ダブルワークを始めたり、ダブルワークをしていた場合の履歴書の書き方は?
ケース別に例文含めて紹介します
働き方の多様化が進み、ダブルワークは珍しくなくなりました。収入増やスキルアップなど目的は様々ですが、その経験を転職活動でどう伝えるかは重要なポイントです。履歴書には正直に事実を記載するのが基本ですが、ただ書くだけでなく、ダブルワークを通じて得たスキルや経験をいかに効果的にアピールできるかが、採用担当者の評価を左右します。本記事では、過去のダブルワーク経験の書き方から、これから始める場合の注意点、さらには採用担当者に響く志望動機の例文まで、具体的なケース別に徹底解説します。あなたのキャリアを誠実に、かつ魅力的に伝えるための履歴書作成術を身につけましょう。
過去にダブルワークをしていた場合、履歴書はどのように書けばいい?

正直に書きつつも一部工夫した表現にする
過去のダブルワーク経験は、あなたの職務経歴の重要な一部です。そのため、履歴書には原則として正直に記載する必要があります。隠してしまうと経歴詐称とみなされるリスクがあるだけでなく、せっかくのアピール機会を失うことにもなりかねません。大切なのは、その経験を「強み」としてどう見せるかです。
例えば、異なる業務を両立させた経験は、自己管理能力や計画性の高さを証明します。応募する企業が求める人物像と、ダブルワークで培ったスキルを結びつけてアピールすることで、他の応募者との差別化を図り、採用担当者にポジティブな印象を与えることができるでしょう。
職務内容を分けて書くパターン(最も丁寧で分かりやすい)
一つの会社での在籍期間内に、もう一方の仕事の情報を書き加える方法です。
- 平成30年 4月 株式会社〇〇 入社 営業部にて、新規顧客開拓および既存顧客へのルートセールスに従事。
- 令和 2年 5月 △△デザイン事務所(業務委託契約) 株式会社〇〇に在籍中、兼業としてWebサイト用のバナーデザインやイラスト制作を担当。
- 令和 5年 3月 株式会社〇〇 一身上の都合により退職 △△デザイン事務所
契約終了時系列に沿って職歴を記載するため、採用担当者が経歴を正確に理解しやすい最も丁寧な書き方です。複数の業務内容を応募先にしっかり伝えたい場合に有効です。
補足で簡潔に示す(職歴が多くて書ききれない場合や、短期間のアルバイトだった場合に有効)
- 平成30年 4月 株式会社〇〇 入社 営業として勤務。 (令和2年5月~令和5年3月まで、兼業でWebデザイン業務にも従事)
- 令和 5年 3月 株式会社〇〇 一身上の都合により退職
本業の経歴をメインに示しつつ、ダブルワーク経験も簡潔に伝えられる書き方です。職歴が多くて書ききれない場合や、短期間の副業だった場合に適しています。
【パターンC】アルバイトの掛け持ちの場合(どちらも同じ比重で働いていた場合は、並べて書くと分かりやすい)
- 平成30年 4月 カフェ△△(アルバイト)入社 ホールスタッフとして接客、レジ業務を担当。
- 令和 1年 10月 株式会社□□(アルバイト) 入社 データ入力および電話応対業務を担当。 (上記2社を兼業)
- 令和 4年 3月 両社とも学業に専念するため退職
どちらも同程度の比重で働いていた場合に、実態を分かりやすく伝えられます。複数の業務を同時にこなしていた計画性や対応力をアピールできる書き方です。
ダブルワークをこれから始める場合の注意点〜すでに正社員として働いている場合〜

勤務先の就業規則を確認する
ダブルワークを始める前に、まず最も重要なのが、現在勤務している会社の就業規則を確認することです。企業によっては副業を全面的に禁止していたり、許可制にしている場合があります。特に、同業他社での副業は、情報漏洩や利益相反の観点から厳しく制限されていることが多いです。就業規則を無視して無断で副業を行うと、最悪の場合、減給や出勤停止、懲戒解雇といった重い処分を受ける可能性があります。まずは自社のルールを正確に把握し、許可が必要な場合は、定められた手順に沿って必ず申請を行いましょう。トラブルを未然に防ぎ、安心してダブルワークに取り組むための第一歩です。
労働時間は合算して算出される点に注意する
