公開 2025/08/22
Zキャリア編集部
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目次
自分の志望動機やアピールに自信がない就活生・転職希望者向けに、企業が掲げる「理念」から企業の性質を分析し、自分との相性をアピールする方法を紹介。4ステップで自己分析し、実践できる例文も紹介。背伸びせず自分らしさを伝える方法がわかります。
就活をする中で、「御社の企業理念に共感して志望しました」というフレーズを耳にしたことはありませんか?「企業理念」とは、企業が最も大切にしていることです。志望動機に取り入れることができれば、内容次第で面接官に好印象を抱かれやすくなります。面接を受けたり、ESを作ったりする上でも、迷いながらオリジナルで志望動機を作り出すよりも、企業に寄り添った志望動機を作れた方が自信を持ちやすいはずです。しかし、日常的にはなじみのない言葉なので、正しくできていないこともあるでしょう。まずは、企業理念がなんなのか、整理してみましょう。
企業理念は、その会社が事業を通して、どんな社会を作っていきたいかを表しています。企業理念を理解することは、「企業が昔から変わらず大切にしていること」を理解することと同じです。そのため、企業理念に共感した志望理由を作成するには企業理念への深い理解とあなた自身の価値観との強い結びつきを説明することが求められますが、コツを掴めば他の候補者に大きく差をつけることもできます。
企業理念は企業の公式HPに掲載されていることが多いです。HP上部のメニューにある「企業情報」「会社概要」「私たちについて」といった項目をチェックしてみましょう。こうした項目で、企業の大切にしている考え方が掲載されています。
しかし、企業理念を調べていても「経営理念」や「ミッション」といった企業理念以外のものが掲げられていたり、そもそも企業理念がみつからないこともあるかもしれません。
そういった場合、「経営理念」や「ミッション」が実質的な企業理念として機能していることも多いです。
このように、企業によって、「企業理念」を別の言い方で表していることがあります。
これらの言葉が、企業理念と同様に企業が最も大切にしている価値観を示しています。企業理念が見つからない場合は、これらのキーワードで探してみましょう。
ここまで企業に占める企業理念の重要度を解説してきました。「ぜひ企業理念を志望動機に盛り込みたい!」と考えた方も少なくないと思います。しかし、企業理念を志望動機に盛り込むことは一般的に避けた方がいいと言われています。それは、企業理念への深い理解と理念を志望動機に盛り込む時にいくつかのコツが必要だからです。具体的には以下の通り説明します。
詳しく解説していきます。
企業理念を志望動機に盛り込む就活生は少なくないので、ただ「御社の企業理念に共感しました」と伝えるだけでは面接官の印象に残らない可能性があります。面接官は毎日何十人と面接をしています。その中で、ただ「企業理念に共感しました」と伝えるだけでは、覚えてもらいづらくなり、相性のいい企業なのに結局不採用になってしまう、ということもあるかもしれません。
また、企業理念に共感した理由は必ず聞かれることは覚えておきましょう。「企業理念のどういうところに共感しましたか」「あなたの経験と弊社の企業理念とで通ずるところはどこですか」などの質問に対する答えを準備していないと、「そこまで弊社で働きたいわけではないんだな」というマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
自分の過去の経験を企業理念に結びつけることも必要不可欠です。「〇〇という経験をして、××したいと考えました。これは、御社の△△という企業理念と通ずるところがあると思い、御社を強く志望いたします。」のように、企業理念と自分の価値観を繋げることができれば共感した理由が具体的になります。面接官もあなたがこれから企業でどのように働いてくれるかイメージしやすくなり、「この人はうちの会社と合いそうだ」と思ってもらいやすくなるでしょう。
企業理念を志望理由に盛り込むときは、その理由を裏付けるために自分の経験までセットで話すことが大切です。「〇〇という経験をしたので、御社の企業理念に共感いたしました。」と伝えることができれば、自分と企業との相性を具体的にアピールすることができます。あなたがその企業で働きたいと思った理由には、必ずあなた自身の経験がつながっているはずです。あなたがどうしてその企業の理念に惹かれて働きたいと思ったのか、自分を理解することが他の候補者と差をつける大きなポイントです。
