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ITエンジニアとは?年収や未経験から目指す方法、やめとけと言われる理由を解説

ITエンジニアとは?年収や未経験から目指す方法、やめとけと言われる理由を解説
公開 2026/01/23
Zキャリア編集部
Zキャリア編集部
Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。
目次

ITエンジニアとはどんな仕事?年収は?未経験から目指す方法や、キャリアパス、逆に「やめとけ」と言われる理由まで、ITエンジニアの全体像をわかりやすく解説します。職種ごとの仕事内容も紹介。IT業界に興味がある方は必見です。

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ITエンジニアとは?

情報技術の専門知識を駆使して、システムやソフトウェアの設計、開発、構築、運用を担う技術者のこと

ITエンジニアは、現代社会に不可欠なIT技術を支える専門職です。彼らの仕事は幅広く、Webサイトやスマートフォンのアプリ開発、企業の業務を効率化するシステムの構築、さらには銀行のATMや交通機関の運行システムといった社会インフラの運用・保守まで多岐にわたります。

情報技術(IT)の知識とスキルを基に、プログラミング言語を操り、私たちの生活やビジネスがスムーズに動くための「仕組み」を作り、守るのが主な役割です。IT業界は常に進化しており、新しい技術も次々と登場するため、エンジニアは日々知識をアップデートしながら、多様な課題解決に取り組んでいます。

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【開発系】ITエンジニアの職種と仕事内容

【開発系】ITエンジニアの職種

フロントエンジニア

フロントエンドエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションで、ユーザーが直接目にする部分(フロントエンド)を担当するエンジニアです。具体的には、デザイナーが作成したデザインカンプを基に、HTML、CSS、JavaScriptといった言語を用いて、Webページを構築します。

ボタンをクリックしたときの動作や、入力フォームの制御、アニメーションの実装など、ユーザーの操作性や視覚的な体験(UI/UX)を向上させることが主な役割です。

近年はReactやVue.jsといったJavaScriptフレームワークのスキルが求められることが多く、ユーザーにとって「見やすい」「使いやすい」サービスを実現するために欠かせない存在です。

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、Webサービスやアプリケーションの「裏側」、つまりユーザーの目に見えない部分(バックエンド)を担当します。Webサイトで例えると、フロントエンドエンジニアが作った入力フォームから送られてきたデータ(会員情報や商品注文など)を受け取り、それをデータベースに保存したり、処理したりする仕組みを作るのが仕事です。

Java、PHP、Ruby、Python、Goといったサーバーサイドのプログラミング言語や、データベース(MySQL、PostgreSQLなど)の知識が求められます。ECサイトの在庫管理や決済処理、SNSの投稿機能など、サービスの根幹となる機能開発と安定稼働を支える重要な役割を担います。

モバイルアプリエンジニア

モバイルアプリエンジニアは、スマートフォンやタブレット端末(iOSやAndroid)で動作するアプリケーションを開発する専門家です。iOSアプリの場合はSwiftやObjective-C、Androidアプリの場合はKotlinやJavaといった専用のプログラミング言語を使用します。私たちの生活に身近なSNSアプリ、ゲーム、銀行アプリ、ニュースアプリなど、多種多様なアプリの開発・運用・保守を行います。

スマートフォンのカメラやGPS、プッシュ通知といったデバイス固有の機能と連携させる知識も必要です。OSのバージョンアップに合わせてアプリを更新するなど、継続的な対応も求められる仕事です。

業務系システムエンジニア

業務系システムエンジニアは、企業が日々の業務(例:販売管理、在庫管理、会計、人事給与など)を効率的に行うためのシステム(業務系システム)を開発するエンジニアです。クライアント企業の業務内容を深く理解し、「どのようなシステムがあれば課題を解決できるか」をヒアリングするところから始まります。

その上で、システムの設計(要件定義、基本設計、詳細設計)を行い、プログラマーと連携して開発を進め、テスト、導入、運用・保守まで一貫して関わります。特定の業界・業務知識と、JavaやC#といった言語スキル、そして顧客と円滑にやり取りするコミュニケーション能力が求められる仕事です。

ゲームエンジニア

ゲームエンジニアは、コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム機)やスマートフォン向けゲーム、PCゲームなど、あらゆるゲームコンテンツの開発を行うエンジニアです。ゲームの世界観を表現するグラフィックスの描画、キャラクターの動き、サウンドの制御、オンライン対戦の仕組みなど、ゲームを構成する様々な要素をプログラミングによって実現します。