労働基準法では、労働時間は複数の事業場で働いている場合、それらを通算して計算されます。これを「労働時間の通算規定」といいます。例えば、本業で6時間、副業で3時間働いた場合、その日の労働時間は合計9時間となります。法定労働時間である1日8時間・週40時間を超えた分については、割増賃金(残業代)が発生し、その支払い義務は後から労働契約を結んだ企業(この場合は副業先)に生じます。このルールを理解していないと、副業先に迷惑をかけたり、意図せず法律違反の状態になったりする可能性があるため、本業と副業の労働時間は常に自分で正確に把握し、管理することが不可欠です。
心身の健康維持を心がける
ダブルワークは収入やスキルアップの機会となる一方で、労働時間が増えることで心身への負担が大きくなる可能性があります。特に、若年層では「労働時間・休日・休暇の条件がよい会社にかわりたい」と考える人が50.0%にのぼるなど、ワークライフバランスへの関心が高まっています。本業と副業、プライベートのバランスを保つためには、意識的な自己管理が不可欠です。十分な睡眠時間の確保、計画的な休息、栄養バランスの取れた食事など、自身の健康を最優先に考えましょう。無理なスケジュールを組んで体調を崩し、本業にも副業にも支障が出てしまっては本末転倒です。自身の限界を理解し、持続可能な働き方を心がけることが重要です。
副業で得た所得が20万を超える場合は納税が必要になる
副業によって得た所得(収入から必要経費を差し引いた金額)が年間で20万円を超える場合、原則として確定申告を行い、所得税を納める必要があります。この「所得」は、給与所得以外の所得を指すため、アルバイトの掛け持ちで両方から給与をもらっている場合は、通常、年末調整で対応されるため確定申告は不要です。しかし、業務委託契約などで報酬を得ている場合は注意が必要です。また、所得が20万円以下で所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要になるケースがほとんどです。税金の手続きを怠ると、後に延滞税などのペナルティが課される可能性があるため、ルールを正しく理解しておきましょう。
ダブルワークをこれから始める場合の注意点〜バイトをしていて正社員の求人に応募する場合〜

応募先企業の就業規則(副業の可否)を確認する
アルバイトを続けながら正社員の求人に応募する場合、応募先企業の就業規則で副業が認められているかを確認することが大切です。正社員として入社するには、その会社のルールに従う必要があります。もし副業を続けたいのであれば、面接の段階で正直にその旨を伝え、副業が可能かどうかを必ず確認しましょう。企業によっては、業務に支障がない範囲で許可していたり、特定の条件付きで認めている場合があります。後々のトラブルを避けるためにも、入社前にクリアにしておくことが重要です。誠実な対応は、採用担当者にポジティブな印象を与えることにもつながります。
応募・面接時に、本業(正社員)を優先として働ける意思を示す
採用担当者が最も懸念するのは、「副業をすることで、本業である正社員の仕事がおろそかになるのではないか」という点です。そのため、応募書類や面接では、あくまで正社員としての業務を最優先する姿勢を明確に示すことが重要です。現在のアルバイトは、本業に支障のない範囲で調整可能であることや、新しい仕事への意欲の高さを伝えましょう。責任感を持って業務に取り組む姿勢を見せることで、採用担当者の不安を払拭し、信頼を得ることができます。ダブルワークの経験は、自己管理能力のアピールにも繋がりますので、前向きに伝えましょう。
労働時間は合算して算出される点に注意する
正社員として働きながらアルバイトを続ける場合も、労働基準法の「労働時間の通算規定」が適用されます。つまり、正社員としての労働時間とアルバイトの労働時間は合算して計算されます。法定労働時間(1日8時間・週40時間)を超える場合は、時間外労働として扱われ、割増賃金が発生します。このルールを理解し、自身の総労働時間をきちんと管理することが求められます。面接時には、この点を理解していることを伝え、労働時間管理を徹底する姿勢を示すことで、採用担当者に安心感を与えることができるでしょう。コンプライアンス意識の高さもアピールポイントになります。
自己管理ができ、本業に影響がないことを伝える
