない!」という完成度まで到達していた際の最終手段として有効です。

「ですます」調は丁寧な印象を与えるため好む人も多いかもしれませんが、「である」調でも全く問題ありません。また大学などで書くレポートと同じで、むしろ「である」調の方が力強く自分の思いを表すのに適している場合もあります。

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【業界別】短い志望理由の書き方例文

ここまで短く志望動機を書くコツについて解説してきました。ここからは、業界ごとの志望動機の書き方を例文付きで解説していきます。無理に大きな功績をアピールするのではなく、企業について理解した姿勢と、企業で自分が活躍する姿をわかりやすくアピールすることが大切です。

【業界別】短い志望理由の書き方例文
IT業界の志望動機例文

貴社で開発職として、誰もが情報へ平等にアクセスできる社会の実現に貢献したい。ゼミ活動で、情報共有の仕組みがチームの成果を向上させることを実感したからだ。グループ発表の際、情報共有ツールを作成し、全員がいつでも意見を書き込める環境を整備した。結果、多様な意見を反映した質の高い発表ができた。どの地域からでも誰でも使用できる製品を開発している貴社でこの経験を活かし、情報格差のない社会作りに貢献する。(198文字)

金融業界の志望動機例文

貴社の営業として働きたいです。銀行口座を開設するために貴社の窓口に相談した際、口座を開設するだけでなく、将来のことも考え、資産運用について丁寧にご説明いただいたことが今でも印象に残っています。それから私も接客のアルバイトで、貴社で働く方のように常にお客様にとってのベストを考えながら業務に取り組んでいました。貴社でも、お客様の将来を一緒に考えられる、お客様にとって「相談したくなる」営業を目指します。(200文字)

メーカー業界の志望動機例文

貴社の製造職を志望いたします。長年にわたり貴社の製品を使用してまいりましたが、いずれも故障することがなく、その品質の高さに感動を覚えました。気が付けば生活の多くが貴社の製品に支えられており、私もこの品質を支える技術に携わりたいと強く思うようになりました。これまでの製造系アルバイト経験を活かし、現場での工夫や改善にも取り組みながら、使いやすさの観点から製品の品質向上に貢献いたします。(192文字)

サービス業界の志望動機例文

貴社のWebマーケター職を志望いたします。オーバーツーリズムの中、「ちょっと待つだけ、全てがあなたの思い通りに」というキャッチコピーで、予約が集中しない時期の旅行パックを売り出していたことに衝撃を受けました。お客様・観光地・そして貴社の三方よしを成立させるこうした施策に私も携わりたいです。文学の授業で培った文章表現を武器に、これを超えるキャッチコピーで全ての人の思い通りを叶えることを目指します。(199文字)

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【注意】評価が下がりやすいNG志望動機の3つのパターン

志望動機を200字という文字数の中で読みやすさと熱意の両方を表現しようとすると、削るべきでない情報を削ってしまったり、意気込みすぎて話が脱線するリスクが生じることがあります。このセクションでは、短い志望動機の中で削ってはいけない要素を紹介します。自分が書いた志望動機がNG例に当てはまっていないか吟味し、より採用担当者の目に留まりやすい志望動機を作成していきましょう。以下の通り解説していきます。

こんな書き方はNG!評価が下がる志望動機

抽象的で熱意しか伝わらない

まず、漠然としていて読み手に意味を考えさせるような書き方は絶対に避けましょう。特に「志望動機はなんですか」という問いにはっきり答えない書き方はNGです。「志望した理由は貴社の〇〇という部分に魅力を感じた」など志望したきっかけを書くのが最低限のマナーです。またどの企業でも通用するような志望動機もNGです。

抽象的で熱意しか伝わらないNGな例文

貴社の『ものづくりを通じて人々の未来を豊かにする』という熱い想いに強く心を動かされ、志望いたしました。常に高みを目指し挑戦し続ける姿勢は、私が仕事にかける情熱と完全に一致します。困難に直面しても諦めない強い信念を原動力に、この想いを貴社で燃やしたいです。情熱を持って挑み続け、自らを成長させたいと考えております。私の全ての情熱を貴社の発展のために注ぎ込み、全力で貢献することをお約束します。

(ダメな理由)

①「熱い想い」など目に見える製品や経験ではないものに根拠があり、具体性に欠ける

②競合他社ではなくその企業でなければダメな理由が弱い

③入社後にどのように活躍するのかがはっきり書かれていない

受け身の表現ばかり使っている

「〜させていただきたい」など受け身な表現ばかりを使うのはNGです。企業は入社後に活躍できそうな人物を求めています。そして、「活躍したい」という意志やポテンシャルを志望動機の中から見極めようとしています。いくら熱意があっても、自分から成長する姿勢をアピールできなければ「企業の成長に貢献してくれるのかな」「言わなければ動けない人になってしまわないかな」という印象を与えかねません