使用される言語は、家庭用ゲームではC++、スマートフォンゲームではC#(Unity)やC++(Unreal Engine)などが主流です。ゲームが好きなことはもちろん、物理演算や3Dグラフィックスに関する高度な数学・物理の知識や、プランナーやデザイナーと連携するためのチームワークも求められます。

IoTエンジニア

IoTエンジニアは、「モノのインターネット(Internet of Things)」に関連するシステムやサービスを開発するエンジニアです。IoTとは、家電製品、自動車、工場の機械、医療機器など、従来インターネットに接続されていなかった様々な「モノ」をネットワークに接続し、データを送受信する技術のことです。

IoTエンジニアは、センサーデバイスの制御プログラム(組み込み系)から、収集したデータを処理するクラウドサーバー(Web系)、さらにはデータを活用するAI開発まで、幅広い技術領域を担当します。スマートホームや自動運転、工場の自動化など、今後ますます需要が高まる分野で活躍が期待されています。

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【インフラ系】ITエンジニアの職種と仕事内容

【インフラ系】ITエンジニアの職種

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、ITシステムの基盤(インフラストラクチャー)となる部分を設計、構築、運用、保守するエンジニアの総称です。私たちが普段利用するWebサービスやアプリケーションが安定して動き続けるためには、その土台となるサーバーやネットワーク、データベースなどが正常に機能している必要があります。

インフラエンジニアは、この「土台」部分に責任を持ち、システムが24時間365日止まらないように支える縁の下の力持ちです。後述するサーバエンジニア、ネットワークエンジニア、クラウドエンジニアなどは、インフラエンジニアの一分野に含まれます。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、インフラエンジニアの中でも特に「サーバー」に特化した専門家です。サーバーとは、Webサイトのデータを保管したり、メールを送受信したり、アプリケーションを動かしたりするためのコンピューターのことです。

サーバーエンジニアは、サービスやシステムの要件に合わせて最適なサーバー機器を選定・調達し、OS(LinuxやWindows Serverなど)をインストール・設定(構築)します。さらに、稼働開始後は、サーバーが停止しないか監視し、セキュリティ対策やバックアップ、障害が発生した際の復旧作業(運用・保守)までを担当します。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform (GCP) といった「クラウドサービス」を利用して、ITインフラを設計、構築、運用するエンジニアです。従来は自社でサーバー機器を購入・設置(オンプレミス)する必要がありましたが、クラウドではインターネット経由で必要なITリソース(サーバー、ストレージ、ネットワークなど)を柔軟に利用できます。

クラウドエンジニアは、このクラウドの特性を最大限に活かし、コスト効率が高く、拡張性や信頼性に優れたシステム基盤を提供します。近年、多くの企業がオンプレミスからクラウドへ移行しており、需要が急速に高まっている職種です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、コンピューター同士を接続するための「ネットワーク」の設計、構築、運用、保守を専門とするエンジニアです。企業内のPCを接続するLAN(ローカルエリアネットワーク)や、拠点間を接続するWAN、そしてインターネットへの接続など、ITシステムにおける「通信の道筋」を作ります。

ルーターやスイッチ、ファイアウォールといったネットワーク機器を設定し、情報が正確かつ安全に、遅延なくやり取りできるようにすることが主な役割です。障害が発生すると通信が途絶え、業務に多大な影響が出るため、迅速なトラブルシューティング能力も求められます。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、企業が扱う膨大なデータ(顧客情報、商品情報、売上データなど)を効率的に管理・活用するための「データベース」を専門に扱うエンジニアです。主な仕事は、データベースの設計・構築、パフォーマンスを最適化するチューニング、データのバックアップやセキュリティ管理、障害発生時の復旧作業などの運用・保守です。

Oracle Database、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQLといったデータベース管理システム(DBMS)に関する深い知識が求められます。データが正確かつ安全に、必要な時に素早く取り出せる状態を維持することで、企業のデータ活用を支える重要な役割を担います。

DevOpsエンジニア/SRE

DevOps(デブオプス)エンジニアは、開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)の連携を強化し、システムの開発からリリース、運用までを迅速かつ効率的に行うための仕組み作りを担当します。ツールの導入による自動化(CI/CDパイプラインの構築など)や、プロセスの改善を通じて、開発スピードとシステムの安定性を両立させるのが目的です。

