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歯科衛生士の履歴書の書き方!採用担当に響く志望動機や自己PRの例文も紹介

歯科衛生士の履歴書の書き方!採用担当に響く志望動機や自己PRの例文も紹介
公開 2025/10/07
Zキャリア編集部
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Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。
目次

歯科衛生士の転職で、履歴書の書き方に悩んでいませんか。志望動機がうまくまとまらなかったり、ブランクがあってどう書けばいいか分からなかったり、一人で抱え込んでしまうこともあるでしょう。その不安な気持ち、この記事を読めばきっと解消されるかもしれません。この記事では、採用担当者の目に留まる履歴書の基本から、状況別の志望動機の例文、免許の正しい書き方まで、具体的なポイントを分かりやすく解説します。もう履歴書作成で迷わないために、まずはこの記事からヒントを見つけてみませんか。

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この記事でわかること

  • 採用担当者が見ている履歴書のポイント
  • 歯科衛生士免許の正しい書き方
  • 状況別の志望動機の例文
  • 履歴書提出時の基本マナー
  • やってはいけない履歴書のNG例
合わせて読みたい

まずは基本から!歯科衛生士の履歴書の書き方

歯科衛生士の履歴書を作成する上での基本的な書き方について、以下の項目で解説します。

歯科衛生士の履歴書の基本的な書き方

  • 日付や氏名などの基本情報を正確に記入する
  • 学歴は義務教育以降を時系列で記載する
  • 職歴は具体的な業務内容を添えて書く
  • 免許や資格は正式名称で取得年月順に書く

各項目について、詳しく見ていきましょう。

日付や氏名などの基本情報を正確に記入する

履歴書は自分を証明する公的な書類なので、日付や氏名、住所などの基本情報は、省略せずに正確に記入することが大切です。日付は、履歴書を提出する日、もしくは郵送する日を記入します。和暦(令和〇年)か西暦(2025年)かは、履歴書全体でどちらかに統一しましょう。

住所は「〇〇県〇〇市」からきちんと書き始め、アパートやマンション名、部屋番号まで省略せずに記載してください。電話番号やメールアドレスなどの連絡先も、日中に連絡がつきやすいものを正確に書くことで、採用担当者とのやり取りがスムーズに進みます。

学歴は義務教育以降を時系列で記載する

学歴は、中学校卒業から順番に書くのが一般的です。「〇〇中学校 卒業」「〇〇高等学校 入学」のように、入学と卒業を分けて書くと丁寧な印象になります。学校名や学部、学科名も、省略せずに正式名称で書きましょう。

例えば、「〇〇高校」ではなく「私立〇〇高等学校」と書くのが正しい書き方です。時系列がバラバラにならないように、古いものから順番に書くことを意識してください。最後の学歴を書き終えたら、一行下に右詰めで「以上」と記入します。

履歴書作成の7ステップ

職歴は具体的な業務内容を添えて書く

職歴も学歴と同様に、古いものから順番に時系列で記載します。歯科医院名だけでなく、どのような業務を担当していたのかを具体的に書くと、採用担当者にスキルが伝わりやすくなります。例えば、「歯科予防処置、歯科保健指導、歯科診療補助」のように、簡潔に業務内容を書き加えましょう。

退職した場合は、理由を「一身上の都合により退職」と書くのが一般的です。全ての職歴を書き終えたら、学歴と同様に一行下に右詰めで「以上」と記入してください。職歴がない新卒の場合は、「職歴」の欄に「なし」と記入し、その一行下に「以上」と書きましょう。

免許や資格は正式名称で取得年月順に書く

免許や資格は、仕事に関連するものから優先して書くのがポイントです。歯科衛生士の場合は、まず「歯科衛生士免許 取得」と書きます。取得した年月も、免許証を確認して正確に記入しましょう。

その他にも、TOEICや秘書検定、パソコンスキルに関する資格(MOSなど)があれば、一緒に記載するとアピールに繋がることがあります。免許や資格も、正式名称で書くのがマナーです。例えば、自動車免許は「普通自動車第一種運転免許 取得」と書きましょう。

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歯科衛生士の履歴書、採用担当者はどこを見ている?

