書類選考期間の目安
土日祝日を含めて7日から10日程度が目安
書類選考にかかる期間は、応募書類を提出してから土日祝日を含めて7日から10日程度が一般的な目安とされています。ただし、これはあくまで平均的な期間であり、企業の規模や応募者数、選考プロセスによって大きく変動します。
例えば、採用担当者が他の業務と兼任している中小企業では、応募書類の確認に時間がかかることがあります。一方で、採用専門の部署がある大企業では、システム化されておりスムーズに進むこともありますが、その分、応募者が多くて時間がかかるケースも考えられます。
この目安は、あくまで落ち着いて結果を待つための参考程度に考えておくと良いでしょう。
参照:「書類選考期間の目安は何日?長くなる理由や対処法を解説/マイナビ転職」
書類選考の結果の連絡が1週間来ないと不採用?
応募してから1週間程度連絡がないと、「不採用なのではないか」と不安に感じるかもしれませんが、そのように判断するのは早計です。選考が長引くのには、応募が殺到していて確認に時間がかかっている、複数の部署で書類を回覧しており承認に時間がかかっている、などの理由が考えられます。
また、合格者の選考を優先的に進めているため、補欠合格の候補者への連絡が後回しになっている可能性もあります。焦って何度も連絡を入れるのは避け、まずは目安とされる10日程度まで待つのが賢明です。それでも連絡がない場合は、後述する問い合わせ方法を参考に、丁寧に対応しましょう。
応募者数が多かったり、複数の部署で選考を行ったりすることで遅く感じる場合もある
書類選考の期間が長引く主な理由として、応募者数の多さが挙げられます。特に知名度の高い人気企業や、好条件の求人には応募が集中し、採用担当者がすべての書類に目を通すだけで相当な時間を要します。
また、選考プロセスが複雑な場合も、連絡が遅くなる一因です。例えば、まず人事部が一次選考を行い、次に配属予定の部署の責任者が二次選考、最終的に役員が確認するなど、複数のステップを踏むケースでは、各所での承認に時間がかかり、結果的に応募者への連絡が遅れてしまうのです。
こうした企業の内部事情も考慮し、落ち着いて連絡を待つことが大切です。
書類選考の通過率
書類選考を通過する確率は30%ほど
一般的に、書類選考の通過率は30%程度と言われています。つまり、10社に応募して3社程度の書類選考を通過するのが平均的なラインと考えられます。ただし、この数値はあくまで一般的な目安であり、すべての企業や職種に当てはまるわけではありません。企業の知名度、募集職種の専門性、求人市場の動向など、様々な要因によって通過率は大きく変動します。
例えば、応募者が殺到するような人気企業や専門性の高い職種では、通過率が10%以下になることも珍しくありません。逆に、人手不足が深刻な業界や、多くの人材を募集している企業では、通過率が50%を超えることもあります。
参照:「【転職活動、何社応募した?】平均応募社数や選考通過・内定の確率はどれくらい?/マイナビ転職」
選考難易度や募集状況により、さらに通過率が低くなる可能性が高い
書類選考の通過率は、企業の採用難易度や募集状況に大きく左右されます。例えば、採用枠が1名しかないポジションに100名の応募があれば、単純計算で通過率は非常に低くなります。また、企業の採用方針が急に変更されたり、内部異動で欠員が補充されたりした場合には、選考の途中であっても募集が締め切られ、結果的に通過率が著しく低くなることもあります。
このように、自身のスキルや経歴とは関係のない外的要因によって、選考結果が左右されることも少なくありません。そのため、通過率の数字に一喜一憂しすぎず、多くの企業に応募し、自分に合った企業との出会いの確率を高めていくことが重要です。
書類選考で落ちるケース

誤字・脱字・変換ミスなど、書類に不備がある
応募書類における誤字・脱字や変換ミスは、基本的な注意力が不足している、あるいは入社意欲が低いと判断される原因になります。採用担当者は多くの書類に目を通すため、ささいなミスでも目につきやすく、「仕事でも同じようなミスをするのではないか」という不信感につながりかねません。
提出前に声に出して読み返す、時間を置いてから再度確認するなど、入念なチェックを心がけましょう。
証明写真の印象が悪い
