- 5月病と6月病の根本的な違い
- それぞれの症状と原因
- すぐに試せる具体的な乗り越え方
- 不調が続く場合の解決策
5月病と6月病の決定的な違いは原因とタイミング
5月病と6月病は、どちらも新しい環境でのストレスが関係していますが、その原因や不調が現れる時期にはっきりとした違いがあります。具体的には以下の通りです。
- 5月病は新しい環境への適応ストレスが原因
- 6月病は理想と現実のギャップが原因
- 発症する時期にも違いがある
各項目について、詳しく解説していきます。
5月病は新しい環境への適応ストレスが原因
5月病の主な原因は、新しい環境への適応そのものから来るストレスです。4月から新しい学校や会社に入り、常に気を張っている状態が続きます。
新しい人間関係や、これまでと全く違う生活リズムに慣れようと必死に頑張ることで、心と体に大きな負担がかかります。その緊張の糸が、ゴールデンウィークの連休でプツンと切れてしまい、休み明けにどっと疲れが出てしまうのです。
6月病は理想と現実のギャップが原因
一方、6月病は、新しい環境に少し慣れてきた頃に理想と現実のギャップを感じることが主な原因です。入社前に思い描いていた仕事内容と実際の業務が違ったり、職場の人間関係がうまくいかなかったりすることが引き金になります。
「こんなはずじゃなかった」という気持ちが、焦りや落ち込みにつながるのです。5月病が「適応しようとする疲れ」であるのに対し、6月病は「適応してみた結果の悩み」と言えるでしょう。
症状が出る時期にも違いがある
その名の通り、症状が出る時期にも違いがあります。5月病はゴールデンウィーク明けの5月中旬頃に症状が出やすいのが特徴です。新しい環境での緊張と連休中のリラックスの差が、心身の不調を引き起こします。
対して6月病は、6月頃に症状が現れます。新しい環境で1〜2ヶ月ほど過ごし、少し周りが見えるようになってきたタイミングで、仕事や人間関係の悩みが出てきやすい時期です。
もしかして5月病?よくある症状と原因
5月病かな?と感じたら、まずはどんな症状があるのか知っておくことが大切です。具体的な症状と原因は以下の通りです。
- 何もやる気が起きず無気力になる
- 眠れない・食欲がないなど体に不調が出る
- 新しい環境への過度な緊張感が影響する
- 連休中の生活リズムの乱れも引き金になる
各項目について、詳しく解説していきます。
何もやる気が起きず無気力になる
5月病の代表的な症状として、何に対してもやる気が出ないというものがあります。これまで楽しめていた趣味でさえも楽しめなくなり、仕事や学校に行くのがひどく億劫に感じられます。
朝、布団から出るのがつらかったり、仕事中に集中力が続かなかったりするのもサインの一つです。これは、4月からの頑張りで心が疲れ切ってしまっている状態と言えます。
眠れない・食欲がないなど体に不調が出る
心の不調だけでなく、体にサインが出ることも少なくありません。夜になってもなかなか寝付けなかったり、逆にお昼に強い眠気に襲われたりします。また、食欲がなくなったり、頭痛や腹痛、めまいが起きたりすることもあります。
これらの身体的な不調は、ストレスが原因で自律神経が乱れている証拠です。無理をせず、まずは体を休ませてあげることが大切です。
新しい環境への過度な緊張感が影響する
新しい職場では、「早く仕事を覚えなきゃ」「周りに迷惑をかけられない」といったプレッシャーや緊張感を常に感じています。こうした状態が続くことで、自分でも気づかないうちに心と体が疲弊していきます。
特に真面目で責任感の強い人ほど、無意識に頑張りすぎてしまい、5月病になりやすい傾向があります。適度に力を抜くことも大切です。

連休中の生活リズムの乱れも引き金になる
ゴールデンウィークのような大型連休は、生活リズムが乱れやすい時期でもあります。夜更かしをしたり、朝遅くまで寝てしまったりすることで、体内時計が狂ってしまいます。
この乱れたリズムが、休み明けの社会生活への復帰をさらにつらくさせ、5月病の症状を悪化させる一因となるのです。連休中も、できるだけ普段と近い生活リズムを保つよう心がけることが予防につながります。