採用担当者が履歴書でチェックしているポイントについて、以下の項目で解説します。

採用担当者が見ているポイント

  • 経験やスキルが自院に合うかを確認している
  • 人柄や仕事への熱意を確かめている
  • 長く働いてくれる人材かを見極めている
  • 丁寧さや基本的なマナーをチェックしている

各項目について、詳しく見ていきましょう。

経験やスキルが自院に合うかを確認している

採用担当者は、これまでの経験やスキルが、自分の歯科医院で活かせるかどうかを見ています。例えば、小児歯科の経験が豊富な人なら、子どもの患者さんが多い医院では即戦力として期待されるでしょう。また、ホワイトニングやインプラント補助の経験があれば、審美歯科や専門的な治療に力を入れている医院から高く評価されます。

職務経歴の欄で、どのような業務に携わってきたのかを具体的に書くことで、自分の強みを効果的にアピールできます。

人柄や仕事への熱意を確かめている

履歴書は、スキルや経験だけでなく、応募者の人柄や仕事への熱意を伝えるための大切なツールです。特に志望動機や自己PRの欄は、人柄が表れやすい部分です。丁寧な言葉遣いで、なぜこの歯科医院で働きたいのか、歯科衛生士としてどのように貢献したいのかを具体的に書くことで、仕事に対する真剣な姿勢が伝わります。

趣味や特技の欄も、意外と人柄を伝えるチャンスです。「読書」と書くだけでなく、「週に1冊はビジネス書を読んで、新しい知識を学ぶことが好きです」のように一言添えると、向上心のある人物だと印象付けられるかもしれません。

長く働いてくれる人材かを見極めている

採用には多くの時間とコストがかかるため、歯科医院側はできるだけ長く働いてくれる人を採用したいと考えています。短期間での転職を繰り返していると、「またすぐに辞めてしまうのではないか」と不安に思われてしまう可能性があります。

もし転職回数が多い場合は、それぞれの転職理由をポジティブに説明できるように準備しておくことが大切です。例えば、「スキルアップのため」「新しい分野に挑戦するため」といった前向きな理由であれば、採用担当者も納得しやすいでしょう。志望動機で、その医院で長く働きたいという意思を伝えることも有効です。

丁寧さや基本的なマナーをチェックしている

履歴書全体の丁寧さや清潔感も重要な評価ポイントです。誤字脱字が多い、修正液を使っている、文字が乱雑といった状態だと、「仕事も雑なのではないか」というマイナスの印象を与えかねません。手書きの場合は、黒のボールペンで一文字ずつ丁寧に書きましょう。もし書き間違えてしまったら、面倒でも新しい用紙に書き直すのがマナーです。

また、証明写真の貼り方が曲がっていたり、シワや汚れがあったりするのも避けたいところです。細部まで気を配ることで、丁寧で真面目な人柄をアピールできます。

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歯科衛生士の免許は履歴書にどう書くのが正解?

歯科衛生士にとって最も重要な資格である免許の書き方について、以下の項目で解説します。

歯科衛生士免許の書き方

  • 免許の正式名称は「歯科衛生士免許」と書く
  • 取得年月は免許証に記載の日付を確認する
  • 取得と登録の両方を記載する必要はない

各項目について、詳しく見ていきましょう。

免許の正式名称は「歯科衛生士免許」と書く

履歴書の免許・資格欄には、必ず正式名称で記載します。歯科衛生士の場合、正式名称は「歯科衛生士免許」です。この後にスペースを一つ空けて「取得」と書き加えます。

(例)令和〇年〇月 歯科衛生士免許 取得

このように書くのが、最も一般的で丁寧な書き方です。日常的に「衛免」と略して呼ぶことがあっても、履歴書のような正式な書類では使わないように注意しましょう。

取得年月は免許証に記載の日付を確認する

取得年月は、歯科衛生士免許証に記載されている日付を正確に書き写します。国家試験の合格発表日や、免許の申請日ではないので注意が必要です。

免許証は、普段あまり見る機会がないかもしれませんが、履歴書を書く際には必ず手元に用意して、記載されている「免許年月日」を確認してください。ここで日付を間違えてしまうと、経歴を偽っていると疑われかねないので、慎重に確認しましょう。

取得と登録の両方を記載する必要はない

歯科衛生士名簿への「登録年月日」と、免許証に記載されている「免許年月日(取得日)」は、日付が異なる場合があります。履歴書に書くのは、「免許年月日(取得日)」だけで十分です。

