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不動産業界に就職するのはやめとけ?その理由と実情、求人の見極め方を紹介

不動産業界に就職するのはやめとけ?その理由と実情、求人の見極め方を紹介
公開 2026/01/23
Zキャリア編集部
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Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。
目次

不動産業界は「やめとけ」と言われがちですが、本当でしょうか?この記事では、厳しいノルマや休日出勤といった実情と、離職率のデータを比較。成果が収入に直結するメリットや、必要な適性、有利な資格も解説します。ブラック企業の見極め方を知り、自分に合うか判断しましょう。

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「不動産業界に就職するのはやめとけ」と言われる理由

営業ノルマが厳しく、常にプレッシャーがかかるから

不動産業界、特に売買仲介や賃貸仲介の営業職では、月ごとや四半期ごとに個人の売上目標(ノルマ)が設定されていることが一般的です。目標を達成できなければ、上司からの厳しい指導を受けたり、給与(特にインセンティブ部分)に直接影響したりするため、常に数字に追われるプレッシャーを感じやすい環境です。

達成が続かなければ居心地が悪くなることもあります。この成果主義の環境が、「精神的にきつい」「やめとけ」と言われる大きな理由の一つです。ただし、このプレッシャーが成長の糧となり、高い成果を出すモチベーションにつながる側面もあります。

土日祝日も出勤することが多いから

不動産業界は、顧客の都合に合わせて動く「サービス業」の側面が強い業界です。特に個人の顧客を対象とする賃貸や売買仲介の場合、顧客の休みである土日祝日に内見や契約の手続きが集中します。そのため、多くの不動産会社では、土日祝日は原則出勤となり、平日に休み(例えば火曜日・水曜日など)を設定している「週休2日制」が一般的です。

昔ながらの会社では精神論の社風が強く残っているから

不動産業界には、体育会系というか、根性や精神論を重視する社風が残っている企業も一部存在します。「契約が取れるまで帰ってくるな」「気合が足りない」といった指導が行われたり、成果を上げるためには長時間労働も厭わないという雰囲気があったりすることも。

もちろん、すべての企業がそうではありませんが、古い体質の企業では、合理的な指導よりも精神的なプレッシャーをかける文化が根強く残っている場合があります。こうした社風が合わない人にとっては、働き続けることが大きなストレスとなり、「やめとけ」という意見につながる要因となっています。

顧客からのクレーム対応がストレスになるから

不動産は、顧客にとって人生で最も高額な買い物の一つであり、生活の基盤となる重要なものです。そのため、顧客の期待値は非常に高く、小さなミスや認識の齟齬が大きなクレームにつながることがあります。

例えば、「物件の設備が説明と違った」「近隣トラブルに対応してくれない」「契約内容が複雑で理解できない」など、クレームの内容は多岐にわたります。時には理不尽な要求を受けることもあり、そうした顧客対応が精神的な負担となりやすいです。感情的な顧客の対応に追われることが、ストレスの原因となることも少なくありません。

インセンティブ制度のある企業では成果を出さないと稼げないから

不動産業界の営業職は、基本給に加えて、成果に応じた歩合給(インセンティブ)が支払われる給与体系を採用している企業が多いです。これは「成果が収入に直結しやすい」というメリットの裏返しでもあります。成果を上げれば青天井で稼げる可能性がある一方、成果が出なければインセンティブは発生せず、基本給のみとなってしまいます。

企業によっては基本給が低めに設定されていることもあり、安定した高収入を得続けるには、常に成果を出し続ける必要があります。この変動の大きさがプレッシャーとなり、「安定して稼ぎたい」と考える人には向かないかもしれません。

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不動産業界は大変なように見えるが、実際の離職率は平均とほとんど変わらない!