6月病のサインを見逃さないための特徴的な症状と原因
5月病とは少し違う、6月病のサインや原因についても見ていきましょう。慣れてきた頃だからこそ出てくる悩みが特徴です。具体的には以下の通りです。
- 周囲と自分を比べて焦りや劣等感を抱く
- イライラしやすく人間関係が億劫になる
- 思い描いていた仕事内容とのギャップに悩む
- 梅雨の時期の気候変動も関係している
各項目について、詳しく解説していきます。
周囲と自分を比べて焦りや劣等感を抱く
6月頃になると、同期や周りの人と自分を比べてしまいがちです。仕事をそつなくこなしている同期を見て、「自分は全然ダメだ」と落ち込んだり、劣等感を抱いたりすることがあります。
周りの成長スピードに焦りを感じ、自分だけが取り残されているような感覚に陥ることも6月病のサインの一つです。

イライラしやすく人間関係が億劫になる
ちょっとしたことでイライラしたり、人と関わるのが面倒に感じたりするのも6月病の特徴です。職場の人の何気ない一言にカチンときたり、ランチに誘われるのが億劫になったりします。
これは、理想と現実のギャップからくるストレスが、心の余裕を奪っている状態です。一人で抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になることがあります。
思い描いていた仕事内容とのギャップに悩む
入社前に「こんな仕事がしたい」と思い描いていた理想と、実際の業務内容との間にギャップを感じることも大きなストレスになります。毎日同じような単調な作業ばかりでやりがいを感じられなかったり、想像以上に仕事が大変だったりすることもあるでしょう。
この「こんなはずじゃなかった」という気持ちが積み重なり、仕事へのモチベーション低下や無気力につながってしまうのです。
梅雨の時期の天候や気圧の変化も関係している
6月は梅雨の時期にあたり、気圧の低下や日照時間の減少といった気候の変動も心身に影響を与えます。雨の日が続くと気分が落ち込みやすくなったり、体がだるく感じたりするのは、この気候変動が関係している可能性があります。
ただでさえ仕事の悩みでストレスを抱えているところに、天候の不順が重なることで、6月病の症状がより出やすくなるのです。
実は他にもある?夏に起こる7月病や8月病
5月病や6月病だけでなく、夏にも同じような不調を感じることがあります。ここでは7月病や8月病との違いについて解説します。具体的には以下の通りです。
- 7月病は夏のボーナス後の燃え尽きが特徴
- 8月病は夏休み明けの憂鬱感が主な原因
- 季節や会社のイベントが心身に影響を与える
各項目について、詳しく解説していきます。
7月病は夏のボーナス後の燃え尽きが特徴
7月病は、夏のボーナスをもらった後にやる気がなくなってしまう状態を指すことがあります。ボーナスという大きな目標を達成したことで、一種の燃え尽き症候群のようになってしまうのです。
また、新入社員の場合は、3ヶ月間の研修期間が終わり、本格的に部署に配属された後のプレッシャーから不調を感じることもあります。
8月病は夏休み明けの憂鬱感が主な原因
8月病は、お盆休みや夏休みといった長期休暇の後に起こりやすいのが特徴です。5月病と同じように、楽しい休暇と仕事とのギャップから、会社に行くのが憂鬱になってしまいます。
また、夏の暑さによる夏バテも、体のだるさや食欲不振を引き起こし、8月病の症状を悪化させる一因となります。
季節や会社のイベントが心身に影響を与える
このように、特定の月に起こる心身の不調は、その時期の気候や会社のイベント、長期休暇などが大きく関係しています。
5月病や6月病だけでなく、誰でも季節の変わり目や環境の変化によって、一時的に気分が落ち込んだり、体調を崩したりすることはあるのです。自分だけがおかしいのではないかと、あまり思いつめないようにしましょう。
今日からできる!5月病・6月病を乗り越える方法