「登録」と「取得」の両方を書く必要はありません。免許・資格欄には、シンプルに「歯科衛生士免許 取得」と、その取得年月日を記載すれば問題ありません。情報を詰め込みすぎず、分かりやすく書くことを心がけましょう。

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採用担当の心を掴む!志望動機の作成ポイント

合否を左右するとも言われる、志望動機の作成ポイントについて、以下の項目で解説します。

志望動機の作成ポイント

  • なぜその歯科医院を選んだのかを明確にする
  • 自分の経験やスキルがどう貢献できるかを伝える
  • 将来のキャリアプランや仕事への熱意を示す

各項目について、詳しく見ていきましょう。

なぜその歯科医院を選んだのかを明確にする

「他の医院ではなく、なぜうちなのか」という点を具体的に伝えることが最も重要です。そのためには、応募先の歯科医院のホームページや求人情報をよく読み込み、特徴を理解する必要があります。

例えば、「予防歯科に力を入れている点に魅力を感じました」「患者様とのコミュニケーションを大切にするという理念に共感しました」のように、その医院ならではの魅力と、自分がそれにどう惹かれたのかを結びつけて説明しましょう。他の医院でも通用するような一般的な理由では、採用担当者の心には響きません。

志望動機で伝えたい3つのこと

自分の経験やスキルがどう貢献できるかを伝える

これまでの経験やスキルを活かして、どう貢献できるかを具体的にアピールします。ただ「頑張ります」と言うだけでなく、「前職では、小児歯科で子どもたちへのブラッシング指導を担当していました。この経験を活かし、貴院の小児歯科部門で貢献したいです」のように、具体的なエピソードを交えて話すと説得力が増します。未経験の場合でも、「学生時代に接客のアルバイトで培ったコミュニケーション能力を活かし、患者様が安心して通えるような雰囲気づくりに貢献したいです」といった形で、歯科衛生士の仕事に繋がる自分の強みを伝えましょう。

将来のキャリアプランや仕事への熱意を示す

入職後にどのように成長していきたいかという将来のビジョンや、仕事に対する熱意を伝えることも大切です。「貴院で経験を積み、将来的にはホワイトニングコーディネーターの資格を取得したいと考えています」「新しい知識や技術を積極的に学び、常にスキルアップを目指したいです」といった前向きな姿勢は、採用担当者に好印象を与えます。

「ここで成長したい」という強い意欲を示すことで、長く働いてくれる人材だと判断されやすくなります。仕事への情熱を自分の言葉で伝えることが、他の応募者との差別化に繋がるでしょう。

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【状況別】歯科衛生士の志望動機例文

応募者の状況に合わせた志望動機の例文について、以下の項目で解説します。

状況別の志望動機例文

  • 新卒や未経験者が熱意をアピールする
  • ブランクがある人が意欲を伝える
  • 予防歯科に力を入れたいことをアピールする
  • 訪問歯科に挑戦したい意欲を示す

各項目について、詳しく見ていきましょう。

新卒や未経験者が熱意をアピールする

新卒や未経験の場合は、実務経験がない分、学習意欲や将来性をアピールすることが重要です。

(例文)

「実習で患者様から『ありがとう』と言われた経験が忘れられず、歯科衛生士として多くの人を笑顔にしたいと強く思うようになりました。貴院の『患者様に寄り添う医療』という理念に深く共感しており、研修制度が充実している環境で、一日も早く知識と技術を身につけ、貢献したいと考えております。何事にも前向きに取り組む姿勢と、学ぶ意欲は誰にも負けません。」

ブランクがある人が意欲を伝える

ブランクがある場合は、休んでいた理由と、復職への高い意欲を正直に伝えることが大切です。

(例文)

「出産・育児のため3年間現場を離れておりましたが、子どもの成長とともに、再び歯科衛生士として社会に貢献したいという気持ちが強くなりました。ブランク期間中も、歯科医療に関するオンラインセミナーに参加するなど、知識のアップデートに努めてまいりました。貴院のパートタイム勤務制度は、子育てと両立しながら無理なく復職できると感じ、志望いたしました。即戦力となれるよう、全力で業務に取り組みます。」

予防歯科に力を入れたいことをアピールする

予防歯科に特化した医院に応募する場合は、その分野への興味や熱意を具体的に示します。

(例文)