ここまで、企業理念を志望動機に盛り込む際に気を付けるべきことについて解説してきました。「こんなに気を遣うことがあるなら、志望動機に入れない方がいいんじゃ…」と不安に思った方もいるかもしれません。では、そもそもなぜ企業理念を志望動機に入れるべきなのでしょうか。企業理念を志望動機に盛り込むメリットを以下の通り解説していきます。
まずは、面接で企業との相性をアピールしやすくなります。企業理念に共感したということは、あなたの価値観と企業理念がマッチしているということです。つまり、その企業で活躍できる可能性が高くなります。特に未経験者の採用において、ある調査では業界・職種未経験者を採用する際に重視するポイントとして、「人柄・社風との相性」が87.1%で最多でした。
今まで得てきたスキルや経験をアピールするだけでなく、その会社で活躍できる根拠を説明することで面接官の印象に残りやすくなるのです。
参照:「業界・職種未経験者の採用で重視するポイントは、「人柄・社風との相性」が最多。評価する能力トップは「コミュニケーション能力」/株式会社学情のプレスリリース」
では実際に、採用のプロは候補者のどこを見て「相性」を判断しているか見てみましょう。株式会社ROXXで採用を担当するAさんに、採用担当者の視点について伺いました。
A1.会社のカルチャー(MVV:ミッション・ビジョン・バリュー)にどれだけ合っているかを見ています。その判断のために、候補者自身の過去のエピソードや、その時にどう考え、どう行動し、どんな成果を出したかを詳しくお聞きします。
A2.書類では、経歴や実績はもちろん、写真の印象や文章の分かりやすさ、使う言葉などからもある程度の人柄を判断します。
面接では、書類に書かれた内容が正しいかを確認すると同時に、対話を通じてその方の価値観や考え方が、本当に私たちの会社と合致しそうかを深く見ています。価値観のズレが大きいと感じられる場合は、懸念点となります。
このように、採用担当者は候補者の過去の具体的なエピソードから、その人の価値観や行動特性が、自社の理念と合っているかを見極めています。スキルや経験に自信がなくても、企業の理念への共感を、あなた自身の経験談を通して具体的に説明することができれば、入社後に活躍する姿を面接官に強く印象付けることができるのです。
企業理念を志望動機に盛り込むために分析をすると、入社した後のミスマッチを減らすことができます。前述の通り、企業理念に共感したことをアピールするには、あなたの経験を振り返ることが必要不可欠です。あなたの価値観を改めて思い返してみることで、企業の目指す方向と自分の見ている方向が本当に合っているか、確認することができるでしょう。企業理念と自分の経験の分析が深まれば、「働きたい職場」だけでなく「長く働きやすい職場」がどこかを見極めることができるようになるはずです。
また、企業理念と自分の経験の分析が深まれば、「働きたい職場」だけでなく「長く働きやすい職場」がどこかを見極めることができるようになります。
実は、第一志望の企業に就職できたとしても、必ずしも長く働けるとは限りません。実際、入社した新卒の30%以上が半年で退職してしまうというデータもあります。さらに、近年「配属ガチャ」という言葉が生まれるなど、配属先が希望と異なっている場合に退職するという事態も増えています。このように「働きたい」だけでは続けられないこともあります。企業理念を深く理解することはこうした入社後のミスマッチを事前に防ぎ、あなたが働きやすい企業を探すために重要な役割を果たしています。
ここまで企業理念を志望動機に盛り込む際の注意点とメリットを解説してきました。ではいよいよ実践に移ってみましょう。企業理念と自分の経験の深掘りをして、志望動機を作るには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
長く働きやすい場所で働くために、手順を真似して入念に準備を行ってみてください。
まずは会社が行っている事業と企業理念とのつながりを考えます。会社がどんな事業を通して、企業理念を実現しようとしているのかを分析することが大切です。
実際に、このZキャリアガイドを運営する株式会社ROXXを例に企業理念と事業とのつながりを考えてみましょう。