証明写真は、応募者の第一印象を決定づける重要な要素です。清潔感のない髪型や服装、無表情や不適切な表情(歯を見せて笑うなど)の写真は、ビジネスマナーをわきまえていないと判断される可能性があります。
背景は白か青の無地が基本です。スピード写真ではなく、写真館でプロに撮影してもらうことで、明るく誠実な印象を与えることができます。
企業が指定した書類のフォーマットを無視している
企業が独自の応募フォームや履歴書のフォーマットを指定している場合、それに従うのは必須のルールです。指示を無視して自己流のフォーマットで提出すると、ルールを守れない、あるいは注意書きをよく読まない人物と見なされ、著しく評価を下げてしまいます。
応募要項を隅々まで確認し、企業の指示に正確に従うことが、社会人としての基本姿勢を示す第一歩です。
空欄が目立ち、情報が不足している
履歴書や職務経歴書の空欄が目立つと、入社意欲が低い、あるいは自己アピールできる経験がないと判断されてしまいます。特に、志望動機や自己PR、本人希望欄などが空白に近い状態だと、企業への関心が薄いと見なされる可能性が高いです。
書くべきことが思いつかない場合でも、これまでの経験を募集職種に結びつけてアピールするなど、すべての欄を埋める努力をしましょう。
必須条件を満たしていない
募集要項に記載されている「必須条件」は、その業務を遂行する上で最低限必要とされるスキルや資格、経験です。この条件を満たしていない場合、他の応募者と比較される以前に、選考の対象外となってしまう可能性が極めて高いです。
応募する前には必ず募集要項を精読し、自分の経歴が必須条件をすべてクリアしているかを確認することが、効率的な転職活動の基本です。
経歴や経験・スキルが募集要件と合っていない・足りていない場合
必須条件は満たしていても、企業が求める人物像や「歓迎スキル」と自身の経歴がマッチしていない場合、評価は低くなります。企業は単にスキルを持つ人材ではなく、自社の事業や文化に貢献してくれる人材を探しています。
自身の経験やスキルが、その企業でどのように活かせるのかを具体的に示せないと、ミスマッチと判断され、不採用につながりやすくなります。
募集職種に見合った経験やスキル、実績がない
例えば、マーケティング職の募集に対して、総務の経験しかアピールしないなど、職務内容との関連性が薄い経歴ばかりを強調してしまうケースです。これでは採用担当者に、あなたがその職種で活躍する姿をイメージさせることができません。
たとえ未経験の職種であっても、これまでの経験の中からコミュニケーション能力やPCスキルなど、ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)を見つけ出し、応募職種で活かせることを具体的にアピールする必要があります。
実績が具体的に書かれていない
「売上向上に貢献しました」「業務効率化に努めました」といった抽象的な表現では、採用担当者にあなたの能力を正確に伝えることはできません。
「〇〇という企画を立案・実行し、前年同月比で売上を15%向上させました」のように、具体的な行動と、それを裏付ける数値をセットで記載することが重要です。これにより、実績の説得力が増し、あなたの貢献度を客観的に評価してもらいやすくなります。
キャリアの一貫性がない・転職回数が多い
短期間での転職を繰り返している経歴は、「忍耐力がない」「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を採用担当者に抱かせます。
転職回数が多い場合は、それぞれの転職に一貫した目的(例:スキルアップ、専門性の追求など)があり、それが今回の応募に繋がっているというストーリーを明確に説明する必要があります。キャリアプランに一貫性があることを示せなければ、不利になる可能性が高いです。
志望動機から本気度や必然性が感じられなかった
どの企業にも当てはまるようなテンプレート的な志望動機では、入社意欲が低いと見なされてしまいます。「なぜ同業他社ではなく、この企業なのか」「入社して何を成し遂げたいのか」を具体的に示すことが不可欠です。
企業のウェブサイトを読み込むだけでなく、事業内容や最近のニュース、企業理念などを深く理解し、自身の経験や価値観と結びつけた、あなただけの志望動機を作成しましょう。
社風と自分の価値観が合っていない
