Zキャリア
会員登録(無料) ログイン
仕事選び 小売業界

ファッション業界の職種一覧!未経験から目指せる仕事とキャリア

ファッション業界の職種一覧!未経験から目指せる仕事とキャリア
公開 2026/01/07 更新 2026/01/08
Zキャリア編集部
Zキャリア編集部
Zキャリア編集部は、初めて就職・転職する方々へ、就職活動に役立つ情報を発信しています。具体的な職種や業界に特化した情報提供を心がけ、将来のキャリアを考える上で参考になるような内容をお届けしています。
目次

「ファッション業界で働きたい」という憧れはあるものの、具体的にどんな職種があるのか、未経験からでも挑戦できるのか、不安に感じることもあるかもしれません。服が好きという気持ちだけでは、仕事の厳しさや将来性に迷ってしまうこともあるでしょう。この記事では、ファッション業界の様々な職種を分かりやすく分類し、それぞれの仕事内容やキャリアパス、気になる年収や大変な面も解説します。ご自身に合った仕事を見つけ、憧れの業界で輝くための第一歩を踏み出すヒントを探してみましょう。

Zキャリアなら
未経験OK👍
\かんたん3分で登録完了/

この記事でわかること

  • ファッション業界の全体像と職種の分類
  • 代表的なファッションの職種とその仕事内容
  • ファッション業界の仕事の「きつい」側面
  • 未経験からファッション業界で働くための方法
合わせて読みたい

ファッション業界の全体像と職種の分類

ファッション業界と一口に言っても、その仕事内容は多岐にわたります。まずは業界全体の流れと、どのような職種の分類があるのかを解説します。具体的には以下の項目について説明します。

ファッション業界の全体像と職種の分類

  • ファッション業界は主に3つに分類される
  • 川上は素材を作る仕事
  • 川中は服を企画・生産する仕事
  • 川下は服を販売・提供する仕事

各項目について、詳しく見ていきましょう。

ファッション業界は主に3つに分類される

ファッション業界の仕事は、製品が作られて消費者に届くまでの流れに沿って、「川上」「川中」「川下」の3つに大きく分類されます。この流れを理解することで、自分がどの分野に興味があるのか、どんな役割を果たしたいのかが明確になります。

例えば、服の「もと」になる生地や糸を作るのが「川上」です。その素材を使って、服のデザインを考えたり、実際に服を縫製したりするのが「川中」。そして、完成した服をお店やインターネットで販売し、お客様に届けるのが「川下」です。

一般的に「アパレル業界」と呼ばれるのは、この中でも「川中」と「川下」を指すことが多いです。自分がファッションのどの部分に一番ワクワクするのかを考えながら、それぞれの仕事内容を見ていくとよいでしょう。

川上は素材を作る仕事

「川上」は、ファッション製品の出発点となる素材を生み出す分野です。具体的には、綿やウール、化学繊維などの「糸」を作る繊維メーカーや、その糸を使って「生地(テキスタイル)」を織ったり染めたりするテキスタイルメーカーなどが含まれます。

この分野の職種としては、新しい素材を研究開発する「素材開発」や、トレンドを予測して新しい生地のデザインを提案する「テキスタイルデザイナー」、国内外に素材を販売する「営業」などがあります。

服のデザインや販売と比べると少しイメージしにくいかもしれませんが、どんなに素晴らしいデザインも、良い素材がなければ形になりません。ファッションの根幹を支える、非常に重要な役割を担っているのが「川上」の仕事です。専門的な知識が求められることが多いですが、モノづくりの基礎に関わりたい人にとっては魅力的な分野です。

川中は服を企画・生産する仕事

「川中」は、「川上」で作られた素材を使い、実際に私たちが目にする服やアイテムを企画し、生産する分野です。多くの人が「ファッションの仕事」としてイメージする、デザインや企画に直接関わる職種がここに集まっています。