「前職では、治療中心の業務が主でしたが、患者様と接する中で、虫歯や歯周病になる前の『予防』の重要性を痛感しました。特に、貴院が定期検診やメンテナンスに力を入れ、地域住民の健康寿命を延ばすことに貢献されている点に大変魅力を感じています。これまでの経験で培ったスケーリング技術や保健指導のスキルを活かし、貴院の予防歯科部門で貢献していきたいです。」

訪問歯科に挑戦したい意欲を示す

訪問歯科という新しい分野に挑戦したい場合は、その仕事にかける想いや社会貢献への意識をアピールしましょう。

(例文)

「高齢の祖母が通院できずに悩んでいた姿を見て、訪問歯科の重要性を強く認識しました。歯科医院に通うことが困難な方々のもとへ直接伺い、口腔ケアを提供することで、生活の質を向上させるお手伝いがしたいと考えています。訪問歯科の経験はありませんが、患者様やご家族と丁寧にコミュニケーションをとることは得意です。貴院で一から学ばせていただき、地域医療に貢献したいです。」

キャリアアドバイザー
志望動機を考えるのは、自分と向き合う大切な時間ですが、一人で悩むと難しく感じてしまうこともありますよね。特に、未経験からの挑戦やブランクからの復帰だと、何をアピールすればいいか分からなくなるかもしれません。ですが、心配しなくても大丈夫です。これまでの経験の中に、必ずあなたの強みは隠れています。もし志望動機がうまくまとまらなくても、Zキャリア履歴書を使えばAIが作成をサポートしますし、私たちキャリアアドバイザーに相談してくれれば、一緒にあなたの魅力を引き出すお手伝いをしますよ。
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ここも重要!本人希望欄・自己PR欄の書き方

志望動機以外で、自分をアピールできる欄の書き方について、以下の項目で解説します。

本人希望欄・自己PR欄の書き方

  • 本人希望欄には譲れない条件のみを記載する
  • 希望がない場合は「貴院の規定に従います」と書く
  • 自己PR欄では人柄や強みを具体的に伝える

各項目について、詳しく見ていきましょう。

本人希望欄には譲れない条件のみを記載する

本人希望記入欄には、給与や待遇に関する細かい希望を書くのは避けるのが無難です。「給与は〇〇円以上を希望します」といった書き方は、わがままな印象を与えてしまう可能性があります。

この欄には、勤務地や勤務時間など、どうしても譲れない条件がある場合のみ簡潔に記載しましょう。例えば、「複数の職種を募集している求人で、歯科衛生士職を希望する場合」や、「子どもの送迎のため、〇時以降の残業が難しい場合」など、やむを得ない事情を伝えるために使います。

希望がない場合は「貴院の規定に従います」と書く

特に譲れない条件がない場合は、空欄にせず、「貴院の規定に従います。」と記入するのがマナーです。この一言があるだけで、採用担当者は「条件面で特に問題はない」と理解できますし、協調性のある人物だという印象も与えられます。

空欄のまま提出してしまうと、書き忘れなのか、特に希望がないのかが伝わらず、配慮に欠けると思われてしまう可能性もあります。小さなことですが、最後まで気を抜かずに丁寧に仕上げましょう。

自己PR欄では人柄や強みを具体的に伝える

自己PR欄は、志望動機では伝えきれなかった自分の強みや長所をアピールする絶好のスペースです。これまでの経験を振り返り、仕事に活かせる強みを探してみましょう。

例えば、「私の強みは、常に患者様の立場に立って考え、行動できることです。前職では、治療に不安を感じている患者様のお話をじっくり伺い、不安を和らげることで、医師との信頼関係構築に貢献しました。」のように、具体的なエピソードを交えて書くと、人柄が伝わりやすくなります。歯科衛生士の仕事に必要なコミュニケーション能力や協調性、向上心などをアピールすると良いでしょう。

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意外と見られている?履歴書提出時のマナー

履歴書の中身だけでなく、提出する際のマナーについて、以下の項目で解説します。

履歴書提出時のマナー

  • 手渡しの場合は封筒から出して両手で渡す
  • 郵送の場合は送付状を同封する
  • クリアファイルに入れてきれいな状態を保つ

各項目について、詳しく見ていきましょう。

手渡しの場合は封筒から出して両手で渡す

面接時に履歴書を直接手渡しする場合は、受付で渡す時も面接官に渡す時も、封筒から出して渡すのがマナーです。封筒に入れたまま渡すと、相手に封筒から出す手間をかけさせてしまいます。