平均離職率12.1%に対して不動産業界の離職率は13.4%

令和4年雇用動向調査によると、平均離職率が15.0%であるのに対して、不動産業界の離職率は13.8%となっています。   また、令和5年雇用動向調査においては平均12.1%に対して不動産業界は13.4%と少し高い値となっています。しかし、前年度と比べると減少していることに加え、平均値とも1%ほどしか差がないことから、特別ブラックな業界というわけではないことがわかります。

参照:令和4年 雇用動向調査結果の概要/厚生労働省

参照:令和5年 雇用動向調査結果の概要/厚生労働省

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不動産業界に就職するメリット

不動産業界で働くメリット

成果が収入に直結しやすい

不動産業界、特に営業職の魅力は、成果が給与に明確に反映される点です。多くの企業がインセンティブ(歩合給)制度を導入しており、契約件数や売上金額に応じて、基本給に加えて報酬が支払われます。年齢や社歴に関わらず、成果を出せば出すほど収入が増えるため、若手でも実力次第で高年収を目指すことが可能です。

成果を上げれば年齢に関係なくキャリアアップできる

不動産業界は、年功序列ではなく実力主義・成果主義の傾向が強い業界です。そのため、営業成績などの目に見える成果を上げれば、年齢や入社年次に関わらず、早期のキャリアアップが可能です。20代で店長やマネージャーに昇進するケースも珍しくありません。

学歴よりも個人の実績が重視されるため、誰にでも平等にチャンスがあります。若いうちから責任あるポジションを任され、マネジメント経験を積むこともできます。自分の力を試したい、早く成長したいという意欲的な人にとっては、非常にやりがいのある環境だと言えるでしょう。

お客様の大きなライフイベントに立ち会うことができ、大きなやりがいがある

不動産は、多くの人にとって「家を買う」「家を借りる」といった、人生の大きな転機に関わる重要な資産です。顧客の希望や不安に寄り添い、最適な物件を提案し、無事に契約・引き渡しを終えた時には、顧客から「ありがとう」「あなたに頼んでよかった」と直接感謝の言葉をもらえることも少なくありません。

数千万円、時には億単位の取引を任され、顧客の新しい生活のスタートをサポートできることは、他の業界では味わえない大きなやりがいです。責任は重いですが、その分、顧客の人生に深く関わり、喜びに立ち会える瞬間に達成感を感じる人は多いです。

学歴不問・未経験からでも挑戦しやすい

不動産業界は、ポテンシャル採用を積極的に行っている業界の一つです。特に営業職では、「学歴不問」「未経験者歓迎」の求人が多く見られます。これは、学歴や過去の職歴よりも、入社後の個人の頑張りや成果が重視される実力主義の風土があるためです。

実際、業界・職種未経験者を採用する際に企業が重視するポイントは、「人柄・社風との相性」が87.1%で最多であり、次いで「成長意欲」が56.9%となっています。必要な知識は入社後の研修や実務を通して学べるため、異業種からの転職者も多く活躍しています。意欲さえあれば、誰にでもキャリアチェンジの門戸が開かれている点は大きなメリットです。

参照:「業界・職種未経験者の採用で重視するポイントは、「人柄・社風との相性」が最多。評価する能力トップは「コミュニケーション能力」/株式会社学情のプレスリリース

不動産取引には、法律、税務、金融、建築など、多岐にわたる専門知識が必要とされるため、キャリア展開がしやすい知識が身につく

不動産取引は、一つの契約を成立させるために、民法や宅地建物取引業法などの「法律」、固定資産税や所得税などの「税務」、住宅ローンなどの「金融」、物件の構造や設備に関する「建築」など、非常に幅広く高度な専門知識を必要とします。これらの知識は、日々の業務を通じて実践的に身につけることができます。

こうした専門知識は汎用性が高く、不動産業界内でのキャリアアップ(例:売買仲介から開発、管理へ)はもちろん、金融業界や建設業界など、関連する他業界へのキャリアチェンジにも役立ちます。一度身につけた知識は、自身の市場価値を高める強力な武器となるでしょう。

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不動産業界の年収

不動産業界の平均年収は以下の通りになっています。日本の平均年収460万円を上回っていることがわかります。

  • 住宅・不動産営業:618.3万円(2026/01/23時点)
  • 不動産鑑定士  :591万円(2026/01/23時点)
  • 土地家屋調査士 :765.3万円(2026/01/23時点)

参照:「住宅・不動産営業/厚生労働省 job tag

参照:「不動産鑑定士/厚生労働省 job tag

参照:「土地家屋調査士/厚生労働省 job tag

参照:「令和5年分民間給与実態統計調査/国税庁

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不動産業界に向いている人

不動産業界に向いている人の特徴

向上心があり、稼ぎたいという意識が強い人

不動産業界は実力主義の世界です。成果を出せば、インセンティブによって収入は大きく増え、年齢に関係なく昇進も可能です。そのため、「同世代より多く稼ぎたい」「自分の力で高収入を実現したい」といった強いハングリー精神や向上心を持つ人に向いています。