一方、SRE(Site Reliability Engineering:サイト信頼性エンジニアリング)は、Googleが提唱した概念で、DevOpsの考え方をベースにしつつ、特にシステムの信頼性・可用性の維持・向上に焦点を当てた役割です。コードを書くスキルを用いて、運用の自動化やパフォーマンス監視・改善を積極的に行います。

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【その他】ITエンジニアの職種と仕事内容

【その他】ITエンジニアの職種

AI/機械学習エンジニア

AIエンジニアや機械学習エンジニアは、人工知能(AI)やその中核技術である機械学習を用いて、新たなシステムやサービスを開発するエンジニアです。膨大なデータをAIに学習させ、特定のパターンやルールを見つけ出すモデル(アルゴリズム)を構築します。

画像認識(顔認証システムなど)、音声認識(スマートスピーカーなど)、自然言語処理(翻訳機能やチャットボットなど)、需要予測といった分野で活躍します。Pythonなどのプログラミング言語スキルに加え、統計学や数学(線形代数、微分積分など)の深い知識が求められます。最先端の技術を駆使して、従来は難しかった課題解決や新しい価値の創出に貢献する職種です。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、企業のITシステムやネットワークを、サイバー攻撃や情報漏洩といった脅威から守る専門家です。主な仕事は、セキュリティに配慮したシステム設計やネットワーク構築、ファイアウォールや侵入検知システム(IDS/IPS)などのセキュリティ機器の導入・運用です。

また、システムに脆弱性がないかを診断(脆弱性診断)したり、万が一サイバー攻撃を受けた際には、迅速に原因を特定し、被害を最小限に抑えるための対応(インシデントレスポンス)を行ったりします。ネットワーク、サーバー、法律(個人情報保護法など)に関する幅広い知識と、攻撃者の手口を学ぶ探究心が求められます。

QAエンジニア(品質保証)

QAエンジニア(Quality Assurance:品質保証)は、開発されたシステムやソフトウェアが、要求された品質基準(仕様通りに動くか、不具合がないか、使いやすいかなど)を満たしているかを検証・保証する専門家です。単にバグを見つける「テスター」とは異なり、QAエンジニアは開発プロセスの初期段階から関わります。

テスト計画の立案、テスト項目の設計、テストの実施、発見した不具合の報告・分析、さらには開発プロセス自体の改善提案まで行い、製品全体の品質向上に責任を持ちます。品質という観点から、ユーザーに安心して使ってもらえるサービスを提供するために不可欠な役割です。

社内SE/ITサポート

社内SE(システムエンジニア)は、自社のITシステム全般の企画、開発、運用、保守を担当するエンジニアです。業務系システムの導入・管理、社内ネットワークやサーバーの運用、PCやソフトウェアのキッティング(初期設定)や管理、社員からのITに関する問い合わせ対応(ヘルプデスク)まで、仕事内容は多岐にわたります。

ITサポートは、特にヘルプデスク業務やPC管理など、社員のIT利用を直接支援する役割を指すことが多いです。自社の業務を深く理解し、経営層や他部署と連携しながら、ITを活用して社内の業務効率化や課題解決を推進する、いわば「社内のIT担当者」です。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、企業の事業活動で蓄積される膨大なデータ(ビッグデータ)を分析し、ビジネス上の課題解決や意思決定に役立つ知見を引き出す専門家です。統計学、数学、機械学習(AI)などの情報科学系のスキルを駆使してデータを処理・分析し、その結果を基に「新商品の需要予測」「最適な広告配信戦略」「顧客の離脱防止策」といった具体的な施策を提言します。

単なるデータ分析官とは異なり、ビジネスの課題を深く理解し、分析結果を経営や現場の行動変容につなげるまでの役割が期待されます。ITスキルとビジネススキル、統計解析スキルの3つを高いレベルで併せ持つことが求められます。

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ITエンジニアの平均年収

  • 開発系エンジニア:601.4万円(※参照元を足した平均値)    
  • インフラ系エンジニア:660万円
  • AIエンジニア:628.9万円(2026/01/22時点)
  • セキュリティエンジニア:628.9万円
  • QAエンジニア(品質保証):726万円
  • 社内SE:752.6万円(2026/01/22時点)
  • データサイエンティスト:573万円(2026/01/22時点)

参照:「開発エンジニアの年収は?1000万円を目指すキャリアパスやおすすめ企業/社内SE転職ナビ

参照:「インフラエンジニアの年収は?20代~30代から1000万への上げ方を解説/ユニゾンキャリア転職

参照:「AIエンジニア/厚生労働省

参照:「セキュリティエキスパート(オペレーション)/厚生労働省

参照:「QAエンジニアとは?仕事内容や役立つ資格、年収・求人例などを解説/レバテックキャリア

参照:「システムエンジニア(基盤システム)/厚生労働省

参照:「データサイエンティスト/厚生労働省

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ITエンジニアのキャリアパスは大きく分けて5つ!

