- オファー面談や会食の本当の目的
- 会食で落ちる可能性やNG行動
- 当日の服装や食事のマナー
- 会食の場で聞くべき質問
- 転職の不安を相談するメリット
オファー面談や内定後の会食の目的
最終面接が終わった後や、内定の連絡(オファー)とあわせて、会社の人と「面談」や「会食(ランチなど)」に誘われることがあります。これは、お互いをより深く知るための場です。具体的な目的は、以下の通りです。
- 候補者の人柄を知ること
- 会社の雰囲気を伝えること
- 入社意欲を高めること
各項目について、詳しく見ていきましょう。
候補者の人柄を知ること
面接は、どうしても緊張してしまうものです。企業側は、リラックスした状態での人柄を知りたいと考えています。
面接では「志望動機」や「自己PR」など、カッチリとした質問が中心です。ですが、会食やオファー面談では、趣味の話や最近のニュースなど、もっと気軽な会話をすることが多くなります。
その会話の中で、どんなことに興味があるのか、どんな風に人とコミュニケーションをとるのかなど、面接だけでは分からない「素」の部分を見ています。一緒に働く仲間として、うまくやっていけそうかをお互いに確認する時間とも言えます。
会社の雰囲気を伝えること
会食や面談は、候補者が会社を選ぶための時間でもあります。企業側も、会社の「素」の雰囲気を伝えることで、入社後のミスマッチを防ぎたいと考えています。
例えば、会食に現場で働く先輩社員が来てくれることがあります。面接官ではなかった人たちと話すことで、職場のリアルな空気を感じ取れるはずです。
「いつもこんな感じで和気あいあいと話しているんですよ」「仕事中は集中していますが、休憩時間はこんな風にリラックスしています」といった、働く人たちの生の声を聞けるチャンスです。ここで「この人たちと働きたいな」と感じるかどうかも、大切な判断材料になります。
入社意欲を高めること
企業側は「ぜひ、うちの会社に来てほしい」という強い気持ちを持っています。オファー面談や会食は、その歓迎の気持ちを伝える場でもあります。
内定を出したということは、選考を通して「この人にぜひ活躍してほしい」と評価された証拠です。だからこそ、改めて会社の良いところを伝えたり、疑問や不安に答えたりすることで、安心して入社を決めてほしいと思っています。
特に、他に迷っている会社がある場合など、この面談や会食を通して「やっぱりこの会社にしよう」と決意を固めてもらうことも、企業側の大切な目的なのです。
オファー面談や会食で落ちることはある?
「会食も選考のうち?」「変なことをしたら内定取り消しになる?」と不安になるかもしれません。結論から言うと、心配しすぎる必要はありません。これらは、以下の通りです。
- 選考目的ではないことを理解する
- 内定取り消しはまれと心得る
- 社会人としてNGな行動は避ける
詳しく解説していきます。
選考目的ではないことを理解する
まず大切なのは、オファー面談や会食は、基本的には選考ではないということです。すでに内定、あるいは内定直前の段階であり、企業側は入社に向けた意思確認や条件のすり合わせをしたいと考えています。
オファー面談は、給与や勤務地、仕事内容といった「労働条件」を正式に伝え、それに対して合意(承諾)するかどうかを確認する場です。
会食は、もっとフランクに「顔合わせ」や「歓迎会」に近い意味合いを持ちます。ですから、「ここでうまくやらないと落ちるかも」と身構えすぎず、リラックスして臨むことが大切です。
内定取り消しはまれと心得る
オファー面談や会食での受け答えが原因で、内定取り消しになることは、まずありません。
「内定」というのは、法的には「この条件で働きます」という約束(契約)が成立した状態に近いものです。企業が一方的にその約束を破ることは、よほど正当な理由がない限りできません。
例えば、「面談で緊張してうまく話せなかった」「食事のマナーを少し間違えてしまった」といった程度で、内定がなくなることはないので安心してください。企業側も、完璧な人を求めているわけではありません。
社会人としてNGな行動は避ける
内定取り消しはまれですが、だからといって何をしても良いわけではありません。あまりにも非常識な行動は、評価を大きく下げてしまう可能性があります。
例えば、何の連絡もなしに遅刻する、お酒を飲みすぎて失礼な言動をとる、お店のスタッフに対して横柄な態度をとる、といった行動です。
これらは、「社会人としてのルールを守れない人」「一緒に働く仲間としてふさわしくない人」と判断されてしまう可能性があります。選考ではないとはいえ、会社の(未来の)一員として見られているという意識は、最低限持っておく必要があります。
会食当日の服装はどうするべきか
会食に誘われたとき、まず迷うのが「服装」です。お店の雰囲気や会社の指示によって変わりますが、基本は以下の通りです。
- スーツが無難
- オフィスカジュアルの指定
- 私服OKでも清潔感を優先
詳しく解説していきます。
スーツが無難