逆に、安定した給与で満足する人や、他人と競うのが苦手な人にはプレッシャーが大きいかもしれません。常に高い目標を持ち、成果を出すために努力し続けられる人は、不動産業界で大きな成功を掴むチャンスがあります。自分の頑張りが正当に評価される環境を求める人には最適です。

メンタルが強く、ストレス耐性がある人

不動産業界の営業は、厳しいノルマや顧客からのクレーム対応など、精神的なプレッシャーがかかる場面が少なくありません。顧客は高額な買い物をするため、要求がシビアになることもありますし、時には理不尽なクレームを受けることもあります。

また、成果が出なければ収入にも影響します。こうしたストレスフルな状況でも、気持ちを切り替えて前向きに行動できるメンタルの強さやストレス耐性が求められます。失敗を引きずらず、どうすれば改善できるかを考えられるタフな精神力を持つ人は、この業界で長く活躍できるでしょう。

コミュニケーション能力が高い人

不動産の仕事は、顧客との信頼関係構築がすべての基本です。顧客が何を求めているのか、どんな不安を抱えているのかを丁寧にヒアリングし、そのニーズを正確に把握する傾聴力が不可欠です。また、物件の魅力や複雑な契約内容、法律関係を、専門用語を使わずに分かりやすく説明する能力も求められます。

顧客だけでなく、物件のオーナー、金融機関、司法書士など、多くの関係者と円滑に連携する必要があるため、高いコミュニケーション能力は必須のスキルと言えます。

調整力や交渉力など人を動かす力がある人

不動産取引は、多くの利害関係者の間で成立します。例えば、売買仲介では「売りたい」売主と「買いたい」買主、双方の希望条件(価格、引渡し時期など)を調整し、合意点を見出す必要があります。時には、双方の主張がぶつかり、交渉が難航することもあります。

また、金融機関とのローン交渉、リフォーム会社とのスケジュール調整、物件の管理会社との連携など、様々な場面で調整力や交渉力が試されます。関係者の間に立ち、それぞれの事情を汲み取りながら、取引全体をスムーズにまとめ上げる「人を動かす力」が、成果を出す上で非常に重要になります。

体力があり、フットワークが軽い人

不動産営業は、デスクワークだけでなく、外回りも多い仕事です。良い物件情報を仕入れるための情報収集、顧客を物件へ案内する(内見)、契約手続きのための訪問、物件の調査などで、一日中歩き回ったり、車を運転したりすることも珍しくありません。特に土日祝日は内見が集中し、朝から晩まで複数の顧客に対応することも。

また、急な顧客からの呼び出しやトラブル対応で、迅速に現場へ駆けつけるフットワークの軽さも求められます。そのため、デスクにじっとしているのが苦手で、アクティブに動く方が好きな人、体力に自信がある人に向いている仕事です。

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不動産業界に向いていない人

不動産業界に向いていない可能性

ワークライフバランスを重要視している人

不動産業界は、顧客の都合を最優先する傾向が強いです。特に個人向けの営業では、顧客が休みである土日祝日が最も忙しい稼ぎ時となるため、カレンダー通りの休みを取ることは難しいでしょう。平日の休みが中心となります。また、契約前や月末の締め切り前は業務が集中し、残業時間が長くなることもあります。

ノルマやプレッシャーに弱い人

多くの不動産会社、特に営業職では、売上目標(ノルマ)が設定されています。このノルマの達成度が給与(インセンティブ)や評価に直結するため、常に数字を意識し続けるプレッシャーがあります。目標を達成できない月が続くと、上司から叱責を受けたり、精神的に追い詰められたりすることもあるでしょう。

成果主義の環境は、人によっては大きなストレスになります。「数字に追われるのは苦手」「自分のペースで仕事がしたい」「他人と競いたくない」と考える人は、このプレッシャーに耐えられず、早期に離職してしまう可能性が高いと言えます。

