- 介護職を辞めたいと感じる理由
- 仕事を辞めるべき心身のサイン
- 介護職を辞めるメリットとデメリット
- 介護の経験を活かせる次の仕事
- 円満に退職するための具体的な進め方
介護職を辞めたいと感じるのはあなただけじゃない
介護職を「辞めたい」と感じるのには、さまざまな理由があります。具体的には以下の4つの項目について解説します。
- 人間関係のストレスで疲弊する
- 給料が見合わず将来が不安になる
- 体力的な負担が限界に達する
- 心の余裕がなくなりイライラする
これらの悩みを抱えているのは、決して一人だけではありません。詳しく見ていきましょう。
人間関係のストレスで疲弊する
職場の人間関係によるストレスは、仕事を辞めたいと感じる大きな原因の一つです。介護の現場は、職員同士はもちろん、利用者やその家族など、多くの人と密接に関わります。チームで協力してケアを行うため、職員間の連携は欠かせません。ですが、価値観の違いやコミュニケーション不足から、些細なことで意見が対立したり、気まずい雰囲気になったりすることもあります。
また、一部の同僚からの厳しい言葉や態度に、心がすり減ってしまうこともあるでしょう。毎日顔を合わせる職場だからこそ、人間関係がうまくいかないと、出勤すること自体が大きな苦痛になってしまいます。
給料が見合わず将来が不安になる
仕事の大変さに対して給料が見合わないと感じることも、退職を考えるきっかけになります。介護職は、専門的な知識や技術、そして何より人の命を預かるという強い責任感が求められる仕事です。夜勤や残業も多く、心身ともにハードな業務であるにもかかわらず、その頑張りが給料に十分に反映されていないと感じると、モチベーションを維持するのは難しくなります。
「このまま働き続けても、生活は楽になるのだろうか」「将来、家庭を持つことを考えると不安だ」といった気持ちが大きくなり、より待遇の良い別の仕事に目が向くのは自然なことです。
体力的な負担が限界に達する
介護職は、想像以上に体力を消耗する仕事です。利用者の体を支えたり、ベッドから車椅子へ移乗させたりと、腰や膝に大きな負担がかかる介助が日常的に発生します。特に、夜勤を含む不規則なシフト勤務は、生活リズムを崩しやすく、慢性的な疲労につながりがちです。
若い頃は体力で乗り切れていたとしても、年齢を重ねるにつれて「この働き方をいつまで続けられるだろう」と不安を感じるようになります。体のどこかに痛みを感じながら仕事を続けるのはつらく、心身の健康を守るために、体力的な負担が少ない仕事への転職を考えるようになります。
心の余裕がなくなりイライラする
日々の業務に追われ、心の余裕がなくなってしまうことも、介護職を辞めたい理由の一つです。人手不足の現場では、常に時間に追われ、一人ひとりの利用者に丁寧に関わることが難しくなります。思い描いていた理想の介護と現実とのギャップに、「もっとこうしてあげたいのに」という無力感や焦りが募ります。
その結果、小さなことでイライラしてしまったり、利用者に対して優しく接することができなくなったりすると、自己嫌悪に陥ってしまうことも少なくありません。そんな精神状態で仕事を続けるのは、自分にとっても利用者にとっても良くないと感じ、職場を離れる決断に至ります。
「辞めたいは甘え?」自分を責めてしまう介護職の現実
「辞めたい」という気持ちが生まれても、「ここで辞めたら甘えだ」と自分を責めてしまう人も少なくありません。介護職の現場が抱える現実について、以下の4つの項目を解説します。
- 人手不足で一人当たりの業務量が多い
- 責任感の強さから無理をしてしまう
- 頑張りが評価されにくいと感じる
- 理想と現実のギャップに苦しむ
「辞めたい」と感じるのは、決して甘えではありません。詳しく見ていきましょう。
人手不足で一人当たりの業務量が多い
多くの介護現場が、慢性的な人手不足に悩まされています。スタッフの数が足りないと、当然一人当たりの仕事量は増えてしまいます。本来であれば複数人で行うべき介助を一人でこなしたり、休憩時間を十分に取れなかったりすることも珍しくありません。常に時間に追われ、息つく暇もない状況では、心身ともに疲弊してしまいます。