株式会社ROXXのHPから、会社案内の「ミッション・バリュー」へ遷移してみます。すると、以下の情報を得ることができます。
時代の転換点を作る
固定観念に囚われず、自らが正しいことを全力で証明する
違いに欠けている部分を補い、一人ではなし得ない大きな成果を生む
あらゆる状況においても変化を恐れず、常にベストパフォーマンスを発揮する
株式会社ROXXでは「ミッション」と「バリュー」が定義されており、このうち「ミッション」が企業理念にあたります。
そのうえで、株式会社ROXXのミッション・バリューをよくみてみると、ミッションとバリューに共通している部分が見えてきます。どれも「時代の転換点を作る」「固定観念に囚われず」など、現在に囚われないニュースタンダードを作ることを掲げています。
このことから、株式会社ROXXは「社会課題に正面から向き合い、未来における正しさや時代の転換点を作る」ことを特に大切な理念として考えていることが見えてきます。
次に、事業内容をみてみましょう。株式会社ROXXは未経験から正社員就職を支援する転職プラットフォーム・求人掲載・人材紹介を事業として行っています。
理念と事業内容をまとめると、株式会社ROXXは若手未経験者の転職を支援することで所得を上げ、所得格差という社会問題を解決することで時代の転換点を生みだそうとしていると読み解くことができます。
他にも、実際に働く人の声を調べたり、働いている人を訪問して、企業理念と事業内容のつながりを理解することも大切です。
参照:「株式会社ROXX会社案内」
参照:「株式会社ROXX事業概要」
次に自分の過去の経験を深掘りしてみましょう。何が好きで何が苦手だったか、幼少期から今に至るまでどんな小さなことでも書き出してみてください。大きいこと・すごいことをした経験がなくても全く問題ありません。大事なのは、あなたがどんな性格か、あなたが企業の理念に共感した理由はなんなのかをはっきり伝えられる経験を見つけ出すことです。
自己分析と一口に言っても、自分のことを見つめ直すのは、簡単ではありません。自分のことだからこそ批判的になり、「アピール経験がない」「悪いところばかり思いついてしまう」と落ち込むこともあるかもしれません。ですが、心配しすぎなくても大丈夫です。自分に対する否定的な見方は、言い換えてみることで強みになることがあります。例えば、「自分は優柔不断だ」と思うなら、「他の人の意見に耳を傾けることでリスクを最小限に抑えられる」のようにアピールすることができます。エンジニアはミスや不具合を減らすために、作業の正確さが重要視される傾向にあるので、「優柔不断」は強力な強みとなる可能性があります。アルバイトや過去の経験と自分の過去を結びつけ、さらに企業理念とのつながりを見つけることができればより強力なアピールとなるはずです。
「自分一人では、企業理念と結びつく強みが見つからない…」そんな時は、Zキャリアのエージェントと一緒にあなたの経験を深掘りしてみませんか?
企業理念の深掘りと自己分析ができたら、志望動機を作成する前に必ず企業と自分の相性チェックをしましょう。面接やESの提出が始まってからだけでなく、入社後のミスマッチを事前に防ぎつつ、「本当にこの会社でいいのかな」という不安を減らして面接やESに挑むことができます。
まずは企業理念とサービスに共感できたか確認してみてください。心から共感できるのであれば、それはあなたの価値観と企業理念が合っている証拠です。自信を持って面接に挑めるようになります。
次に、自分の経験と企業理念がきちんとつながっているかを確認しましょう。例えば「現状に満足せず、新たな価値の創出に挑戦し続ける」という企業理念を掲げている会社の、営業職の面接で「優柔不断」をアピールすると矛盾が生じてしまいます。無理やり繋げたように見え、かえって「企業と合わないのではないか」という懸念を面接官に抱かせる可能性があります。
最後に自分がその企業で働くイメージをしてみましょう。どのように業務に取り組んでいるのか具体的なイメージができたら、それを志望理由に盛り込みましょう。面接官にその企業で働く姿を想像してもらいやすくなります。
ここからは企業理念を盛り込んだ志望理由を実際に作ってみましょう。今回は「Zキャリアガイド」を運営する株式会社ROXXのミッション(企業理念)や事業内容を使って志望理由の書き方を具体的に解説していきます。