スキルや経験が十分であっても、企業の社風と応募者の価値観が合わないと判断されれば、不採用となることがあります。例えば、チームワークを重んじる企業に対して、個人の成果ばかりを強調する自己PRはミスマッチと見なされる可能性があります。
企業のウェブサイトやSNS、社員インタビューなどを通じて社風を研究し、自分の働き方や価値観がその企業に合っているかをアピールすることが重要です。
多数の応募があり、相対的な評価が低かった
自身の経歴やスキルに何ら問題がなくても、自分以上にそのポジションに適した、より優秀な応募者がいれば、相対的な評価によって不採用となるケースは少なくありません。これは能力不足ではなく、タイミングや縁の問題です。
一つの結果に落ち込みすぎず、「今回は縁がなかった」と気持ちを切り替え、次の選考に向けて準備を進めることが、転職活動を成功させる上で大切です。
ブランク期間がある場合、その時期に関する説明がない
病気療養、留学、資格取得、介護など、様々な理由で職務経歴にブランク(空白期間)が生じることがあります。この期間について何も説明がないと、採用担当者は「何をしていたのだろうか」と不安に感じ、採用に慎重になります。
ブランク期間中に何を学び、どのような経験をしたのか、そしてその経験が今後の仕事にどう活かせるのかを前向きに説明することで、懸念を払拭し、むしろアピールポイントに変えることができます。
給与などの希望条件が企業の想定と大きく離れている
企業側には、ポジションごとにあらかじめ想定された給与レンジ(給与の範囲)があります。応募者の希望給与がこのレンジを大幅に上回っている場合、スキルや経験が魅力的であっても、採用を見送られる可能性が高くなります。
事前に転職サイトなどで業界・職種の給与相場を調べ、現実的な希望額を提示することが重要です。特に希望がない場合は「貴社規定に従います」と記載するのが最も無難です。
前職を退職した理由がネガティブである
「上司と合わなかった」「残業代が出なかった」など、前職への不満を退職理由としてそのまま伝えるのは避けるべきです。他責思考が強く、環境への不満が多い人物というネガティブな印象を与えてしまいます。
たとえ事実であったとしても、「新しいスキルを身につけ、キャリアアップしたかった」など、自身の成長や将来の目標に繋がるポジティブな理由に変換して伝える工夫が必要です。
書類選考で企業が見ているポイント

職務経歴やスキルが求人の条件と合っているかどうか
企業が書類選考でまず確認するのは、応募者が募集要項に記載された「必須条件」を満たしているかどうかです。これは、その業務を遂行するための最低限のラインとなります。例えば「営業経験3年以上」「TOEIC800点以上」といった具体的な条件が示されている場合、これをクリアしていなければ、他の部分がどれだけ優れていても選考を通過するのは困難です。
そのため、応募書類では、自身の職務経歴や保有スキルが、企業の求める条件といかに合致しているかを、具体的かつ分かりやすく示すことが最も重要になります。採用担当者が一目で判断できるよう、関連性の高い経歴から順に記載するなどの工夫も有効です。
経験やスキル、実績が募集職種と合っているかどうか
必須条件を満たしていることを確認した上で、採用担当者は次に、その経験やスキルが自社の事業や文化の中で本当に活かせるものなのかを深く見ていきます。例えば、同じ「マネジメント経験」でも、少人数のチームを率いた経験と、大規模な組織を管理した経験では、求められるスキルセットが異なります。
自分の過去の実績が、応募先企業が抱える課題の解決や、事業の成長にどのように貢献できるのか、具体的なエピソードを交えてアピールすることが重要です。実績を数字で示すことで、客観的な説得力が増し、採用担当者に入社後の活躍イメージを抱かせることができます。
長く働いてもらえそうかどうか
企業にとって、一人の社員を採用・育成するには大きなコストと時間がかかります。そのため、採用した人材にはできるだけ長く会社に貢献してほしいと考えています。書類選考の段階では、キャリアプランの一貫性や志望動機の具体性から、応募者の定着性を判断しています。