マネジメント(ジェネラリスト)の道

ITエンジニアとしての経験を積んだ後、チームやプロジェクト全体を管理するマネジメント職へ進むキャリアパスです。代表的な職種に「プロジェクトリーダー(PL)」や「プロジェクトマネージャー(PM)」があります。PLは開発現場のリーダーとして数名のチームをまとめ、PMはプロジェクト全体の責任者として、予算、納期、品質、人員(リソース)の管理を行います。

技術的な知見に加え、顧客との折衝能力、チームメンバーの進捗管理能力、課題解決能力といった幅広いスキルが求められます。技術を極めるスペシャリストとは対照的に、より広い視野で組織や事業に貢献する「ジェネラリスト」としての道です。

スペシャリスト(専門家)の道

特定の技術分野における高度な専門知識とスキルを追求し、その道の第一人者(専門家)としてキャリアを築く道です。例えば、クラウド技術のスペシャリスト、データベースのスペシャリスト、AI技術のスペシャリスト、セキュリティのスペシャリストなどが挙げられます。

マネジメント職とは異なり、現場の最前線で技術的な課題解決や、難易度の高い設計・開発を牽引する役割を担います。最新技術の動向を常に追いかけ、自らの技術力を磨き続けることが求められます。企業によっては、専門性を高く評価する「専門職制度」や「テックリード」といったポジションが用意されており、高い技術力でチームや会社に貢献します。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業の経営課題や業務課題に対し、ITを活用した解決策を提案・実行支援する専門家です。ITエンジニアとしての技術的知見を活かしつつ、さらに上流工程である「経営戦略」や「業務プロセス改善」の領域に踏み込みます。

クライアントの経営層や担当者へのヒアリングを通じて課題を抽出し、最適なIT戦略の立案、システム導入計画の策定、ベンダー(開発会社)の選定・管理などを行います。技術力だけでなく、経営や業務に関する幅広い知識、高い論理的思考力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力が不可欠です。

フリーランス(独立)

特定の企業に所属せず、個人事業主(フリーランス)として独立し、自らのスキルを武器にプロジェクト単位で仕事(案件)を請け負う働き方です。企業に常駐して開発支援を行う形態や、在宅でシステム開発を請け負う形態など、契約内容は様々です。

会社員時代よりも高い報酬を得られる可能性がある一方、自分で仕事(案件)を獲得するための営業活動、契約手続き、税務処理などを全て自分で行う必要があります。また、仕事が途切れるリスクや、福利厚生がなくなる点も考慮しなければなりません。高い専門スキルと自己管理能力、そして人脈を持つエンジニアが選択するキャリアパスの一つです。

CTO / VPoE

CTO(Chief Technology Officer:最高技術責任者)は、企業の技術面における最高責任者です。経営陣の一員として、技術的な視点から会社の経営戦略や事業戦略の策定に関わります。技術トレンドを見極め、自社のサービスや製品開発にどのような技術を採用すべきか、研究開発にどう投資するかといった重要な意思決定を担います。

一方、VPoE(Vice President of Engineering:技術部門の副社長/本部長)は、エンジニア組織のマネジメントに特化した役割です。エンジニアの採用、育成、評価制度の構築、開発プロセスの最適化など、「最強のエンジニアチーム」を作ることに責任を持ちます。どちらもエンジニアが目指せる最高峰のキャリアパスの一つです。

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ITエンジニアは「やめとけ」「きつい」と言われる理由

納期に間に合わせるために長時間労働になることもある

ITエンジニアの仕事は、多くの場合「納期」が厳密に定められています。特にシステム開発プロジェクトでは、クライアントの要望や市場のリリース時期に合わせて、いつまでにどの機能を完成させるかというスケジュールが組まれます。