代表的なのは、服のデザインを考える「デザイナー」や、デザイン画をもとに型紙(パターン)を作る「パタンナー」です。また、市場のトレンドを分析し、「どんな服を」「どれくらい」「いくらで」作るかを計画する「MD(マーチャンダイザー)」も欠かせません。

さらに、企画された服を工場で形にする「生産管理」や、ブランドのイメージ戦略を考える「プレス(広報)」なども「川中」に含まれます。アパレルメーカーやブランドの本社機能と呼ばれる部分が、この「川中」にあたります。

川下は服を販売・提供する仕事

「川下」は、「川中」で作られた服を実際にお客様の手元に届ける役割を担う分野です。私たちにとって最も身近なファッションの現場であり、未経験からでも挑戦しやすい職種が多いのが特徴です。

中心となるのは、店舗でお客様に接客し、商品を販売する「アパレル販売員(ショップスタッフ)」です。また、複数の店舗をまとめる「店長」や「エリアマネージャー」、商品の仕入れを担当する「バイヤー」も「川下」の重要な仕事です。

最近では、インターネット通販(EC)が急速に拡大しており、「ECサイト運営スタッフ」や、Web上で商品を魅力的に見せるための「Webマーケター」などの需要も高まっています。お客様の反応をダイレクトに感じられるのが、この分野で働く一番のやりがいと言えるでしょう。

\かんたん3分で登録完了/
無料で就職・転職の相談をする

お店でお客様と接するファッションの職種

ここでは、ファッション業界の中でも特にお客様との距離が近い「川下」の仕事、つまり店舗で活躍する職種について紹介します。以下の項目について具体的に解説します。

お店でお客様と接するファッションの職種

  • アパレル販売員(ショップスタッフ)
  • 店長(ストアマネージャー)
  • VMD(ビジュアル・マーチャンダイザー)

各項目について、詳しく見ていきましょう。

アパレル販売員(ショップスタッフ)

アパレル販売員は、ブランドの「顔」としてお客様に直接接客し、商品の魅力やコーディネートを提案する仕事です。一般的に「ショップ店員」と呼ばれる、ファッション業界で最もイメージしやすい職種の一つでしょう。

主な仕事内容は、お客様への接客・販売のほか、レジ対応、商品の品出しや陳列、在庫管理、店内の清掃など、店舗運営に関わる幅広い業務を担当します。お客様の好みや悩みをヒアリングし、ぴったりの一着を見つけるお手伝いをすることが求められます。

「服が好き」「人と話すのが好き」という気持ちが原動力になります。お客様から「ありがとう、参考になったよ」と感謝された時や、提案した服を気に入ってもらえた時に大きなやりがいを感じられます。未経験からでもスタートしやすく、ここからキャリアを積んで店長やバイヤーなどを目指す人も多い、ファッション業界への登竜門的な職種です。

店長(ストアマネージャー)

店長は、店舗の責任者として運営全体を管理する仕事です。アパレル販売員として経験を積んだ後のキャリアステップとして、多くの人が目指すポジションです。

具体的な仕事内容は、売上管理や目標達成のための戦略立案、スタッフの採用・育成・シフト管理、在庫のコントロール、本社の各部門との連携など多岐にわたります。単に接客が得意なだけではなく、数字を管理する能力や、チームをまとめるリーダーシップが求められます。

お店の売上が目標を達成した時や、育てたスタッフが成長していく姿を見られることが、店長としての大きなやりがいです。責任は重くなりますが、自分の裁量でお店を動かし、チームで成果を出す面白さを実感できます。経営的な視点も身につくため、将来的に独立を考えている人にとっても貴重な経験となるでしょう。

VMD(ビジュアル・マーチャンダイザー)

VMDは、お店の「見た目」を演出し、商品が魅力的に見える空間を作る仕事です。お客様が「このお店、素敵だな」「入ってみたいな」と感じるような、魅力的な売り場作りを担当します。

具体的には、ショーウィンドウのディスプレイを考えたり、店内のマネキンに着せる服を選んだり、商品の配置(レイアウト)を決めたりします。ブランドの世界観を表現しつつ、季節感やトレンドを取り入れ、お客様の購買意欲を高めることがミッションです。