ダブルワークを両立させるには、高い自己管理能力が不可欠です。面接では、本業に決して支障をきたさないことを具体的に伝える必要があります。例えば、「スケジュール管理を徹底し、本業の繁閑に合わせて副業のシフトを調整してきました」「体調管理に気を配り、常に万全の状態で業務に取り組めます」といったように、これまでの経験に基づいたアピールができると説得力が増します。単に「頑張ります」と言うだけでなく、計画性や責任感の高さを具体的なエピソードを交えて伝えることで、採用担当者に「この人なら安心して任せられる」という印象を与えることができるでしょう。
ダブルワークの志望動機例文〜収入アップ・安定目的〜
【正社員→事務職】堅実に収入を増やしたいケース
「将来に向けた貯蓄を目的として、ダブルワークを希望しております。現職では営業事務としてExcelでのデータ集計や資料作成を行っており、これらのPCスキルは貴社の事務業務で即戦力として活かせると考えております。本業は土日祝日が休みのため、週末のシフトに安定的かつ長期的に貢献できます。」
【主婦/主夫→飲食店のホール】家計を支えたいケース
「子育てが一段落し、家計の足しにしたいと考え応募いたしました。以前、ファミリーレストランで3年間ホールスタッフをしていた経験があり、笑顔で丁寧な接客をすることには自信があります。平日のランチタイムに貢献したく、柔軟にシフト調整も可能です。」
【フリーランス→データ入力】収入の柱を増やしたいケース
「現在フリーランスのライターとして活動しており、収入の柱をもう一本増やすことで、より安定した活動基盤を築きたいと考えております。タイピングの速さと正確性には自信があり、貴社のデータ入力業務で迅速かつ正確に貢献できると考えております。在宅での作業が中心のため、ご指定の時間帯に集中して取り組むことが可能です。」
【アルバイト→深夜コンビニ】現在の収入にプラスしたいケース
「日中のアルバイト収入に加え、深夜の時間を有効活用して収入を増やしたいと考え、応募いたしました。体力には自信があり、責任感を持って一人での業務もやり遂げることができます。週に2~3日、深夜帯のシフトに貢献したいと考えております。」
【学生→イベントスタッフ】自己投資の資金を稼ぎたいケース
「留学という目標に向けた資金作りのため、ダブルワークを希望しています。現在のアルバイトでは接客を学んでおり、貴社のイベントスタッフ業務では、その経験を活かして来場者の方々に明るく丁寧な対応ができると考えております。単発や短期のお仕事が中心とのことで、学業とも両立しやすい点に魅力を感じました。」
ダブルワークの志望動機例文〜スキルアップ・キャリアチェンジ目的〜
【正社員(営業職)→Webライター】未経験の職種に挑戦したいケース
「現職の営業活動を通じてWebマーケティングの重要性を感じ、将来的にこの分野でのキャリアを築きたいと考えております。その第一歩として、実務経験を積むべく貴社のWebライター職に応募いたしました。文章力はもちろん、現職で培った顧客視点を活かし、読者の心に響く記事を作成することで貢献したいです。」
【事務職→IT企業のテスター】IT業界への興味があるケース
「事務職としてPCスキルを磨く中でIT業界への興味が深まり、実務を通じて専門知識を学びたいと考えております。貴社のテスター業務は未経験者も歓迎とのことで、持ち前の集中力と注意深さを活かし、正確なテスト実行で製品の品質向上に貢献できると確信しております。」
【販売職→Webデザイナー(アシスタント)】独学中のスキルを試したいケース
「現在Webデザインを独学中であり、実践的なスキルを身につけるため応募いたしました。貴社のアシスタント業務を通じて、プロの現場のスピード感やデザインプロセスを学び、一日も早く戦力となれるよう努力します。まずはバナー作成や画像修正など、できることから着実に貢献したいです。」
【医療事務→介護施設の補助スタッフ】現在の職務に関連する知見を広げたいケース
「医療事務として働く中で、患者様が退院された後の生活にも関心を持つようになりました。介護の現場を実際に経験することで知見を広げ、本業にも活かせる視点を養いたいと考えております。コミュニケーション能力を活かし、利用者様に寄り添ったサポートをしたいです。」
【フリーランス(デザイナー)→動画編集者】スキルの掛け合わせをしたいケース