高額商品の決断を迫ることに罪悪感や苦手意識を感じる人

不動産は、顧客にとって一生に一度あるかないかの非常に高額な買い物です。営業担当者は、顧客の背中を押し、購入や契約の決断を促す役割も担います。もちろん、強引な営業は禁物ですが、顧客が迷っている時に、その不安を取り除き、決断を後押しすることも重要な仕事です。

この際、「こんな高額なものを勧めていいのだろうか」「もし顧客が後悔したらどうしよう」といった罪悪感や苦手意識を感じてしまう人は、営業として成果を出すのが難しいかもしれません。顧客の利益を考えつつも、プロとして自信を持って商品を提案し、決断をサポートする強い意志が必要です。

不動産に関する法律などがアップデートされてもついていけない人

不動産業界は、法律と密接に関連しています。宅地建物取引業法、民法(特に相続や契約)、建築基準法、都市計画法、税制(固定資産税、不動産取得税、譲渡所得税など)といった法律は、頻繁に改正されます。顧客に最新かつ正確な情報を提供するためには、これらの法改正や新しい制度の情報を常にキャッチアップし、学び続ける姿勢が不可欠です。

知識のアップデートを怠ると、顧客に不利益を与えてしまったり、法的なトラブルに発展したりするリスクもあります。勉強し続けることが苦手な人や、新しい情報をインプットするのが億劫な人には、厳しい業界かもしれません。

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不動産業界に就職するのに持っていると有利な資格

【最重要】宅地建物取引士

「宅建士」とも呼ばれる、不動産取引における最も重要で代表的な国家資格です。不動産の売買や賃貸借契約の際に、重要事項の説明や契約書への記名押印を行うことは、宅建士にしかできない独占業務とされています。不動産会社は、事務所ごとに従業員の5人に1人以上の割合で専任の宅建士を設置する義務があるため、宅建士の資格保有者は非常に重宝されます。

多くの不動産会社では、資格手当(月額1~3万円程度)が支給されるなど、待遇面でも優遇されます。就職・転職活動においても、宅建士資格を持っていることは、不動産業界への本気度を示す強力なアピール材料となります。

管理業務主任者

マンション管理業者が管理組合に対して、管理委託契約に関する重要事項の説明や契約書への記名押印、管理事務の報告などを行うために必要な国家資格です。マンション管理業者は、事務所ごとに一定数(管理組合30組合につき1名以上)の専任の管理業務主任者を設置する義務があります。そのため、マンション管理会社への就職・転職を目指す場合には、非常に有利になる資格です。

宅建士と業務範囲が重なる部分もあり、両方の資格を取得することで、不動産管理のスペシャリストとしてキャリアの幅を広げることができます。マンション管理業界でキャリアを築きたい人におすすめです。

マンション管理士

管理業務主任者が「マンション管理会社側」の資格であるのに対し、マンション管理士は、マンションの管理組合(住民側)のコンサルタントとして、管理組合の運営や大規模修繕、規約の改正などに関して専門的なアドバイスを行う国家資格です。管理業務主任者のような設置義務や独占業務はありませんが、マンション管理に関する高度な専門知識の証明となります。

マンション管理会社やデベロッパーで働く上で役立つほか、独立開業してマンション管理組合の顧問として活躍する道もあります。管理業務主任者と試験範囲が近いため、同時に取得を目指す人も多い資格です。

ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナー(FP)は、顧客のライフプラン(結婚、出産、住宅購入、老後など)に合わせて、資産設計や資金計画のアドバイスを行う専門家です。不動産購入は、多くの人にとって最大の資産形成であり、住宅ローンや保険、税金、相続といったお金に関する様々な問題と密接に関わります。

FPの知識があれば、単に物件を売るだけでなく、顧客の将来設計全体を見据えた上で、資金計画やローン返済プラン、税金対策まで含めた総合的な提案が可能になります。顧客からの信頼が深まり、営業成績にもつながりやすくなるため、特に売買仲介や不動産投資の分野で役立つ資格です。

賃貸不動産経営管理士

賃貸アパートやマンションなどの賃貸住宅の管理に関する専門知識を持つエキスパートです。2021年に国家資格となり、賃貸住宅管理業者は、管理戸数が200戸以上の営業所ごとに1名以上の賃貸不動産経営管理士を設置することが義務付けられました。これにより、賃貸管理業界での需要が急速に高まっています。

