- 圧迫面接で合格する理由
- 入社してはいけない会社の見極め方
- 内定を承諾するか迷った時の対処法
- 納得してキャリアを選ぶためのポイント
圧迫面接なのになぜか受かった理由
圧迫面接に合格したのには、面接官が評価したポイントが必ずあります。考えられる理由は、以下の通りです。

各項目について、詳しく見ていきましょう。
ストレス耐性を評価された
企業は、仕事で困難な状況に直面した時のストレスへの強さを見ています。わざと厳しい質問や否定的な態度を取ることで、プレッシャーがかかる場面でも感情的にならず、落ち着いていられるかをチェックしているのです。
例えば、営業職でお客様から厳しい意見を言われたり、製造現場で予期せぬトラブルが起きたりすることは珍しくありません。そうした時にパニックにならず、粘り強く対応できる人材だと評価された可能性があります。
冷静な対応力を見られていた
圧迫面接では、答えに詰まるような意地悪な質問をされることもあります。ですが、それは落ち着いて対応できるかどうかを試すためです。完璧な答えを求めているのではなく、予期せぬ事態に対して、どう考え、どう切り返すかというプロセスを見ています。
例えば「あなたの意見には賛成できません」と言われた時に、感情的にならず「どのような点が違うと思われますか?」と冷静に聞き返せたとします。このような対応は、問題解決能力の高さとして評価されることがあります。
想定外の事態への対応力を試された
仕事では、マニュアル通りにはいかないことがたくさん起こります。圧迫面接は、まさにその模擬試験のようなものです。想定外の質問というトラブルへの対応力を試すことで、入社後も自分で考えて行動できる人材かを見極めています。
うまく答えられなかったとしても、すぐに諦めずに「少し考えさせてください」と前向きな姿勢を見せたり、分からないなりに一生懸命答えようとしたりする姿が、粘り強さとしてポジティブに評価されたのかもしれません。
会社のカルチャーに合うか確認された
すべての会社が和気あいあいとした雰囲気とは限りません。中には、社員同士が意見をぶつけ合いながら成長していくような、少し厳しい環境の会社もあります。そうした会社では、社風との相性を確かめるために、あえて圧迫面接を行うことがあります。
厳しい意見に対しても、めげずに自分の考えを伝えられる姿勢が「この会社でやっていけそうだ」と判断された可能性があります。ただし、それが自分に合う環境かどうかは、慎重に見極める必要があります。
圧迫面接で受かった会社は入社しても平気?
圧迫面接で受かったとしても、その会社に入社して良いのか不安になりますよね。入社を決める前に確認すべきポイントは、以下の通りです。