センスやアイデアが求められる仕事ですが、それだけではなく「どの商品を」「どこに置けば」売上につながるかを分析する論理的な思考も必要です。自分の作ったディスプレイを見てお客様が足を止め、商品を手にとってくれた時には大きな達成感を味わえます。販売員として経験を積みながら、VMDの知識を学んでキャリアチェンジする道もあります。

VMDが考える売り場作りの要素

\かんたん3分で登録完了/
無料で就職・転職の相談をする

服やアイテムを生み出すファッションの職種

ここでは、ファッション業界の「川中」にあたる、服やアイテムをゼロから生み出すクリエイティブな職種について紹介します。専門性が高い仕事が多いですが、その分やりがいも大きい分野です。

服やアイテムを生み出すファッションの職種

  • デザイナー
  • パタンナー
  • MD(マーチャンダイザー)
  • 生産管理

各項目について、詳しく見ていきましょう。

デザイナー

デザイナーは、服やファッションアイテムのデザイン画を描く仕事です。ブランドのコンセプトやシーズンのテーマに沿って、新しい服の形、色、素材などを考え、アイデアを具体的なデザインに落とし込みます。

トレンドをリサーチしたり、映画や音楽、アートなど様々なものからインスピレーションを得たりしながら、新しいデザインを生み出します。デザイン画を描くだけでなく、使用する生地を選定し、パタンナーや生産管理担当者と連携してサンプル作成も進めます。

自分のデザインした服が商品化され、多くの人に着てもらえた時の喜びは格別です。センスや発想力はもちろんですが、自分のアイデアを正確に伝えるための知識や、関係者とスムーズにやり取りする力も必要とされます。服飾系の専門学校などで基礎を学んでから就職するのが一般的ですが、熱意と才能が認められれば未経験からアシスタントとしてスタートできる場合もあります。

パタンナー

パタンナーは、デザイナーが描いたデザイン画をもとに「型紙(パターン)」を作成する専門職です。型紙は服の設計図とも言えるもので、この型紙の出来栄えが服の着心地やシルエットを大きく左右します。

デザイン画のイメージを崩さずに、どうすれば平面の布から立体的な服を作れるかを考え、ミリ単位での調整を繰り返します。デザイナーの意図を正確に汲み取り、それを形にする高度な技術と知識が求められます。

デザイナーのように表に出ることは少ないですが、服作りにおいて絶対に欠かせない重要な存在です。自分が作成した型紙から美しいシルエットの服が完成した時や、デザイナーのイメージ通りの仕上がりになった時に、大きなやりがいを感じられます。この仕事も、専門学校などで専門技術を習得してから就職するのが一般的です。

MD(マーチャンダイザー)

MDは、商品の企画から販売までをトータルで管理する仕事で、日本語では「商品化計画担当」とも呼ばれます。ファッションビジネスの「司令塔」のような存在です。

市場のトレンドや売上データを分析し、「次のシーズンはどんな商品が売れるか」を予測します。その予測に基づき、デザイナーやパタンナーと協力して新商品を企画し、どれくらいの量を作るか(生産数)、いくらで売るか(価格)を決定します。

さらに、販売戦略やプロモーション計画にも関わり、商品がお客様の手に届くまでを見届けます。トレンドを読む力、数字を分析する力、関係者をまとめる力など、幅広いスキルが求められます。自分が企画した商品がヒットし、大きな売上につながった時の達成感は非常に大きいです。販売員などからスタートし、現場感覚を養った後にMDを目指すキャリアパスも一般的です。

生産管理

生産管理は、企画された服を、決められた納期・品質・コストで製造できるよう、工場との調整やスケジュール管理を行う仕事です。デザイナーやMDが描いた計画を、実際に「モノ」として形にするための重要な役割を担います。