主な業務は、賃貸物件のオーナー(大家)に代わって、入居者募集、契約業務、家賃集金、クレーム対応、建物の維持管理などを行います。賃貸仲介や賃貸管理業務を行う会社への就職・転職において、宅建士と並んで非常に有利になる資格です。

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不動産業界のブラック企業を避けたい方必見!怪しいかもしれない企業の特徴

「月給50万円!(※インセンティブ含む)」など平均以上の給与条件が書かれている場合は、基本給が低い可能性がある

求人広告で極端に高い月給例が示されている場合、注意が必要です。特に「(※インセンティブ含む)」や「(※歩合給含む)」といった注釈が小さい文字で書かれているケースです。これは、高い成果を上げた場合の最大値を示しているだけで、実際の基本給は法定最低限レベルに設定されている可能性があります。インセンティブは成果が出なければゼロになるため、毎月の収入が非常に不安定になります。

固定残業代(みなし残業代)を採用している

固定残業代制度は、一定時間分(例:月30時間分)の残業代をあらかじめ給与に含めて支払う制度です。この制度自体が違法なわけではありませんが、ブラック企業が悪用しやすい側面もあります。例えば、「固定残業代が含まれているから、いくら残業しても追加の残業代は出ない」と誤った運用をしていたり、固定残業時間(例:月45時間超)が極端に長く設定されていたりするケースです。

また、基本給を低く見せるために、固定残業代で給与額を水増ししている場合もあります。求人票でこの制度が採用されている場合は、固定残業時間が何時間分なのか、それを超えた場合の残業代は別途支給されるのかを必ず確認する必要があります。

フルコミッション(完全歩合制)と記載してある

フルコミッション(完全歩合制)とは、基本給が一切なく、売上や成果に応じてのみ報酬が支払われる制度です。これは労働基準法上の「労働者」ではなく、「個人事業主(業務委託契約)」として扱われることがほとんどです。この場合、労働時間の管理はなく、社会保険(健康保険、厚生年金)や雇用保険にも加入できません。

成果が上がらなければ収入はゼロという非常にハイリスクな働き方です。高い成果を出せば青天井で稼げる可能性もありますが、安定性は皆無です。正社員としての就職を希望している場合、「フルコミッション」と記載のある求人は、雇用契約ではない可能性が高いため、避けるべきでしょう。

「夢」「成長」「情熱」「自己実現」などの精神論を多用している

求人広告や企業の採用ページで、「夢」「成長」「情熱」「仲間との絆」「自己実現」といった抽象的な言葉や精神論が過度に強調されている場合、注意が必要です。もちろん、仕事に対する理念や情熱は大切ですが、そればかりをアピールし、具体的な業務内容や労働条件(給与、休日、残業時間など)の説明が不十分な企業は、精神論で長時間労働や低賃金を正当化しようとする体質(いわゆる「やりがい搾取」)の可能性があります。冷静に、待遇や福利厚生、研修制度など、現実的な労働環境がどうなっているのかを確認することが重要です。

「若手が活躍中!」「幹部候補募集!」を過度にアピールしている場合は、人の入れ替わりが激しい可能性が高い

「20代が中心の活気ある職場!」「若手が活躍中!」「入社1年で幹部候補!」といったアピールは、一見魅力的に聞こえますが、裏を返せば「ベテラン社員が定着せず、辞めていく人が多い」ことの表れかもしれません。人の入れ替わりが激しいため、結果的に若手社員の比率が高くなっているだけの可能性があります。

もちろん、本当に若手にチャンスを与える社風の企業もありますが、離職率が高い、労働環境が過酷である可能性も疑うべきです。なぜ若手が多いのか、平均勤続年数や3年後離職率などの客観的なデータを確認することが大切です。

年間休日が120日以下、『完全週休2日』ではなく『週休2日』と記載してある

年間休日は、ワークライフバランスを測る重要な指標です。一般的に、土日祝日と年末年始・夏季休暇を合わせると、年間休日は120~125日程度になります。もし年間休日が120日を大きく下回る(例:110日以下、105日など)場合、休日が少ない過酷な労働環境である可能性が高いです。