短期間で転職を繰り返していたり、志望動機が曖昧でどの企業にも当てはまるような内容だったりすると、「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を抱かれやすくなります。企業のビジョンや事業内容を深く理解し、自身の長期的なキャリアプランと合致していることを示すことで、長く働く意欲を伝えることができます。
書類選考の通過率を上げるポイント

誤字・脱字・変換ミスなどの書類の不備をなくす
書類の不備は基本的な注意力が欠けていると判断され、選考で不利になる大きな要因です。誤字脱字は、PCの校正機能を使えばある程度防げますが、それだけでは不十分です。特に、尊敬語と謙譲語の使い分けや、企業名を間違える(「御社」と「貴社」の使い分けなど)といったミスは致命的です。
提出前には必ず声に出して読み返し、可能であれば家族や友人、転職エージェントなど第三者にもチェックしてもらい、客観的な視点で確認することが通過率を上げる第一歩です。
必須条件を完全に満たしている求人に応募する
やみくもに応募数を増やすのではなく、自分の経歴と募集要項を照らし合わせ、「必須条件」をすべて満たしている求人に絞って応募することが、通過率を上げるための重要な戦略です。
企業が設定する必須条件は、業務を遂行する上で不可欠なスキルや経験であり、これを満たしていなければ、選考の土俵に上がることすら難しいのが現実です。
自分のスキルや経験を客観的に棚卸しし、応募する求人を厳選することで、一つひとつの応募の質を高め、結果的に内定への近道となります。未経験の職種に挑戦する場合も、「未経験者歓迎」と明記されている求人を選びましょう。
職務経験や実績について詳細に記載する
職務経歴書は、あなたの能力と実績をアピールするための最も重要なツールです。単に担当した業務内容を羅列するのではなく、具体的な役割、行動、そして成果(実績)をセットで記載することを意識しましょう。
特に、成果は「売上を前年比120%に向上」「問い合わせ対応時間を平均30%短縮」のように、具体的な数値を盛り込むことで、採用担当者に対して客観的で説得力のあるアピールができます。あなたのスキルがどのように企業の利益に貢献できるのかを、明確にイメージさせることが重要です。STARメソッド(Situation, Task, Action, Result)を意識して書くと、論理的で分かりやすい文章になります。
志望動機を具体的に記述する
「企業の理念に共感した」といった抽象的な志望動機は、多くの応募者が使うため、採用担当者の印象に残りません。通過率を上げるためには、「なぜ同業他社ではなく、その企業でなければならないのか」を具体的に示す必要があります。そのためには、徹底した企業研究が不可欠です。
企業の公式ウェブサイト、プレスリリース、中期経営計画、社員のインタビュー記事などを読み込み、その企業の強みや課題、将来の方向性を理解しましょう。その上で、自分の経験やスキルがその企業でどのように活かせるのか、どう貢献したいのかを熱意をもって伝えることで、本気度が伝わります。
給与などの希望条件は会社が規定したものを逸脱しないようにする
企業には職務や役職ごとに想定している給与レンジがあります。自身の希望年収がそのレンジから大きく外れていると、スキルが見合っていても採用が見送られる可能性があります。事前に転職情報サイトや転職エージェントなどを活用して、応募する業界、職種、企業の給与相場をリサーチしておきましょう。
その上で、自分の経験やスキルに見合った、現実的な希望額を提示することが大切です。もし具体的な金額を提示しにくい場合や、給与よりも業務内容を重視したい場合は、「貴社規定に従います」と記載するのが最も安全で、柔軟な姿勢を示すことができます。
ネガティブな退職理由は、ポジティブな理由に変換して説明できるようにする
面接だけでなく、職務経歴書に退職理由を記載する場合も、ネガティブな表現は避けるべきです。「人間関係が悪かった」「仕事内容に不満があった」といった理由は、他責的で不満が多い人物という印象を与えかねません。
たとえそれが本音であったとしても、「より自身の専門性を高められる環境で挑戦したい」「チームで成果を出す働き方に魅力を感じた」のように、自身のキャリアアップや成長意欲に繋がるポジティブな表現に言い換えることが重要です。
これにより、前向きで主体的な姿勢をアピールすることができ、採用担当者に好印象を与えることができます。
書類選考でほぼ内定が決まるというのは本当?