ESや面接では、必ず結論から伝えることを意識しましょう。これは、PREP法と呼ばれる基本的な構成です。
この構成で話すことで、採用担当者はあなたの話の要点を瞬時に理解でき、「論理的に話せる人材だ」という印象を与えやすくなります。
ここからは、実際にありがちな企業理念別に志望動機の例文を紹介します。わかりやすく、かつ企業との相性がアピールできる志望動機になっているかがチェックポイントです。
例文
貴社の「世界で活躍する人材を育成する」という理念に共感し、志望いたします。
塾講師のアルバイトをしていたとき、受験のための英語の授業だけでは、国際化社会の中で実際に英語を使える能力が育たないことに課題を感じていました。そこで宿題を「洋楽を歌う」ことに変えたところ、多くの生徒が単に覚えるだけでなく、歌詞の背景にある文化にまで興味を示して取り組んでくれるようになりました。
この経験から、英語を学ぶのはいい成績を取るためではなく、異文化への好奇心と理解を育むことだと確信しました。生徒の興味を引き出し、異文化理解へと繋げたこの経験を活かし、貴社のグローバル人材育成に貢献したいと考えています。
例文
貴社の「現状を打破し、新たな価値を創造する」という姿勢に強く惹かれ、志望いたします。
私が学生時代に所属していた英語部は、新規入会希望者が少なく、廃部寸前の危機でした。私はまず「なぜ新入部員が来ないのか」という課題の原因を分析しました。その結果、チラシを手渡しするよりも、誰もが活用するSNSへ宣伝方法をアップデートするべきではないかという仮説を立て、従来のチラシ配りをやめ、SNSでの広報や体験会を新たに企画・実行しました。
結果、今年10名の部員が入部し、活気を取り戻すことができました。この経験から、当事者意識を持って行動すれば、困難な状況も変えられると確信しました。
貴社でもこの「課題解決に向けた主体性」を活かし、事業の成長に貢献したいです。
例文
貴社の「常にお客様の期待を超えるサービスを提供する」という顧客第一主義の理念に強く共感し、志望いたしました。
アパレルで接客のアルバイトを2年間続けていく中で、お客様をお待たせすることのないよう、常に効率化できる点を探しながら業務に取り組んでまいりました。具体的には、お客様からご希望の服を伺ってから提供するまでの手順を書き出し、時間を記録した結果、ストックの配列が非効率で探す時間がかかっていると判明しました。そこで店長に相談し、商品の陳列順を整理したところ、お客様一人あたりの時間を2分短縮し、よりスムーズに商品を提供できるようになりました。
この経験で培った課題発見力と業務改善能力を活かし、貴社においてもお客様の満足度をさらに高めるための貢献ができると確信しております。
次にOKの志望理由と同じ内容でNGな志望理由例文を紹介します。なぜNGなのか理由も説明するので参考にしてみてください。
例文
貴社の「世界で活躍する人材を育成する」という理念に共感し、志望いたします。
塾講師時代、受験英語の限界を感じ、宿題を「洋楽を歌う」ことに変更しました。初めは戸惑っていた生徒たちも、次第に楽しんで取り組むようになり、歌詞の意味を質問してきたり、好きなアーティストについて話してくれたりするようになりました。リスニングの成績が上がっただけでなく、クラスの雰囲気も非常に明るくなりました。生徒たちの変化が何よりの喜びでした。
この経験を活かして、貴社でも頑張りたいです。
NGな理由
経験をどう活かすのかが具体的になっていません。また企業理念とどう結びつくのか明らかにされていないため、これだけでは企業理念に共感した理由としては不十分です。
例文
貴社の「現状を打破し、新たな価値を創造する」という姿勢に強く惹かれ、志望いたします。
私が所属していた英語部は部員が少なく危機的状況だったので、宣伝方法を変えようと思いました。具体的には、部活宣伝用のSNSのアカウントを作り、週に3回活動の様子を投稿したり、質問を受け付けたりしました。体験会では、お菓子を用意して、親しみやすい雰囲気を心がけました。
結果として、10名の新入部員が入ってきてくれました。この経験は、私にとって大きな成功体験です。この経験を活かして、貴社でも頑張りたいです。
NGな理由
なぜSNSで運用するようになったのか経緯が不明です。また、10名入部しただけでは、企業理念である「新たな価値」がどこで生まれたのかまでイメージが付きにくいです。
例文