「自分が辞めたら、残された同僚にもっと迷惑がかかる」と考えてしまい、辞めたい気持ちに蓋をして無理を続けてしまうのです。ですが、その状況は個人の努力だけで解決できる問題ではありません。
責任感の強さから無理をしてしまう
介護の仕事に就く人は、「人の役に立ちたい」という強い責任感を持っていることが多いです。その真面目さや優しさが、かえって自分自身を追い詰めてしまうことがあります。「自分がしっかりしなければ」「利用者のために頑張らないと」という思いが強すぎるあまり、自分の体調や心の不調を後回しにしてしまうのです。
有給休暇を取りたいと思っても、職場の忙しさを考えると言い出せなかったり、体調が悪くても無理して出勤したりと、無意識のうちに限界を超えて働いてしまう傾向があります。その結果、心身が悲鳴を上げていても、それを「自分の根性が足りないせいだ」と捉えてしまいがちです。
頑張りが評価されにくいと感じる
日々の頑張りが給料や昇進に結びつきにくいと感じることも、自分を責める一因になります。介護の仕事は、利用者の状態を細かく観察したり、さりげない声かけで安心させたりと、数字では測れない貢献が非常に多いです。ですが、そうした目に見えにくい努力は、客観的な評価につながりにくい側面があります。
どれだけ利用者のために尽くしても、給料が上がらず、キャリアアップの道筋も見えないと、「自分は正当に評価されていないのではないか」という不満や虚しさが募ります。この気持ちが、「評価されないのは自分の能力が低いからだ」という自己否定につながってしまうこともあります。
理想と現実のギャップに苦しむ
介護の仕事を始める前は、「一人ひとりの利用者に寄り添い、丁寧なケアをしたい」という理想を抱いているものです。ですが、実際の現場は人手不足や業務の多さから、効率を重視せざるを得ない場面が少なくありません。時間に追われ、流れ作業のように業務をこなす日々に、「本当にこれがやりたかった介護なのだろうか」と理想と現実のギャップに深く悩んでしまいます。
このギャップは、「理想通りにできないのは、自分のスキルや努力が足りないからだ」という自責の念につながりやすく、仕事への情熱を失う原因にもなります。
これ以上は危険!仕事を辞めるべき心身のサイン
「辞めたい」という気持ちが、ただの気分の落ち込みなのか、それとも心身が限界に近いサインなのかを見極めることが大切です。具体的には、以下の4つのサインに注意してください。

これらのサインが見られたら、無理をせず、自分の心と体を守ることを最優先に考えましょう。
朝、仕事に行こうとすると涙が出る
仕事に行こうとすると自然と涙が出てくるのは、心が限界に達しているサインです。自分では「まだ頑張れる」と思っていても、体は正直です。職場に向かう時間になると、動悸がしたり、お腹が痛くなったり、原因不明の涙が流れたりするのは、無意識のうちに強いストレスを感じ、体が拒否反応を示している証拠です。
これは、決して気持ちの問題ではありません。このような状態を放置してしまうと、心の病気につながる可能性もあります。自分の感情に蓋をせず、心と体が休息を求めているサインだと受け止めることが重要です。
仕事の夢を見て夜中に目が覚める
仕事の失敗やトラブルに関する夢を頻繁に見る場合も、注意が必要です。眠っている間も心が休まっておらず、仕事のプレッシャーや緊張状態が続いていることを示しています。特に、夢の内容が原因で夜中に目が覚めてしまったり、朝起きた時にひどく疲れていたりする場合は、質の良い睡眠がとれていません。
睡眠不足は、判断力の低下や気分の落ち込みを招き、日中の業務にも悪影響を及ぼします。リラックスできるはずの睡眠時間まで仕事に支配されている状態は、心身の健康にとって非常に危険な状態と言えるでしょう。
食欲がなくなったり過食になったりする
ストレスは食欲に異常をきたすことがあります。「好きだったものが食べたくない」「何を食べても味がしない」といった食欲不振や、逆にお腹が空いていないのに何かを口にしていないと落ち着かない「過食」は、ストレスが原因である可能性が高いです。食事は、体だけでなく心の栄養にもなります。