面接官以外の社員の雰囲気を確認する
面接官の印象が会社のすべてではありません。可能であれば、社内全体の雰囲気を確認してみましょう。例えば、受付の人の対応や、すれ違う社員の表情、社内の会話の様子などから、会社の本当の姿が見えてくることがあります。
もし内定後に会社を訪問する機会があれば、意識して観察してみてください。社員が生き生きと働いているように見えれば、安心して入社できる可能性が高いでしょう。
企業の口コミサイトをチェックする
入社を決める前に、リアルな情報を集めることが大切です。企業の口コミサイトでは、現役社員や元社員からの正直な意見を見ることができます。良い点だけでなく、悪い点についても書かれていることが多いので、多角的に会社を判断する材料になります。
ただし、口コミはあくまで個人の感想です。すべての情報を鵜呑みにするのではなく、参考の一つとして捉え、客観的な視点を持つことを心がけましょう。
労働条件通知書を隅々まで確認する
給与、勤務時間、休日、残業の有無など、大切な労働条件は「労働条件通知書」という書面で必ず確認しましょう。面接で聞いていた話と違う点がないか、曖昧な部分はないか、隅々までチェックすることが重要です。
特に、給与に固定残業代が含まれているか、休日は年間で何日あるかなどは、入社後の働き方に大きく影響します。もし疑問点があれば、入社前に必ず人事担当者に確認してください。
内定者面談で疑問点を質問する
多くの企業では、内定者向けに面談や懇親会を実施しています。これは、入社前に疑問点を解消しておく絶好の機会です。圧迫面接の場で聞けなかったことや、入社にあたって不安に思っていることを正直に質問してみましょう。
例えば、「面接では厳しいご意見をいただきましたが、普段の職場もそういった雰囲気なのでしょうか?」と聞いてみるのも一つの手です。その際の会社の対応によって、入社すべきかどうかを判断する材料になります。
企業が圧迫面接を行うことのメリット
そもそも、なぜ企業は候補者に悪い印象を与えかねない圧迫面接を行うのでしょうか。企業側のメリットは、以下の通りです。
- 候補者の本当の姿を見極められる
- 早期離職のリスクを減らせる
各項目について、詳しく見ていきましょう。
候補者の本当の姿を見極められる
通常の面接では、誰もが良い自分を見せようと準備してきます。ですが、圧迫面接で予期せぬ質問をすることで、準備してきたメッキが剥がれ、候補者の本音や素の性格が見えやすくなります。
ストレスがかかった時にどういう反応をするか、誠実に対応しようとするかなど、その人の本質的な部分を見極めるために、あえて厳しい状況を作り出しているのです。
早期離職のリスクを減らせる
入社前に仕事の厳しい面をある程度伝えておくことで、ミスマッチを防ぐ狙いがあります。「こんなはずじゃなかった」という入社後のギャップを減らし、すぐに辞めてしまうのを防ぎたいと考えているのです。
特に、顧客からのクレーム対応や高い目標達成が求められる職種では、ストレス耐性がある人材でないと長続きしません。そのため、あえて圧迫面接を行い、覚悟のある人材を採用しようとすることがあります。
候補者が圧迫面接を受けることのデメリット
一方で、圧迫面接は受ける側にとって当然デメリットもあります。主なデメリットは、以下の通りです。
- 企業に対する印象が悪くなる
- 入社へのモチベーションが下がる
各項目について、詳しく見ていきましょう。
企業に対する印象が悪くなる
どんな理由があっても、高圧的な態度を取られたり、人格を否定するようなことを言われたりすれば、良い気分はしません。その結果、会社への不信感が生まれ、「こんな会社では働きたくない」と感じてしまうのは当然のことです。
たとえ内定をもらったとしても、面接での悪い印象が拭えず、入社をためらってしまう大きな原因になります。
入社へのモチベーションが下がる
圧迫面接を乗り越えて内定を得たとしても、入社意欲の低下につながることがあります。「入社後も毎日あんな風に詰められるのだろうか…」と考えると、新しい環境で頑張ろうという気持ちが薄れてしまいます。
せっかくの合格が、喜びではなく不安の種になってしまうのは、圧迫面接の大きなデメリットと言えるでしょう。
内定を承諾するか迷った時の対処法
圧迫面接の末に手にした内定。素直に喜べず、承諾すべきか迷ってしまった時の対処法は、以下の通りです。
- 不安な場合は内定を辞退する
- 他の企業の選考も進めておく
- Zキャリアのエージェントに相談してみよう
不安な場合は内定を辞退する
もし少しでも「この会社で働くのは違うかもしれない」という気持ちがあるなら、内定を辞退するのも勇気ある決断です。不安な気持ちを抱えたまま入社しても、仕事に集中できず、結局すぐに辞めてしまうことになりかねません。
自分の気持ちに正直になることが、後悔しないキャリア選択の第一歩です。「せっかく受かったのに…」ともったいなく感じるかもしれませんが、自分に合わない場所で働き続ける方が、時間も労力ももったいないです。
他の企業の選考も進めておく
一つの会社からの内定に固執せず、選択肢を広げておくことも大切です。もし時間に余裕があるなら、他の企業の選考も並行して進めてみましょう。
他の会社と比較することで、内定先の会社の良い点や悪い点がより客観的に見えてきます。複数の選択肢の中から「ここが一番自分に合っている」と思える会社を選ぶことができれば、納得感を持って入社できるはずです。

Zキャリアのエージェントに相談してみよう
自分一人で考えても答えが出ない時は、プロの力を借りるのが一番です。転職エージェントに相談すれば、客観的なアドバイスをもらうことができます。
私たちZキャリアのエージェントは、多くの求職者の悩みを聞いてきたキャリアの専門家です。圧迫面接だった会社の社風や、本当に自分に合っているのかを、第三者の視点から一緒に考えます。
また、非公開求人など、表には出ていない優良企業の情報を紹介することも可能です。一人で抱え込まず、まずは気軽に話を聞かせてください。納得のいくキャリアを一緒に見つけていきましょう。