「デザイナーとして活動する中で、今後は動画コンテンツの重要性が高まると感じております。デザインスキルと動画編集スキルを掛け合わせ、より表現の幅が広いクリエイターを目指すため、貴社で実務経験を積みたいです。デザインの知識を活かした、見やすいテロップ作成や色彩調整で貢献できると考えております。」
ダブルワークの志望動機例文〜経験・人脈・社会貢献目的〜
【正社員(メーカー勤務)→週末カフェ】多様な人と接したいケース
「平日はメーカーでBtoBの業務に就いておりますが、多様な価値観に触れて自身の視野を広げたいと考え、お客様と直接関われるカフェでの仕事に魅力を感じました。貴店のこだわりのコーヒーと落ち着いた雰囲気が好きで、お客様に心地よい時間を提供できるよう、心を込めて接客いたします。」
【自営業→コワーキングスペース受付】人脈を広げたいケース
「自身で小規模な事業を営んでおり、様々な業種の方と交流することで新たなビジネスのヒントを得たいと考え、応募いたしました。受付業務を通じて、利用者様が快適に過ごせる空間作りのお手伝いをするとともに、コミュニケーションを大切にし、コミュニティの活性化に貢献したいです。」
【公務員→NPO法人の事務】社会貢献活動に関わりたいケース
「(※注:公務員の副業は法律や職場の規定で厳しく制限されています。許可が得られている前提で)地方自治の業務に携わる中で、市民活動の現場への理解を深めたいと考えるようになりました。貴NPOの〇〇という活動に深く共感しており、事務作業を通じて組織運営を支え、社会貢献の一端を担えることにやりがいを感じます。」
【理系学生→学習塾のチューター】経験を社会に還元したいケース
「大学で学んでいる物理や数学の知識を活かし、次世代を担う生徒さんたちの助けになりたいと考え応募いたしました。単に答えを教えるだけでなく、学ぶ楽しさや論理的思考力を伝えられるよう、一人ひとりと丁寧に向き合いたいと考えております。」
【語学堪能な会社員→観光案内所】語学力を活かしたいケース
「ビジネスで培った英語力を、より多くの人のために役立てたいと思い、応募いたしました。貴所の多文化共生という理念に共感しており、海外からの観光客の方々に日本の魅力を伝え、安心して滞在できるようサポートすることで、国際交流の促進に貢献したいです。」
ダブルワークの志望動機例文〜時間の有効活用目的〜
【主婦/主夫→早朝の品出し】早朝の時間を活かしたいケース
「家族を送り出した後の、早朝の2〜3時間を有効活用したいと考え応募いたしました。コツコツと丁寧に進める作業が得意であり、お客様が気持ちよく買い物できるよう、迅速かつ正確な品出し業務で貢献できると考えております。朝の短時間ですが、着実に業務を遂行します。」
【リモートワーカー→近所のスポーツジム受付】気分転換と地域貢献をしたいケース
「在宅でのデスクワークが中心のため、気分転換も兼ねて、体を動かせる仕事に魅力を感じました。また、地域の方々と交流できる点にも惹かれています。自身も体を動かすことが好きなので、会員様とコミュニケーションを取りながら、施設の円滑な運営に貢献したいです。」
【シフト制勤務→フードデリバリー】空き時間を柔軟に活用したいケース
「本業がシフト制で、日によって空き時間が不規則なため、自分のペースで働ける貴社のフードデリバリーの仕事に大変魅力を感じました。土地勘には自信があり、安全運転を第一に、お客様へ迅速かつ丁寧な配達をすることで、サービスの満足度向上に貢献したいです。」
【定年後の再雇用者→図書館の整理員】社会との繋がりを持ちたいケース
「長年の会社員生活を終えましたが、健康維持と社会との繋がりを持ち続けたいと考え、応募いたしました。静かな環境で、こつこつと取り組む作業が好きなので、図書館の書籍整理業務は自分に合っていると感じています。利用者の皆様が本を探しやすいよう、丁寧な作業を心がけます。」
【正社員→単発の試験監督】確実な副収入を得たいケース
「本業に支障が出ない範囲で、土日を活用して確実な副収入を得たいと考えております。試験監督の業務は、その厳格さと責任の重さにやりがいを感じます。これまでも同様の業務経験が2回あり、マニュアルに沿った冷静沈着な対応には自信があります。」
履歴書にダブルワークを書かないという選択肢はあり?