国内外の生産工場を選定し、生地やボタンなどの資材を手配し、縫製スケジュールを組みます。製造が始まったら、サンプル通りに作られているか品質をチェックし、納期に遅れが出ないように進捗を管理します。

予期せぬトラブル(例:生地の納品が遅れる、サンプルと違うものが上がってくる)も多いため、冷静な判断力や調整能力が求められます。無事に商品が完成し、納期通りに店舗へ納品できた時の安堵感と達成感は大きいです。服作りのプロセス全体に関われるため、モノづくりが好きな人に向いています。

\かんたん3分で登録完了/
無料で就職・転職の相談をする

ファッションの魅力を広く伝える職種

ここでは、服を作ったり売ったりするだけでなく、ブランドや商品の魅力をより多くの人に「伝える」ことでビジネスを支える職種について紹介します。

ファッションの魅力を広く伝える職種

  • プレス(広報・PR)
  • ECサイト運営スタッフ
  • スタイリスト
  • バイヤー

各項目について、詳しく見ていきましょう。

プレス(広報・PR)

プレスは、ブランドや商品の魅力をメディアを通じて世の中に発信する仕事です。「広報」や「PR」とも呼ばれます。ブランドのイメージアップや認知度向上が主なミッションです。

具体的な仕事内容は、雑誌やテレビなどのメディアに商品を紹介し、掲載してもらうための働きかけ(キャラバン)や、新作発表会(展示会)の企画・運営、カタログやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の管理などです。また、メディアからの取材対応や、雑誌などで使用する商品の貸し出し管理も行います。

自分が関わった商品が有名な雑誌の表紙を飾ったり、SNSで話題になったりした時には、大きなやりがいを感じられます。華やかなイメージがありますが、実際には地道な作業やメディア関係者との良好な関係構築が重要です。高いコミュニケーション能力と、ブランドを深く理解する姿勢が求められます。

ECサイト運営スタッフ

ECサイト運営スタッフは、インターネット通販サイト(ECサイト)の運営に関わる仕事です。スマートフォンの普及により、ファッション業界でもECの重要性はますます高まっており、需要が伸びている職種です。

主な仕事内容は、商品の撮影(さつえい)、採寸、紹介文(キャプション)の作成、サイトへの商品登録といった「ささげ業務」と呼ばれる作業から、注文管理、在庫管理、お客様からの問い合わせ対応まで多岐にわたります。

さらに、売上アップのために、特集ページを企画したり、メールマガジンを配信したり、Web広告を運用したりといったマーケティング的な業務を担うこともあります。パソコンスキルやWebの知識が役立つ仕事です。自分が企画した特集やキャンペーンが当たり、サイトの売上が伸びた時に達成感を味わえます。未経験からでもアシスタントとしてスタートしやすい職種の一つです。

ECサイトに商品が並ぶまでの流れ

スタイリスト

スタイリストは、雑誌、テレビ、広告などで、モデルやタレントが着用する服をコーディネートする仕事です。企画の意図を理解し、そのテーマに最もふさわしいファッションを提案します。

仕事の多くは、アパレルブランドのプレスルームを回り、撮影で使う服や小物を借りる「リース」作業に費やされます。撮影当日は、現場でモデルに着付けをしたり、アイロンをかけたりと、スムーズに撮影が進むようサポートします。

フリーランスとして活動する人が多い職種ですが、まずは有名なスタイリストのアシスタントとして下積み経験を積むのが一般的です。アシスタント時代は体力的にハードで収入も不安定になりがちですが、自分のコーディネートが世に出た時の喜びは大きいです。服に対する深い知識と情熱、体力、そして人脈作りが成功の鍵となります。

バイヤー

バイヤーは、お店やECサイトで販売する商品を買い付ける(仕入れる)仕事です。「この商品なら売れる」という鋭い目利きと、トレンドを先読みする力が求められます。

国内外の展示会に足を運んだり、ブランドと交渉したりして、自社のコンセプトに合った商品を選定します。どれくらいの量を仕入れるか、いくらで仕入れるかを決めるのもバイヤーの重要な役割です。仕入れた商品が予想通りにヒットし、完売した時には大きな達成感を味わえます。

一方で、仕入れた商品が売れ残ってしまうと、会社の損失に直結するため、責任も重大です。売上データや市場動向を分析する能力と、価格交渉を行うためのコミュニケーション能力が不可欠です。販売員や店長として現場経験を積み、売れ筋商品を見極める目を養ってからバイヤーになるケースが多いです。

\かんたん3分で登録完了/
無料で就職・転職の相談をする

ファッション業界の仕事はきついって本当?