しかし、開発途中で予期せぬ技術的な問題が発生したり、仕様変更が急遽入ったりすることで、計画通りに進まないことも少なくありません。納期が迫ってくると、遅れを取り戻すために残業や休日出勤が続き、一時的に長時間労働(いわゆる「デスマーチ」)になってしまうケースがあります。こうした働き方が「きつい」と感じられる大きな理由の一つです。

キャリアアドバイザー
「きつい」「やめとけ」といった言葉を見ると、不安になりますよね。確かに大変な側面もありますが、それは多くの仕事に共通すること。大切なのは、ネガティブな情報だけでなく、メリットややりがい、そして自分に合う環境かどうかを総合的に見ることです。企業選びや働き方次第で避けられる「きつさ」も多いので、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにご相談ください。

障害対応や緊急の呼び出しがあり、プレッシャーを感じる

特にインフラエンジニアや、サービスを24時間365日提供しているWeb系企業のエンジニアは、システムの安定稼働を守るという重い責任を負っています。万が一、サーバーダウンやネットワーク障害、システム不具合といった「障害」が発生すると、サービスが停止し、顧客や自社のビジネスに甚大な影響を与えかねません。

そのため、障害発生時には、たとえ深夜や休日であっても、緊急で呼び出しがかかり、即座に対応を求められることがあります。いつ発生するかわからない障害へのプレッシャーや、障害発生時の緊迫感、迅速な復旧を求められるストレスが「きつい」と感じられる要因です。

技術は常に進化するため、勉強し続けなければならない

IT業界は技術革新のスピードが非常に速い(ドッグイヤーとも呼ばれる)世界です。昨日まで主流だった技術が数年後には古くなっていたり、新しいプログラミング言語やフレームワーク、クラウドサービスが次々と登場したりします。そのため、ITエンジニアは、一度スキルを身につけたら終わりではなく、常に最新の技術トレンドをキャッチアップし、新しい知識を学び続ける必要があります。

業務時間外や休日にも、自ら進んで勉強会に参加したり、技術書を読んだり、個人でサービスを作ってみたりといった継続的な努力(インプットとアウトプット)が求められます。この「終わりのない勉強」を負担に感じ、「きつい」と思う人もいます。

バグの原因探しやテストを膨大に行うなど地道な作業が多い

華やかなイメージとは裏腹に、ITエンジニアの仕事には非常に地道で根気のいる作業が多く含まれます。

その代表例が「デバッグ(バグの原因特定・修正)」と「テスト」です。プログラムは、ほんのわずかな記述ミスや論理的な矛盾(バグ)があるだけで、意図した通りに動作しません。特に複雑なシステムでは、バグの原因がなかなか特定できず、膨大なコードの中から問題箇所を探し出すのに何時間も、時には何日もかかることがあります。

また、システムが仕様通りに動くか、あらゆるパターンを想定して繰り返し検証するテスト作業も膨大になりがちです。こうした地道な作業の繰り返しが「きつい」と感じられることもあります。

下請けの会社になると予算が少なく、納期も厳しくなる

IT業界は、大手ITベンダー(元請)がクライアントから仕事を受注し、その一部を中小のIT企業(下請、孫請...)に再発注する「多重下請け構造」が根強く残っている業界です。下請けや孫請けといった、いわゆるSES(システムエンジニアリングサービス)企業に所属する場合、発注元の企業(客先)に常駐して働くことも多くなります。

商流が深くなる(下請けになる)ほど、中間のマージンが抜かれるため、自社の取り分(予算)が少なくなりがちです。その結果、低い単価で働かざるを得なかったり、元請けからの厳しい納期設定や急な仕様変更に対応しなければならなかったりと、労働環境が厳しくなる傾向があります。

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ITエンジニアとして働くメリット

ITは今後もどの業界にも必要とされるので、重宝される

現代社会において、IT(情報技術)はあらゆる産業の基盤となっています。金融、製造、医療、教育、エンターテイメントなど、ITを活用していない業界はほとんどありません。さらに、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進やAI、IoTといった新技術の普及により、ITの重要性はますます高まっています。経済産業省の調査でもIT人材の不足が指摘されており、多くの企業が人手不足を感じている状況です。実際、人手が不足しているという企業は2020年代において、一貫して60%を超えています。

このような背景から、ITスキルを持つエンジニアは、業界を問わず常に需要があり、景気の変動にも比較的強い「売り手市場」が続いています。将来にわたって仕事がなくなるリスクが低く、社会に必要とされる人材であり続けられる点は、大きなメリットと言えるでしょう。