食生活の乱れは、体力や気力の低下に直結し、心身のバランスをさらに崩す悪循環を生み出します。体重が急激に増減した場合も、体が発している危険なサインと捉え、自分のストレス状態を見直す必要があります。
休みの日に何もする気が起きない
休日を心から楽しめない状態が続くのも、危険なサインの一つです。以前は楽しめていた趣味に興味がなくなったり、友達と会うのが億劫になったり、一日中ベッドから出られずに無気力に過ごしてしまったりするのは、心身がエネルギー切れを起こしている証拠です。
休日は、仕事で消耗したエネルギーを回復させるための大切な時間です。その時間を休息やリフレッシュに充てられず、ただただ疲れ切って動けない状態は、心身の消耗が回復力を上回っていることを意味します。この状態が続くと、うつ病などの精神的な不調につながる恐れもあります。
介護職を辞めてよかった!得られるメリットとは?
介護職を辞めることには不安もあるかもしれませんが、新しい一歩を踏み出すことで得られるメリットもたくさんあります。具体的には、以下の4つのメリットが考えられます。

辞めた後のポジティブな変化について、詳しく見ていきましょう。
心身のストレスから解放される
退職することで、仕事が原因だったストレスから解放されるのが最大のメリットです。人間関係の悩みや、心身への過度な負担、将来への不安など、これまで抱えていた重圧から自由になれます。ストレスの原因から離れることで、気持ちが軽くなり、心に余裕が生まれます。
これまで見過ごしていた小さな幸せに気づけるようになったり、物事を前向きに考えられるようになったりと、精神的な健康を取り戻すことができるでしょう。心身ともにリフレッシュすることで、次のステップへ進むためのエネルギーを充電できます。
規則正しい生活リズムを取り戻せる
夜勤や不規則なシフト勤務から解放され、規則正しい生活を送れるようになることも大きなメリットです。毎日決まった時間に寝て、決まった時間に起きる生活は、体内時計を整え、心身の健康の基盤となります。質の良い睡眠を確保できるようになるため、日中の眠気やだるさが解消され、すっきりと目覚めることができます。
生活リズムが整うと、体調が良くなるだけでなく、精神的にも安定しやすくなります。規則正しい生活は、当たり前のようでいて、健康を維持するためには非常に重要な要素です。
プライベートの時間を確保できる
自分のための時間をしっかりと確保できるようになります。カレンダー通りの休日や、残業の少ない仕事に転職すれば、友人や家族との予定を合わせやすくなります。これまで仕事の疲れでできなかった趣味に打ち込んだり、新しい習い事を始めたりと、プライベートを充実させることが可能です。
仕事とプライベートのバランスが取れる「ワークライフバランス」の実現は、人生の満足度を大きく向上させます。自分の時間を大切にすることで、心に潤いが生まれ、仕事への意欲も自然と湧いてくるでしょう。
新しいキャリアに挑戦できる
介護職を辞めることは、全く新しい分野でキャリアを築くチャンスにもなります。介護の仕事で培ったコミュニケーション能力や、相手の立場に立って物事を考える力は、どの業界でも高く評価されるポータブルスキルです。これまで興味があったけれど挑戦できなかった業界や、自分の隠れた才能を発見できる職種に出会えるかもしれません。
新しい環境で新たな知識やスキルを身につけることは、大きな自己成長につながります。自分の可能性を信じて一歩踏み出すことで、思いがけないキャリアパスが開けるでしょう。
介護職を辞める前に知っておきたいデメリット
介護職を辞めることにはメリットがある一方で、知っておくべきデメリットもあります。勢いで辞めて後悔しないよう、以下の3つの点を事前に理解しておきましょう。
- 一時的に収入が不安定になる
- 次の仕事がすぐに見つからない可能性がある
- 職場の同僚や利用者に罪悪感を感じる
これらのデメリットと、その対処法について詳しく解説していきます。