書類選考のみで採用が決まっているわけではない
「書類選考を通過すれば、ほぼ内定は決まったようなものだ」という話を聞くことがありますが、これは必ずしも正しくありません。確かに、書類選考は応募者を絞り込むための重要なステップであり、通過したということは、あなたの経歴やスキルが高く評価された証拠です。
しかし、採用は書類上の情報だけで決まるものではありません。企業は面接を通して、応募者の人柄、コミュニケーション能力、論理的思考力、そして企業文化との相性(カルチャーフィット)などを総合的に判断します。書類選考はあくまで面接に進むための切符であり、内定を保証するものではないと理解しておきましょう。
書類上の経歴や実績も大切だが、それらを面接時に説明できるかどうかが重要
書類選考で高く評価された経歴や実績も、面接でその内容を自分の言葉で深く、具体的に説明できなければ意味がありません。採用担当者は面接で、「その実績を出すために、どのような課題があり、あなた自身がどう考え、どう行動したのか」といったプロセスを深掘りして質問してきます。
この質問に対して、自信を持って論理的に説明することで、初めて書類に書かれた実績が本物であると証明され、あなたの能力への信頼性が高まります。逆に、書類の内容についてしどろもどろになってしまうと、経歴の信憑性を疑われ、評価を大きく下げてしまうことになりかねません。
【パターン別】書類選考に関して連絡するときの例文
応募書類を送るときのメール例文
応募書類をメールで送付する際は、件名だけで誰から何のメールかが分かるようにするのがマナーです。本文では、簡潔な自己紹介と応募の経緯、添付ファイルの内容を明記します。ファイルにはパスワードを設定し、パスワードは別のメールで送ると、より丁寧でセキュリティ意識が高い印象を与えられます。
件名:【〇〇職応募の件】氏名(フルネーム)
本文:
株式会社〇〇人事部採用ご担当者様
初めまして。(氏名)と申します。
〇〇(求人サイト名など)にて貴社の求人を拝見し、〇〇職に応募させていただきます。
つきましては、履歴書と職務経歴書を添付いたしましたので、ご査収くださいますようお願い申し上げます。
ファイルにはパスワードを設定しております。パスワードは後ほど別途メールにてお送りいたします。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
(署名)
氏名:〇〇 〇〇
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 東京都〇〇区〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Email:〇〇〇@〇〇.com
書類選考結果を電話で問い合わせるときの例文
書類選考の結果を電話で問い合わせる際は、企業の営業時間内、特に始業直後や終業間際、昼休みなどの忙しい時間帯を避けて連絡するのがマナーです。まず自分の名前と応募職種を名乗り、選考状況を伺いたい旨を簡潔に伝えます。担当者が不在の場合は、改めてかけ直す旨を伝え、伝言は依頼しないのが基本です。
応募者:「お忙しいところ恐れ入ります。私、〇月〇日に〇〇職に応募いたしました(氏名)と申します。採用ご担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか。」
(担当者に繋がったら)
応募者:「お忙しいところ失礼いたします。私、〇月〇日に〇〇職に応募いたしました(氏名)と申します。その後の選考状況についてお伺いしたく、ご連絡いたしました。大変恐縮ですが、結果のご連絡はいつ頃いただけますでしょうか。」
書類選考結果を問い合わせるときのメール例文
メールで問い合わせる場合も、電話と同様に、件名で要件が分かるように記載します。本文では、いつ、どの職種に応募したかを明確にした上で、選考状況を問い合わせます。結果を催促するような表現は避け、「お忙しいところ恐縮ですが」といったクッション言葉を用い、あくまで丁寧な姿勢を心がけることが重要です。
件名:〇月〇日応募の〇〇職の選考状況について(氏名)
本文:
株式会社〇〇人事部採用ご担当者様
お世話になっております。
〇月〇日に、貴社の〇〇職に応募いたしました(氏名)と申します。
その後の選考状況はいかがでしょうか。
お忙しいところ大変恐縮ですが、結果のご連絡をいつ頃いただけるか、目安だけでもお教えいただけますと幸いです。