参照:「人手不足の状況および多様な人材の活躍等に関する調査/日本商工会議所

他職種に比べて服装や髪型の自由度が高い

IT業界、特にWeb系企業やスタートアップ企業では、個人の裁量や多様性を尊重する文化が根付いていることが多く、服装や髪型、髪色、ピアス、ネイルなどに関する規定が緩やかな傾向があります。伝統的な大企業や金融機関などではスーツ着用が必須の場合もありますが、多くのIT企業ではビジネスカジュアルや私服での勤務が認められています。

エンジニアは、顧客と直接対面する機会が少ない職種でもあるため、成果さえ出していれば、個人のスタイルが比較的自由であることが多いです。堅苦しい服装が苦手な人や、自分らしいスタイルで働きたい人にとっては、働きやすい環境と感じられるでしょう。

手に職がつくため、スキルを武器にキャリアを磨くことができる

ITエンジニアの仕事は、プログラミング言語、データベース、ネットワーク、クラウド技術など、明確な専門スキルに基づいています。これらのスキルは汎用性が高く、一度習得すれば、どの企業や業界でも通用する「手に職」となります。営業職や事務職などと比べて、自分のスキルセットを客観的に証明しやすいため、転職市場での価値も高くなります。

経験を積み、スキルを磨き続けることで、より条件の良い会社に転職したり、フリーランスとして独立したりと、自らの市場価値を高めながらキャリアをコントロールしやすいのが大きな強みです。将来のキャリアに対する安定感や選択肢の多さにつながるメリットです。

キャリアパスが豊富で、自分の意向に合わせて多様な道に進むことができる

ITエンジニアは、そのキャリアパスが非常に多様であることも魅力の一つです。前述の通り、現場で技術を極める「スペシャリスト」の道や、チームをまとめる「マネジメント(プロジェクトマネージャー)」の道はもちろん、ITの知見を活かして経営課題を解決する「ITコンサルタント」、企業に所属せず自由に働く「フリーランス」、技術の最高責任者である「CTO」やエンジニア組織を率いる「VPoE」を目指す道もあります。

自分の適性や興味、ライフステージの変化に合わせて、柔軟にキャリアを選択・変更していける可能性が広がっています。一つの道に縛られず、多様な将来像を描けるのは大きなメリットです。

リモートワークやフレックスタイム制など新たな働き方がしやすい

ITエンジニアの仕事は、PCとインターネット環境さえあれば、場所を選ばずに完結できる業務が多いため、リモートワーク(テレワーク)やフレックスタイム制といった柔軟な働き方と非常に相性が良いです。特にコロナ禍以降、多くのIT企業でリモートワークが導入・定着しました。実際、フルリモートで働きたいという方は60.9%と過半数を占めており、こうした働き方へのニーズは高いです。

通勤のストレスから解放されたり、育児や介護と仕事を両立しやすくなったり、自分の裁量で働く時間を調整できたり(フレックスタイム制)と、ワークライフバランスを実現しやすい環境が整っている企業が多いのは、ITエンジニアとして働く大きなメリットです。

参照:「フルリモート勤務の希望を大調査。フルリモート勤務なら、給与どれくらい下がっても許容できる?/株式会社LASSIC

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未経験からITエンジニアになるには

1.まずどの種類のエンジニアを目指すか決める

一口に「ITエンジニア」と言っても、本記事で紹介したように、フロントエンド、バックエンド、インフラ、AI、セキュリティなど、非常に多くの職種が存在します。それぞれ必要なスキルや知識、仕事内容、働き方(例:インフラは障害対応がある、Web系はリモートしやすい等)が大きく異なります。

まずは、自分が「何を作りたいのか」(Webサイト? スマホアプリ? ゲーム?)、あるいは「どんな技術に興味があるのか」(AI? クラウド? セキュリティ?)を自己分析してみましょう。各職種の特徴を調べ、自分が最も情熱を持って学習を続けられそうな分野を見つけることが、未経験からエンジニアを目指すための重要な第一歩となります。

2.目指す分野に向けて、独学や専門のスクールに通って基礎を学ぶ

目指すエンジニア像が決まったら、次はその分野で必要とされる基礎知識やプログラミング言語の学習を始めます。現代では学習方法も多様化しており、書籍やオンライン学習サイト(Progate、Udemy、ドットインストールなど)を活用して「独学」で進める方法があります。コストを抑えられるメリットがありますが、モチベーション維持やエラー解決が難しい側面もあります。