憧れのファッション業界ですが、「仕事がきつい」という声を聞いて不安になることもあるかもしれません。ここでは、働く上で知っておきたい現実的な側面について解説します。

ファッション業界の仕事はきついって本当?

  • 体力的な負担が大きい場合がある
  • 土日祝日に休みを取りにくい傾向がある
  • 売上目標などのプレッシャーがある
  • 給与水準が低いと感じる場合もある

各項目について、詳しく見ていきましょう。

体力的な負担が大きい場合がある

ファッション業界の仕事、特にアパレル販売員などは立ち仕事が基本です。一日中ヒールや革靴で立ち続けたり、お客様の対応で店内を歩き回ったりするため、足腰に負担がかかります。

また、セール時期や新作の入荷日には、重い段ボールを運んだり、大量の商品を品出ししたりと、力仕事も発生します。ストックルーム(在庫置き場)の整理も、意外と体力を使います。

デザイナーやパタンナーも、締め切り前は長時間デスクワークが続いたり、サンプルチェックで工場とオフィスを行き来したりすることがあります。どの職種でも、華やかなイメージとは裏腹に、ある程度の体力が必要とされる場面は多いです。日頃から体調管理をしっかり行うことが大切になります。

土日祝日に休みを取りにくい傾向がある

特にアパレル販売員など、お客様と直接接する「川下」の職種は、土日祝日やゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの大型連休が最も忙しい「かき入れ時」となります。そのため、お休みは平日に取ることが基本となります。

友人と休みが合わなくなったり、イベントに参加しにくくなったりすることもあるでしょう。プライベートとのバランスをどう取るかは、この業界で働く上で考えておくべきポイントです。

ただし、本社勤務のデザイナーやMD、生産管理などの職種は、カレンダー通りに土日祝日が休みである場合が多いです。また、最近では働き方改革を進める企業も増えており、希望休を出せたり、連休を取得できたりする制度を整えている会社もあります。

売上目標などのプレッシャーがある

アパレル販売員や店長には、個人や店舗ごとの売上目標(ノルマ)が設定されていることが一般的です。目標を達成するために、積極的な接客(アプローチ)や、客単価を上げるための提案(セット販売)などが求められます。

目標を達成できない日が続くと、精神的なプレッシャーを感じることもあるでしょう。「服が好き」という気持ちだけでは乗り越えられない厳しさもあります。

ですが、この目標があるからこそ、どうすれば売上が上がるかを考え、接客スキルを磨くモチベーションにもなります。目標をクリアした時の達成感や、成果が給与(インセンティブ)に反映される喜びは大きいです。プレッシャーを「やりがい」に変えられるかどうかが、この仕事を楽しめるかの分かれ道かもしれません。

キャリアアドバイザー
「きつい」と聞くと不安になりますが、それはどの仕事にもある一面です。大切なのは、その「きつさ」の先に、自分が「楽しい」「嬉しい」と思える瞬間があるかどうかです。ファッション業界は、自分の「好き」がお客様の「喜び」に直結する、やりがいの大きい仕事です。大変な面も理解した上で、それでも挑戦したいか、ご自身の気持ちを整理してみてくださいね。

給与水準が低いと感じる場合もある

ファッション業界、特に未経験からスタートする販売職などは、他の業界と比べて初任給が低めに設定されている場合があります。好きな服を着て働ける反面、給与が仕事の大変さに見合わないと感じることもあるかもしれません。

