警備員は、社会の安全と秩序を守るという重要な業務を担っています。一方で、「警備員はストレスの多い仕事である」という声もあります。もし、ストレスを感じても、適切なリフレッシュなどで、ストレスをコントロールできれば、長く働きつづけられます。
この記事では、警備員にストレスが多い理由、注意すべき病気、ストレスを感じた際の対処法を解説します。
この記事でわかること
- 警備員にストレスが多い理由
- 注意すべき病気
- 警備員の採用条件
- ストレスを感じた際の対処法
「警備員にストレスが多い」と言われる理由
警備員の仕事は一般的にストレスが多いと言われています。その主な理由は以下の通りです。
- 常に緊張を感じる
- 肉体的な負担が大きい
常に緊張を感じる
警備員の業務は、常に緊張を伴うため、ストレスを感じやすいです。勤務中は、周囲の状況を把握し、異常があれば即座に対応しなければなりません。特に、施設の警備やイベント警備では、不審者の侵入やトラブルの発生に備える必要があります。そのため、高いレベルの集中力と判断力が不可欠です。さらに深夜の巡回業務では、不審者のリスクが高く、細心の注意を払わなければなりません。
肉体的な負担が大きい
警備員の仕事は、長時間にわたる立ち仕事や巡回業務が多く、肉体的な負担が大きいです。特に、商業施設やイベント会場の警備では、広範囲を移動することが求められるため、足腰にかかる負担が蓄積されやすいでしょう。また、夜勤も多いため、生活リズムが乱れがちです。結果として、体調不良や体力の低下につながります。さらに、屋外での業務では天候や気温によって負担の大きさが違います。真夏や真冬は立っているだけで体力が削られるため、万全な体調管理が重要です。
警備員に多い病気
警備員の仕事は長時間の立ち仕事や夜勤が多いため、慢性疾患のリスクが高まります。警備員が特に注意すべき身体的な病気は以下の通りです。
- 腰痛
- 下肢静脈瘤
腰痛
警備員は腰痛に注意する必要があります。長時間の立ち仕事や姿勢の維持が腰痛の主な原因です。警備の現場ではリラックスした姿勢を取りづらいため、無意識のうちに腰に過度な負担がかかってしまいます。腰痛の予防には、適度なストレッチや筋力トレーニングを取り入れることが効果的でしょう。また、立ち仕事の合間に少しでも姿勢を変える工夫をすることも重要です。痛みが続く場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。
下肢静脈瘤
警備員の仕事で見落とされがちな病気が下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)です。長時間立ちっぱなしで、血液の循環が悪くなり、発症しやすくなります。症状が進行すると、足のむくみや痛み、だるさを感じることが増え、最悪の場合、潰瘍や血栓のリスクも高まるため、早期発見、早期治療が大切です。予防策としては、適度な運動や弾性ストッキングの着用が効果的とされています。こまめに足を動かし、血流を促進する習慣をつけることが大切です。
ストレスによって引き起こされやすい病気
警備員は継続的な緊張感や職場の人間関係などのストレスによって、精神的な病気のリスクが高まると言われています。警備員として健康に働くには心身のバランスを調整しつつ、無理のない環境づくりが必要です。警備員が注意すべき精神疾患としては以下の病気が挙げられます。
うつ病
警備員は単独での勤務が多く、精神的な負担が大きい職種です。職場の人間関係が悪ければ上司や同僚とのコミュニケーションが難しくなり、必要以上に気に病んでしまうこともあるでしょう。夜勤や不規則な勤務形態が続くと、生活リズムが乱れ、精神的な不調を引き起こしやすくなります。早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぐことが可能です。
警備員になれない人は?警備員の欠格事由を確認
警備業界では「警備業法」に基づき、欠格事由が定められています。欠格事由に一つでもあてはまる場合、原則として警備員として働くことができません。欠格事由に関する事がらを7つピックアップして解説します。
この見出しでの解説項目は以下の通りです。
- 18歳未満
- 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
- 直近5年間で警備業法に違反した者
- うつ病でも警備員になれる?
- 警備員の精神疾患は会社にバレる?
- 健康診断の結果でも不採用になる?
- 警備会社に採用後にうつ病を発症したら?
18歳未満
警備員の仕事は法律上、18歳未満の者は警備業務に就くことができません。これは、身体的・精神的な成熟度を考慮したうえでの規定です。警備業は緊急対応や危機管理能力が求められるため、一定の年齢に達していることが必要とされます。
年齢を偽って警備員として採用された場合、「詐欺罪」に問われる可能性があるため、年齢詐称によるエントリーは絶対にやめましょう。
破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
過去に破産手続開始の決定を受けている人は原則、警備員として働くことができません。警備業務においては信頼性が特に重視され、経済的な安定性も求められます。ただし、過去に自己破産が認められていても、後の手続きで復権を得ることで制限が撤廃されるため、警備員へのエントリーも可能です。
復権が認められる要件にはいくつかありますので、心当たりのある人は事前に確認しておきましょう。
直近5年間で警備業法に違反した者
過去5年間に警備業法違反を犯した人も、警備員として勤務できません。警備業務には高い倫理観が求められるため、法令を遵守する姿勢が不可欠です。違反歴がある場合は、一定の期間を経過することで再び資格を得ることが可能となる場合もあります。
うつ病でも警備員になれる?