もし服装に指定がなく、何を着ていくか迷ったらスーツを選んでおけば間違いありません。特に、オファー面談と会食がセットになっている場合や、ホテルのレストランなど、少しカッチリしたお店の場合はスーツが安心です。
面接のときに着ていたリクルートスーツで問題ありません。シワや汚れがないか、事前にしっかり確認しておきましょう。
会食の場ではジャケットを脱ぐことをすすめられるかもしれませんが、最初はきちんと着ていき、相手から「どうぞ楽にしてください」と言われてから脱ぐのがマナーです。
オフィスカジュアルの指定
会社から「オフィスカジュアルで来てください」と指定されることもあります。これは「スーツほどカッチリしなくて良いけれど、職場にふさわしい服装で」という意味です。
具体的には、男性なら襟付きのシャツ(ポロシャツやワイシャツ)に、チノパンやスラックスといったキレイめなパンツを合わせます。上着としてジャケットがあると、より丁寧です。
女性の場合も、ブラウスやシンプルなカットソーに、ひざ丈のスカートやキレイめなパンツが基本です。派手な色や柄、露出の多い服装は避けましょう。
私服OKでも清潔感を優先
「当日は私服で構いません」と言われた場合が一番悩むかもしれません。ですが、ここでも大切なのは清潔感を最優先することです。
いくら私服OKでも、穴あきのジーンズや派手なTシャツ、サンダルなどはふさわしくありません。「リラックスしてほしい」という企業の意図を汲みつつも、相手に失礼のない服装を心がけます。
無地のシャツやポロシャツ、シンプルなニットなど、誰から見ても不快感のない、こざっぱりとした服装を選びましょう。

オファー面談や会食で聞くべき質問
会食やオファー面談は、面接では聞きにくかったことを質問できる絶好のチャンスです。入社後のミスマッチを防ぐためにも、気になることは積極的に聞いてみましょう。
- 職場の具体的な雰囲気
- 入社までの準備
- 条件面の最終確認
詳しく解説していきます。
職場の具体的な雰囲気
面接で「職場の雰囲気はどうですか?」と聞いても、「風通しが良いです」といった一般的な答えしか返ってこないこともあります。会食の場では、もっと具体的な職場の様子を聞いてみましょう。
例えば、「皆さんはお昼休みはどう過ごされていますか?」「部署の人数は何人くらいで、どんな方が多いですか?」「仕事で困ったとき、誰に相談することが多いですか?」といった質問です。
先輩社員の1日のスケジュールを聞いてみるのも、働くイメージが湧きやすくなるのでおすすめです。
入社までの準備
「入社を楽しみにしている」という意欲を伝えるためにも、入社までに準備しておくことを聞くのはとても良い質問です。
「入社するまでに、何か勉強しておいた方が良いことはありますか?」「読んでおいた方が良い本や、取っておくと役立つ資格はありますか?」と聞いてみましょう。
もし「特にないですよ」と言われたとしても、その仕事に対する前向きな姿勢は必ず伝わります。もちろん、何かアドバイスをもらえたら、実際に入社までの間に取り組んでみると良いスタートが切れるはずです。
条件面の最終確認
オファー面談の場では、提示された条件をしっかり確認することが最も重要です。給与(基本給、手当、残業代など)、休日(年間休日数、有給休暇)、勤務地、勤務時間、仕事内容など、書面(労働条件通知書)を見ながら、疑問点がないかチェックします。
もし会食の場で条件の話をする場合は、お金や休みの話ばかりにならないよう注意が必要ですが、「先日の面談でお伺いした条件について、一点だけ確認してもよろしいでしょうか?」と切り出すのは問題ありません。
あいまいな点を残したまま入社すると後でトラブルになりかねないため、大切なことは必ずこのタイミングで確認しましょう。
会食の場で避けるべき質問
リラックスした場だからこそ、何でも聞いて良いわけではありません。相手に悪い印象を与えてしまう可能性のある質問は避けるべきです。
- 調べれば分かること
- 待遇や休暇の条件ばかり
- ネガティブな内容や噂話
詳しく解説していきます。
調べれば分かること
会社の公式サイトや、もらった資料、求人票などにすでに載っている基本的な情報を質問するのはNGです。「この人は、うちの会社にあまり興味がないのかな」「準備不足だな」と思われてしまいます。
例えば、「主な事業内容は何ですか?」や「設立はいつですか?」といった質問です。
会食の前に、もう一度会社のホームページや資料を見返しておくのは、最低限のマナーです。その上で、さらに深く知りたいことを質問するようにしましょう。
待遇や休暇の条件ばかり
もちろん、給与や休日は働く上でとても重要です。ですが、会食というフランクな場で、お金や休みの話ばかりするのは避けましょう。「仕事内容そのものよりも、条件しか見ていない」という印象を与えてしまいます。
オファー面談の場であれば、条件の確認は必須です。ですが、会食の目的は「人柄の相互理解」です。
もし条件面で確認したいことがある場合は、会食の最後や、後日のメールなどで「改めて確認したいのですが」と切り出すのがスマートです。