【発覚リスク】社会保険・税金の手続きで判明する
ダブルワークを隠していても、税金の手続きから会社に知られる可能性が非常に高いです。特に住民税は、前年の所得に基づいて計算され、原則として給与から天引き(特別徴収)されます。複数の会社から給与を得ている場合、所得の合計額に対する住民税額が本業の会社に通知されるため、給与額に見合わない税額から副業が発覚します。また、雇用保険や社会保険の手続き、マイナンバー制度の導入により、行政が個人の所得を正確に把握しているため、「バレないだろう」と考えるのは非常に危険です。隠し通すことは困難であり、正直に申告することが賢明です。
【信頼失墜リスク】「経歴詐称」と判断され、内定取り消し・解雇につながる
履歴書に事実と異なる内容を記載したり、意図的に重要な事実を隠したりすることは「経歴詐称」にあたります。もし入社後にダブルワークの事実が発覚すれば、会社との信頼関係は大きく損なわれます。経歴詐称は、就業規則において懲戒事由として定められていることが多く、最悪の場合、内定取り消しや懲戒解雇といった厳しい処分につながる可能性があります。正直に伝えていれば問題なく働けたかもしれないのに、嘘をついたことでキャリアに深刻な傷がつくリスクがあります。誠実な姿勢は、社会人としての基本的なマナーであり、信頼の基盤となることを忘れてはいけません。
【機会損失リスク】自己アピールの絶好のチャンスを逃す
ダブルワークの経験を隠すことは、絶好の自己アピールの機会を自ら放棄しているのと同じです。ある調査では、転職活動において特に対策を行っていない人は66.1%と過半数を占めています。そんな中、ダブルワークの経験は、計画性、自己管理能力、高い学習意欲、多様な環境への適応力など、多くのポータブルスキルをアピールできる貴重な材料です。例えば、本業と異なる職種であれば、新たなスキルセットを保有している証拠になります。これらの強みを伝えられないのは非常にもったいないことです。経験をポジティブに変換し、他の応募者との差別化を図る戦略的な視点を持ちましょう。
【入社後トラブルリスク】現在の副業が続けられなくなる
もしダブルワークを隠したまま入社し、その会社の就業規則が副業禁止だった場合、後から事実が発覚すれば、その副業を辞めざるを得なくなります。副業が許可制の場合でも、事後報告では心証が悪く、許可が下りない可能性も考えられます。これにより、予期せぬ収入減に見舞われたり、これまで築いてきた副業でのキャリアや人間関係を失ったりする可能性があります。入社前に副業について正直に相談し、会社のルールを確認することで、このような入社後のトラブルを未然に防ぐことができます。安心して両方の仕事に集中するためにも、事前の確認と誠実な申告が不可欠です。
【精神的負担リスク】常に「いつバレるか」という不安を抱える
ダブルワークの事実を会社に隠し続けることは、想像以上に大きな精神的負担を伴います。「いつバレるのではないか」という不安や罪悪感を常に抱えながら働くことは、大きなストレスとなります。このストレスは、本業のパフォーマンス低下につながるだけでなく、プライベートの時間にも影響を及ぼしかねません。同僚との何気ない会話で、うっかり口を滑らせてしまうのではないかと神経をすり減らすこともあるでしょう。このような精神的な負担から解放され、仕事に集中するためにも、最初からオープンに、そして正直に伝えることが、結果的に自分自身のためになる賢明な選択と言えます。
基本的には正直に記載し、それをいかにポジティブな強みとしてアピールできるかを考える方が、賢明な選択と言える