一時的に収入が不安定になる
退職してから次の仕事が見つかるまでの期間は、収入が途絶えてしまう可能性があります。すぐに転職先が決まれば問題ありませんが、転職活動が長引くと、貯金を切り崩して生活することになります。金銭的な不安は、精神的な焦りにつながり、冷静な判断を難しくさせてしまうこともあります。
「どこでもいいから早く決めないと」と焦ってしまい、自分に合わない職場を選んでしまうリスクも考えられます。退職する前に、ある程度の生活費を貯金しておくか、在職中に転職活動を進めるなど、計画的に行動することが大切です。
次の仕事がすぐに見つからない可能性がある
「辞めさえすれば、すぐに次の仕事は見つかるだろう」と楽観的に考えていると、転職活動が思い通りに進まない現実に直面することがあります。特に、未経験の業界や職種に挑戦する場合は、経験者と比べて選考が不利になることも考えられます。
応募書類がなかなか通らなかったり、面接で不採用が続いたりすると、自信を失ってしまうかもしれません。転職活動は、タイミングや縁も大きく影響します。スムーズに進まなくても過度に落ち込まず、長期戦になる可能性も視野に入れて、粘り強く取り組む心構えが必要です。
職場の同僚や利用者に罪悪感を感じる
退職を決意すると、職場に残る人たちへの申し訳なさを感じることがあります。特に人手不足の職場であれば、「自分が辞めたら、同僚の負担がさらに増えてしまう」「担当していた利用者はどうなるのだろう」といった罪悪感に苛まれるかもしれません。
ですが、自分の人生やキャリアを考えて決断したことに対して、過度に責任を感じる必要はありません。退職日までに自分の業務をきちんと引き継ぎ、最後まで誠実な対応を心がけることが、残される人たちへの最大の配慮になります。自分の幸せを第一に考えて行動することが大切です。
介護の経験を活かせる次のキャリア
介護職で培った経験やスキルは、他の仕事でも大いに役立ちます。「介護しかやってこなかったから…」と不安に思う必要はありません。ここでは、介護経験を活かせる4つのキャリアを紹介します。
- 訪問入浴オペレーター
- 福祉用具専門相談員
- 営業職
- 事務職
それぞれの仕事で、どのように経験が活かせるのかを見ていきましょう。
訪問入浴オペレーター
訪問入浴オペレーターは、利用者のお宅に専用の浴槽を持ち込み、入浴の介助を行う仕事です。3人1組のチーム(オペレーター、看護師、ヘルパー)で行動するのが一般的で、オペレーターは主に車の運転や機材の搬入・設置、入浴介助を担当します。介護職で身につけた移乗や着替えなどの介助スキルを直接活かすことができます。
また、利用者や家族とのコミュニケーションも重要になるため、傾聴力や相手を思いやる気持ちも大きな強みになります。日勤のみで、残業が少ない職場が多いのも魅力の一つです。
福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員は、高齢者や体に障がいのある方に対して、車椅子や介護ベッドといった福祉用具の選び方や使い方をアドバイスする専門職です。利用者一人ひとりの体の状態や生活環境をヒアリングし、最適な用具を提案します。
介護現場での経験は、利用者がどのような場面で困っているのか、どんな用具があれば生活が楽になるのかを具体的にイメージするのに役立ちます。相手のニーズを的確に汲み取るヒアリング能力や、分かりやすく説明する力が求められる仕事です。
営業職
一見、介護とは関係ないように思える営業職ですが、実は介護経験を大いに活かせる仕事です。介護の仕事では、利用者やその家族と信頼関係を築くためのコミュニケーション能力が日々磨かれています。相手の話を丁寧に聞き、何を求めているのかを理解し、安心感を与える対話スキルは、顧客のニーズを引き出し、最適な商品を提案する営業の仕事に直結します。
特に、高齢者向けのサービスや商品を扱う企業の営業職であれば、介護現場の知識がそのまま強みとなり、顧客から深い信頼を得ることができるでしょう。
事務職