また、流行の服を常にチェックしたり、自社ブランドの服を購入(社員割引がある場合が多い)したりする必要があるため、洋服代がかさむこともあります。

ただし、給与は経験やスキル、役職によって上がっていきます。店長やエリアマネージャーに昇進したり、MDやバイヤーなどの専門職にキャリアチェンジしたりすることで、収入アップを目指すことは十分に可能です。また、個人の売上成績に応じてインセンティブ(報奨金)が支給される制度がある会社も多いです。

働く前に知っておきたいこと

\かんたん3分で登録完了/
無料で就職・転職の相談をする

ファッション業界の年収やキャリアは?

仕事を選ぶ上で、将来性や収入は重要なポイントです。ここでは、ファッション業界の年収の目安や、未経験からのキャリアアップについて解説します。

ファッション業界の年収やキャリアは?

  • 職種別の平均年収の目安
  • 未経験からでも高収入を目指す道も
  • スキルを磨いてキャリアアップ

各項目について、詳しく見ていきましょう。

職種別の平均年収の目安

ファッション業界の年収は、職種や経験、企業規模によって幅があります。あくまで一般的な目安ですが、職種ごとの傾向を知っておきましょう。それぞれの職種の平均年収は以下のようになっています。

  • アパレル販売店員:343万8388円
  • アパレル店長  :404万2800円
  • パタンナー   :367万0171円
  • デザイナー   :426万6298円
  • MD/バイヤー  :477万円

参照:「【2023年】アパレル店員のリアルな給料事情。平均年収・月収・時給を独自データから発表/READY TO FASION MAG

参照:「【2025年】アパレルパタンナーのリアルな給料事情。平均年収を独自データから発表/READY TO FASION MAG

参照:「【2023年】ファッションデザイナーのリアルな給料事情。平均年収・月収を独自データから発表/READY TO FASION MAG

参照:「バイヤー/MDとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説/doda

未経験からでも高収入を目指す道も

未経験からスタートする場合、初めは給与が低くても着実にステップアップすることで高収入を目指せます。例えば、販売員として入社し、まずは店長を目指すのが一つの道です。店舗運営のスキルやマネジメント経験を積むことで、給与は着実に上がっていきます。

さらに、複数の店舗を統括するエリアマネージャーになれば、より高い年収が期待できます。また、販売現場で培ったお客様のニーズや売れ筋商品の感覚を活かし、MDやバイヤー、プレスといった本社の専門職にキャリアチェンジする道もあります。

これらの職種は、会社の売上に直結する重要な役割を担うため、成果を出せばその分、高い報酬を得ることも可能です。最初は地道な努力が必要ですが、目標を持ってスキルを磨けば、高収入を実現できるチャンスは十分にあります。

スキルを磨いてキャリアアップ

ファッション業界は、学歴よりも実力やセンス、経験が重視される世界です。「服が好き」という情熱をベースに、必要なスキルを身につけていくことがキャリアアップの鍵となります。

例えば、販売員なら接客スキルや商品知識、VMDならディスプレイ技術、MDならデータ分析力や企画力など、職種ごとに求められる専門スキルを磨き続けましょう。また、語学力(特に英語や中国語)を身につければ、外資系ブランドへの転職や、海外の工場・バイヤーとのやり取りなど、活躍の場が大きく広がります。

資格取得が必須ではありませんが、「ファッション販売能力検定」や「ファッションビジネス能力検定」などの資格勉強を通じて、体系的な知識を身につけることもプラスになります。常に学び続ける姿勢が、この業界で長く活躍し、キャリアを築いていくために不可欠です。

\かんたん3分で登録完了/
無料で就職・転職の相談をする

未経験からファッション業界で働くためのステップ

「経験がないから難しそう…」と諦める必要はありません。未経験からでも、憧れのファッション業界で働くための具体的なステップを紹介します。

未経験からファッション業界で働くためのステップ

  • まずはアルバイトから経験を積む
  • 専門知識やスキルを学んでおく
  • 自分の強みを活かせる職種を選ぶ
  • 転職エージェントを活用する

各項目について、詳しく見ていきましょう。

まずはアルバイトから経験を積む

未経験から正社員を目指すのが不安な場合、まずはアルバイトや契約社員として現場経験を積むのがおすすめです。特にアパレル販売員は、アルバイトの募集も多く、未経験者歓迎の求人が見つかりやすいです。