ご多忙の折とは存じますが、ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。
(署名)
氏名:〇〇 〇〇
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 東京都〇〇区〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Email:〇〇〇@〇〇.com
書類選考を通過したと電話口で通知されたときの例文
書類選考通過の連絡を電話で受けたら、まずは感謝の気持ちを伝えます。そして、面接の日程や場所、持ち物などの詳細をその場で正確にメモを取りましょう。聞き間違いを防ぐため、重要な情報は復唱して確認することが大切です。電話を切る前にも、改めてお礼を述べることで、丁寧で真摯な印象を与えることができます。
担当者:「株式会社〇〇の〇〇です。この度は弊社の求人にご応募いただき、ありがとうございます。選考の結果、〇〇様にはぜひ次の面接にお進みいただきたく、ご連絡いたしました。」
応募者:「ご連絡いただき、誠にありがとうございます。大変嬉しく思います。ぜひ、面接を受けさせていただきたく存じます。」
(日程調整後)
応募者:「かしこまりました。それでは、〇月〇日(〇)〇時に、〇〇へ伺います。当日は、〇〇と〇〇を持参いたします。本日はご連絡いただき、ありがとうございました。失礼いたします。」
書類選考結果が通過だったときの返信メール例文
書類選考通過の連絡がメールで届いた場合は、できるだけ早く、遅くとも24時間以内に返信するのがマナーです。件名は変えずに「Re:」をつけたまま返信します。本文では、選考通過のお礼と、面接に参加する意思を明確に伝えます。提示された面接候補日の中から、希望の日時を複数回答すると、企業側も調整がしやすくなります。
件名:Re: 書類選考結果のご連絡(株式会社〇〇)
本文:
株式会社〇〇人事部採用ご担当者
お世話になっております。
この度は、書類選考通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
面接の機会をいただけましたこと、大変嬉しく存じます。
ご提示いただきました日程の中から、下記の日時を希望いたします。
第一希望:〇月〇日(〇)〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
第二希望:〇月〇日(〇)〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
第三希望:〇月〇日(〇)〇〇:〇〇~〇〇:〇〇
お忙しいところ恐縮ですが、ご調整のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
(署名)
氏名:〇〇 〇〇
住所:〒〇〇〇-〇〇〇〇 東京都〇〇区〇〇
電話番号:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Email:〇〇〇@〇〇.com
書類の中で一番重視されるポイントランキング
第1位 職務経歴
採用担当者が書類の中で最も重視するのは「職務経歴」です。ここでは、応募者がこれまでどのような会社で、どのような業務に携わり、どんな成果を上げてきたのかが具体的に記されているため、自社で活躍できる人材かどうかを判断する最も重要な情報源となります。
特に、募集職種との関連性が高い経験や、具体的な数値で示された実績は高く評価されます。単なる業務の羅列ではなく、課題に対してどのように取り組み、どのような結果を出したのかをストーリーとして示すことで、あなたのスキルとポテンシャルを効果的にアピールすることができます。
第2位 履歴書もしくは職務経歴書の志望動機
次に重視されるのが「志望動機」です。スキルや経験がどんなに優れていても、入社意欲が低ければ早期離職のリスクが高いと判断されてしまいます。採用担当者は志望動機から、「なぜ同業他社ではなく自社を選んだのか」「自社のどこに魅力を感じているのか」「入社後にどう貢献したいのか」といった応募者の本気度や企業への理解度を測っています。
企業研究をしっかりと行い、自身の経験やキャリアプランと結びつけた、説得力のある独自の志望動機を作成することが、他の応募者との差別化に繋がります。
第3位 履歴書の写真
意外に思われるかもしれませんが、履歴書の証明写真も重要な選考ポイントの一つです。写真は応募者の第一印象を左右し、その人の人柄や真剣さを伝える役割を果たします。清潔感のある髪型や服装、明るく誠実な表情は、採用担当者に好印象を与えます。