ネガティブな内容や噂話
職場の雰囲気や残業について知りたい気持ちは分かりますが、聞き方には注意が必要です。「残業は多いですか?」や「人間関係で辞める人はいますか?」といった否定的な質問はNGです。
こうした質問は、相手を警戒させてしまい、本音を聞き出せないばかりか、「不満ばかり言う人なのかな」とマイナスの印象を与えてしまいます。
もし残業について気になるなら、「皆さんはいつも何時ごろに退社されていますか?」や「忙しい時期はいつ頃ですか?」といった聞き方に変えてみましょう。

会食当日に気をつけるべきマナー
会食は、食事をしながらコミュニケーションをとる場です。リラックスしつつも、社会人としての基本的なマナーは押さえておきましょう。
- 時間厳守で5分前に到着する
- スマートフォンはマナーモードにする
- 基本的な食事マナーを守る
- お礼の連絡を忘れずに行う
詳しく解説していきます。
時間厳守で5分前に到着する
約束の時間は絶対に守ることが、社会人としての大前提です。遅刻は絶対にNGです。お店の場所は事前に地図アプリなどでしっかり確認し、余裕を持って家を出ましょう。
ただし、お店に早く着きすぎるのも、相手を待たせてしまうことになるので良くありません。約束の時間の5分前くらいにお店の前に到着し、時間ぴったりか、1〜2分前に入店するのがベストです。
万が一、電車遅延などで遅れそうな場合は、分かった時点ですぐに担当者の携帯電話や会社の番号に連絡を入れましょう。
スマートフォンはマナーモードにする
お店に入り、席に着いたら、スマートフォンはマナーモードにして、カバンの中にしまいましょう。食事中に何度もスマホをチェックしたり、机の上に出しっぱなしにしたりするのは、相手に「集中していない」という印象を与え、非常に失礼にあたります。
緊急の連絡が入る可能性がある場合は、事前に一言「申し訳ありません、急ぎの連絡が入るかもしれないので、マナーモードで失礼します」と断っておくと良いでしょう。
会話中は相手の目を見て、しっかりとコミュニケーションをとることに集中してください。
基本的な食事マナーを守る
高価なお店や難しい作法のいる料理が出てくることは少ないですが、最低限の食事マナーは見られています。
例えば、箸の持ち方が正しいか、音を立てて食べないか(クチャクチャ音など)、口に食べ物を入れたまま話さないか、ひじをついて食べないか、といった点です。
食べ方が汚いと、それだけで「だらしない人」という印象を持たれてしまうこともあります。自信がない場合は、事前にインターネットなどで基本的なマナーを復習しておくと安心です。
お礼の連絡を忘れずに行う
会食が終わったら、それで終わりではありません。当日中か、遅くとも翌日の朝までには、お礼の連絡をメール(または電話)で入れましょう。
「本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。〇〇様(担当者の名前)のお話を伺い、貴社で働きたいという気持ちがより一層強くなりました。」といった内容です。
食事をごちそうになったことへの感謝と、会食で感じたこと(入社意欲が高まったことなど)を自分の言葉で伝えることが大切です。

転職の不安はプロに相談しよう
オファー面談や会食は、内定に向けた最終ステップです。ですが、転職活動はそれ以外にも不安なことがたくさんあります。そんな時は、一人で抱え込まずプロに相談するのも一つの方法です。
- 転職エージェントに相談する
- 非公開求人を紹介してもらう
- 転職するならZキャリアエージェント
詳しく解説していきます。
転職エージェントに相談する
オファー面談での条件確認や、会食のマナー、服装など、一人で悩んでしまうことも、転職エージェントがいれば気軽に相談できます。
Zキャリアのエージェントは、これまでたくさんのZ世代の転職をサポートしてきました。「こんなこと聞いても大丈夫かな?」と思うようなささいな疑問でも、親身になって答えてくれます。
特に、給与や休日などの条件面について、自分から会社に直接聞きにくいこともあるかもしれません。そんな時も、エージェントが代わりに確認したり、交渉したりすることも可能です。
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転職するならZキャリアエージェント
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オファー面談や会食は、緊張するかもしれませんが、それは企業が「ぜひ来てほしい」と思っている証拠でもあります。自信を持って、自分を知ってもらうチャンスだと捉えましょう。
もし、転職活動全体に不安があったり、オファー面談での条件交渉、会食での振る舞い方など、具体的にどうすればいいか迷ったりしたときは、ぜひZキャリアのエージェントに相談してみてください。あなたの転職が成功するよう、しっかりサポートします。