これまで見てきたように、ダブルワークの経験を履歴書に書かないことには、発覚時の信頼失墜や内定取り消し、機会損失など、数多くのリスクが伴います。これらのリスクを冒してまで事実を隠すメリットはほとんどありません。むしろ、ダブルワークの経験は、あなたの多面的な能力や意欲を示す絶好のアピール材料です。大切なのは、その経験をどのように伝え、応募先企業にとって「採用する価値のある人材」だと認識してもらうかです。誠実な姿勢で事実を伝え、ダブルワークを通じて得たスキルや経験を前向きにアピールする。これが、転職を成功に導くための最も賢明で確実な戦略と言えるでしょう。
ダブルワークする場合の履歴書本人希望欄で伝えるべき必須項目
ダブルワーク(副業)であることを記載する
本人希望欄では、まず貴社でダブルワーク(副業)として働きたいという意思を明確に記載しましょう。この一文があるだけで、採用担当者は応募者の状況を即座に理解できます。事前に情報を開示することで、誠実な人柄であるという印象を与え、後の選考過程でのミスマッチを防ぐことにも繋がります。隠したり、曖昧に伝えたりするのではなく、正直に伝えることが信頼関係を築く第一歩です。この申告を前提として、勤務可能な時間帯など、具体的な条件を伝えることで、話がスムーズに進みやすくなります。採用側への配慮を示す重要な項目と心得ましょう。
勤務可能な曜日・時間帯
ダブルワークであることを伝えた上で、具体的に勤務が可能な曜日や時間帯を明記することが非常に重要です。例えば「火曜日・木曜日の19時以降、および土曜日の終日勤務可能」といったように、採用担当者がシフトを組むイメージを具体的に持てるように記載しましょう。これにより、企業側は自社の募集条件と合致するかどうかを効率的に判断できます。勤務可能な時間を明確に提示することは、採用後のスムーズな業務開始に繋がるだけでなく、計画的に仕事に取り組む姿勢のアピールにもなります。あいまいな表現は避け、できる限り具体的に書くことを心がけましょう。
連絡がつきやすい時間帯
本業があるため、日中は電話に出られないことが多いと予想されます。そのため、履歴書の本人希望欄には、連絡がつきやすい時間帯を明記しておくと、採用担当者に対する親切な配慮となります。「平日12時~13時、または18時以降にご連絡いただけますと幸いです」のように具体的に記載することで、すれ違いを防ぎ、スムーズなコミュニケーションが可能になります。メールであれば日中でも確認・返信が可能である旨を書き添えるのも良いでしょう。こうした小さな気遣いが、あなたの丁寧な人柄やコミュニケーション能力の高さを示すことに繋がり、採用担当者に好印象を与えることができます。
【状況別】本人希望欄の書き方と例文
【例文1】勤務できる曜日・時間帯が明確な場合
現在、他社にて勤務しており、貴社ではダブルワークとして働きたく存じます。
以下の曜日・時間帯での勤務を希望いたします。
- 勤務希望曜日:火曜日、木曜日、土曜日
- 勤務希望時間帯:18:00~22:00
- 連絡可能時間帯:平日12:00~13:00、18:00以降
【例文2】本業との両立をアピールしたい場合
現在、〇〇(職種)として週3日勤務しております。 スキルアップのため、空いた時間を有効活用したく、ダブルワークを希望いたします。 現在の仕事はシフトの調整が可能で、貴社での業務に支障はございません。 平日19時以降、および土日祝日の勤務が可能です。
【例文3】扶養内での勤務を希望する場合
配偶者の扶養内でありますため、扶養控除内での勤務を希望いたします。 勤務日数や時間については、週3日程度、1日4時間〜5時間を希望しておりますが、ご相談の上、柔軟に対応させていただきたく存じます。
【例文4】連絡可能な時間帯が限られる場合
日中は他社にて勤務しておりますため、お電話に出られない場合がございます。 大変恐れ入りますが、ご連絡は18時以降にいただけますと幸いです。 (メールでのご連絡は、日中でも確認次第、折り返しご連絡いたします。) 貴社規定に従い、週2〜3日の勤務を希望いたします。
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