貴社を志望したのは、効率的に働ける環境だと感じたからです。
以前、アパレルのアルバイトをしていたのですが、服を探す作業に毎回時間がかかり、自分の負担が大きいことにストレスを感じていました。そこで、どうすれば自分が楽に作業できるかを考え、独断でストックの順番を整理してみました。その結果、服を探す時間が短縮され、私の作業負担が軽くなってとても楽になりました。
この経験から、非効率な作業は改善すべきだと学びました。
貴社でも、自分の負担を減らせるように効率化を意識して働きたいです。
NGな理由
同じ効率化でも自己中心的な表現になっています。また企業理念である「顧客第一主義」と反しており、仕事ができても企業との相性が悪いという印象を抱かれる可能性が高いです。
自分の志望動機が「NG例文」になっていないか不安な方は、プロのキャリアアドバイザーに無料でチェックしてもらいましょう。
企業理念は事実に基づいて考えることができますが、自己分析は自分のことを自分で見つめ直すことです。自分のことを全て分かっているという自信を持つのは難しいかもしれません。そのため、強みになる部分を過小評価して、せっかく企業との相性をアピールできる部分を見落としているかもしれません。自己分析は特に未経験者の就職において企業との相性をアピールするための重要な要素ですから、うまく自己分析ができない状態で就職活動を続けることに不安もあるでしょう。そんな時、自己分析を助けてくれる身近な相手として以下の2つが考えられます。
まず、家族はあなたの過去から現在までを最も近くで見守ってきた存在といえるでしょう。あなたがどんな時に楽しそうにしていたかやどんなふうに苦労を乗り越えてきたかといった価値観から、家の中だけで見せるリラックスした時の素顔まで知っている可能性が高いです。その家族に意見を求めることは、あなたが習慣的に大切にしていた価値観を再発見することに役立つでしょう。家族や友人に相談することで、自分では当たり前だと思っていた経験が、志望企業の理念と繋がる意外な強みだと気づかされることがあります。
過去から今までの長い歴史を知る家族に対して、友人は「現在のあなた」を詳しく知っている存在です。仲がいいだけでなく、時にライバルとして意識したり、自分と友人を比較したりすることもあると思います。保護者である家族と違って、友人はあくまであなたを一人の人間として客観的に評価してくれるはずです。友人に自己分析を手伝ってもらうことは、社会であなたがどう活躍できそうかイメージするのに役立ちます。
しかし、家族が仕事で忙しく、友人も就職活動中、という状況も少なくないでしょう。そんな時に自己分析を手伝ってもらうというのは気が引けるものです。そのような場合は、あなたの経験を踏まえて客観的にあなたの自己分析を手伝ってくれるエージェントを利用するのも手です。エージェントを利用するメリットを以下の通り解説します。
エージェントは数多くの求職者と企業を見てきたプロです。第三者の客観的な視点から、あなたの経験と企業が求める人物像を結びつけ、効果的なアピール方法を一緒に考えてくれる確率が高いです。
未経験・ポテンシャル採用特化の求人を多く取り扱うZキャリアのエージェントであれば、あなたの経験を深掘りするための強力なパートナーとなる可能性が高いです。また、過去に紹介して転職した人の情報から、企業理念と合っている人物像や、過去の経験談を教えてもらえる可能性があります。
エージェントに相談するもう一つのメリットは、あなたに合う企業を提案してもらえる可能性があることです。エージェントはたくさんの候補者と面談をし、書類選考や面接対策を一緒に行ってきたプロです。相談してみることであなたの価値観と、それを活かして働ける企業を新たに紹介してもらうこともできるでしょう。
ここまで、企業理念から志望動機を作る方法やそのために必要な準備について詳しく解説してきました。「企業理念の分析、一人でやるのは不安だな…」「自分の経験の深掘りってどうやればいいんだろう」など一人で企業理念の深掘りと自己分析をして、志望動機を作ることに不安がある方は、Zキャリアのエージェントに相談してみてください。そして、まずはあなたの話をじっくり聞かせてください。ZキャリアのエージェントとES添削や面接対策を行って、あなたが働きやすい場所で働けるチャンスを掴みましょう。
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