また、「週休2日制」と「完全週休2日制」の違いにも注意が必要です。「完全週休2日制」は毎週必ず2日の休みがありますが、「週休2日制」は「月に1回以上、週2日の休みがある(それ以外の週は休みが1日かもしれない)」という意味です。休日の条件は、生活の質に直結するため、正確に確認しましょう。

求人サイトで常に募集がかかっている

特定の企業が、転職サイトや求人情報誌で一年中、常に同じポジション(特に営業職)の募集をかけている場合、それは離職率が非常に高いことのサインかもしれません。人が定着せず、次々と辞めていくため、常に新しい人を補充し続けなければならない状況が考えられます。

業績好調による事業拡大のための増員募集である可能性もありますが、長期間にわたって同じ内容の募集が続いている場合は、労働環境や人間関係、ノルマの厳しさなどに何らかの問題を抱えている可能性を疑った方がよいでしょう。

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自分で求人を見極めるのは不安…

良い雰囲気の求人が多くて見極められない…

求人広告は、企業が応募者を集めるための「広告」です。そのため、どの企業も自社の魅力的な側面を前面に出してアピールします。「アットホームな職場」「成長できる環境」「やりがいのある仕事」といった言葉が並び、どの求人も良く見えてしまうことは珍しくありません。

しかし、その言葉の裏にある実際の労働環境(残業時間、休日、ノルマ、社風など)は、求人票の表面的な情報だけでは判断が難しいのが実情です。良いことばかりが書かれている求人ほど、給与体系や休日、固定残業代の有無など、具体的な労働条件を冷静にチェックする必要があります。

企業の口コミも偏っていたり、サクラがいたりするかもしれない…

企業の内部情報を知るために、転職口コミサイトを参考にする人は多いでしょう。しかし、口コミサイトの情報も鵜呑みにするのは危険です。多くの場合、口コミを書き込むのは、その企業に不満を持って退職した人が中心となりやすく、ネガティブな意見に偏りがちです。

逆に、企業側が意図的に良い口コミを投稿させる「サクラ」行為が行われている可能性もゼロではありません。ある程度の参考にはなりますが、あくまで個人の主観的な意見であることを理解し、情報の取捨選択が必要です。一つの情報を信じ込まず、複数の情報源を比較検討することが重要です。

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自分一人で求人情報や口コミを見極めるのが不安な場合、転職エージェントの活用が有効です。Zキャリアのような転職エージェントは、単に求人を紹介するだけでなく、キャリアアドバイザーが企業の内部事情(実際の社風、残業時間の実態、部署の雰囲気、過去の転職者の実績など)を詳しく把握しています。

これらの情報は、個人で収集するには限界があります。専門のアドバイザーが、あなたの希望や適性に合うか、本当に「やめとけ」と言われるようなブラック企業ではないかをプロの目線で判断し、厳選した求人を紹介します。

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Q
不動産業界が「やめとけ」と言われる主な理由は何ですか?
A
厳しい営業ノルマのプレッシャー、土日祝日の出勤が多いこと、顧客からのクレーム対応のストレス、成果が出ないと稼げないインセンティブ制度などが主な理由です。精神的なタフさが求められる側面があります。
Q
実際のところ、不動産業界の離職率は高いのですか?
A
令和5年のデータでは、不動産業界の離職率は13.4%で、全産業の平均離職率12.1%と比べて大きな差はありません。一般的に思われるほど極端に高いわけではなく、平均とほぼ同水準です。
Q
不動産業界で働くメリットは何ですか?
A
成果が収入に直結しやすく、実力次第で若手でも高年収を目指せます。また、学歴不問・未経験から挑戦しやすく、法律や金融などの専門知識が身につくため、キャリア展開がしやすい点もメリットです。
Q
不動産業界に向いているのはどんな人ですか?
A
「稼ぎたい」という向上心が強い人、プレッシャーに強いメンタルを持つ人、高いコミュニケーション能力や交渉力がある人、体力がありフットワークが軽い人が向いています。実力主義の環境で成長したい人に最適です。
Q
不動産業界の「ブラック企業」を避けるための見極めポイントは?
A
高すぎる給与例(インセンティブを含む)、極端に長い固定残業代、フルコミッション(完全歩合制)の記載、年間休日が120日以下、「週休2日制」(「完全」ではない)の表記、常に求人が出ている企業には注意が必要です。

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