受け身の表現ばかり使っているNGな例文

若手社員のうちから成長できる環境を整えていらっしゃる点に大きな魅力を感じ、志望いたしました。入社後は基礎からしっかりと学ばせていただきたいと考えております。そのうえで、日々の業務を通じて先輩方から知識や姿勢を吸収し、ご指導を受けながら少しずつ成長していきたいです。そして、一日も早く戦力としてお役に立てるよう努力を重ね、将来的には貴社で長く活躍できる人材へと成長したいと考えております。

(ダメな理由)

①「成長できる環境に魅力を感じた」「学ばせていただきたい」という表現は自分の成長に焦点が当たりすぎていて、企業に貢献したい姿勢が示されていない

②「将来的には」と断定を避けており、企業で活躍できる人材になるという意志が見られない。

自分の経験ばかり語っている

志望動機を聞かれているのに、企業に魅力を感じた瞬間や理由に一切触れず、「自分は活躍できる人物である」ことだけをアピールする書き方もNGです。あくまで「企業を志望した理由」を聞かれているので、まずはその理由を答え、面接で質問される前提で端的に自分の経験を一文で説明しましょう。

自分の経験ばかり語っているNGな例文

学生時代の飲食店のアルバイトで培った課題解決能力を活かせると考え、志望する。私の店舗は売り上げの低さが課題だった。そこで売上データを分析し、新たにセットメニューを提案した。さらにSNSでの広報を企画・実行した結果、3ヶ月で一人当たりの売り上げを15%向上させた。この経験で得た分析力と実行力は私の大きな強みであり、どの環境でも発揮できると確信している。貴社でもその力を活かし、活躍したいと考えている。

(ダメな理由)

①志望した動機を聞かれているのに、内容は「学生時代に力を入れたこと」の要約になっており、「なぜこの会社なのか」という問いに答えていない

②自分の能力のアピールのみになっており、その能力がどう企業で活かせるか具体性に欠けている

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志望動機を作るために、企業理解が足りていないと思ったら

ここまでは志望動機の書き方について解説してきました。しかしそうはいってもやはり「他の候補者と差別化できるのか」「企業への理解が伝わるのか」と不安になる人も多いでしょう。こうした悩みを解消するには、まず企業理解を深めることが大切です。漠然としたイメージではなく具体的な働き方まで把握できれば、その企業で働く姿をより鮮明に描くことができ、採用担当者の印象に残りやすくなります

企業理解を含めて志望動機を具体的にする方法

  • 企業のWebサイト・IR資料を見る
  • 商品やサービスを実際に使ってみる
  • 新聞や雑誌・テレビを見る
  • プロのエージェントに相談してみる

企業のWebサイト・IR資料を見る

まずは企業のWebサイトを隅々まで確認してみましょう。Webサイトは企業が外部に発信したい情報が多く掲載されています。新聞などの第三者的メディアと違い、企業の担当者が情報を掲載するため、企業が「注目して欲しい」と考えている情報が最も現れている場所と言えるでしょう。「企業理念」「経営者の言葉」はもちろん、IR資料(決算説明会資料)や経営計画も読むと企業がこれから事業をどのように成長させたいのか、具体的に理解することができます。

同じ業界の複数の企業の経営計画を読むことで、各企業ごとの特徴もある程度把握することができるでしょう。

また、企業理念や経営理念を調べておくと「ハズレ」がありません。なぜなら、これらには企業が最も大切にしていることが一言で表されているからです。企業の存在意義が凝縮された一言だと言い換えることもできます。

キャリアアドバイザー

商品やサービスを実際に使ってみる

特に物理的に商品やサービスを取り扱っている会社であれば、それらを実際に見に行ってみる・使ってみるというのも一つの方法です。例えばオーディオのメーカーなら電化製品のお店へ行って聴き比べをしたり、重さや装着感などを確かめてみるといいでしょう。

そうして自分なりに企業の製品の強みを理解した上で、実際に企業が出している製品の説明を読んでみると、実際に企業がアピールしたい製品の性能がどこなのか、自分の感じ方とのずれがあったか確かめることもできます

新聞や雑誌・テレビを見る

大企業やある程度有名な企業に限られる方法ですが、新聞や雑誌・テレビなどのメディアに掲載された情報をチェックするのも手です。企業の視点だけでなく客観的な視点で企業の情報を得ることができます。経営者のインタビューやプレスリリースなどを読めば、将来のビジョンについて事業内容と繋げて考えることができるでしょう。また企業の動向や競合他社との比較を行っている雑誌であれば、その企業の業界での立ち位置や強みの把握にも役立ちます。この他、最近ではニュースアプリも普及しているので、1日に1度志望企業やその業界についての記事を読むことを習慣づければ、企業への理解に関して他の候補者に大きな差をつけることができるでしょう。

プロのエージェントに相談してみる

就職活動を行っている人を通して、企業とのやりとりを頻繁に行っているプロのエージェントに、企業ごとの特徴について聞いてみるというのも一つの方法です。エージェントは、多くの人・企業を支援した実績を持っているため、企業の情報の他に「この業界ならこうした強みを持つ人が採用されやすい」といったデータを持っている可能性が高いです。