事務職は、体力的な負担を減らしたい場合に有力な選択肢です。データ入力や書類作成、電話応対などが主な業務で、デスクワークが中心となります。介護職で培った、細やかな気配りや、複数の業務を効率よく進める段取り力は、事務の仕事でも役立ちます。
また、介護施設や病院などの医療・福祉関連の事務職であれば、現場で使っていた専門用語の知識を活かすことも可能です。未経験からでも挑戦しやすく、働きながらパソコンスキルなどを身につけてキャリアアップを目指すこともできます。
後悔しないための円満退職の進め方
職場を辞めると決めたら、できるだけスムーズに、そして円満に退職することが大切です。お世話になった職場への感謝の気持ちを忘れず、社会人としてのマナーを守りましょう。円満退職のための進め方を4つのステップで解説します。

これらのステップを一つずつ丁寧に進めることで、気持ちよく次のステップに進むことができます。
直属の上司に退職の意思を伝える
退職の意思は、まず直属の上司に直接伝えるのがマナーです。同僚などに先に話してしまうと、噂が上司の耳に入り、心証を損ねてしまう可能性があります。伝える際は、「相談があるのですが、少しお時間をいただけますでしょうか」と声をかけ、会議室など他の人に聞かれない場所で話しましょう。
退職理由は、「一身上の都合」で問題ありませんが、もし聞かれた場合は、会社の不満を並べるのではなく、「新しい分野に挑戦したい」といった前向きな理由を伝えると、スムーズに受け入れてもらいやすくなります。
就業規則を確認し退職日を決める
退職の意思を伝えたら、就業規則を確認して退職日を決定します。法律では、退職の申し入れから2週間で退職できることになっていますが、多くの会社では「退職希望日の1ヶ月前まで」といった独自のルールを就業規則で定めています。
後任者の採用や業務の引き継ぎにかかる時間を考慮し、できるだけ職場のルールに従うのが円満退職のポイントです。有給休暇が残っている場合は、引き継ぎ期間と合わせて消化できるよう、上司と相談しながら退職日を調整しましょう。
業務の引き継ぎを丁寧に行う
退職日までの期間は、責任を持って業務の引き継ぎを行いましょう。自分が担当していた業務内容や、仕事の進め方、注意点などをまとめた資料を作成すると、後任者がスムーズに業務を始められます。
特に、担当していた利用者の情報(性格、好み、注意すべき点など)は、後任のスタッフが安心してケアに入れるよう、できるだけ詳しく、分かりやすく伝えることが大切です。口頭での説明と合わせて、マニュアルなどの書面も残しておくと、自分が退職した後も、職場に残る人たちが困らないでしょう。
関係者への挨拶を済ませる
最終出勤日には、お世話になった方々へ感謝の気持ちを込めて挨拶をしましょう。上司や同僚はもちろん、他部署でお世話になった人にも直接挨拶に伺うのが丁寧です。直接会えない場合は、メールで挨拶を送っても良いでしょう。
また、担当していた利用者やその家族にも、これまでのお礼と退職の挨拶を伝えます。突然いなくなると心配をかけてしまうので、後任者を紹介するなど、安心して引き継げるように配慮することが大切です。最後まで誠意ある態度を心がけることで、良好な関係を保ったまま、新しい門出を迎えることができます。
次のステップに悩んだら
介護職を辞めたいけれど、次に何をすればいいのか分からない、と悩んでしまうのは当然のことです。そんな時は、焦らずに自分の気持ちと向き合う時間を取りましょう。次のステップに進むために、以下の3つのことを試してみてください。
- 自分の強みや興味を再確認する
- 転職市場の情報を収集する
- 第三者に客観的な意見を求める
自分一人で抱え込まず、視野を広げることが大切です。
自分の強みや興味を再確認する
まずは、これまでの経験を振り返り、自分の得意なことや好きなことを書き出してみましょう。「人と話すのが好き」「コツコツ作業するのが得意」「誰かの役に立つと嬉しい」など、どんな些細なことでも構いません。介護の仕事を通じて身についたスキル(コミュニケーション能力、観察力、チームワークなど)も、立派な強みです。