気分が落ち込んだり、やる気が出なかったりする時は、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、すぐに試せる簡単な対処法を紹介します。具体的には以下の通りです。
- まずは十分な休息と睡眠を確保する
- 軽い運動や趣味で気分転換を図る
- 完璧を目指さずに少しハードルを下げてみる
- 信頼できる人に悩みを打ち明ける
各項目について、詳しく解説していきます。
まずは十分な休息と睡眠を確保する
何よりも大切なのは、心と体をしっかりと休ませることです。疲れが溜まっていると感じたら、無理をせず早めに寝るようにしましょう。
休日は予定を詰め込みすぎず、家でゆっくり過ごす時間を作るのも良いでしょう。質の良い睡眠と休息が、心のエネルギーを回復させる一番の薬になります。

軽い運動や趣味で気分転換を図る
じっとしているのがつらい場合は、軽い運動で体を動かすのもおすすめです。近所を散歩したり、ストレッチしたりするだけでも、気分がスッキリします。
また、仕事のことを忘れられる趣味に没頭する時間を作るのも効果的です。映画を観たり、音楽を聴いたり、好きなことに時間を使うことで、ストレスを発散させることができます。
完璧を目指さずに少しハードルを下げてみる
新しい環境では「全部完璧にこなさないと」と気負いがちですが、最初から100点を目指す必要はありません。「今日はこれだけできればOK」というように、少しハードルを下げてみましょう。
小さな目標をクリアしていくことで、達成感が得られ、自信にもつながります。自分を追い詰めず、「できなくても仕方ない」くらいの気持ちでいることが大切です。
信頼できる人に悩みを打ち明ける
一人で悩みを抱え込まず、誰かに話を聞いてもらうことも重要です。家族や友人、会社の先輩など、信頼できる人に今の気持ちを打ち明けてみましょう。
話すだけで気持ちが整理されたり、客観的なアドバイスがもらえたりすることもあります。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求める勇気も必要です。
環境を変えるのが一番の解決策になることも
色々な対処法を試しても改善しない場合、今の職場環境が合っていない可能性もあります。そんな時は、思い切って環境を変えることを考えてみるのも大切です。具体的には以下の通りです。
- 仕事のストレスが不調の原因なら環境の見直しが重要
- 自分に合う仕事を見つけることが心身の健康につながる
- 悩みが深くなる前にZキャリアのエージェントに相談してみよう
各項目について、詳しく解説していきます。
仕事のストレスが不調の原因なら環境の見直しが重要
もし、やる気のなさや体調不良の原因が、明らかに仕事内容や職場の人間関係にあるのなら、その環境に居続けることは根本的な解決にはなりません。
「石の上にも三年」という言葉もありますが、心や体を壊してまで我慢する必要は全くありません。自分の健康を第一に考え、環境を見直す勇気を持つことが大切です。
自分に合う仕事を見つけることが心身の健康につながる
仕事は生活の多くの時間を占めるものだからこそ、自分に合った仕事や職場を見つけることは、心身の健康を保つ上で非常に重要です。
やりがいを感じられる仕事や、気持ちよく働ける人間関係の職場に移ることで、5月病や6月病のような不調とは無縁の毎日を送れるかもしれません。転職は、新しい自分に出会うための前向きなステップです。
悩みが深くなる前にZキャリアのエージェントに相談してみよう
「でも、転職なんてどうすればいいか分からない」と不安に思うかもしれません。そんな時は、一人で抱え込まずに、転職のプロに相談してみましょう。
Zキャリアでは、若年層の転職サポートに特化したキャリアエージェントが、一人ひとりの悩みや希望を丁寧にヒアリングします。今の仕事の何がつらいのか、どんな仕事なら楽しく働けそうか、一緒に考えながら、最適な道を見つけるお手伝いをします。少しでも今の状況を変えたいと感じたら、気軽にZキャリアのエージェントに相談してみてください。