そのためまずは気軽にエージェントと話してみて、業界ごとに活躍できる人物像について情報収集してみるのもいいでしょう。

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転職エージェントの活用法については、転職エージェントに「急かされる」と感じた!原因と対策方法を解説しますで詳しく解説しています。
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志望動機の書き方や情報の集め方をプロのエージェントに聞いてみよう

ここまで、200字という短い文字数制限の中で志望動機を書く時のコツや例文を紹介してきました。それでも「どこまでの内容を含めるべきなのか」「企業理解がきちんとできているのか」自分一人では判断しきれないこともありますよね。そんな時、プロのエージェントに頼ってみませんか。エージェントは仕事を紹介するだけでなく、以下のことも支援してくれます。

エージェントに頼るとできること

  • 無料で選考対策や書類添削を行ってくれる
  • あなたと志望業界・職種の相性を客観的に評価

エージェントはあなたの就職を支援する方法の一つです。うまく活用していきましょう。

情報提供や書類添削を無料で行ってくれる

就職エージェントは、多くの候補者を支援してきた実績があるため、面接対策の基本から企業ごとの情報提供まで幅広くサポートしてくれることが期待できます。しかも、これらのサポートを無料で受けられる点が大きな魅力です。さらに、志望動機や履歴書の添削も行ってくれる場合があり、採用担当者の目に留まりやすい書き方をプロの視点で教えてもらえるでしょう。自分だけで書類を作成するよりも客観的かつ実践的なアドバイスが得られるため、効果的な情報収集や対策の一つとして活用するのがおすすめです。

あなたと志望業界・職種の相性を客観的に評価

また、エージェントは就職支援のプロとして、あなたと志望業界・職種の相性を評価してくれます。一人で就職活動をしていると、「ここで働きたい」という気持ちが先行して、「その企業が自分にとって働きやすい雰囲気なのか」を見落としがちになります。せっかく「働きたい場所」に就職できても想定と違う部署への配属になったり、想像以上に激務だったりすると、すぐに辞めたくなってしまう可能性もあります。

実際に、ある調査では入社した新卒の30%以上が入社から3年以内で退職してしまうというデータもあります。エージェントはこうしたミスマッチを防ぐため、あなたが「働きたい場所」が「長く活躍できる場所」かどうか、客観的に判断してくれるでしょう。

参照:「新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)

キャリアアドバイザー
Zキャリアの利用方法については、はじめての方へ! Zキャリアご利用ガイドで詳しく解説しています。

まとめ:短い志望動機で熱意を伝えるには、プロの視点を活用しよう

ここまで200字という短い文字数の中で志望動機を書くコツと注意点について解説してきました。いくつもの選考をこなしながら、自分一人でそれぞれの企業に沿った短い志望動機を作成するのは簡単ではありません。そんなとき、企業の求める人物像を熟知し、書類添削も無料で行ってくれるエージェントを使ってみませんか。特にZキャリアのエージェントは未経験からの正社員就職支援を数多く行ってきたプロです。あなたの話をじっくり聞くことで、あなたにどんな強みがあるか客観的に評価し、業界の求める人物像に沿った志望動機を一緒に考えます。「短い文字数の中で熱意を伝えるにはどうすればいいんだろう」と悩んだら、まずは相談してみませんか。

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Q

企業が200字のような短い志望動機を求めるのはなぜですか?

A

主に3つの理由があります。①多数の応募書類を効率的に選考するため、②短い文字数で要点をまとめる論理的思考力や伝達能力を見るため、③企業への理解度や志望度の高さを測るためです。簡潔にまとめる能力はビジネスの素養として評価されます。

Q

200字で志望動機をまとめるための構成(書き方のコツ)はありますか?

A

「PREP法」がおすすめです。まず結論(Point:志望理由)を述べ、次にその根拠や具体例(Reason, Example:志望のきっかけ)を説明し、最後に入社後の貢献意欲(Point)で締めくくります。この構成により、採用担当者が理解しやすい文章になります。

Q

志望動機が200字を超えてしまう場合、どうやって文字数を削ればいいですか?

A

3つのテクニックがあります。①伝えたい志望動機を一つに絞る、②きっかけとなった具体例は短くするか、他の項目で補足する、③最終手段として「ですます」調を「である」調に直し、文字数を削る方法が有効です。

Q

200字の志望動機で評価が下がりやすいNGな書き方はありますか?

A

はい、3つのパターンに注意が必要です。①抽象的で熱意しか伝わらない、②「学ばせていただく」など受け身の表現ばかり使う、③志望理由に触れず自分の経験や能力のアピールに終始する、といった内容は評価を下げやすい傾向にあります。

Q

志望動機を書く上で、企業への理解度が足りないと感じたらどうすればいいですか?

A

企業のWebサイトやIR資料を確認する、実際に商品やサービスを使ってみる、新聞やニュースアプリで客観的な情報を得る、といった方法があります。また、転職エージェントに相談すれば、業界情報や企業ごとの特徴を教えてもらうことも可能です。


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