逆に、暗い表情やラフすぎる服装、不鮮明な写真は、ビジネスマナーへの意識が低いと見なされ、マイナス評価につながる可能性があります。コストはかかりますが、写真館でプロに撮影してもらうことで、書類全体の信頼性を高めることができます。
履歴書の書き方で迷う人が多いポイント
履歴書の「学歴欄」は、最終学歴が大学や専門学校の場合、高等学校の卒業から書き始めるのが一般的
履歴書の学歴欄をどこから書くべきか迷う方は多いですが、一般的には最終学歴の一つ前から記載するのがマナーとされています。例えば、最終学歴が大学卒業であれば、高等学校の卒業年月から書き始め、大学の入学・卒業年月を続けます。
最終学歴が中学校卒業の場合は、小学校の卒業年月から記載します。「〇〇高等学校」のように学校名は省略せず、正式名称で記載しましょう。学部や学科、専攻名も正確に記入することで、あなたの専門性や学んできた分野を正確に伝えることができます。
履歴書の「本人希望欄」は、「貴社規定に従います」と書くのが基本
履歴書の本人希望記入欄には、給与や勤務地、職種などに関する希望を記載しますが、特に強い希望がない場合は「貴社規定に従います」と書くのが基本です。これにより、柔軟な姿勢を示すことができます。
ただし、どうしても譲れない条件がある場合(例:「介護のため、〇〇市での勤務を希望します」)は、その理由と共に簡潔に記載しましょう。複数の職種を募集している企業に応募する際は、「〇〇職を希望いたします」と明記しておくと親切です。給与について具体的な金額を記載するのは、交渉の余地を狭める可能性があるため、慎重に行うべきです。
在職中の場合「現在に至る」と記載し、離職中の場合「退職済み」と記載する
職歴欄の書き方で、現在の状況をどう示すかも重要なポイントです。現在もその会社に勤務している場合は、最後の職歴の次の行に「現在に至る」と記載します。これにより、採用担当者はあなたが在職中に転職活動をしていることを把握できます。
一方、すでに退職している場合は、最後の職歴に退職年月日を記載し、その理由を簡潔に添えます。例えば、「一身上の都合により退職」や「契約期間満了により退職」などと記載します。これにより、採用担当者はあなたの現在の状況を正確に理解することができます。
書類選考の通過率をもっと上げたい方はZキャリア
最短15分〜1時間ほどのヒアリングをしながら、キャリアアドバイザーがあなたに代わって書類を作成します
書類作成に自信がない、忙しくて時間がないという方もご安心ください。Zキャリアでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが、最短15分から1時間程度のヒアリングを通して、あなたの強みや魅力を最大限に引き出します。
これまでのご経験や実績、今後のキャリアプランなどを丁寧にお伺いし、採用担当者の心に響く応募書類をあなたに代わって作成します。客観的なプロの視点が入ることで、自分では気づかなかったアピールポイントを発見でき、書類のクオリティを格段に向上させることが可能です。
手書きではなくデジタルで作成するため、不備の少ない・読みやすい書類が完成します
手書きの書類は温かみがある一方で、字の上手さによって印象が左右されたり、修正が難しかったりするデメリットがあります。Zキャリアでは、応募書類をすべてデジタルデータで作成します。これにより、誤字脱字などのヒューマンエラーを防ぎ、誰にとっても読みやすく、洗練されたレイアウトの書類を完成させることができます。
また、一度作成したデータは他の企業に応募する際にも簡単にカスタマイズできるため、効率的に転職活動を進めることが可能になります。企業側にとっても、デジタルデータは管理がしやすく、好意的に受け取られる傾向にあります。
書類作成から求人応募、面接対策までトータルサポート
Zキャリアのサポートは、書類作成だけにとどまりません。完成した応募書類をもとに、あなたの希望や適性に合った求人のご紹介から応募手続きの代行、さらには面接対策まで、転職活動のあらゆるプロセスをトータルでサポートいたします。
特に面接対策では、想定される質問への回答の準備や、模擬面接を通して、あなたの魅力を最大限にアピールできるよう徹底的にサポートします。一人で悩むことなく、プロのキャリアアドバイザーと二人三脚で進めることで、安心して転職活動に臨み、内定獲得の可能性を飛躍的に高めることができます。