クリアファイルに入れた履歴書を封筒から取り出し、封筒の上に重ねて、相手が読みやすい向きにして両手で渡しましょう。その際、「こちらが応募書類です。本日はよろしくお願いいたします。」と一言添えると、より丁寧な印象になります。

郵送の場合は送付状を同封する

履歴書を郵送する場合は、必ず送付状(添え状)を同封しましょう。送付状は、「誰が」「誰に」「何を」送ったのかを明確にするための書類です。ビジネス文書の基本であり、これがあるだけで丁寧でしっかりした人物という印象を与えることができます。

送付状には、日付、宛名、自分の連絡先、簡単な挨拶、同封書類の内容などを記載します。送付状、履歴書、その他応募書類(職務経歴書など)の順番に重ねて、クリアファイルに入れてから封筒に入れましょう。

クリアファイルに入れてきれいな状態を保つ

履歴書は、郵送する場合も手渡しする場合も、無色のクリアファイルに入れるのが基本です。クリアファイルに入れることで、雨で濡れたり、カバンの中で折れ曲がったり汚れたりするのを防ぐことができます。

採用担当者の手元に届くまでに、履歴書がきれいな状態を保てるように配慮するのも、大切なマナーの一つです。この一手間が、書類を丁寧に扱う姿勢や、仕事への真摯な態度として評価されることもあります。

履歴書を郵送するときの封筒の書き方が分かりません。注意点はありますか?
キャリアアドバイザー
良い質問ですね。封筒は、履歴書を折らずに入れられる「角形A4号」か「角形2号」の白い封筒を選びましょう。宛名は黒のペンで丁寧に書き、会社名や部署名は省略せず正式名称で記載します。宛名が個人名の場合は「様」、部署宛ての場合は「御中」と使い分けます。表面の左下には、赤字で「応募書類在中」と書き、四角で囲むのを忘れないようにしてください。裏面には自分の住所と氏名を書き、封をしたら「〆」マークを書きましょう。
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これだけは避けたい!履歴書のNG例とは?

履歴書を作成する上で、絶対にやってはいけない注意点について、以下の項目で解説します。

履歴書のNG例

  • 誤字脱字や修正液の使用はしない
  • 使い回しが分かるような内容は書かない
  • 退職理由は「一身上の都合」で統一する
  • ネガティブな表現や嘘の経歴は記載しない

各項目について、詳しく見ていきましょう。

誤字脱字や修正液の使用はしない

誤字脱字は、注意力が散漫であるという印象を与えてしまいます。書き終えたら必ず声に出して読み返すなど、最低でも2〜3回は見直しをしましょう。家族や友人にチェックしてもらうのも良い方法です。

もし書き間違えてしまった場合、修正液や修正テープを使うのは絶対にNGです。正式な書類での訂正はマナー違反とされています。面倒でも、新しい履歴書に一から書き直すようにしてください。この丁寧さが、採用担当者からの信頼に繋がります。

やってしまいがちな履歴書のミス

使い回しが分かるような内容は書かない

複数の歯科医院に応募する場合でも、履歴書を使い回すのは避けましょう。特に志望動機は、応募先の医院に合わせて内容を変える必要があります。どの医院にも当てはまるような抽象的な内容では、「うちじゃなくても良いのでは?」と思われてしまい、熱意が伝わりません。

応募先のホームページなどをしっかりと読み込み、その医院の理念や特徴に触れた上で、「なぜここで働きたいのか」を自分の言葉で伝えることが大切です。手間はかかりますが、一社一社に合わせた履歴書を作成することが、内定への近道です。

退職理由は「一身上の都合」で統一する

職歴欄に退職した会社について書く際、具体的な退職理由を書く必要はありません。「一身上の都合により退職」と書くのが一般的です。

「人間関係が悪かった」「給与に不満があった」などのネガティブな理由を正直に書いてしまうと、マイナスの印象を与えてしまいます。詳しい退職理由については面接で聞かれる可能性が高いので、その際にポジティブな表現で答えられるように準備しておきましょう。履歴書には簡潔に「一身上の都合」とだけ記載すれば十分です。