実際に店舗に立ってお客様と接することで、接客の基礎はもちろん、商品の流れや業界の雰囲気、仕事の大変さもリアルに体感できます。そこで得た経験や実績は、正社員登用を目指す際や、将来別の職種に挑戦する際にも必ず役立ちます。

「自分にこの仕事が向いているか」を見極めるためにも、まずはアルバイトからスタートするのは有効な手段です。正社員登用制度を設けている企業も多いので、応募の際に確認してみるとよいでしょう。

専門知識やスキルを学んでおく

デザイナーやパタンナーなど、専門技術が必須の職種を目指す場合は、服飾系の専門学校やスクールで基礎を学ぶことが近道となります。独学で勉強することも不可能ではありませんが、体系的な知識や技術を効率良く身につけることができます。

そこまで専門的でなくても、例えばプレスを目指すならSNSの運用スキルや文章力、ECサイト運営なら基本的なパソコンスキルや画像加工ソフト(Photoshopなど)の知識があると、アピールポイントになります。

また、どの職種でも、ファッションの歴史やトレンド、素材に関する知識を自主的に学んでおくことは大切です。面接などで「服が本当に好きで、勉強している」という熱意を具体的に伝えられるように準備しておきましょう。

自分の強みを活かせる職種を選ぶ

ファッション業界には様々な職種があります。自分の得意なことや性格に合った職種を選ぶことが、未経験からでも活躍するための重要なポイントです。

例えば、「人と話すのが好きで、誰かを喜ばせたい」という人なら、アパレル販売員が向いているでしょう。「コツコツと作業するのが得意で、数字に強い」という人なら、ECサイト運営や生産管理に挑戦してみるのも良いかもしれません。

「絵を描いたり、何かを創作したりするのが好き」ならデザイナーやパタンナー、「流行に敏感で、情報を発信したい」ならプレスというように、自分の強みと仕事内容がマッチする職種を探しましょう。自分の適性が分からない場合は、自己分析を手伝ってくれる転職エージェントに相談するのも一つの方法です。

転職エージェントを活用する

未経験からの転職活動は、何から始めればいいか分からず不安になることも多いでしょう。そんな時は、転職のプロである転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーが面談で希望や適性をヒアリングし、自分に合った求人を紹介してくれます。ファッション業界に詳しいエージェントなら、業界の動向や、求人票だけでは分からない企業の雰囲気なども教えてくれるでしょう。

また、履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイス、面接対策などもサポートしてくれます。未経験であることをどうアピールすれば良いか、具体的なアドバイスをもらえるのは大きなメリットです。一人で悩まず、専門家の力を借りて効率良く転職活動を進めましょう。

\かんたん3分で登録完了/
無料で就職・転職の相談をする

ファッション業界への転職はZキャリアに相談

ファッション業界には、販売員からデザイナー、MD、プレスまで、多種多様な職種があります。この記事で紹介した内容を踏まえ、ご自身の「好き」や「得意」を活かせる仕事を探してみましょう。

ファッション業界への転職はZキャリアに相談

  • あなたの「好き」を仕事にするサポート
  • 未経験OKの求人も多数紹介
  • Zキャリアのエージェントに相談してみよう

各項目について、詳しく見ていきましょう。

あなたの「好き」を仕事にするサポート

「ファッションが好き」という気持ちは、この業界で働くための最も大切な原動力です。ですが、その「好き」をどう仕事に結びつければ良いか、どの職種が自分に合っているか、一人で判断するのは難しいかもしれません。