一方、費用はかかりますが、「プログラミングスクール」に通う方法もあります。スクールでは、体系的なカリキュラム、現役エンジニアの講師による指導、学習サポート、転職支援などが受けられるため、効率的に学習を進めたい人や、独学に不安がある人に向いています。

3.ポートフォリオを作成する

ITエンジニアの転職活動、特に未経験者の場合は、「どれだけ勉強したか」よりも「何を作れるか」という具体的なアウトプット(成果物)が非常に重要視されます。ポートフォリオとは、自分が学習した技術を使って作成したオリジナルのWebサイト、アプリケーション、ツールなどの作品集のことです。

単にスクールや教材の課題をこなすだけでなく、自分で企画し、設計し、実装した作品(ポートフォリオ)を用意することで、自身の技術力、学習意欲、問題解決能力を客観的に証明できます。GitHubなどのプラットフォームでコードを公開することも、スキルのアピールにつながります。

4.未経験OKの求人に応募する

基礎学習とポートフォリオの作成がある程度進んだら、いよいよ求人に応募します。未経験者の場合は、最初から高いスキルを要求される求人ではなく、「未経験者歓迎」「研修制度あり」「ポテンシャル採用」といったキーワードで、未経験者の採用実績がある企業の求人を探すのが現実的です。

業界・職種未経験者を採用する際に企業が重視するポイントは、「人柄・社風との相性」が87.1%で最も多く、次いで「成長意欲」が56.9%となっています。スキル面での不足は当然と捉えられているため、面接では、これまでの学習プロセスやポートフォリオで工夫した点、そして何より「なぜエンジニアになりたいのか」「入社後にどう成長していきたいか」という熱意やポテンシャルを、自身の言葉でしっかり伝えることが重要です。

参照:「業界・職種未経験者の採用で重視するポイントは、「人柄・社風との相性」が最多。評価する能力トップは「コミュニケーション能力」/株式会社学情のプレスリリース

5.特化型転職エージェントを活用するのもおすすめ

未経験からの転職活動は、情報収集や企業選び、面接対策などで戸惑うことも多いでしょう。独力で進めるだけでなく、IT業界や未経験者支援に特化した「転職エージェント」を活用するのも非常に有効な手段です。転職活動時に活用した手段として「求人サイト等」が39.4%と最も高いですが、「ハローワーク等の公的機関(34.3%)」や「縁故(26.8%)」といった多様な手段が使われています。

特化型エージェントは、一般には公開されていない未経験者歓迎の求人(非公開求人)を保有していることが多く、専門のキャリアアドバイザーが、あなたの適性や希望に合った職種・企業の紹介、履歴書・職務経歴書の添削、ポートフォリオへのアドバイス、面接対策まで、一貫してサポートしてくれます。

参照:「令和2年度転職者実態調査の概況/厚生労働省

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Q
ITエンジニアとはどんな仕事ですか?
A
情報技術の専門家で、システムやソフトウェアの設計、開発、構築、運用を担う技術者です。Webサイトやアプリ開発、企業の業務システム構築、インフラ運用・保守など、仕事内容は多岐にわたります。
Q
ITエンジニアにはどんな職種がありますか?
A
ユーザーの目に見える部分を作る「フロントエンド」、裏側を支える「バックエンド」、システムの基盤を作る「インフラ(サーバー、クラウド、ネットワーク)」、AI開発、セキュリティ担当など、多様な専門職があります。
Q
「ITエンジニアはやめとけ」「きつい」と言われるのはなぜですか?
A
納期前の長時間労働、障害対応のプレッシャー、常に新しい技術を学び続ける必要がある点、地道な作業(デバッグ等)が多い点が理由として挙げられます。企業や働き方によって実態は異なります。
Q
未経験からITエンジニアになるにはどうすればいいですか?
A
まず目指す職種を決め、独学やスクールで基礎を学びます。次に、学んだ技術で作品(ポートフォリオ)を作成し、技術力や意欲をアピールします。未経験OKの求人に応募し、転職エージェントの活用も有効です。
Q
ITエンジニアとして働くメリットは何ですか?
A
IT人材は今後も需要が高く、重宝されます。専門スキル(手に職)が身につき、キャリアパスも豊富です。また、リモートワークやフレックスなど、柔軟な働き方をしやすい点もメリットです。

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