ネガティブな表現や嘘の経歴は記載しない

志望動機や自己PRで、前の職場の悪口などネガティブな表現を使うのはやめましょう。「〇〇が不満だったから辞めた」という書き方は、他責にする人、協調性がない人という印象を与えてしまいます。転職理由は、あくまで「スキルアップしたい」といった前向きなものに変換して伝えるように心がけましょう。

また、自分を良く見せたいからといって、経歴やスキルを偽って書くのは絶対にNGです。嘘は面接で質問された際に必ず分かりますし、もし入職後に発覚した場合は、経歴詐称として解雇される可能性もあります。正直に、誠実に書くことが何よりも大切です。

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歯科衛生士の履歴書作成が面倒なら

履歴書作成は時間も手間もかかり、大変だと感じることもあるでしょう。そんな時は便利なツールを活用するのも一つの手です。

Zキャリア履歴書が便利な理由

  • Zキャリア履歴書で作成の手間を大幅に省く
  • 簡単な質問に答えてAIに志望動機を作成してもらう
  • 複数パターンの履歴書を簡単に複製して管理する

各項目について、詳しく見ていきましょう。

Zキャリア履歴書で作成の手間を大幅に省く

Zキャリア履歴書はスマホで簡単に作成できるので、パソコンがなくても大丈夫です。ステップに沿ってサクサク入力するだけで、きれいなフォーマットの履歴書が完成します。手書きで何度も書き直す手間や、パソコンで一からフォーマットを作成する時間を大幅に節約できます。

また、作成したデータはいつでも保存でき、途中でデータが消えてしまう心配もありません。空いた時間に少しずつ進められるので、忙しい中でも効率的に履歴書の準備ができます。

簡単な質問に答えてAIに志望動機を作成してもらう

一番悩む志望動機はAIがサポートしてくれます。いくつかの簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや熱意が伝わる志望動機をAIが自動で作成します。文章を考えるのが苦手でも、採用担当者に響く文章を簡単に作ることができます。

AIが作成した文章をベースに、自分の言葉で少し修正を加えるだけで、オリジナリティのある質の高い志望動機が完成します。一人でうんうん唸って悩む時間を、面接対策など他の準備に充てることができます。

複数パターンの履歴書を簡単に複製して管理する

応募先ごとに履歴書を管理できるのも便利なポイントです。一度作成した履歴書は簡単に複製できるので、応募する歯科医院に合わせて志望動機などを少し修正するだけでOK。複数の医院に応募する際も、効率的に準備を進められます。

どの医院にどの履歴書を送ったか分からなくなる、といったミスも防げます。Zキャリア履歴書のような便利なサービスを上手に活用して、大変な履歴書作成を乗り切り、自信を持って転職活動に臨みましょう。

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Q
歯科衛生士免許は履歴書にどう書けばいいですか?
A
正式名称である「歯科衛生士免許 取得」と記載します。免許証に書かれている「免許年月日」を正確に記入してください。「登録年月日」を記載する必要はありません。
Q
履歴書の学歴はいつから書けばいいですか?
A
中学校卒業から書くのが一般的です。「〇〇中学校 卒業」「〇〇高等学校 入学」のように、入学と卒業を分けて、古いものから順番に時系列で記載しましょう。学校名は省略せず正式名称で書くのがマナーです。
Q
志望動機では何を伝えれば良いですか?
A
「なぜ他の医院ではなく、この医院で働きたいのか」を具体的に伝えることが最も重要です。医院の理念や特徴に触れながら、自分の経験やスキルをどう活かして貢献できるか、そして今後の目標や仕事への熱意を伝えましょう。
Q
本人希望欄に書くことがない場合はどうすればいいですか?
A
特に譲れない条件がない場合は、空欄にせず「貴院の規定に従います。」と記入するのがマナーです。この一言で、協調性を示し、採用担当者に安心感を与えることができます。
Q
履歴書を手書きする時に間違えたらどうすればいいですか?
A
修正液や修正テープを使うのはNGです。正式な書類での修正はマナー違反と見なされます。面倒でも、必ず新しい履歴書に一から書き直しましょう。その丁寧さが、仕事への真摯な姿勢として評価されます。

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