Zキャリアでは、ファッション業界に興味を持つ若い世代の転職を親身にサポートしています。キャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングを行い、ご自身の強みや希望を整理し、「好き」を「仕事」にするための最適なキャリアプランを一緒に考えます。

憧れだけで飛び込んで後悔しないよう、業界のリアルな情報もお伝えしながら、納得のいく職場探しをお手伝いします。漠然とした憧れを、具体的な目標に変える第一歩をサポートさせてください。

未経験OKの求人も多数紹介

「未経験だから応募できる求人が少ないかも…」と心配する必要はありません。Zキャリアは未経験者や若年層のポテンシャルを積極的に採用したいと考える企業の求人を豊富に取り扱っています。

特にファッション業界の販売職などは、経験よりも人柄や熱意を重視する「未経験OK」の求人が多数あります。また、そこからキャリアアップを目指せる求人や、研修制度が充実している企業の求人も紹介可能です。

一般には公開されていない非公開求人に出会えるチャンスもあります。たくさんの選択肢の中から、ご自身が本当に輝ける職場を見つけるお手伝いをします。まずはどんな求人があるのか、気軽に覗いてみてください。

Zキャリアのエージェントに相談してみよう

ファッション業界への転職に興味が湧いたら、まずはZキャリアのキャリアエージェントに気軽に相談してみませんか。登録は簡単で、もちろん費用は一切かかりません。

「まだ転職するか決めていない」「どの職種が向いているか分からない」といった段階でも大丈夫です。キャリアのプロが、ご自身の悩みや不安に寄り添い、客観的な視点からアドバイスします。

履歴書の書き方から面接対策、内定後の条件交渉まで、転職活動のあらゆるプロセスをトータルでサポートします。一人で悩むよりも、ずっと効率的で安心な転職活動が可能です。憧れのファッション業界で働く夢を実現するために、ぜひZキャリアを活用してください。

Zキャリアなら
未経験OK👍
\かんたん3分で登録完了/

Q
ファッション業界の職種は、どう分類されますか?
A
大きく「川上」「川中」「川下」の3つに分類されます。「川上」は糸や生地などの素材を作る仕事、「川中」は服をデザイン・企画・生産する仕事、「川下」はお店やECサイトで服を販売する仕事です。一般的にアパレル業界と呼ばれるのは「川中」と「川下」を指すことが多いです。
Q
ファッション業界で、未経験からでも挑戦しやすい職種は何ですか?
A
お客様と直接接する「川下」の職種、特に「アパレル販売員(ショップスタッフ)」は、未経験者歓迎の求人が多く、挑戦しやすい職種です。また、需要が伸びている「ECサイト運営スタッフ」も、アシスタント業務からスタートできる場合があります。まずはアルバイトから経験を積むのもおすすめです。
Q
ファッション業界の仕事は「きつい」と聞きますが、具体的に何が大変ですか?
A
職種にもよりますが、販売員の場合は「立ち仕事による体力的な負担」「土日祝日に休みを取りにくい」「売上目標のプレッシャー」などが挙げられます。また、業界全体として、キャリアの浅い時期は給与水準が低いと感じる場合もあります。やりがいと大変さの両面を理解しておくことが大切です。
Q
デザイナーやパタンナーになるには、専門学校は必須ですか?
A
デザイナーやパタンナーは、服作りの専門知識や技術が求められるため、服飾系の専門学校などで基礎を学んでから就職するのが一般的です。ですが、必須というわけではありません。販売員などからキャリアチェンジしたり、独学で作品を作って熱意をアピールしたりして、夢を叶える人もいます。
Q
ファッション業界でキャリアアップするにはどうすれば良いですか?
A
学歴よりも実力や経験が重視される業界です。販売員から始めて店長やエリアマネージャーを目指す道や、現場経験を活かしてMDやバイヤー、プレスなどの本社職にキャリアチェンジする道があります。接客スキルや商品知識、語学力など、自分の目指す職種に必要なスキルを磨き続けることが重要です。

カテゴリから記事を探す

Zキャリアを使った転職体験談

仕事にまつわる事例集