自分の強みや興味を再確認することで、これまで気づかなかった自分の可能性が見えてきたり、どんな仕事なら楽しく続けられそうか、というキャリアの方向性が見えてきたりします。
転職市場の情報を収集する
世の中にどのような仕事があるのか、情報を集めてみることも大切です。転職サイトを眺めてみたり、さまざまな業界の求人情報に目を通したりするだけでも、視野が大きく広がります。「こんな仕事があったんだ」という新しい発見や、「この仕事なら自分の強みを活かせそう」という気づきがあるかもしれません。
未経験者を歓迎している求人や、研修制度が充実している会社もたくさんあります。まずは興味のアンテナを広げ、さまざまな選択肢を知ることから始めてみましょう。
第三者に客観的な意見を求める
自分一人で考えていると、堂々巡りになってしまうこともあります。そんな時は、信頼できる友人や家族、あるいは転職のプロに話を聞いてもらうのがおすすめです。自分では当たり前だと思っていたことが、他人から見れば素晴らしい強みであることもあります。
客観的な視点からアドバイスをもらうことで、自分では思いつかなかったようなキャリアの可能性に気づかされることも少なくありません。特に、転職エージェントのようなプロは、多くの人のキャリア相談に乗ってきた経験から、個々の強みに合った仕事を提案してくれます。
介護職からの転職、一人で悩まずプロに相談しよう
転職活動を一人で進めるのは、情報収集から書類作成、面接対策まで、やることが多くて大変です。特に初めての転職では、何から手をつけていいか分からず、不安になることも多いでしょう。そんな時は、転職のプロであるエージェントに相談するのがおすすめです。
- 自分のキャリアプランが明確になる
- 非公開求人など選択肢が広がる
- 面接対策や書類添削のサポートを受けられる
転職エージェントを上手に活用して、後悔のない転職を実現しましょう。
自分のキャリアプランが明確になる
転職エージェントは、キャリア相談のプロフェッショナルです。専門のキャリアアドバイザーが、これまでの経験や今後の希望を丁寧にヒアリングし、自分では気づかなかった強みや可能性を引き出してくれます。
その上で、「どんな仕事が向いているのか」「将来どうなりたいのか」といったキャリアプランを一緒に考えてくれます。自分一人では漠然としていた将来の目標が、プロと話すことで具体的になり、転職活動の軸が定まります。
非公開求人など選択肢が広がる
転職サイトなどには掲載されていない、エージェントだけが扱っている「非公開求人」を紹介してもらえる可能性があります。非公開求人には、人気企業や好条件の求人が多く含まれていることがあります。
自分一人で探すよりも、出会える求人の数が格段に増えるため、より自分に合った職場を見つけられるチャンスが広がります。また、企業の内部情報(職場の雰囲気や残業時間など)に詳しい場合もあり、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。
面接対策や書類添削のサポートを受けられる
転職活動でつまずきやすい応募書類の作成や面接対策も、手厚くサポートしてくれます。履歴書や職務経歴書の書き方について、採用担当者に響くアピールの仕方を具体的にアドバイスしてくれます。
また、面接でよく聞かれる質問や、好印象を与える受け答えの仕方など、本番を想定した実践的なトレーニングも受けられます。客観的な視点でフィードバックをもらえるので、自信を持って選考に臨むことができます。
Zキャリアのエージェントに相談してみよう
もし介護職からの転職で悩んでいるなら、Zキャリアのエージェントに相談してみませんか。Zキャリアは、特に若年層の転職支援に強く、未経験からのキャリアチェンジも数多くサポートしてきました。「次に何をしたいか分からない」という漠然とした状態でも大丈夫です。経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの気持ちに寄り添いながら、一緒に最適な道を探します。一人で悩まず、まずは気軽に話を聞かせてください。あなたの新しい一歩を、全力で応援します。