うつ病の診断を受けた場合、警備員として勤務できるかどうかはケースバイケースです。症状が軽度であり、適切な治療を受けている場合は、問題なく勤務できることもあります。しかし、業務に支障をきたすほどの症状がある場合は、雇用主の判断により採用が見送られることもあるため、職場への事前相談が必要です。
警備員の精神疾患は会社にバレる?
一般的に、会社は従業員の許可なく精神疾患の有無を知ることはできません。しかし、健康診断の結果や業務中の言動によっては、会社側が気づく可能性もあります。精神疾患にもさまざまな種類があり、症状によっては警備会社にあらかじめ相談することで通常通りの勤務が可能になるかもしれません。
このように、精神疾患に対しては特別な配慮が求められるため、必要に応じて、適切な相談をすることが大切です。
警備会社に採用後にうつ病を発症したら?
警備会社に採用された後、うつ病を発症した場合、まずは症状を正しく把握しましょう。日々の業務の中で、強い倦怠感や意欲の低下、不眠などの症状が続くようなら、一度立ち止まって自身の心身と向き合う必要があります。無理を重ねると、より深刻な状態へと進行してしまうため、早めの対処を心がけましょう。
上司や担当者に病気の状況を伝えることで周囲も「どのような点について配慮するべきか」がわかりやすくなり、職場環境改善につながるでしょう。業務の負担を軽減してもらうことができれば、治療とのバランスを取りながら働きつづけることもできます。
うつ病に伴って体調が悪化している場合は、一時的に休職することも方法の一つです。会社によっては、時短勤務や配置転換などの制度を設けている場合もあるため、担当者に相談してみましょう。
健康診断の結果でも不採用になる?
就職や転職の際に健康診断の結果が影響を及ぼすことがあります。特に警備員のように体力を必要とする職種では、健康状態が重要視されます。企業は労働安全衛生法に基づき、従業員の健康を守る責任を負っています。そのため、一定の基準を満たさない場合、不採用となる可能性もゼロではありません。ただし、高血圧や糖尿病などの持病があっても、適切に管理されていれば問題視されないこともあります。健康診断の結果が気になる場合、事前に改善できる生活習慣を見直すことが大切です。また、採用については企業によって基準が異なるため、不安がある場合は応募先の基準を確認しておくと安心できます。
警備員が仕事でストレスを感じた際の対処法
警備員の仕事は長時間の勤務やトラブル対応などでストレスを感じることも少なくありません。警備の仕事でストレスを感じた際の対処法は以下の通りです。
- 休日の質を高める
- 休職を相談する
- 警備員からの転職なら「Zキャリア」に相談
休日の質を高める
休日の質を高めることで、疲労の回復を早めることができます。休日は仕事の疲れを癒やし、心身をリフレッシュする貴重な時間です。例えば、趣味の時間を確保したり、リフレッシュのために外出したりすることで心身ともに健康な状態に戻ります。適度な運動も、心身の健康維持に効果的です。散歩やストレッチなど軽い運動を取り入れるだけでもリラックスしやすくなります。
休職を相談する
健康上の理由などで警備員の仕事を続けることが難しい場合、休職を検討することも選択肢の一つです。休職を申し出る際には、上司や人事担当者に相談する前に、現在の体調や状況を整理しておきましょう。その上で、休職が必要な理由を明確に伝えることが必要です。
また、医師の診断書が必要な場合もあるため、事前に準備しておくと相談がスムーズに進みます。会社の就業規則を確認し、休職の条件や手続きについて理解しておくことも大切です。
「休むのは迷惑がかかるから」などと無理をせず、早い段階で適切な対応を取ることで、休職後のより良い働き方を見つけることができるでしょう。
警備員からの転職なら「Zキャリア」に相談
警備員からの転職を検討しているなら、「Zキャリア」がおすすめです。「Zキャリア」では、未経験からの転職をサポートするサービスが充実しています。専任のキャリアアドバイザーがマンツーマン形式で対応し警備員として培った経験を活かせる職種を提案してくれるため、転職初心者でも安心です。
また、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策などを繰り返すことで転職への自信をつけることもできます。
転職に不安を感じている人も「Zキャリア」を利用し、活き活きと働けるキャリアプランを組み立てましょう。
*本記事については2025年10月3日現在の法律等に基づいて執筆された記事のため、未来の法改正などにより内容の正しさが変化する可能性がございます。当編集部として事前に最新化できないこともございますので、ご了承くださいませ。また、内容において明らかな間違いと思われる内容については、marketing@roxx.co.jpまでご連絡ください。